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テイルズ オブ ジ アビス 攻略ガイド
テイルズ オブ ジ アビス 攻略 G-UNLIMITED |
○PLAY LIVE (ネタバレありというかネタバレそのものです。閲覧の際にはご注意を) |
アビスのプレイは何回目かになるので、グレードショップでそれなりの
アドバンテージをとってゲームを始めています。また、細かなサブイベ
ントについては攻略サイトさんのお世話になりながら進めていきます。
2009/04/19 (ルークLv.37)
・譜石部屋へ入って、レイラに話しかける。
レイラ:待っていたわ。
ティア:兄さんの置いていった本というのは・・・・。
レイラ:本自体はどこにでもある譜術の研究書よ。ただ一番最後に隠された頁を
見つけたの。これが写しよ。(写しをティアに渡して)私には意味がわか
らないんだけど、あなたなら・・・・。
ティア:これは・・・・!ヴァ・レイ・ズェ・トゥエ・・・・。母なる者・・・・理解・・・・ル
グニカの地に広がる・・・・。壮麗たる・・・・天使の歌声・・・・。
・ティアの体を光の粒が囲む。
ルーク:な、なんだ?
レイラ:静かに。ティアは瞑想に入ったわ。やっぱりこれは譜歌の象徴だったの
ね。
ティア:・・・・わかったわ。これが第三譜歌なのね。
・ティアが「ホーリーソング」を習得。
ルーク:隠されたなんとかってのを理解できたのか?
ティア:ええ・・・・。
レイラ:おめでとう、ティア!
ティア:ありがとうございます。・・・・この象徴の写し、もらっていってもいいで
すか?ここには他の象徴についても記述されています。・・・・私の理解力で
は、まだ使いこなすことができないけれど・・・・。
レイラ:もちろんよ。いつか役に立つわ。あなたの力がもっと強くなった時に。
ティア:はい。ありがとうございます。
|
FACECHAT:「兄妹」
住人:セフィロトはユリアによって防衛機構を備え付けられているんだ。第一
段階がパッセージリングへ近づけないようにする「ダアト式封呪」。第
二段階が第五と第八セフィロトから、全セフィロト操作を禁止している
「アルバート式封呪」。第三段階が、ユリア自らパッセージリングに施
した封印「ユリア式封呪」。これを解かない限り、セフィロトは操作で
きないんだよ。
住人:キミかい?第五セフィロトのパッセージリングを消滅させたのは。第八
セフィロトのも十六年前に消えたから、セフィロト防衛機構の第二段階
が解除されてしまった訳か。
・ティアの部屋で。
ティア:・・・・兄さんはずっと預言を憎んでいたわ。この部屋でいつも言ってた。
ちょうどあなたの立っている場所で、ホドを見捨てた世界を許さないって。
ルーク:どうしてホドにこだわるんだ?
ティア:十六年前のホド戦争でマルクト領のホド島が消滅したでしょ?そこが私
と兄さんの故郷なの。ホドはアクゼリュスと同じように、魔界に崩落した
わ。その時、兄さんと私を身ごもった母さんも、魔界に落ちた。多分兄さ
んも譜歌を詠ったのね。私が外殻大地へ行く前だったわ。兄さんが珍しく
この街へ帰ってきたことがあったの。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ヴァンがユリアシティへ帰ってきた時の過去の光景。
リグレット:ーーーアッシュが何かに勘付いているようです。
ヴァン:アッシュは妙なところで潔癖だ。この計画が外殻の住人を消滅させると
知れば、大人しくはしていまい。
リグレット:シンクを監視につけましょうか。
ヴァン:そうだな。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・現在に戻って。
ティア:兄さんは何かとてつもないことを企んでると思ったわ。少なくとも人が
たくさん死ぬ・・・・。そんなの許せない。例えホドが預言のせいで見殺しに
されたんだとしても。だから・・・・刺し違えてでも止めるって・・・・。
ルーク:ティア!
ティア:でも私、しくじったみたい。アクゼリュスを救えなかったわ。
ルーク:それは俺が・・・・。
ティア:あなただけのせいにはできないわ。私は兄さんを止めるために・・・・外殻
での任務を引き受けたんだから。
ルーク:おまえって強いな。
ティア:・・・・そう、かしら。
ルーク:強すぎ。でも・・・・話してくれてありがとう。おまえのこと、少しだけわ
かった気がする。
ティア:あなたにお礼を言われたの、初めてだわ。
ルーク:・・・・そ、そうだっけ。
ミュウ:二人が仲良くなって嬉しいですの。
ルーク:べっ、別にそんなんじゃねぇって。ところで何を取りに来たんだ?
ティア:音素学の本よ。あなたに必要だと思って。
ルーク:なんで?
ティア:あなたは超振動を制御する術を学ぶべきだわ。超振動も第七音素で発生
するから、役に立つ筈よ。
ルーク:・・・・そうだな。ありがとう。
・「音素学原論」入手。
ティア:ユリアロードは会議場の右側よ。行きましょう。 |
FCAECHAT:「魔界に残った理由」
FACECHAT:「ご恩は一生忘れないですの♪」
ティア:この道を開くと、パダミヤ大陸にあるアラミス湧水洞に繋がるわ。あそ
こは魔物の巣窟だけど、準備はいい?
選択:「待ってくれよ。」「ああ、いいよ。」
ミュウ:ボク、ドキドキするですの。
ティア:大丈夫よミュウ。さあ、道を開くわよ。 |
・水が湧き出ているところへ出てくる。
ミュウ:みゅぅ〜〜〜!?
ルーク:うわっ、いきなり水の中かよっ!?
ティア:大丈夫。濡れたりしないわ。
・水から出てきて。
ルーク:どうなってるんだ?
ティア:セフィロトが吹き上げる力で、水が弾かれるらしいわね。
ルーク:セフィロトか・・・・。大陸を浮上させるなんて、すげー力だよな。俺、そ
んなすげぇものを消滅させちまったのか・・・・。
ティア:落ち込んでいても何もできないわ。そうでしょう?
ルーク:そうだな。それよりできることをやるんだった。・・・・ダメだなー、俺。 |
FACECHAT:「ユリアロード」
・宝箱から「カーマインチャンバー」入手。
・洞窟に入ってほどなく・・・・ガイが待っている。
ガイ:ようやくお出ましかよ。待ちくたびれたぜ、ルーク。へー、髪を切ったの
か。いいじゃん。さっぱりしててさ。
ルーク:(アッシュと繋がってた時に見た通りだ!ガイは俺を待っててくれた・・
・・。)ガ・・・・ガイ!
ガイ:あん?どうした?
ルーク:・・・・お、俺・・・・ルークじゃないから・・・・。
ガイ:おーい、おまえまでアッシュみてぇなこと言うなっつーの。
ルーク:でも俺、レプリカで・・・・。
ガイ:いいじゃねぇか。あっちはルークって呼ばれるのを嫌がってんだ。貰っち
まえよ。
ルーク:貰えって・・・・おまえ、相変わらずだな。
ガイ:そっちは随分卑屈になっちまったな。
ルーク:卑屈だと!
ガイ:卑屈だよ。今更名前なんて何でもいいだろ。せっかく待っててやったんだ
から、もうちょっと嬉しそうな顔しろって。
ルーク:・・・・うん。ありがとう。
ガイ:!ルークがありがとうだって・・・・!?
ティア:彼、変わるんですって。(近づくティアから飛び退くガイを見て)あな
たは変わらないのね・・・・。
・ガイが「理解ある幼なじみ」の称号入手。 |
・宝箱から「6000ガルド」入手。
FACECHAT:「ルーク、変わった?」
ルーク:どうして・・・・俺を待っててくれたんだ?
ガイ:友達だろ?あ、俺、下僕だったわ。わりぃわりぃ。
ルーク:・・・・俺はレプリカだぜ。おまえの主人じゃないんだぜ。
ガイ:・・・・別に、おまえが俺のご主人様だから仲良くしてた訳じゃないぜ。
ルーク:・・・・え?
ガイ:ま、おまえはおまえ。アッシュはアッシュ。レプリカだろうが何だろうが、
俺にとっての本物はおまえだけってことさ。 |
FACECHAT:「預言にない未来だとしても!」
ガイ:おまえさ、覚えてる?誘拐されて後だから、おまえが生まれてすぐってこ
となのかな。
ルーク:何?なんかあったか?
ガイ:記憶なくて辛くないかって聞いたら、おまえ「昔のことばっか見てても、
前に進めない」って言ったんだ。だから過去なんていらないって。
ルーク:ははは・・・・。ばっかだな、俺。過去なんかいらないんじゃなくて、無い
んじゃんな。
ガイ:・・・・いや。結構真理だと思ったね。俺は。
自分も記憶の一部が欠落していて、加えて覚えている辛い過去を持つ
ガイにとっては本当に真理だと思えたんだろうなあ。ガイって、いっ
たいいつからファブレ家に対する復讐心が薄れていったんだろう。 |
・宝箱から「パナシーアボトル」入手。
・洞窟から外へ出て。
ガイ:辛かっただろ。色々・・・・。
ルーク:・・・・そんなこと言えるかよ。俺のせいでみんな死んじまったのに。
ガイ:その一端は俺のせいでもあるな。
ルーク:おまえは関係ないだろ。
ガイ:記憶がなくてまっさらなおまえを、わがまま放題考えなしのおぼっちゃん
に育てた一因は俺だぜ。
ルーク:・・・・へ?
ガイ:歩き方も覚えてなかった・・・・つーか知らなかったおまえの面倒をみたの、
俺だからな。マジ反省した。 |
・再び洞窟へ入って。
ルーク:アクゼリュスのこと、どう償ったらいいんだろう・・・・。
ティア:難しいことだわ。ただ謝ればいい問題ではないし。
ガイ:だな。謝るってのも確かに大事なことだが、謝られた方は困るモンだしな。
ルーク:困る?どうして?
ガイ:失ったものがでかいほど、人は誰かを憎まずにはいられないんじゃないか?
謝った奴は気も晴れるだろうが、謝られた方は「はいそうですか」って許
せないだろうし。
ティア:生涯忘れることなく責任を負い続けること・・・・かしら。ううん、漠然と
してるわね。
ルーク:俺が・・・・幸せにならないこと・・・・とか?
ガイ:そりゃ違うだろうよ。
ルーク:そうなのかな。だってそもそも俺は生まれる筈のない命だろ。そんな奴
がアクゼリュスを・・・・。
ガイ:あーあーあーあー。後ろ向きなのはやめろ。うざいっての。
ティア:ガイ!ルークだって真剣に考えて・・・・。
ガイ:とりあえず人助けしろ。残りの人生全部使って世界中を幸せにしろ。
ルーク:で、できるわけねーだろっ!
