F6Bエンジンへの憧れと期待

最初、カプチーノの原体を入手したときは最高に思っていた頃だった。しかし、カプチーノを入手するずっと以前、あの頃はプロの方についてドライビングと整備を学習していた。ある国際サーキットでレース活動をしていた時、ダイハツムーヴカスタムのチューンドデモカーが走っていた。その時の心地よい軽やかな音を聞いたとき、カプチーノに4発エンジンが搭載されていたらとても魅力的で悪魔的に思えたことが大きい。

3発の太い音はどうしても好きになれず、多気筒化が進んだ時代でもあって、RBエンジンのような繋がる音に惹かれ、単体重量は重くなったとしてもそれを上回るエナジーを感じたから、カプチーノ+F6Bエンジンを造ってみたいと強く思うようになった。実際F6Bエンジンを搭載して走ってみると分かることが無限にでてくる。

この音はやはり独特のフィール。これを味わえる喜びは俺だけの優越感である。

エンジンルームにアクセスしたとき、3発エンジンのF6A、K6Aでは小型すぎてバランスが悪すぎる。まさにスカスカで耕運機の整備をしているのではないかと思わせるその風貌に飽きていた。カプチーノを試乗車として都内を走行したときもK6Aのボロさに気付いて「ああ、これはひどい。F6Aの方がよほどマシ」と思って借りたディーラーに戻した記憶が鮮明に残っている。

同年代の誕生モデルとして、マツダロードスターNB6系、R33スカイラインが登場した頃でもあり、軽自動車であるカプチーノはやはり軽自動車と感じ、興味はなかった。だが・・・。

オープンカーという特殊なカテゴリに特化しクソK6A、F6Aエンジンを除いて、メカチックな面が最大の売りとなる

ダブルウィッシュボーン、FR構造に大変魅力に映ったのである。しかし、3発エンジンであることがネックで購入する気にもなれなかった。要するにムダ金になると思っていたのである。そんなところでカプチーノ自体の生産終了のアナウンスがあり、急ぎ足で購入せざるを得ない状況になった。

スズキとしてはロングランな生産期間であったことは確かだが、魅力はないに等しい。そんな状況だった。4発エンジン搭載されていれば、真っ先に購入したに違いない。F6Aに比べF6Bは元々トルクの薄いエンジンだけに相性が悪かったのだろう。裏事情的には英国に輸出されたため、エンジンルームの容積を稼いでいたパターンから800~1300ccの排気量で市場に投入することも予見していたものと考えられる。

 F6Bエンジンを探す

F6Bエンジン搭載計画を立案し、何度か修正を繰り返しつつ、搭載に関係する部分詳細も調査済みとなった。事実上搭載不能であることは分かっていたのですが、大幅改良、加工をすることでF6B化することは可能と考え、エンジン探索を開始しました。

やはり、現物があるとないとでは「搭載不能」から「搭載できるのでは?」「搭載可能だ」に変化しないからです。

計画を実行に移すには事前にF6Bエンジン本体、それらにかかる電装品や補器類を用意しなければなりません。ただ、現在車体に載っているK6Aエンジン、すでに不良品と化している状態ではあるものの、走ることは何とかできる。ということは活動範囲をある程度確保できるメリットが残る。

エンジンを下ろしてしまえばシャーシボディだけになってしまい単なる「置物」になってしまうのは避けなければなりません。確かにK6Aエンジンの調子はかなり酷く、実燃費も最悪で普通車より悪かったんじゃないかというレベルまで落ち込み不安しか残らず、生活の足としても全く意味がないという感覚だった。

F6Bエンジンのイラスト図はあったものの、やはり現物を手に触ってみて果たしてどうか?を達成しなければ次につながらない。

日本全国、近所の解体屋に「F6Bエンジンを探す旅」に出ることになって、長期戦になることをおぼろげながら予想した頃です。

実際こいつを探すのに大変な気力と体力が必要になった。

希望に見合うものはまず見つからず。これには現存する個体数があまりにも少なく、ボロしかないというのが理由です。

 F6Bエンジン発掘作業難航中

まず、最初に行った工程としてF6Bエンジンを確保していると思われる解体業者に確認してみたものの良いものは出来ない。仮に出てきてもブロック変形していたり、ヘッドが使えなかったりと内部構造に問題があって、錆が発生進行している個体ばかりしかない。

