[25]路 (2) |
上海/ 中国 |
撮影: 2008~2013年, 制作: 2015/5, 改訂: 2019/12 |
上海トロリーバス[25]路の続編です。東側部分の写真をお楽しみ下さい。 |
上海科学普及出版社発行、2007年版「上海城区交通図」(部分)の上に、2008年当時の[25]路の経路を記入しま した。 |
今回ご紹介する[25]路の東側部分を拡大しました。④唐山路、⑤大連路、⑥軍工路の順にご案内します。 |
Shanghai trolleybus route 25 Tangshan Lu/ Gaoyang Lu [25]路は海寧路を経由して唐山路に入ります。大きく変貌する上海の街並の中で、唐山路には昔ながらの風景が残っています。ここは唐山路/高陽路のバス停で、東を見ています。 (2010/7/29) |
同じく唐山路/高陽路から西側を向いています。この先で交差する新建路が拡幅された関係で、唐山路もこの区間のみ広くなっています。 |
唐山路/高陽路から少し東へ進んだところです。この先は、ずっと商店街が続きます。 |
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Tangshan Lu/ Gongping Lu 唐山路/公平路の交差点を通過する[25]路です。ここは[13]路が走る場所として、すでにご紹介しました。[13]路は右から左折して来ますが、[25]路は画面の奥から唐山路を直進してきます。 (2008/7/14) |
公平路から舟山路にかけて、唐山路は緩くカーブしています。この右手に下海廟があります。 尚、この区間には[19]路も走っています。 |
唐山路にはとりたてて有名な建物や景色がある訳ではありませんが、プラタナスの並木が続く平凡な通りも落ち着いていて、魅力があります。 |
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舟山路近くです。この辺りは再び商店街になっています。唐山路に限らず、上海ではどの地区へ行っても商店街が繁盛していて、いわゆるシャッター街はありません。 |
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この辺りは少し道路が狭くなっています。駐車するクルマを避け、人々が行き交う中をトロリーバスが走っています。何の変哲もない光景ですが、日本ではずっと昔に失なわれた原風景がここにあります。 |
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Dalian Lu ここは南北に走る大連路です。2003年に黄浦江をくぐる隧道と、2005年に地下鉄4号線が開通して、街並が近代的になりました。 (2008/10/28) |
大連路を南に下がったところにある地下鉄楊樹浦路駅の駅前です。広い通りの中央側を走るので、ドア側のきれいな写真が撮影出来ます。 この車両は、申沃客車製、SWB5105KGP-3で、2004年に造られました。 (2013/12/23) |
[25]路は、ここから左折して平凉路に入ります。 |
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Pingliang Lu [25]路は平凉路をまっすぐに東へ走ります。ここは隆昌路の交差点で、[28]路のトロリーと交差しています。 もうすぐ終点の軍工路です。 |
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Jungong Lu 終点の軍工路に到着しました。車両の手配をする司令所が高台の上に設けられています。 (2008/10/28) |
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画面の奥が平凉路の西方向です。道路の右側に始発の車両が沢山並んでいます。 |
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平凉路は軍工路交差点で行き止まりになっています。その先は黄浦江で、中洲になっている復興島があります。 2008年の訪問時には、軍工路が工事中で、あたり一面泥だらけでした。 |
青い塀で囲まれているのが工事中の軍工路です。その手前の交差点に、トロリーバスの転回場が設けられていました。冒頭の写真も併せてご覧下さい。 |
2014年版「騰訊地図」に終点の転回場を書き込みました。 赤色のラインが2008年の訪問時です。軍工路の手前にループがありました。 青色のラインが2013年の訪問時です。工事が完了して、道路の下に浦東へ繋がる軍工路隧道が完成しています。トロリーバスの転回場所は、200mほど北にある長陽路の交差点に移動しました。 |
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2013年訪問時の軍工路終点です。工事が完了して、すっかりきれいになっていました。 右側の車両はポールをはずして、待機しています。 (2013/12/23) |
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新しい転回場を回る[25]路です。この左に 軍工路隧道の入口があり、地上の道路はほとんど交通量がありません。従来の場所でも良いと思いますが、何故ここに転回場を造ったのかは、よく分かりません。 下掲の写真はオマケです。街角でトロリーバスの写真を撮っていると、たまにこのような光景に出会うことがあります。 |
次の始発便が、ループを回ってきました。 |
→ | トロリーポールが外れてしまいました。 |
手慣れた操作で修復しています。 |
→ | 何事もなかったかのように、立ち去っていきました。 |