ガイ:ンなことわかってる。それぐらいの勢いでなんかしろってんだよ。
ルーク:・・・・あ、ああ・・・・わかったような、わかんないような・・・・。 |
・宝箱から「ニンブルレイピア」入手。
・洞窟から出たところで、ジェイドたちと遭遇する。
ルーク:おわっ!?
ガイ:ジェイド!?
ジェイド:ああ、よかった。入れ違いになったかと心配してしました。
ティア:大佐、どうしてここに・・・・。
ジェイド:ガイに頼み事です。ここでルークを待つと言っていたので捜しに来た
んですよ。
ガイ:俺に?
ジェイド:イオン様とナタリアがモースに軟禁されました。
ルーク:何だって!?
ジェイド:おや、ルーク。あなたもいらっしゃいましたか。
ルーク:・・・・いたら悪いのかよ。
ジェイド:いえ、別に。それよりモースに囚われた二人を助け出さないと、まず
いことになります。近くにマルクト軍がいないので、ここはガイに助力を
と・・・・。
ガイ:まずいことって何が起きるんだ。
ジェイド:アクゼリュスが消滅したことをきっかけに、キムラスカは開戦準備を
始めたと聞いています。恐らくナタリアの死を戦争の口実に考えているの
でしょう。
ティア:そうだわ・・・・。外殻の人たちは、何故アクゼリュスが消滅したかわかっ
ていない・・・・。
ジェイド:イオン様もこれを警戒して、導師詔勅を発令しようと教団に戻ったと
ころ、捕まったようです。
ガイ:よし、ルーク。二人を助けよう。戦争なんて起こしてたまるか。そうだろ
う?
ルーク:・・・・ああ。ダアトへ行けばいいのか?
ジェイド:まあ、そういうことですね。念のためお知らせしておきますが、ダア
トはここから南東にあります。迷子になったりして、足を引っ張らないよ
うにお願いしますよ。
ティア:ルーク。一度失った信用は簡単には取り戻せないわ。
ルーク:・・・・わ、わかってるよ。 |
FACECHAT:「手厳しい挨拶」「総本山、ダアト」
・宝箱から「イエローリボン」入手。
・宝箱から「パイングミ」入手。
FACECHAT:「ダアトへ!」
FACECHAT:「封印術ってどんな感じ?」
・丘の頂上付近にて。
ミュウ:ご主人様!あれがダアトですの?
ルーク:俺は知らないよ。そうなのか?
ティア:ええ、そうよ。あの教会にイオン様とナタリアが軟禁されているのね。
ジェイド:戦争をくい止めることができる可能性を持った二人ですからね。モー
スとしてもダアトから外に出したくないのでしょう。
ルーク:伯父上に軟禁のこと伝えたらいいんじゃないか?
ティア:ナタリアは多分アクゼリュスで亡くなったと思われている筈よ。難しい
わ。
ガイ:だな。それに陛下にはモースの息がかかってる。俺たちで助けてやろうぜ。
ジェイド:アニスが教団の様子を探っています。街で落ち合えればいいのですが。
ルーク:アニスを探すしかねぇな・・・・。 |
FACECHAT:「アニスを追って」
FACECHAT:「ダアトの人々」
・入ってすぐ左側の階段を上った先で。
ルーク:ん?なんだこれ?
ガイ:ルーク。勝手に触ると怒られるぞ。
住民:そちらは巡礼者の方が置いていったものです。
ルーク:それってただのゴミじゃん。
ティア:! ルーク!失礼よ。
住民:いえ、よろしいんですよ。本当にゴミですから。よろしければ差し上げま
すよ。
ルーク:もらっても、使い道ないだろ。
ガイ:・・・・どうかな。見たところ音機関の一種みたいだぜ。何かに使えるかもし
れないな。
ルーク:ふーん。じゃあ一応もらっとくか。
・「序奏の音盤」入手。 |
・宿屋に泊まると玄関前で・・・・。
ルーク:ジェイド。頼みがあるんだけど。
ジェイド:どうしたんですか、改まって。
ルーク:音素学の本を読んで超振動の制御を勉強しようと思うんだけど、教えて
くれないかな。
ジェイド:お断りします。私は第七音素を使えませんから。
ルーク:う・・・・じゃあティアに頼むしかないのか・・・・。
ティア:私に習うのが嫌なら別に・・・・。
ルーク:い、嫌だなんて言ってないだろ!た・・・・頼むよ・・・・。
ティア:? ・・・・そう?
・画面変わって室内で・・・・。
ルーク:なぁ!いつまでこんなコトするんだよ。
ティア:静かに!ただ目を閉じるんじゃないの。この世界に流れる音素を聞くの
よ。
ルーク:(ぼそっと)・・・・聞こえる訳ねぇよ。
ティア:耳で聞くんじゃないの。全身のフォンスロットで感じるの。
ルーク:う〜。
(リグレットの声:耳で聞く訳ではない。全身のフォンスロットで感じるのだ。
−ティアが思い出している。)
ティア:(リグレット教官・・・・。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・画面変わってリグレットとティアの過去。
ティア:・・・・全身のフォンスロットで感じる?
リグレット:そうだ。音素は音と属性の融合体だ。視覚できることはそう多くな
い。しかしフォンスロットは、音素ーーーつまり振動を感じられる。そこ
から体内に引き寄せるのが譜術の基礎だ。
ティア:はい。わかりました。
リグレット:・・・・よし。では今日はここまでにする。ティア、おまえは筋がいい。
さすが閣下の血を引くだけのことはある。
ティア:あ・・・・ありがとうございます!
リグレット:だが自惚れるな。おまえが閣下の妹と言うだけで、謂れなき誹謗中
傷を受けることもある。愚かなことだがな。
ティア:承知しているつもりです。
リグレット:では堅い話はここまで。−−−ティア、あなたにヴァン総長から手
紙を預かっているわ。
ティア:兄さんから?
リグレット:総長はあなたの成長を楽しみにしているのよ。いずれはあなたを右
腕にと考えておられるわ。しっかりご期待に応えることね。
ティア:でも教官。私は、兄さんの右腕は教官以外に考えられません!
リグレット:あら、ありがとう。でも私はただ小賢しい知恵と記憶力だけで、な
んとかお役に立っているだけ。だから閣下のためにもーーーいいえ、何よ
り自分のために、あなたは生き残る力を身につけるのよ。この先、世界は
乱れるのだから。
ティア:はい、教官!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・再び宿屋の部屋でルークとティア。
ルーク:・・・・聞こえる。
ティア:そこまで!今の感覚。内側から力が溢れるような、全身が震えるような
感覚を忘れないで。それが音素よ。
ルーク:・・・・ああ。なんか掴めた気がする。
ティア:焦らないでね。まだ特訓は始まったばかりよ。
ルーク:わかってるっつーの。・・・・でも、あ・・・・ありがとう。 |
・料理人姿の男に話しかけて「ピザ」のレシピ入手。
・宝箱から「フォルスピリト」入手。
・教会の手前の階段まで来るとアニスが現れる。
ガイ:(アニスに急に接近されて)うおおおおっ!?
ルーク:アニス!
アニス:! うわっ!アッシュ、髪切った?
ルーク:お、俺は・・・・。
アニス:? ! あ、違った。ルークだ。? ・・・・ ! えええ?なんでお
ぼっちゃまがこんなところにいるの!?てか、後ろにいるのは大佐たち?わ
っは♪これってローレライの思し召し?
ガイ:・・・・けたたましいな。
ジェイド:アニス、とりあえずイオン様奪回のための戦力は揃えました。お二人
はどうされています?
アニス:イオン様とナタリアは、教会の地下にある神託の盾本部に連れていかれ
ましたっ!
ルーク:勝手に入っていいモンなのか?
ティア:教会の中だけならね。でも地下の神託の盾本部は、神託の盾の人間しか
入れないわ・・・・。
ガイ:侵入方法はないのか?なんとしてでも二人を助けないと、本当に戦争が始
まっちまう。
アニス:っていうかぁ、もう始まりそうだけど。
ジェイド:ティア。第七譜石が偽者だったという報告はまだしていませんよね。
私たちを第七譜石発見の証人として、本部へ連れて行くことはできません
か?
ティア:わかりました。自治省の詠師トリトハイムに願い出てみます。
ルーク:トリトハイムって奴は中にいるんだろ?とりあえず行ってみようぜ。 |
FACECHAT:「取り返さなければならない信用」「歪んだ愛情!?」
・教会内、右の扉から入って奥へ進むと、モースとリグレットが話をしている
場面に出くわす。
モース:ええいっ!ヴァンの奴にはまだ連絡がとれないのか!?
リグレット:申し訳ありません。総長閣下はベルケンドに視察に向かわれて・・・・。
モース:ようやく預言通り戦争が起こせそうなのだぞ。こんな大事なときに、あ
やつは何をしているか。
リグレット:大詠師モースは一足先にバチカルへ向かわれてはいかがでしょうか。
モース:仕方ない。そうするか。
リグレット:お送りします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・場所を変えて。
ティア:モース様、それに教官まで・・・・。本当に戦争を起こそうとしていたなん
て・・・・。
ルーク:とにかくイオンを捜し出して、開戦を止めねぇと!
ガイ:そうだな。 |
・礼拝堂へ行き、トリトハイムに話しかける。
トリトハイム:ローレライ教会へようこそ。個人的なスコアは毎週レムの日のミ
サにて行っています。・・・・ん?そちらは唱師タトリンと唱師グランツか。
ティア:詠師トリトハイム。大詠師より受けた任務を完了して参りました。つき
ましては報告のため、ここにいる証人と共に、本部への立ち入り許可をい
ただけますか?
トリトハイム:・・・・むぅ。大詠師モースの・・・・。あいわかった。これを持って行
きなさい。
ティア:ありがとうございます。
・「木札」入手。 |
FACECHAT:「アニス大活躍」
ルーク:ここからどこへ行けばいいんだ?