解体業者も不景気なのか売りたがるのだが、使用不能品、不良品を売りつけようと必死なのである。確かに損傷しているものは価格は安く済む。ジャンク扱いレベルですから保証は一切なし。足元見られて酷い場合、100円にも満たないクソタービン1個に数万円の金額を吹っかけてくる業者すらいる。そんな品質レベルから当たり品を探し当てなくてはならず、目利きとなる動作を求められる世界に身を置くことになる。

丘の上にあるトレジャーハンターじゃあるまいし、素人だと思って馬鹿にしてクソどもめ。という思いが最初に立った。

近所の解体業者は全滅となり、遠方の業者を探すことになった。長期戦は覚悟。セルボ系車体はそれなりに見つかるものの、4発エンジンのF6Bはかなりの覚悟がいると察した。見つかる可能性は少ないが、必要最低限度の機能が確保されているF6Bエンジンであれば問題はないのだから、解体業範囲外の市場価格に従って購入すべきと心に決めて捜し歩くことになりました。

一応俺はプロですので、各情報を細かくリチェックしていくことにします。

一般の方々、素人の方々はまず、ヘッド、シリンダブロックの歪には気が付かないで購入してしまう。(修正可能であれば、まだラッキーですが)

数多くの車体やエンジンパーツを触ってきたことが自身の経験値を上げたこともあり、おおよその姿カタチを見ればある程度まで判断できるようになっている。ですので失敗はありません。(100%それが可能かといえばウソになるが)

失敗しても今度こそやらかさずに進むこと。失敗から経験することも大変重要(経験値を向上させる種になる)

数機のF6Bを発見してみてきましたが、望みに叶うものはなくエンジン搭載にかかるスペック領域を確実に下回っていることが分かりました。

まだまだ、F6Bそのものを見つけるためには時間と労力が必要と覚悟することになった。

 バカ相沢解体の失態

もう、名前を出した。ここの業者は解体業者の中でも悪名高い業者として上っている。

もっとも、もうこの相沢解体は倒産して店自体が無くなっているが。よかったね倒産して(自己破産)

その時の状況を早速記載して差し上げます。

業者紹介でその店、相沢解体に行ったときのこと「F6Bエンジンあるよ」って紹介だったわけだが、店についていきなり違和感が。普通に見ても一般の民家なんだね。しかもエンジンオイルが庭に飛散しており土壌汚染している。そんな中を通っていくと解体業者とは見えない場所に錆だらけのエンジンが野積みされている山が見えてきた。

その一角にF6Bエンジンはあったのだが、トランスミッションケースも結合された状態で車体シャーシ自体も解体した形跡がないから単なる仕入れ業者、いわゆる潜りの偽解体業者であることが分かった。物はあるのだから後は交渉次第ってところだろう。だが、一番問題になったのがオイルパンに穴が開けられ使用不能になっていること、電装品やハーネスが一切ないこと。これが購入をしない理由として留まった部分。

一見すると内部ハード面は良好か?と見えるところ、こいつから漂ってくる精気はまったくなく「俺を買ってはならない」という危険信号オーラが出まくり状態だった。

いわゆるエンジンとしての生命力がまったくない。これは痛い。

そんなことを思っていたところ「6万でいいよ」と口火を切ってきた馬鹿店長親父

「クソ状態のエンジンじゃいらねぇよ」と一言述べた途端、親父が切れそうになっていた(笑)確かに、物がない状態ですから無理にでも買わなければ搭載計画は頓挫する。

しかし、こんなゴミ誰が買うかよ!ってことで却下。どこもかしこもクソパーツばかり売りつけようとする。俺もキレた。

折角来たわけだし転んだまま帰れるかよってことでもう少しエンジンを見たいと伝えて考えていた。ヘッド開けたらまず、ブローしていることは確実。使える部品は何もないことが分かる。

「ミッションケースもつけるからさ」と馬鹿親父

「・・・いらねぇ」で、完全に切れた

そもそもカプチーノのトランスミッションとは似ても似つかないし車種違いだから引っ付くわけもない。目の前にある現物は破損品、ケースクラックが見えるから一発でNGであることは確定である。ムダ金に終わること確定。俺のことをまるで素人とでも思ったのだろう。

「6万じゃ、高いわな」と伝えたら、突然、フォーク持ち出ししてきてそのF6Bエンジンを串刺しして店の商品を叩きつけて壊し始めた。

俺は「また馬鹿やってるわ」と思いつつ、そのままカプチーノに乗って帰宅したよ。

普通、自分トコの商品を壊す?とても楽しい場面を見れたのは実に楽しかった。馬鹿相沢解体。

裏を返せば仕入れた商品が不良品だったことを高値で売りつけようとした結果なのである。ザマミロ~。

俺の目利きもあるということで納得。

フォークで串刺しして上下させている最中、重量落下でオイルパンクラックがさらに進行している状況を目視したのだが、それでよかったのだろうか?それはそれは楽しい場面であった。

