中国城市探訪

 (4) 洛陽のトロリーバス
中国国旗 
Luoyang / China
 
撮影: 2011/11, 制作: 2016/6

河南省洛陽市は黄河の中流にあって、古代西周や後漢、隋など多くの王朝が都を置いた街です。中国の国花、牡丹の名所としても知られています。日本でも京都のことを別名で洛陽と言いますが、その本家です。2011年11月に、その洛陽に「上洛」しました。この街には3系統のトロリーバスがあるはずでしたが、訪問時にはわずか1系統のみが走っていました。

 
景華路長安路口, 洛陽(Luoyang)

地図の場所、縮尺は自由に変更できます。



Google Mapsの上に、洛陽トロリーバスの路線図を書き込みました。3系統の路線がありますが、訪問時には市内を東西に走る幹線道路が工事中のため、101路と 102路が休止中でバスによる代行輸送が実施されていました。また、103路も七里河~洛陽站が運休していましたので、結局乗車や撮影が出来たのは、103路のごく限られた区間のみでした。

洛陽の名所、世界遺産の龍門石窟です。北魏から北宋までの約400年間に造られた、10万体の磨崖仏が残されています。
 
街の中心、王城広場では、市民が集まって象棋(シャンチー:中国将棋)に熱中していました。ルールはさっぱり分かりません。

↑102路の運休を知らせる通告です。訪問の1ヶ月前まで運行されていたことを知りました。
←中州中路の道路工事現場です。トロリー線が保存されていますので、復活が期待できます。

  Luoyang Trolleybus
 Qilihe

延安路の七里河を走る103路です。広い道路の中央に森があって、西行きと東行きの車線が分かれています。
洛陽のトロリーバスは比較的新しく、1984年に開業しました。また、103路が開通したのは1993年です。運営は洛陽市公共交通集団が担当しています。

  103路は七里河が臨時の終点になっていて、ここでUターンしていました。
車両は申沃客車製のSWB5105GP系で統一されていました。以前は上海製のSK5105GPが走っていましたが、路線休止に伴って姿を消していました。

※SWB5105GP系には年代や都市によっていくつかのバージョンがあります。例えば2000年代の初期に上海で使われていたのは、SWB5105GP-3です。残念ながら洛陽の車両の詳しい仕様は不明です。

  通勤途上の人々が、屋台の朝食を求めています。こういう風景って、素敵ですね。つい、カメラを向けたくなります。
  1st Hospital of Henan Science and Technology Univ.

河科大一付院のバス停です。103路は延安路から景華路へ入り、西へ進みます。並木の後ろに河南科技大学第一付属医院があります。
  Jinghua Lu/Chang'an Lu

景華路の長安路付近では、鬱蒼と茂る森の中を走ります。洛陽の市内は、どこも緑が多く、景色の良いところがたくさんあります。
冒頭の写真もここで撮影しました。
行き先表示装置は、電光ニュースのように文字が流れるタイプです。普通に撮ると文字が化けてしまいますので、正しく読めるように撮影するには相当のテクニックが必要です。
  Wuhan Nanlu/Xiyuan Lu

武漢南路と西苑路の交差点は大きな広場になっていて、トロリーの架線が湾曲して張られています。写真のバスは一見右折車のように見えますが、直進車です。
  上掲と同じ場所です。広場を半周して、南へ向かうところを後ろから撮影しました。油断していて、行き先表示の文字が化けてしまいました。
  Wuhan Nanlu South

終点の武漢南路南口の乗り場で、SWB5105GPのリアビューを撮影しました。このあたりの並木には、柳が植えられています。

  終点には車庫があり、バスはいったん敷地内へ引き揚げて、方向転換します。この他に、谷水西と西関にも車庫があります。
  同じく車庫内で出発を待つ103路です。
  Qilihe

再び七里河です。この付近はホテルや商店が建ち並ぶ賑やかな場所です。 たまたま近くに投宿したので、夜になってから撮影に出掛けました。
  朝撮影した電動広告板の前です。ドア側から真横の写真が撮れました。2本のトロリーポールがくっきりと浮かび上がります。
 
  行き先表示は洛陽站のままですが、七里河から東側は運休なので、乗客が夜の街へ降りていきます。



※現在は道路工事が完了して、3つの系統が元通りに復活しています。
車両は武漢製のWGD61型が新たに投入されています。


Reference:
http://www.jprailfan.com/newtransit/trolley/tntA.php
↑相互リンク、黄河鉄路網さんのサイトです。



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