アニス:わかんないよ。しらみつぶしに捜さないと・・・・。
ルーク:んなことしてたら、みつかっちまうぞ。
ティア:なるべく目立たないようにするしかないわ。
ジェイド:そうですね。敵に見つかったら、新手を呼ばれないよう確実に息の根
を止めなければなりませんから。
ルーク:・・・・気が重いな。
ガイ:仕方ない。ぐずぐずしてれば本当に戦争が始まる。そしたら・・・・もっと人
が死ぬ。
ルーク:(また誰かに恨まれるんだな・・・・俺は・・・・。) |
FACECHAT:「預言を守るという事」「神託の盾本部ってどんなとこ?」
・鍵の掛かった部屋は、付近のドラをミュウアタックで鳴らして兵士をおびき出
し、気絶させて侵入する。
FACECHAT:「ドラを叩け!」
・宝箱から「レモングミ」入手。
・宝箱から「5500ガルド」入手。
・宝箱から「ミラクルグミ」入手。
・宝箱から「カーマインチャンバー」入手。
・宝箱から「グリーンリボン」入手。
・宝箱から「コバルトチャンバー」入手。
・宝箱から「フォルバルラ」入手。
・宝箱から「シルバークローク」入手。
・宝箱から「パルチザン」入手。
・宝箱から「6500ガルド」入手。
・宝箱から「ライフボトル」入手。
・宝箱から「ミックスグミ」入手。
・宝箱から「シルバーガード」入手。
・宝箱から「リキュールボトル」入手。
この時点で、修練場のほうにも入れるんだよなあ。宝箱だけでも漁って
こようかと思ったけどやめておきました。そうそう。宝箱って言えば、
この一回目の神託の盾本部では、上の方にある宝箱は開けられないんだ
っけ!?梯子を下ろす方法が見つからなかったんだけど・・・・ま、いいか。
・イオンとナタリアが軟禁されている部屋に入る。
ルーク:イオン!ナタリア!無事か?
ナタリア:・・・・ルーク・・・・ですわよね?
ルーク:アッシュじゃなくて悪かったな。
ナタリア:誰もそんなこと言ってませんわ!
アニス:イオン様、大丈夫ですか?怪我は?
イオン:平気です。皆さんも、わざわざ来てくださって、ありがとうございます。
ティア:今回の軟禁事件に兄は関わっていましたか?
イオン:ヴァンの姿は見ていません。ただ、六神将が僕を連れ出す許可を取ろう
としていました。モースは一蹴していましたが・・・・。
ティア:セフィロトツリーを消すために、ダアト式封呪を解かせようとしている
んだわ・・・・。
アニス:・・・・ってことは、いつまでもここにいたら、総長たちがイオン様を連れ
去りに来るってこと?
ガイ:そういうこった。さっさと逃げちまおうぜ。ひとまず街外れまでで大丈夫
だろう。この後のことは、逃げ切ってから決めればいい。
ルーク:なら第四石碑だっけ?あれがあった丘まで逃げようぜ。 |
・教会から出てきて・・・・。
FACECHAT:「また、このメンバーで・・・・」「スパイ疑惑!?」
「作るのは良いんだけど・・・・」「お腹が空いた〜」
「世界制覇!!」
どうでもいいけど、イオンとナタリアを連れ出して、教会から出てきた
ところ(扉の前)でよくしゃべること(笑)。ま、スキットのタイミング
の問題だろうけども。今回は2回目のプレイなので、ほぼ全員の料理習
熟度が上がってて全く料理をしてないから、それようのスキットが発生
したみたいですな。「作るの・・・・」「お腹・・・・」のスキットは今回初め
て見た気がする。
FACECHAT:「泣いて喜んだりして」(ナタリア:南国の蝶)
「どうだった?」
「なりきり女盗賊」「怪盗・・・・?」(ナタリア:マルクトの星)
そういえばこのゲーム。称号コスプレで発生するスキットもあったんだ
よね。ちょっとナタリアで遊んでみました。
ガイ:追っ手は来ないみたいだな。
ティア:公の場で、イオン様を拉致するような真似はできないのだと思うわ。
アニス:でもぉ、この後どうしますかぁ?戦争始まりそうでマジヤバだし。
ルーク:バチカルへ行って、伯父上を止めればいいんじゃね?
ティア:忘れたの?陛下にはモースの息がかかっている筈よ。敵の懐に飛び込む
のは危険だわ。
ナタリア:残念ですが、ティアの言う通りかも知れません。お父様はモースを信
頼しています。
ジェイド:私はセントビナーが崩落するという話も心配ですねぇ。
イオン:それならマルクトのピオニー陛下にお力をお借りしてはどうでしょう。
あの方は戦いを望んでおりませんし、ルグニカに崩落の兆しがあるなら、
陛下の耳に何か届いているのでは。
アニス:それでいいんじゃないですかぁ?
ルーク:よし、じゃあ決まりだな。でもマルクトへ行くのに船はどうする?
ジェイド:アッシュがタルタロスをダアト港に残してくれました。まずは港へ向
かいましょう。
ルーク:アッシュが・・・・。わかった。港は北西だったよな。行こうぜ。 |
FACECHAT:「アッシュの思惑は?」
「こっちが恥ずかしいよ・・・・」(ジェイド:リゾートキング)
「Dr'ジェイド」「子供の頃の夢」(ジェイド:ドクトルマンボ)
ルーク:皇帝のいるグランコクマってここからだとどの辺になるんだ?
アニス:えっと、確か北西だよ。
ガイ:・・・・ちょっと気になってたんだが、確かグランコクマは戦時中に要塞にな
るよな。港に入れるのか?
ジェイド:よくご存じですねぇ。そうなんです。
アニス:でも今はまだ開戦してませんよ?
ジェイド:それはそうですが、キムラスカの攻撃を警戒して、外部からの侵入経
路は封鎖していると思います。
ルーク:ジェイドの名前を出せば、平気なんじゃねーの?
ジェイド:今は逆効果でしょう。アクゼリュス消滅以来、行方不明の軍人が、部
下を全て死なせた挙げ句、何者かに拿捕された筈の陸艦で登場。−−−攻
撃されてもおかしくない。
イオン:どこかに接岸して、陸から進んではどうでしょう。丸腰で行けば、ある
いは・・・・。
ティア:ローテルロー橋がまだ工事中ですよね。あそこなら接岸できると思いま
す。
ジェイド:・・・・それしかなさそうですね。
ナタリア:決まりですわね。ローテルロー橋を目指しましょう。
アニス:うは・・・・歩くんだ・・・・。 |
FACECHAT:「タルタロス、満身創痍」
FACECHAT:「乗り物はどれが一番?」
こなし忘れたサブイベントがあったんで、ダメ元でバチカル港につけて
みたら、あっさり入港できちゃいました。σ( ̄ren ̄)はトップキャラを
ジェイドにしてるんだけど、港のキムラスカ兵が「お疲れ様です」って
・・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!でも、さすがに時期が遅すぎたらしく、港でのイ
ベントは発生せず、軍事施設にも上がれなかった(#/__)/ドテまあ、諦
めるしかないですなあ。
・ローテルロー橋へ向かって北上中、艦が大きな衝撃を受ける。
ナタリア:きゃあっ!
アニス:沈んじゃうの?
ジェイド:見てきます。
ガイ:俺も行く。音機関の修理なら多少手伝える。
ミュウ:ご主人様、ボクは泳げないですの・・・・。
ルーク:・・・・知ってるよ。大丈夫。沈みゃあしないって。
ジェイド:機関部をやられましたが、ガイが応急処置をしてくれて、何とか動き
そうです。
ガイ:一時的なモンだ。できればどこかの港で修理したいな。
ティア:ここからだと停泊可能な港で一番近いのはケテルブルク港です。
ルーク:じゃあ、そこへ行こう。いいだろジェイド。
ジェイド:・・・・まあ・・・・。 |
兵士:失礼。旅券と船籍を確認したい。
ジェイド:私はマルクト軍第三師団所属ジェイド・カーティス大佐だ。
兵士:し・・・・失礼いたしました。しかし大佐はアクゼリュスで・・・・。
ジェイド:それについては極秘事項だ。任務遂行中、船の機関部が故障したので
立ち寄った。事情説明は知事のオズボーン子爵へ行う。艦内の臨検は自由
にして構わない。
兵士:了解しました。街までご案内しましょうか?
ジェイド:いや、結構だ。私はここ出身なのでな。地理はわかっている。
兵士:わかりました。それでは失礼します。
・兵士が去っていく。
ルーク:へー、ジェイドってここの生まれなんだ。
ジェイド:・・・・まあ、ね。
ルーク:修理はどうするんだ。
ジェイド:それも知事に報告して頼みましょう。
ルーク:よし、じゃあケテルブルクへ急ごう。 |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/20 (ルークLv.44)
FACECHAT:「意外な落とし穴」「皇帝陛下の思い人」
FACECHAT:「天才!?ディスト」
・ホテル2Fでウェイトレスのバイトをさせられて、ティアが「成り行きウェイト
レス」の称号入手。
・広場右上のかまくらに入るとありじごくにんがいて、すべてのスキットを見る
ことができる。(2週目特典)
FACECHAT:「完璧な人」
・ホテル東側の屋敷前にいる男性に話しかけると、改築の相談を持ちかけられる。
シェリダンのことを話すと礼を言って去っていく。
・住宅街の中で。
アニス:は〜。すっごいお屋敷♪ここの人と結婚した〜い♪
ジェイド:確かまだ独身でしたよ。三十は過ぎてますが。
アニス:え、もしかしてここ大佐の家とか?だったら大佐でもいいなぁ♪
ジェイド:そうだとしてもお断りです。でもここの持ち主なら喜ぶかもしれませ
んよ。女性ならなんでもいい人ですから。
アニス:誰ですか。
ジェイド:ピオニー陛下です。
アニス:ひゃほー♪玉の輿ぃ♪
ルーク:皇帝は首都の生まれじゃないのか?
ガイ:確か王位継承の争いで、子供の頃、この街に追いやられたんじゃなかった
か?
ジェイド:ええ。そうです。ここはその時のお屋敷ですよ。 |
FACECHAT:「政治に巻き込まれる子供達」
・知事邸の戸棚を調べて「フォルアルカ」入手。
・知事邸の奥の部屋へ。
ネフリー:・・・・お兄さん!?
ルーク:お兄さん!? え!? マジ!?
ジェイド:やあ、ネフリー。久しぶりですね。あなたの結婚式以来ですか?
ネフリー:お兄さん!どうなっているの!?アクゼリュスで亡くなったって・・・・。
ジェイド:実はですねぇ・・・・。
・一通りの経緯をネフリーに説明する。
ネフリー:・・・・なんだか途方もない話だけれど、無事で何よりだわ。念のためタ
ルタロスを点検させるから、補給が済み次第ピオニー様にお会いしてね。
とても心配しておられたわ。
ジェイド:おや、私は死んだと思われているのでは。
ネフリー:お兄さんが生きていると信じていたのは、ピオニー様だけよ。皆さん
も出発の準備ができるまでしばらくお待ちください。この街は観光の街で
すから、危険はないと思いますわ。宿をお取りしておきます。ゆっくりお
休み下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・帰り際、ネフリーがルークにこっそりと・・・・。
ネフリー:すみませんが、お話がありますので、後ほどお一人でいらしてくださ
い。 |
・ホテルフロントにて。
受付嬢:知事から承っています。ごゆっくりどうぞ。
ルーク:あ、俺ネフリーさんトコに忘れ物した。行ってくる。
ガイ:俺も行こうか?