大した解体業者でもないし、大手に負けたことを自らが立証している点はマジ面白かった。「当たり所がない」というのが客に向けて発散していたってこと。

だから、潰れるんだねぇ。馬鹿相沢解体。

業者間では別案件で有名になっていたし。(ダメ業者ってことで)

普通に考えてみても、購入を急がせる業者は大した部品や品物を持っていない。何故ならば解体に入ってくるものは最初から終わっているものだからである。
良く考えれば分かること。通常機能を有しているものをワザワザ解体に持っていくほどアホじゃないからね。

土曜日の午後にある豊かさを感じる時間帯ではあったものの、あまりのアホ行動を見たため笑いが止まらず、こんな胡散臭い業者は来るものではないということを学んだのだった。いつもひいきにしている解体業者、Kさん、今は年齢が影響してなくなってしまったがそうした良識ある業者が生き残れる世界があってもよいと思った。

こんな馬鹿業者に時間を費やしたのは痛かったが、その時ある確信を得た気がします。

地味にコツコツと探せば良好なF6Bエンジンや電装系部品を探し出せると、そんな予感がありました。

後日談として、こんな話を聞いたから記載しておく。同業の解体業者からのお話です。

相沢解体の社長、痴呆症なんだわ。(ここでいう痴呆症とは、病気ではなく、短気でバカという意味です)

俺のところもね、あの業者はブラックリストに入れてんだわ。

あのクソ社長、すぐキレんだよな。商売ヘタだから、あそこは。だそうな・・・。

やっぱ、そうなんですね。と話は終わった。

そんな話をした数日後、その痴呆症社長のバカ息子がホームセンターで買い物をしているところを目撃したのだが、俺がそいつのことを見ていたら、小さくなってたなぁ~。

自分でやったこと悪いことだってことを分かっていた証拠だわ。客にフォークでケガ負わしたら、ヤバいことになっているってことに。

所詮不良品を売りつけようとする商売下手な悪徳業者ですから申し開きすらできませんね。

大分後になって、その場所を通過したとき、不思議なことに建物や工場らしきものがなくなりすっかり更地になっておりました。

悪いことをした罰なのだと思います。(法廷地上権もなかったようですのでその場所に居残りすらできなかったのでしょう=自己破産系だからさ)

業者間の中でも近日中に潰れるという話もあったものですから、驚きもしません。

ま、潰れて当然。

話が脱線しました。本題に戻ります。

次の業者に現状を確認するため移動することにしました。多分あそこにならば求める一台があるかもしれないと・・・。

F6Bエンジン、今となっては状態の良いものはまず見つからないと思います(「丸車」ならばある、かもしれない)

F6Bエンジンを横から見たもの こいつを見つける旅はさらに続く。

 その後も探し続ける

俺の知っている得意先業者にも問い合わせてみたものの、保管車両が大量に積み上げられており何処にF6Bエンジンが埋まっているのか分からないほどの在庫量(当時)車体自体が市場で何十万台も売れたものであれば、速攻で発見可能であるが、いかんせん1.3万台にも満たない販売台数ゆえ、早々簡単に出てくるものではない。確かにエンジン本体とパーツを何台か現物を見ることはできたものの、車体ごとには見ることがなかった。

手に入らないという心配もちょこちょこ出始めつつも直接店舗まで行ってきました。

ルールですから、まずは最初は電話から。

F6Bセルボある?在庫は?と尋ねてみたところ

「あるよ」と回答

ついに・・・やっと、見つけたと気分は高まり意気揚々としておりました。

「電話ではわかりませんので、直接現場確認させてほしい」と伝え、カプチーノで行ってみました。

そこそこ近所でもあったので、やはり現場確認は必須。

店に到着してみたものの、社長は留守中とのこと。事務所の奥から声は聞こえたものの、それは事務の人でした。とりあえず、話は聞いているとのことだったため現車確認させてほしいことを伝え、物が置いてあるであろうその場所に行ってみた。

事務の人からその場所に行ってみても、現物はおろか、車両自体も存在せず一向にパーツ自体も出てこない。

ストック場の中まで案内してもらったが、ないのです。その周りを含めて30分ほど探してみたものの、まったくF6Bに関係するものは出てこない。

そんな中、留守にしていた社長が帰宅してきて、開口一番

「ちょっと待てよ・・・」

「あっ、確か昨日壊して、残骸もろとももっていっちゃったよ」

「は?」

最近までCP31Sが丸ごとあったとの話だが(細かく聞きますとタービンはダメだったみたいです)タッチの差でシュレッダーにかけられ、エンジンもなくなってしまったという。

