[20]路 (2) |
上海/ 中国 |
撮影: 2010~2014年, 制作: 2015/10, 改訂: 2019/12 |
上海トロリーバス[20]路の続きです。今回は、南京西路から静安寺までをご紹介します。 |
経路の全体図を再掲しました。[20]路はルートのほとんどが、地下鉄2号線に沿って走っています。 |
「腾讯地图」の上に、静安寺付近のトロリーバスルートを記入しました。 緑: [20]路 水色: [15]路 |
Shanghai trolleybus route 20 People's square 地下鉄2号線人民広場駅の9号門を出たところに[20]路の停留所があります。名前が九江路/黄河路なので、ここが人民広場の前とは気づきにくい場所です。下りの[20]路はここで右折して、九江路へ入ります。 (2013/12/26) |
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同じく九江路/黄河路です。九江路を走ってきた上りの[20]路が、ここで南京西路へ合流します。正面の黒い建物が国際飯店(パークホテル)で、その左の狭い道が黄河路です。 |
Nanjing Xilu/ Shimen Erlu 南京西路/石門二路の北西角に古めかしいビルが建っています。この2階にあるのが上海少年児童書店で、店名の書を揮毫したのは何と宋慶齢です。彼女は建国の父・孫文と結婚しましたが、大戦後も上海に残って政界で活躍、晩年は児童福祉や教育に尽力しました。 (2011/11/5) |
Nanjing Xilu 南京西路沿いの建物は、ほとんどが新しいビルに建て替えられていますが、中には改修によって維持されているものがあります。写真は泰興路交差点にある通利商厦、各階の角にバルコニーがあります。道路の南側にあるのでいつもは逆光になります。そこで雨の日に撮影しました。 (2014/6/30) |
南京西路は上海で最もにぎやかな街の一つです。[23]路後編で既にご紹介しましたが、百貨店や専門店が並んでいて人通りが絶えません。 (2010/7/29) |
南京西路を走る[20]路を望遠レンズで撮影しました。長く伸びたトロリーポールが印象的です。この区間を走る[24]路も写っています。 |
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Nanjing Xilu/ Shanxi Beilu 夕暮れの南京西路/陝西北路の交差点を走る[20]路です。動きを出すために、ズーミングで撮影しました。 (2014/6/29) |
南京西路/陝西北路の交差点、恒隆広場にルイ・ヴィトンの上海店があります。2004年に開業しました。撮影時はリニューアル中で、ビルが大きなトランクになっていました。 ※同店は、2012年に新装開店しています。 (2010/7/26) |
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Shanghai trolleybus route 20 Jing'an Temple 上海で最も有名な寺院、静安寺です。南宋時代の1216年からこの地にあり、そのルーツは古く三国時代まで遡ります。太平天国の乱及び文化大革命の2度にわたり、徹底的に破壊されましたが、見事に修復されています。 (2010/7/23) |
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↑静安寺の境内です。皆、熱心にお参りしています。中央にある高炉形の塔にお賽銭を投げると、願い事が叶うと言われてます。 |
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寺を取り囲む回廊の上から撮影しました。 右奥が静安寺の交差点です。1963年まで路面電車が走っていた、市内交通の要衝です。 冒頭の写真も併せてご覧下さい。 (2010/7/24) |
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寺の南側には、延安路まで続く広大な静安公園が広がっています。 広場の下には地下鉄2号線の駅と商店街があり、大変便利なところです。 |
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静安寺の停留所は寺の門前にあります。下りルートの乗降風景を撮影しました。 |
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Wulumuqi Lu 静安寺から200mほど西へ行った、烏魯木斉(ウルムチ)路です。下りの[20]路が、愚園路から左折して来ました。この区間は、上下線が異なる道路を走っています。 前掲の「腾讯地图」をご参照下さい。 (2011/1/12) |
丁度このあたりが列強による共同租界の西端に当たります。瀟洒な洋風の住宅が、朝日を浴びています。こうやって逆光で撮影すると、狙った雰囲気を出すことが出来ます。 |
References: |
https://en.wikipedia.org/wiki/Louis_Vuitton |
http://www.shjas.org/ |