ルーク:ネフリーさん、女だぞ。
ガイ:美人を見るのは好きだ。
ナタリア:ガイも男性ですものね・・・・。
アニス:年上の人妻だよ〜?
ガイ:や、違うぞ!変な意味じゃなくて・・・・。
ミュウ:ご主人様、ボクも行くですの。
ルーク:あーもう、うぜぇって!俺一人でいいよ!
・と一行から離れて走り出すルーク。ミュウもこっそり(?)ついてくる。ここで
操作キャラがルークのみになる。 |
・再び知事邸の奥部屋。ネフリーに話しかける。
ネフリー:すみません。あなたがレプリカだと聞いて、どうしても兄のことを話
しておかなければと思ったんです。
ルーク:・・・・なんの話ですか。
ネフリー:兄が何故フォミクリーの技術を生み出したのか・・・・です。今でも覚え
ています。あれは私が不注意で、大切にしていた人形を壊してしまった日
のことです。その時兄は、フォミクリーの元になる術を編み出して、人形
の複製ーーーレプリカを作ってくれたんです。兄が九歳の時でした。
ルーク:し・・・・信じられねぇ・・・・。
ネフリー:そうですよね。でも本当です。普通なら同じ人形を買うのに、兄は複
製を作った。その発想が普通じゃないと思いました。
ルーク:普通じゃないって、そんな言い方・・・・。
ネフリー:・・・・今でこそ優しげにしていますが、子どもの頃の兄は、悪魔でした
わ。大人でも難しい譜術を使いこなし、害のない魔物たちまでも残虐に殺
して楽しんでいた。兄には生き物の死が理解できなかったんです。
ルーク:そんな風には見えないけど・・・・。
ネフリー:兄を変えたのはネビリム先生です。ネビリム先生は第七音素を使える
治癒師でした。兄は第七音素が使えないので、先生を尊敬していたんです。
そして悲劇が起こった。第七音素を使おうとして、兄は誤って制御不能の
譜術を発動させたんです。兄の術はネビリム先生を害し、家を焼きました。
ルーク:殺しちまったのか!?
ネフリー:その時は辛うじて生きていました。兄は今にも息絶えそうな先生を見
て考えたのです。今ならレプリカが作れる。そうすればネビリム先生は助
かる。
ルーク:!!
ネフリー:兄はネビリム先生の情報を抜き、レプリカを作製した。でも誕生した
レプリカは、ただの化け物でした。
ルーク:本物のネビリムさんは?
ネフリー:亡くなりました。その後、兄は才能を買われ、軍の名家であるカーテ
ィス家へ養子に迎えられました。多分兄はより整った環境で先生を生き返
らせるための勉強がしたかったんだと思います。
ルーク:・・・・でも今は生物レプリカをやめさせた。どうして?
ネフリー:ピオニー様のおかげです。恐れ多いことですが、ピオニー様は兄の親
友ですから。
ルーク:そうか・・・・。
ネフリー:でも本当のところ、兄は今でもネビリム先生を復活させたいと思って
いるような気がするんです。
ルーク:そんなことないと思うけどな。
ネフリー:そうですね。杞憂かもしれない。それでも私は、あなたが兄の抑止力
になってくれたらと思っているんです。話が長くなってしまいましたね。
聞いてくださって、ありがとうございました。 |
・ホテルへ戻ってきてロビーで。
ジェイド:ネフリーから話を聞きましたね。
ルーク:・・・・き、聞いてない。
ジェイド:悪い子ですね。嘘をつくなんて。
ルーク:・・・・う・・・・なんでバレたんだ。
ジェイド:まあいいでしょう。言っておきますが、私はもう先生の復活は望んで
いません。
ルーク:ホントか?ホントにか?
ジェイド:・・・・理由はあなたが一番よく知っているでしょう。私はネビリム先生
に許しを請いたいんです。自分が楽になるために。でもレプリカに過去の
記憶はない。許してくれようがない。
ルーク:ジェイド・・・・。
ジェイド:私は一生過去の罪に苛まれて生きるんです。
ルーク:罪って・・・・。ネビリムさんを殺しちまったことか?
ジェイド:そうですね。・・・・人が死ぬなんて、大したことではないと思っていた
自分、かもしれません。
ルーク:俺・・・・俺だって、レプリカを作れる力があったら、同じことしたと思う
・・・・。
ジェイド:やれやれ。なぐさめようとしていますか?いささか的はずれですが、
まあ・・・・気持ちだけいただいておきます。それより、このことは誰にも言
ってはいけませんよ。いいですか?
ルーク:・・・・わかった。
ジェイド:約束しましたよ。 |
・翌朝、チェックアウトのフロントで。
受付嬢:ありがとうございました。
ネフリー:タルタロスの点検が終わりました。いつでも出発できますわ。
ガイ:さあ、それじゃあグランコクマに向かおうか。
ティア:ええ。一刻も早く、セントビナーの崩落の危機を皇帝陛下にお知らせし
ないと。
ナタリア:そうですわね。まずはローテルロー橋に急ぎましょう。
アニス:はぁ・・・・。その後は徒歩か・・・・。ねぇ大佐〜♪疲れたらおんぶして〜♪
ジェイド:お断りします。年のせいか体の節々が痛むんですよ。グランコクマへ
行くには、橋から北東に進んだ先にあるテオルの森を越える必要がありま
す。私のような年寄りには辛いですよ。若い皆さんが私の盾となって、先
陣を切ってくれないと♪
ガイ:・・・・よく言うよ・・・・。
ルーク:さて、そうと決まればのんびりしちゃいられないな。行こうぜ!みんな。
それじゃネフリーさん、お世話になりました。
ネフリー:皆さんもお元気で。お兄さん、陛下に宜しくお伝えしてね。 |
FACECHAT:「過ちと言い訳」
・入ってすぐ。
マルクト兵:何者だ!
ジェイド:私はマルクト帝国軍第三師団師団長ジェイド・カーティス大佐だ。
マルクト兵:カーティス大佐!?大佐はアクゼリュス消滅に巻き込まれたと・・・・。
ジェイド:私の身の証は、ケテルブルクのオズボーン子爵が保証する。皇帝陛下
への謁見を希望したい。
マルクト兵:大佐お一人でしたら、ここをお通しできますが・・・・。
アニス:えーっ!こちらはローレライ教団の導師イオンであらせられますよ!
ルーク:通してくれたっていいだろ!
マルクト兵:いえ。これが罠とも限りません。たとえダアトの方でもお断りし
ます。
ジェイド:皆さんはここで待っていて下さい。私が陛下にお会いできれば、すぐ
に通行許可を下さいます。
ガイ:それまでここに置いてけぼりか。まあ仕方ないさ。
ルーク:・・・・ちぇっ。
マルクト兵:それではご案内します。 |
・ジェイドが去ってしばらく・・・・待ち続ける一行。
ルーク:まだかなー。
ナタリア:ただ待つのも結構大変ですわね。
・遠くで剣の音と悲鳴が聞こえる。
ティア:今のは・・・・!?
ミュウ:悲鳴ですの・・・・。
ナタリア:行ってみましょう! |
FACECHAT:「二国間の緊張状態」「かくれんぼは得意?」
メロンはよかったなあ・・・・これも世間知らずのルークならでは!?あ、お
っさん丸出し
・森の奥へ入っていくと、マルクト兵が倒れている。
ナタリア:しっかりなさい!
マルクト兵:神託の盾の兵士が・・・・くそ・・・・。
ティア:神託の盾・・・・。まさか兄さん・・・・?
ルーク:グランコクマで何をしようってんだ?
アニス:まさかセフィロトツリーを消すための作業とか?
イオン:いえ、このあたりにセフィロトはない筈ですが・・・・。
ルーク:話してても拉致があかねぇ!神託の盾の奴を追いかけてとっつかまえよ
うぜ。
ナタリア:そうですわね。こんな狼藉を許してはなりませんっ!
ティア:待って!勝手に入って、マルクト軍に見つかったら・・・・。
ガイ:見つからないように隠れて進むしかないな。マルクトと戦うのはお門違い
なんだから。
アニス:かくれんぼか。イオン様、ドジらないで下さいね。
イオン:あ、はい!
ティア:・・・・いつの間にか行くことになってるわ・・・・。もう・・・・。 |
本来「かくれんぼは得意?」のスキットはこのシーンの後に入るべきだ
ったんだな。σ( ̄ren ̄)がPCと向き合ってHP編集してる間に、きっと
先走って立ち上がっちゃったんでしょう。ま、いっか。
・宝箱から「4800ガルド」入手。
・宝箱から「ライフボトル」入手。
・マルクト兵や魔獣に何度か発見されると、「倒して進む」を選択できるように
なる。
・宝箱から「シルバーブレス」入手。
・宝箱から「ハーフガード」入手。
・宝箱から「レモングミ」入手。
・宝箱から「5500ガルド」入手。
・宝箱から「スペクタクルズ」入手。
・森の出口付近で・・・・
ルーク:もうすぐ出口だぞ。神託の盾の奴、もう街に入っちまったのか?
ナタリア:マルクトの兵が倒れていますわ!
・兵士のところへ駆け寄ろうとするナタリアにラルゴが斬りかかるが、ナタリ
アはすんでのところでよける。
ラルゴ:お姫様にしてはいい反応だな。
ナタリア:おまえは砂漠で会った・・・・ラルゴ!
ルーク:侵入者はおまえだったのか!グランコクマに何の用だ!
ラルゴ:前ばかり気にしていてはいかんな。坊主。
ルーク:え?
・ルークの後ろからカースロットで操られたガイが斬りかかる。
ルーク:ガイ!?
アニス:ちょっとちょっと、どうしちゃったの!?
イオン:いけません!カースロットです!どこかにシンクがいるはず・・・・!
ラルゴ:おっと、俺を忘れるなよ。
ナタリア:(ラルゴに矢を射て)させませんわ!
ラルゴ:ふ、ふははははははっ!やってくれるな、姫!
・そうこうしてる間に地震が起きる。
アニス:きゃっ、また地震!
ティア:(シンクの姿を見つけて)ナタリア、上!
・ナタリアの放った矢がシンクに命中する。カースロットから解き放たれて
倒れ込むガイ。
シンク:(木から降りて)・・・・地震で気配を消しきれなかったか。
ルーク:やっぱりイオンを狙ってるのか!それとも別の目的か!