ここまでくるともう笑いしか出てこない。「あるよ」ではなく「あったよ」でしょう。まあ、これもエンジンを探す楽しみってものがあります。

「次、入庫してきたら連絡願います」とメモを渡して帰宅することに。

大分F6Bというエンジンに近づき始めている証拠なのではないかと思うようになった。諦めない気持ちはいずれ必ず通じるものである。

 とにかく地味に地道に探します

俺は、さらに遠方までエンジンを探す旅にでることになり、県外をまたいで各解体屋を捜し歩きました。ちょうどその頃は5月のゴールデンウィークで天候もよく、探すタイミングとしてはベストな感じ。解体屋をポタリングしながら、お茶休み。

我がカプチーノの窓から見えるのは、セルボモードのオケツ。

これはひょっとして・・・

エンジンフードを開けてみる。やはりシングルカム(F6A)こんな具合でセルボモードの顔やお尻が少しでも見えると、F6Bあった病に苛まれ、思わせぶりをかけられること多数。

何かなぁ~・・恋人探ししている感じがとてもする。

ブスな男、女はいらねぇ~わ。

超ベッピンさんなF6Bじゃねぇ~といかんわ。

と、時間と費用ばかりをとられて、F6B搭載計画実行はもう無理なんじゃないかと思うことが多くなっていきました。

そうなると、もっと広範囲に行くべきか悩むところ。これだけ広範囲に探しても見つからない。

だけど、セルボモードSRFourの登録台数は限りなく少ないが日本のどこかには必ずあるとそう思い逆転の発想に転換することにしました。

諦めは不要ってことで。

さらに範囲を広げて全国の解体業者を探し歩くことになりました。当時としては一番面倒臭い方法となる、電話、インタネット検索でしたが

99%の確率回答「ありません」しかない。

酷いところは回答すらない。

どうすれば、見つかるのか?

これを見ているみなさんも容易に想像できるかと思いますが、CP31とCP32系セルボモードSRFourという車両はF6Bエンジンを搭載した紛れもない「本物」

しかし、解体屋にいるセルボモードはF6Aシングルばかり。当時の車両価格帯や各ユーザーの使用環境を考慮するとF6Aシングルで十二分に事足りたでしょう。今も昔も変わりなくパワー崇拝の時期でもあり、実際の61PSと64PSの差は無いに等しい。

4気筒エンジンはトルクが薄く、扱いにくいというレッテルを貼られた価格の高い車両であるからこれだったらリッターカーの普通車買った方が安い。となる。

不人気者の代表格として名高く、評価されないアホクルマとなっている時代に。F6B搭載車両は現存数も極端に少ない理由はこの辺りにありそうです。

ディーラーサービスにもセルボモード入ってきていますか?と尋ねてみた所、過去に聞いたことはあるものの整備すら数回しか触ったことがない、そもそもF6Bエンジンの現物を見たこともないという珍回答もいただきました。(やっぱ、バカスズキだけに)

スズキも聞くだけ無駄です。アホすぎる。

これはもう頓挫、デットストック行きかと思って頭を抱えつつ

もう駄目なのか・・・と。

諦めかけていた、そこから数か月後ある業者から一本の電話がありました。電話のあったその日は仕事で折り返しとなったのですが

>話を聞いてみると「あります。それも色違いで3台も入庫してきました!」「偶然かもしれませんが、これは奇跡的かと」

「外観はともかく、エンジンや補器類の状態は?」

「とりあえず、全部いけますよ」との回答

直感しました。これはすぐにでも確保しなければ、もう二度と出会えないと。

だけど、発見した場所があまりにも遠かったのです。

場所は本州最西端、山口県にあるI解体屋さんでした。

引き取りに行くにも遠すぎます。

さて、どうすべきか悩むわけです。

 考えた結果

遠方の日本本州最西端方面まで本人が引き取りに行くべきか、それとも諦めるか考えていました。

ただ、分かることといえばこの機会を逃せばもうF6B搭載計画は中止、頓挫したことになります。

必死になって何か方法はないものかと考えた。

九州地方方面まで電車で旅行する気持ちで現地に行って、そこから丸車で乗って帰宅するか

しかし、Iさんの話では走行は可能だが命の保証はできないとのこと(タイヤや駆動系で少々問題があるらしい)

「丸車で乗って帰ることはできますけど、途中で止まった時は助けにいけません。それを考えると少し整備しないと駄目かもしれません。危険ですよ。超デンジャーかと・・・」

やっぱ、そうなるわな(笑)

きっと、別の意味で楽しい旅になることは確実です。

よって、再度解体屋さんに相談してみました。

「失礼かと思いますが、丸車価格で構わないのでエンジンだけ売ってもらう方法はありますか?」と相談。

「OKです」「承知しました」と回答をいただきました。

「CPU他ハーネス類ですが、ほとんどは作り替えますので外観だけあればよい」ということもお伝えしておきました。

今であれば、丸車で乗りつけ以前にローダーで直接行くか、輸送業者に任せきりでなんでもござれの時代。ですが大分以前のお話だけにかなりの無茶ぶりをしてしまったことをお詫びしたいと思います。Iさん。今もF6Bカプチーノは健在です。このことだけはお伝えできればと願っております。

「エンジン単体で宅配業者使って送りますね」というありがたい回答も頂戴しました。

その時は、エンジンが見つかっただけでも気分が高揚してうれしかったこともあり、ハーネスやCPU関係も同梱できるのかどうか不安が残りつつも

陸送ではなく宅配便があったか・・と、もっとしっかりしなければと思いました。ですが、当時は宅配便も重量物に関しては発送配達できないと聞いていたため本当に発送できるのかかなり不安でした。

この件について主要の宅配業者に聞いてみたところ「発送可能とのこと」

無論、Iさんの業者でも発送可能とのことだったので、お願いすることにしました。補器類も含め80kg近い重量物をどのようにして発送するのか疑問が膨らんだ。

「送りますね」の一言で安心して、その後車体外観の写真まで返信してもらいました。

やはり、職人ですね。Iさん。(今も元気に仕事されていると私は思っています)

俺自身時間も労力をかけて探した甲斐があったと実感しています。ボロエンジンはともかくとして本物のF6Bエンジンが見つかるまで8か月以上が経過していました。

F6Bエンジンとその他のパーツが入手できた。これで早速、F6B搭載計画を実行に移せる。

さあ、目論んでいた搭載計画となる第一期工事がスタートです。(難作業の連続になることは覚悟しています)

  なんだかんだとHPを立ち上げ20年以上

          
インターネットの凄まじさを知る。

今は、ホームページなんてクソ。と言われている時代に突入し、youtube等々の動画に圧倒され、固定ページでは集客どころか存在すら危ぶまれる時代となった。動画映像コンテンツに勝てるわけもなく、ジリ貧に。

しかし、地味に地味に生き残るのは結局固定ページとなるホームページ。容量もそんなには食わず助かるのが良い。だが、動画には絶対的に勝てない。小さなありんこなのがHPなのである。ホームページを新規に開くことをするケースが少なくなっているのは十二分に分かる。

生き残りたいならば動画。である。クソぷららのおかげで勝手にサーバーを閉じた上にページリダイレクト設定も叶わずそのまま逃走。さすがに予定を守らずに「場所を貸しただけ」とバイザーの斎藤返答。SOC対策すら知らぬ存ぜぬを通したNTTぷらら。必ず仕返しするから覚悟することだ。こっちはページ移行するのに全てマニュアルで行っているのだ。このクソぷららめ!この世から消えてもらって大いに結構だ。これを踏まえてだが、ネット、動画の凄まじさを実感する。

しかしだ、スチール写真等々がもたらす表現力は、動画以上に訴えてかけるものがあるし、人と話すことが面倒になった俺、文字が好きな俺には、動画はいらないしサーバー契約が継続すれば何とか生きていける範囲でもある。

俺は、地味に生きた方がよいという人とは変わった人種なのかもしれない。

映像動画は創作、クリエイトするよりも、見る側の方が楽。というか、他人様からは動画創って公開してもいいのでは?と言われる。

そうした暇があるのならば、俺は別の勉強をする。昔から裏方志望願望が強いために表立って行動しない主義なのである。

個人情報流出や漏れは嫌なものだし、一定以上の防御線を整えておく必要もある。だから俺は動画をやらないのである。

各クルマ製作にあたっても、そのあたりの情報源について詮索されたくないというのが理屈理由である。人やAI、ネットから固定化されるのはマジ嫌だからさ。

法律慣例等々、いろいろあるが人は誰にも制約を受けることはないのだから。ただし、自由という名なの元でこれが常識だと履き違えたアホども、他人への迷惑行為を行う輩は一切お断りである。



              HP管理人+各製作委員会著作権者



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