アニス:大詠師モースの命令?それともやっぱ主席総長?
ラルゴ:どちらでも同じことよ。俺たちは導師イオンを必要としている。
シンク:アクゼリュスと一緒に消滅したと思っていたが・・・・大した生命力だな。
ナタリア:ぬけぬけと・・・・!街一つを消滅させておいてよくもそんな・・・・!
シンク:はき違えるな。消滅させたのはそこのレプリカだ。
・騒ぎを聞いてマルクト兵がやって来る。
マルクト兵:何の騒ぎだ!
シンク:ラルゴ、いったん退くよ!
ラルゴ:やむをえんな・・・・。
・シンクとラルゴが姿を消したところへマルクト兵が到着。
マルクト兵:何だ、おまえたちは!
ティア:カーティス大佐をお待ちしていましたが、不審な人影を発見し、ここま
で追ってきました。
マルクト兵:不審な人影?先ほど逃げた連中のことか?
ティア:神託の盾騎士団の者です。彼らと戦闘になって、仲間が倒れました。
マルクト兵:だがおまえたちの中にも神託の盾騎士団がいるな。・・・・怪しい奴ら
だ。連行するぞ。
ルーク:・・・・抵抗しない方がいいよな。
ティア:当たり前でしょう。 |
・グランコクマへ連行されてきて、街の入口で。
マルクト兵:フリングス少将!
フリングス:ご苦労だった。彼らはこちらで引き取るが問題ないかな?
マルクト兵:はっ!
フリングス:ルーク殿ですね。ファブレ公爵のご子息の。
ルーク:どうして俺のことを・・・・!
フリングス:ジェイド大佐から、あなた方をテオルの森の外へ迎えに行って欲し
いと頼まれました。その前に森へ入られたようですが・・・・。
ティア:すみません。マルクトの方が殺されていたものですから、こままでは危
険だと思って・・・・。
フリングス:いえ、お礼を言うのはこちらの方です。ただ騒ぎになってしまいま
したので、皇帝陛下に謁見するまで、皆さんは捕虜扱いとさせて頂きます。
ルーク:そんなのはいいよ!それよかガイが!仲間が倒れちまって・・・・。
イオン:彼はカースロットにかけられています。しかも抵抗できないほど、深く
冒されたようです。どこか安静にできる場所を貸して下されば、僕が解呪
します。
ルーク:おまえ、これを何とかできるのか?
イオン:というより、僕にしか解けないでしょう。これは本来導師にしか伝えら
れていないダアト式譜術の一つですから。
フリングス:わかりました。城下に宿を取らせましょう。しかし陛下への謁見が
・・・・。
イオン:皇帝陛下にはいずれ別の機会にお目にかかります。今はガイの方が心配
です。
フリングス:わかりました。では部下を宿に残します。
アニス:私も残りますっ!イオン様の護衛なんですから。
ルーク:待てよ!俺も一緒に・・・・!
イオン:・・・・ルーク。いずれわかることですから、今、お話ししておきます。カ
ースロットというのは、けして意のままに相手を操れる術ではないんです。
ルーク:どういうことだ?
イオン:カースロットは記憶を揺り起こし、理性を麻痺させる術。つまり・・・・元
々ガイに、あなたへの強い殺意がなければ、攻撃するような真似はできな
い。・・・・そういうことです。
ルーク:・・・・そ、そんな・・・・。
イオン:解呪がすむまで、ガイに近寄ってはいけません。
・ティアとルークを残してメンバーは宿屋へ向かう。
フリングス:よろしければ、しばし城下をご覧になってはいかがですか?街の外
には出られませんが、気を落ち着けるにはその方が・・・・。
ティア:・・・・そうさせてください。
フリングス:わかりました。それでは我々は城の前で控えていますので、声をか
けて下さい。
・フリングスも去っていく。
ルーク:(ティアに)・・・・ちょっと一人にしてくれ。
・ルーク一人で行動することになる。 |
FACECHAT:「ガイの本心は・・・・?」
・橋の途中で。
ルーク:・・・・ついてくんな。
ティア:約束したわ。あなたを見ているって。
ミュウ:ボクはご主人様について行くですの。
ルーク:・・・・ほっといてくれ!
ティア:・・・・放っておいたら、あなた勝手なこと考えそうだから。
ルーク:勝手なことってなんだよ!
ティア:ガイは自分のことを憎んでるって。
ルーク:だって憎んでるんだろ。だから・・・・。
ティア:あなた馬鹿?
ルーク:なんだと!
ティア:自分がほんの少しの悪意も受けることのない人間だと思っているの?
ルーク:・・・・そういう訳じゃ。
ティア:ガイだって人間だもの。きっと今まであなたに仕えていて、かっとなる
こともあったと思うわ。でも彼はあなたを迎えに来た。
ルーク:そうかもしれないけどよ・・・・。
ティア:ガイはあなたのこと・・・・殺したいほど憎んだ時期があった。それでもあ
なたが立ち直ると信じてくれたんだわ。そうでしょう。
ルーク:・・・・おまえ、ホントキツイ言い方しかしないよな。
ティア:え・・・・?
ルーク:なぐさめてくれようとしたのはわかったけど、それじゃあこっちは余計
傷つくだろ。
ティア:・・・・ご、ごめんなさい。そう・・・・きつかったのね・・・・。
ルーク:でも・・・・俺へたれだからな。それぐらい言ってもらった方がいいのかも。
ティア:・・・・ルーク・・・・。
ルーク:馬鹿だな、俺。落ち込んでる暇はないんだった。皇帝に会わないとな。
ミュウも・・・・ありがとう。
ミュウ:いいんですの!それよりジェイドさんとナタリアさんを捜すですの。 |
・酒場の二階にジェイドがいた。
ジェイド:まずいですね。街中がどことなく享楽的で落ち着かない。争いが起き
る前兆かもしれません。・・・・あなたは、落ち着いたようですね。行きまし
ょうか。 |
・港へ行くとナタリアがいる。
ナタリア:ルーク。月並みですけれど、どうか気を落とさないで。ガイがあなた
を本気で殺そうだなんて思っている筈がありませんわ。
ルーク:よし、みんな揃ったな。フリングス将軍の元に急ごう。 |
・宮殿前のフリングス将軍に話しかけて、謁見の間へ。
ピオニー:よう、あんたたちか。俺のジェイドを連れ回して、帰しちゃくれなか
ったのは。
ルーク:・・・・は?
ピオニー:こいつ封印術なんて喰らいやがって。使えない奴で困ったろう?
ルーク:いや・・・・そんなことは・・・・。
ジェイド:陛下。客人を戸惑わせてどうされますか。
ピオニー:ハハッ、違いねぇ。アホ話してても始まらんな。本題に入ろうか。ジ
ェイドから大方の話は聞いている。
ルーク:このままだとセントビナーが魔界に崩落する危険性があります。
ピオニー:かもしれんな。実際、セントビナーの周辺は地盤沈下を起こしている
そうだ。
ナタリア:では、街の住人を避難させなければ!
ピオニー:そうしてやりたいのは山々だが、議会では渋る声が多くてな。
ナタリア:何故ですの、陛下。自国の民が苦しんでおられるのに・・・・。
ジェイド:キムラスカ軍の圧力があるんですよ。
ノルドハイム:キムラスカ・ランバルディア王国から声明があったのだ。
ゼーゼマン:王女ナタリアと第三王位継承者ルークを亡き者にせんと、アクゼリ
ュスごと消滅を謀ったマルクトに対し、遺憾の意を表し、強く抗議する。
そしてローレライとユリアの名のもと、直ちに制裁を加えるであろう、と
な。
ティア:事実上の宣戦布告ですね。
ナタリア:父は誤解をしているのですわ!
ノルドハイム:果たして誤解であろうか、ナタリア姫。我らはキムラスカが戦争
の口実にアクゼリュスを消滅させたと考えている。
ナタリア:我が国はそのような卑劣な真似は致しません!
ルーク:そうだぜ!それにアクゼリュスは・・・・俺のせいで・・・・。
ジェイド:ルーク、事情は皆知っています。ナタリアも落ち着いて下さい。本当
にキムラスカが戦争のためアクゼリュスを消滅させたのかは、この際重要
ではないのです。
ピオニー:そう、セントビナーの地盤沈下がキムラスカの仕業だと、議会が思い
込んでいることが問題なんだ。
ティア:住民の救出に差し向けた軍を、街ごと消滅させられるかも知れないと考
えているんですね。
ピオニー:そういうことだ。ジェイドの話を聞くまで、キムラスカは超振動を発
生させる譜業兵器を開発したと考えていた。
ルーク:少なくともアクゼリュス消滅はキムラスカの仕業じゃない。仮にそうだ
としても、このままならセントビナーは崩落する。それなら街の人を助け
た方がいいはずだろ!・・・・あっ・・・・いや、いいはずです。もしもどうして
も軍が動かないなら、俺たちに行かせて下さい。
ナタリア:私からもお願いします。それなら不測の事態にも、マルクト軍は巻き
込まれない筈ですわ。
ピオニー:驚いたな。どうして敵国の王族に名を連ねるおまえさんたちがそんな
に必死になる?
ナタリア:敵国ではありません!少なくとも庶民たちは当たり前のように行き来
していますわ。それに困っている民を救うのが、王族に生まれたものの義
務です。
ピオニー:・・・・そちらは?ルーク殿。
ルーク:俺は、この国にとって大罪人です。今回のことだって、俺のせいだ。俺
にできることならなんでもしたい。みんなを助けたいんです!
ピオニー:と、言うことらしい。どうだ、ゼーゼマン。おまえの愛弟子ジェイド
も、セントビナーの一件に関してはこいつらを信じていいと言ってるぜ。
ゼーゼマン:陛下。こいつらとは失礼ですじゃよ。
ジェイド:セントビナーの救出は私の部隊とルークたちで行い、北上してくるキ
ムラスカ軍はノルドハイム将軍が牽制なさるのがよろしいかと愚考します
が。
ゼーゼマン:小生意気を言いおって。まあよかろう。その方向で議会に働きかけ
ておきましょうかな。
ピオニー:恩に着るぜ、じーさん。
ルーク:じゃあ、セントビナーを見殺しには・・・・。
ピオニー:無論しないさ。とはいえ、助けに行くのは貴公らだがな。・・・・俺の大
事な国民だ。救出に力を貸して欲しい。頼む。
ルーク:全力を尽くします。
ナタリア:私もですわ。
ティア:御意のままに。
ピオニー:俺はこれから議会を招集しなきゃならん。後は任せたぞ、ジェイド。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ピオニー陛下が去って。
ジェイド:やれやれ、大仕事ですよ。一つの街の住人を全員非難させるというの
は。
ルーク:どうすればいい?俺、何をしたらいいんだろう。
ジェイド:陛下のお話にもありましたが、アクゼリュス消滅の二の舞を恐れて、
軍が街に入るのをためらっています。まずは我々がセントビナーへ入り、
マクガヴァン元元帥にお力をお借りしましょう。 |
・宿屋の前にいる兵士に話しかけると、「解呪に成功したようです。」と中へ
通される。
ルーク:ガイ!ごめん・・・・。
ガイ:・・・・ルーク?
ルーク:俺・・・・きっとおまえに嫌な思いさせてたんだろ。だから・・・・。
ガイ:ははははっ、なんだそれ。・・・・おまえのせいじゃないよ。俺がおまえのこ
とを殺したいほど憎んでたのは、おまえのせいじゃない。俺は・・・・マルク
トの人間なんだ。
アニス:え?ガイってそうなの?
ガイ:俺はホド生まれなんだよ。で、俺が五歳の誕生日にさ、屋敷に親戚が集ま
ったんだ。んで、予言士が俺の預言を詠もうとした時、戦争が始まった。
ティア:ホド戦争・・・・。
ナタリア:ホドを攻めたのは、確かファブレ公爵ですわ・・・・。
ガイ:そう。俺の家族は公爵に殺された。家族だけじゃねぇ。使用人も親戚も。
・・・・だから俺は、公爵に俺と同じ思いを味あわせてやるつもりだった。
ジェイド:あなたが公爵家に入り込んだのは復讐のため、ですか?ガルディオス
伯爵家ガイラルディア・ガラン。
ガイ:・・・・うぉっと。ご存知だったって訳か。
ジェイド:ちょっと気になったので、調べさせてもらいました。あなたの剣術は
ホド独特の盾を持たない剣術、アルバート流でしたからね。
ルーク:・・・・なら、やっぱガイは俺の傍なんて嫌なんじゃねぇか?俺はレプリカ
とはいえ、ファブレ家の・・・・。
ガイ:そんなことねーよ。そりゃ、全くわだかまりがないと言えば嘘になるがな。
ルーク:だ、だけどよ。
ガイ:おまえが俺についてこられるのが嫌だってんなら、すっぱり離れるさ。そ
うでないなら、もう少し一緒に旅させてもらえないか?まだ、確認したい
ことがあるんだ。
ルーク:・・・・わかった。ガイを信じる。いや・・・・ガイ、信じてくれ・・・・かな。
ガイ:はは、いいじゃねぇか、どっちだって。
イオン:よかった。お二人が喧嘩されるんじゃないかって、ひやひやしてました。
ジェイド:さて、いい感じに落ち着いたようですし、そろそろセントビナーへ向か
いましょうか。
アニス:ああ、使者の方から聞きました。セントビナーに行くって。でもイオン
様はカースロットを解いてお疲れだし、危険だから私とここに残ります。
イオン:アニス。僕なら大丈夫です。それに僕が皆さんと一緒に行けば、お役に
立てるかも知れません。
アニス:イオン様!?
イオン:アニス。それに皆さん、僕も連れて行って下さい。お願いします。
ルーク:師匠がイオンを狙ってんなら、どこにいても危険だと思う。いいだろ、
みんな。
ジェイド:目が届くだけ、身近の方がマシということですか。仕方ないですね。
アニス:もうっ!イオン様のバカ!
・ガイが「マルクト貴族」の称号入手。 |
FACECHAT:「アニス、ご機嫌斜め」
・宿屋1Fのロビーにテオルの森で「万能膨張」を落としてしまったと肩を落と
すシェフがいる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/21 (ルークLv.45)
FACECHAT:「うじうじしない!」「セントビナーへ!」
昨日テオルの森でを全部回りきれないまま、イベントを発生させて外へ
出てしまったので、まずは森の再探索から。
・宝箱から「セージ」入手。
・宝箱から「パナシーアボトル」入手。
おお、さすがにジェイドがいるしピオニー陛下との謁見の後だから、兵
士と会っても戦闘にはならないね。
・宝箱から「シルバーソード」入手。
・宝箱から「グラスチャンバー」入手。
ん?あ、そか。結局セントビナーへはテオルの森をもう一度抜けないと
ダメなわけですな。北ルグニカ平野からテオルの森への入口も2箇所あ
るのね。
・何気なく探索ポイントを調べたら「ソードダンサー」に2回目の遭遇。全く頭
になかったんで、ちと焦りましたわ。多少のアイテムは使ったけど、難なく撃
破できました。
FACECHAT:「やっぱり・・・・幽霊!?」
・チーグルの長老のところへ行ってみると「神秘の箱」なるものを見せられる。
長老いわく「この神秘の箱は、どこかで手に入れた秘紋を刻み込むことによっ
て数々の道具をたまわるという。箱に刻み込める秘紋の数は限りがあるがのう。
秘紋が刻み込む隙間が無くなれば、さすがに恩恵を得ることは出来まい。もし
秘紋を手に入れても、よく考えて刻み込む事じゃな。あと、一度秘紋を入れた
後しばらく間を空けねば秘紋を刻み込むことはできぬらしい。そのように伝わ
っておる。」という話。秘紋は全部で40回まで刻み込める。
ん?ミュウの里帰りのつもりで立ち寄ってみたんだけど、何やらヘンテコ
なものが出てきたぞ。多分、先回のプレイでは見てないと思うなあ。秘
紋を刻み込んでみようとしたら、直接の文字入力画面が出てきたし。今
のところ秘紋に心当たりがないけど、ちょっと覚えておこう。
・奥の掲示板前に先回年会費の支払いを頼まれたアインがいる。
ルーク:おい!どういうことだこの野郎!
アイン:何怒ってるんだよ。ちゃんと会報貰ってきたかい?
ティア:年会費が1000ガルドでした。私たち200ガルドしか預からなかった
んですけれど。
アイン:そうだっけ?ちゃんと1000ガルド渡したよ。それより、会報はどこ
だい?
ティア:・・・・ここに。
ルーク:おい!
ティア:残り800ガルドが先よ?
アイン:だ、だからガルドはちゃんと渡したし、だ、だいたい証拠は・・・・。
ティア:(アインににじり寄って)払いなさい。
アイン:は、はい・・・・。すいませんでした・・・・。じゃあ、これで・・・・。
・「800ガルド」入手。
ティア:確かに受け取ったわ。さあ、これをどうぞ。
アイン:う、うん・・・・ありがとう。でも、いらないや。
ルーク:・・・・おまえ何言ってんの?
アイン:決めたんだ。今度から君を応援するよ。だからもう「暗闇の夢」は
卒業。
ティア:(飛び退いて)ちょ、ちょっと待って。私は、そんな・・・・。
ルーク:へぇ・・・・。もててよかったな、ティア。
アイン:ティアさんて言うのか。いいじゃない、その名前。年は?身長は?
服は自前?
ティア:・・・・ごめんなさいっ。
アイン:力強さにも惹かれるんだけど、はにかんだ顔もかわいいなぁ。よし
「ティア愛好倶楽部」を作ろう!
ルーク:・・・・ふーん。もの好きな奴。
・マルクト軍基地へ入っていくと、マクガヴァン親子が話をしている。
グレン・マクガヴァン:ですから父上、カイツールを突破された今、軍がこの街
を離れる訳にはいかんのです。
老マクガヴァン:しかし民間人だけでも逃がさんと、地盤沈下でアクゼリュスの
二の舞じゃ!
グレン・マクガヴァン:皇帝陛下のご命令がなければ、我々は動けません!
ルーク:ピオニー皇帝の命令なら出たぜ!
グレン・マクガヴァン:カーティス大佐!?生きておられたか!
老マクガヴァン:して、陛下はなんと?
ジェイド:民間人をエンゲーブ方面へ非難させるようにとのことです。
グレン・マクガヴァン:しかしそれではこの街の守りが・・・・。
ルーク:何言ってるんだ。この辺、崩落が始まってんだろ!
ジェイド:街道の途中で私の軍が民間人の輸送を引き受けます。駐留軍は民間人
移送後、西へ進み東ルグニカ平野でノルドハイム将軍旗下へ加わって下さ
い。
グレン・マクガヴァン:了解した。・・・・セントビナーは放棄するということだな。
老マクガヴァン:よし。わしは街の皆にこの話を伝えてくる。
・マクガヴァン親子は街の方へ向かう。
ティア:私たちも手伝いましょう。
ルーク:そうだな。 |
FACECHAT:「頑張れよ、ルーク」
FACECHAT:「生まれ変わった熱血バカ」
・住民の避難誘導をしていると、見慣れない機械が襲撃してくる。
ジェイド:逃げなさい!
ルーク:な、何だ・・・・!?
ディスト:ハーッハッハッハッ。ようやく見つけましたよ、ジェイド!
ジェイド:この忙しいときに・・・・。昔からあなたは空気が読めませんでしたよね
ぇ。
ディスト:何とでもいいなさい!それより導師イオンを渡していただきます。
ジェイド:断ります。それよりそこをどきなさい。
ディスト:へぇ?こんな虫けら共を助けようと言うんですか?ネビリム先生のこ
とは諦めたくせに。
ジェイド:・・・・おまえはまだそんな馬鹿なことを!
ディスト:さっさと音をあげたあなたにそんなことを言う資格はないっ!さあ導
師を渡しなさい!
・「カイザーディストRX」と戦闘になる。撃破後・・・・。
ディスト:あああああ!私の可愛いカイザーディスト号がぁ!覚えてなさい!今
度こそおまえたちをギタギタにしてやりますからねっ!
・飛び去っていくディスト。
ジェイド:無駄だとは思うが、念のため追跡しろ。
マルクト軍兵士:はっ!
・セントビナーの一部の崩落が始まる。崩落を始めた地盤には老マクガヴァン
を始め、住人が取り残されたまま。
ルーク:くそ!マクガヴァンさんたちが!
ティア:待って、ルーク!それなら私が飛び降りて譜歌を詠えば・・・・!
ジェイド:待ちなさい。まだ相当数の住人がとり残されています。あなたの譜歌
で全員を護るのはさすがに難しい。確実な方法を考えましょう。
老マクガヴァン:わしらのことは気にするなーっ!それより街のみんなを頼むぞ
−っ!
ルーク:くそっ!どうにかできないのか!
アニス:空を飛べればいいのにね。
ガイ:・・・・空か。そういえばシェリダンで飛行実験をやってるって話を聞いたな。
ルーク:飛行実験?それって何なんだ?
ガイ:確か教団が発掘したっていう、大昔の浮遊機関らしいぜ。ユリアの頃はそ
れを乗り物につけて、空を飛んでたんだってさ。音機関好きの間で、ちょ
っと話題になってた。
イオン:確かにキムラスカと技術協力するという話に、了承印を押しました。飛
行実験は始まっている筈です。
ルーク:それだ!その飛行実験に使ってる奴を借りてこよう!急げばマクガヴァ
ンさんたちを助けられるかもしれない!
ジェイド:しかし間に合いますか?アクゼリュスとは状況が違うようですが、そ
れでも・・・・。
ティア:兄の話ではホドの崩落にはかなりの日数がかかったそうです。魔界と外
殻大地の間にはディバイディングラインという力場があって、そこを越え
た直後、急速に落下速度が上がるとか・・・・。
ルーク:やれるだけやってみよう!何もしないよりマシだろ!
ナタリア:そうですわね。できるだけのことは致しましょう。
ジェイド:シェリダンはラーデシア大陸のバチカル側にありましたね。キムラス
カ軍に捕まらないよう、気をつけていきましょう。
ガイ:よし、急いでタルタロスへ戻ろう! |
FACECHAT:「ディスト、許すまじ!」「最終兵器、イオン」
FACECHAT:「ガイの意外な一面」
アニスの秘奥義「フィーバータイム」。派手な演出は楽しいんだけど、
毎回20000ガルドも使われるのはちょっと・・・・。2週目だから、お金は
ふんだんに引き継ぎしてきたんだけど、高価な武器や防具を買ったり、
アイテムを大人買いしてると一気に目減りするんだよなあ。ケセドニア
で買った武器・防具はさすがにゲームバランスを崩す感じだったので、
今は使ってないし(笑)。アニスオーバーリミッツはピンチ限定というこ
とで・・・・。
・武器防具屋の奥の火事場へ「砂鉄・砂金・石ころ」を持っていくと、ミニゲー
ムで装備品を作ってもらえる。
・宿屋の戸棚を調べて「セボリー」入手。
・宿に泊まると、ルークの音素学訓練イベント。
ティア:ルーク。音素学の勉強をしましょう。
ルーク:・・・・う、うん・・・・。
ティア:嫌なの?
ルーク:ち、ちげーよっ!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ルーク:う〜!まーたしくった!
ティア:音素・・・・特に第七音素はとても繊細なの。術者の気の乱れが簡単に音素
を暴走させるわ。さあ、もう一度!
ルーク:う〜。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・過去のティアとリグレットの光景。ティアが思い出している。
リグレット:・・・・どうしたティア。気が乱れて音素がまとまっていない。
ティア:す・・・・すみません・・・・。
リグレット:ーーーもういい。今日はここまでだ。
ティア:教官!私なら・・・・。
リグレット:音素は扱いを間違えれば暴走する。危険を冒すより、まずはあなた
の怪我の治療をしながら話を聞きましょうか。
ティア:!
リグレット:腕を痛めたわね。どうしたのかしら。
ティア:・・・・言えません。
リグレット:告げ口になると思っているのなら、相手の名前や所属は言わなくて
いいわ。私は総長からあなたを任されている。事情を聞く義務があるのよ。
ティア:私が士官候補生であるにも拘らず、外殻大地の士官学校へも通わずに、
リグレット教官に習っていることが気に障ったようです。
リグレット:他の士官候補生たちから何かされたのね?
ティア:・・・・。
リグレット:あなたは世渡りが下手ね。
ティア:・・・・不器用だとは思います。
リグレット:そうね。正直にまっすぐ前を見る。私が失ってしまった美徳ね・・・・。
ティア:教官・・・・。
リグレット:ただその性質は、軍人には不向きよ。だから総長はあなたを外殻の
士官学校には通わせなかったのかも知れないわね。
ティア:必要なら変えてみせます。私は教官のように・・・・。
リグレット:私のようになりたいと思うなら、まず人に頼ることはやめなさい。
自らの足で立ち、頭で考えること。何が必要で何が必要でないのか、決め
るのはあなたよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・現実の場面へ。
ルーク:・・・・ティア。今日はありがとう。なんとか自分の中に第七音素を集める
感覚は掴めたよ。
ティア:超振動はあなたが体内で第七音素を干渉させることで発生する。その制
御は第七音素を体内に集めるところから始まるの。これからも頑張りまし
ょう。
ルーク:うん・・・・。道のりは遠いな・・・・。 |
・街の右奥にある自鳴琴屋敷に入る。
アニス:すっごーい!何この大きなやつ。
ガイ:譜業は譜業みたいだけど、俺も見たことがないな。
イシター:これは300年ほど前に作られた「自鳴琴(オルゴール)」といいます。
ティア:昔のものなのに、外見は綺麗ですね。
イシター:ええ。私のおじいさんが整備し直したそうです。ぼろぼろだったのを
昔の頃の美しい姿に生き返らせてあげたかったって。
ティア:素敵なお話ですね。
ガイ:物は大事にしないと。な、ルーク?
アニス:それで、結局これって何なんですかぁ?
イシター:中央の部分に音盤をはめて、取っ手を回すと曲が流れるんです。
ルーク:へぇ。聞いてみたいな。
イシター:それが、残念ながら父が音盤を全て売ってしまって・・・・。
アニス:じゃあ聞けないんだ。
ティア:残念ね。
イシター:(ルークに歩み寄って)あなたがお持ちのそれは?
ルーク:ん?ああ、これか。拾ったんだよ。
イシター:私も実物を見たことがなかったんですけど、それは音盤ではないでし
ょうか。私「イシター」と申します。ぜひそれを貸して下さい!お願いし
ます。おじいさんの愛したこの自鳴琴の音色を一度でいいから聞きたいん
です。
ガイ:どうするんだルーク?
ルーク:俺が持ってても仕方ないしな。(と、音盤をイシターに渡す。)
イシター:ありがとうございます。では早速・・・・。
・音楽を聴いて・・・・。
ティア:素敵・・・・。
ガイ:鳥肌が立ったな・・・・。
アニス:300年も昔のものなのにね。
イシター:おじいさんの愛した理由がわかった気がします。こんなに素敵なもの
だったなんて、今でも信じられません。ありがとうございました。この音
盤はお返ししますね。
ルーク:いや、いいよ。俺が持てても仕方ないって言ったろ。
イシター:え?
ルーク:この機械にしか合わないんだろ?だったら一緒に置いとけばいいじゃん。
イシター:ありがとうございます。また曲を聴きたくなったら、いつでも来て下
さい。
アニス:はーい♪また来ますぅ。次はお客さんを入れて、演奏料を取れば・・・・。
ティア:あのこれ、「序奏の音盤」って書いてあるみたいですけど、他にもある
ってことですか?
イシター:ええ。音盤は何枚かあったみたいです。正確な数はわからないのです
が。
ガイ:そうか。もしどこかで見つかったら、また届けに来ようぜ。彼女の満面の
笑顔、また見たいしな。
イシター:(*・・*)ポッ
ルーク:またおまえはそういう勘違いされることを・・・・。とにかく、見つかった
らまた来るよ。
イシター:は、はい。お願いします。 |
・飛晃艇船渠に近づくとイベント。
イエモン:どうじゃった!? んん?どうじゃったんじゃい!
アストン:間違いない!メジオラ突風に巻き込まれて、今にも落ちそうじゃ。
タマラ:いやだよ、アストン。あんた老眼だろう?見間違いじゃないのかい?
アストン:老眼は遠くの方がよう見えることはわかっとろーが、タマラ。
イエモン:マズイの。このままでは浮遊機関もぱぁじゃ。
タマラ:何言うんだい、イエモン!アルビオールに閉じこめられてるのは、あん
たの孫のギンジだろう!心配じゃないってのかい!
ルーク:何かあったんですか?
イエモン:・・・・アルビオールがメジオラ高原に墜落したんじゃ。
ガイ:アルビオールって、古代の音機関を積んだ、あれか!
アニス:あちゃー。じゃあ無駄足だったってこと?
ガイ:いや、確か浮遊機関は二つ発掘されたって聞いてるが・・・・。
イエモン:よく知っとるな。じゃが第二浮遊機関はまだ起動すらしとらんのじゃ。
アストン:そんなことより、イエモン。すぐにでも救助隊を編成して、ギンジと
浮遊機関の回収を!
イエモン:そうじゃな。浮遊機関さえ戻れば、二号機に取り付けて実験を再開で
きるしの。
タマラ:なんて薄情なジジイだい!
・イエモン、タマラ、アストンが街の方へ降りていく。
ジェイド:メジオラ高原は魔物の巣窟ですよ。救助隊が逆に遭難しかねませんね。
ティア:でも話を聞く限り、墜落した浮遊機関がないと空を飛べないみたいだわ。
ルーク:とにかく、まずは浮遊機関を借りられないか相談してみよう。
ナタリア:そうですわね。あのイエモンというご老人を訊ねればよろしいのでは
ないかしら。
イオン:僕からお話すれば、多少は話が通りやすいと思います。行ってみましょ
う。 |
FACECHAT:「ガイのパラダイス」
・集会所でイエモンたちに状況説明。
イエモン:・・・・話はあいわかった。しかし亡くなられた筈のナタリア様が生きて
おいでとは。しかもマルクトの住民を助けるために動いておられる・・・・。
ルーク:マルクトとかキムラスカとか、そんなん、今はどうでもいいだろ!
タマラ:そうさねぇ。ただこっちも困ってるんですよ。アルビオール初号機が
メジオラ高原の崖に墜落してしまって・・・・。
アストン:中に操縦士が閉じ込められた状態で、メジオラ突風が吹いての。今
にも崖から落ちそうなんじゃ。救助隊を派遣しようにも、マルクトと戦
争が始まるってんで、軍人さんは出払っててのぅ。
ルーク:だったら俺が行くっ!
ナタリア:よく言いましたわ、ルーク!それでこそ王家の蒼き血が流れる者で
すわ!
ルーク:・・・・べ、別に王家とかそんなん関係ねーって!
ナタリア:・・・・え?
ルーク:ただ俺は・・・・できることをやらなきゃって。だいたい人を助けるのに
よ、王家とか貴族とか、そんなんどうでもいいかな・・・・とか・・・・。そ、
それだけだよっ!
ティア:・・・・私たちの中には、軍事訓練を受けた者もいます。任せていただけ
ませんか?
ガイ:その代わりじゃないですが、俺たちが浮遊機関を持ち帰ったら、二号機
を貸して欲しいんです。
イエモン:二号機は未完成じゃ。駆動系に一部足りない部品がある。戦争にあ
わせて、大半の部品を陸艦製造にまわしてしもうた。
ジェイド:タルタロスも元は陸艦です。使える素材があるなら使って下さい。
ルーク:ジェイド! いいのか!?
ジェイド:イオン様、ここに残ってタルタロスの案内をお願いできますか?我
々が浮遊機関を回収する間に、二号機を完成させて欲しいのです。
イオン:僕は承知しました。あとは・・・・。
イエモン:・・・・部品さえあれば、わしら、命がけで完成させてやるぞい。
ルーク:よし、じゃあ俺たちはそのメジオラ高原へ行こう。で、場所は・・・・?
アストン:メジオラ高原はここから北西じゃ。それと、こいつを持っていけ。
この発射装置でアルビオールを固定してから、崖下へおろすんじゃ。あ
そこは酷い風が吹いて危険じゃからな。
ルーク:でも使い方が・・・・。
ガイ:音機関なら、俺に任せとけ。それにジェイドもわかるだろうし。
ジェイド:さあ、どうでしょうね。
ガイ:・・・・食えないおっさんだよ。ホント。
・「ランチャー」入手。 |
FACECHAT:「ギンジを救え!」
アニスが「ミラクルハンマー」を使う時の台詞”でっかいトンカチ〜”が
何気に”でっかいトンカツ〜”に聞こえて、一瞬だけ新しい技か?どんな
グラフィックなんだろう?と思わず真剣に画面に見入ってしまった自分
に大笑い。
FACECAHT:「目のやり場に・・・・」(ティア:レンタルビューティー)
・崖の上のアルビオールを見つけて。
ティア:あれがそうね。
アニス:あれ・・・・なんかやばそう。今にも落ちそうじゃん。
ジェイド:まずいですね。下手をすると私たちがたどり着く前に落ちるかもしれ
ません。
ルーク:落ちたらどうなる?
ジェイド:操縦士は助からないでしょう。浮遊機関も壊れるかも知れません。
ミュウ:大変ですの!
ガイ:発射装置は機体の両側から打ち込まなきゃならない。二手にわかれよう!
ティア:どうわかれましょうか。あなたは誰と行きたいの?
ルーク:二手に分かれるなら俺は・・・・。
選択:ティア・ガイ・アニス・ジェイド・ナタリア
ティア:私?もちろん構わないわ。
アニス:えへ♪ やっぱり私がいいんだ♪
ティア:じゃあ、急ぎましょう。
アニス:さー、がんばろっ!
ガイ:発射装置の扱いには気をつけろよ。
ジェイド:こちらのことは心配なさらずに。
ナタリア:お互い頑張りましょう。 |
FACECHAT:「ギンジの元へ急げ!」
FACECHAT:「ルークが心配」
・両チームとも所定の位置に到着。
ルーク:間に合った!俺、できるかな・・・・。
ティア:ガイに聞いた話だと、発射装置を固定した後は回路を繋ぐだけよ。心配
なら、代わりましょうか?
ルーク:・・・・いや、大丈夫。
ガイ:準備はいいか?
ルーク:ああ!
・無事にギンジとアルビオールを救出して。
ギンジ:助けて下さって、ありがとうございます。
ルーク:怪我はないか?
ギンジ:はい。おかげさまで。
ティア:話は後にしましょう。浮遊機関も回収できたし、時間が惜しいわ。
ルーク:だな。ギンジ、動けるか?
ギンジ:はい。おいらは大丈夫です。
・「浮遊機関」入手。 |
・街の入り口で。
ギンジ:ありがとうございました!おいらは先に浮遊機関を届けてきます! |
・飛晃艇船渠に入ろうとすると、キムラスカ兵が駆け寄ってくる。
キムラスカ兵:おまえたちか!マルクト船籍の陸艦で海を渡ってきた非常識な奴
らは!
キムラスカ兵:む?おまえはマルクトの軍人か!?
ルーク:まずい・・・・!
アニス:とりあえず逃げよっ!
キムラスカ兵:捕まえろ!
・飛晃艇船渠の中に逃げ込む。
イエモン:おお!帰ってきおった!今アストンが浮遊機関を取り付けとるぞ!
キムラスカ兵:(外から扉を叩きながら)怪しい奴!ここを開けろ!
タマラ:なんの騒ぎだい?
ジェイド:キムラスカの兵士に見つかってしまいました。
タマラ:そうか、あんたマルクトの軍人さんだったねぇ。
イエモン:この街じゃ、もともとマルクトの陸艦も扱ってるからのぅ。開戦寸前
でなければ、咎められることもないんじゃが・・・・。
タマラ:陸艦と言えば、おたくらの陸艦から部品をごっそりいただいたよ。製造
中止になった奴もあったんで、技師たちも大助かりさ。
イオン:おかげでタルタロスは航行不能です。
アニス:でも、アルビオールがちゃんと飛ぶなら、タルタロスは必要ないですよ
ねぇ。 アストン:「ちゃんと飛ぶなら」とはなんじゃ!わしらの夢と希望を乗せたアル
ビオールは、けして墜落なぞせんのだ。
ルーク:・・・・墜落してたじゃん。
ガイ:おおーいっ!早くしてくれ!扉が壊される!
ティア:アルビオールの二号機は?
アストン:うむ完成じゃ!二号機の操縦士も準備完了しておるぞ。
イエモン:よし。外の兵士はこちらで引き受けるぞい。急げ!
ナタリア:ですが、外の兵はかなり気が立っていますわ。私が名を明かして・・・・。
タマラ:時間がないんでしょう?私たちに任せてくださいよ。
アストン:年寄りを舐めたらいかんぞ!さあ、おまえさんたちは夢の大空へ飛び
立つがいい!
ルーク:後は頼みます!
・飛び込んでくるキムラスカ兵をイエモンさんたちが止めてくれる。
イエモン:この先にはいかせんぞぃ!わしらシェリダンめ組の名にかけての!
・その隙にルークたちはアルビオール二号機へ。 |
ノエル:お待ちしておりました。
ルーク:あんたは?
ノエル:私は二号機専属操縦士ノエル。初号機操縦士ギンジの妹です。兄に代わ
って、皆さんをセントビナーへお送りします。
ルーク:よろしく頼む!
ノエル:さあ、行きましょう! |
・アルビオールで一気にセントビナーへ。
ルーク:マクガヴァンさん!みんな!大丈夫ですか?
老マクガヴァン:おお、あんたたち。この乗り物は・・・・!
ジェイド:元帥。話は後にしましょう。とにかく乗ってください。みなさんも。 |
・アルビオールに乗り込むと、セントビナー崩落のムービーイベント。
老マクガヴァン:助けていただいて感謝しますぞ。しかしセントビナーはどうな
ってしまうのか・・・・。
ティア:今はまだ浮いているけれど、このまましばらくすると、マントルに沈む
でしょうね・・・・。
老マクガヴァン:そんな!何とかならんのか!?
ティア:ここはホドが崩落した時の状況に似ているわ。その時は結局一月後に大
陸全体が沈んだそうよ。
老マクガヴァン:ホド・・・・。そうか・・・・これはホドの復讐なんじゃな。
ルーク:・・・・本当になんともならないのかよ。
ミュウ:住む所がなくなるのは可哀想ですの・・・・。
アニス:大体大地が落っこちるってだけで常識はずれなのにぃ、なんにも思いつ
かないよ〜。超無理!
ルーク:そうだ、セフィロトは?ここが落ちたのは、ヴァン師匠がパッセージリ
ングってのを操作して、セフィロトをどうにかしたからだろ。それなら復
活させればいいんじゃねーか?
ティア:でも私たち、パッセージリングの使い方を知らないわ。
ルーク:じゃあ師匠を問いつめて・・・・!
ガイ:おいおい、ルーク。そりゃ無理だろうよ。おまえの気持ちも・・・・
ルーク:わかんねーよ!ガイにも、みんなにも!
ティア:ルーク・・・・。
ルーク:わかんねぇって!アクゼリュスを滅ぼしたのは俺なんだからさ!でもだ
からなんとかしてーんだよ!こんなことだけじゃ罪滅ぼしにならないのは
わかってっけど、せめてここの街・・・・
ジェイド:ルーク!いい加減にしなさい。焦るだけでは何もできませんよ。
ルーク:!
ジェイド:とりあえずユリアシティに行きましょう。彼らはセフィロトについて
我々より詳しい。セントビナーは崩落しないという預言が狂った今なら・・
・・
ティア:そうだわ。今ならお祖父様も力を貸してくれるかもしれない。
ジェイド:それとルーク。先ほどのあれは、まるでだだっ子ですよ。ここにいる
みんなだって、セントビナーを救いたいんです。
ルーク:・・・・ごめん・・・・。そうだよな・・・・。
ガイ:まあ、気にすんな。こっちは気にしてねぇから。
ノエル:ではアルビオールを発進させます。 |
・ここからアルビオールを操縦できるようになる。
FACECHAT:「救った命の重さ、大切さ」「死の世界、障気の世界」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/22 (ルークLv.51)
・入って少し進むと、テオドーロが待っている。
ティア:お祖父様!
テオドーロ:来ると思って待っていた。
ティア:お祖父様、力を貸して!セントビナーを助けたいんです。
テオドーロ:それしかないだろうな。預言から外れることは、我々も恐ろしいが・・
・・。
イオン:お話の前に、セントビナーの方たちを休ませてあげたいのですが。
テオドーロ:そうですな。こちらでお預かりしましょう。
老マクガヴァン:・・・・お世話になります。(と、テオドーロについて歩き始める
が、ふと立ち止まって)ルーク。あまり気落ちするなよ。
ルーク:え?
老マクガヴァン:ジェイドは滅多なことで人を叱ったりせん。先ほどのあれも、
おまえさんを気に入ればこそだ。
ジェイド:元帥!何を言い出すんですか。
老マクガヴァン:年寄りには気に入らん人間を叱ってやるほどの時間はない。ジ
ェイド坊やも同じじゃよ。
ジェイド:・・・・。元帥も何を言い出すのやら。・・・・私も先に行きますよ。
ガイ:はは。図星らしいぜ。結構可愛いとこあるじゃねぇか、あのおっさんも。
アニス:あはは、ホントだ〜♪
ルーク:ティア。・・・・あの、ありがとう。
ティア:どうしたの?急に・・・・。
ルーク:おまえ、最初からちゃんと俺のこと叱ってくれたよな。
ティア:/// そ、それは・・・・別に・・・・。
ルーク:・・・・変だな、俺。叱られるって、ずっと嫌なことだと思ってたのに。
ティア:いいことでもないわよ。
ルーク:・・・・わ、わかってるっつーの! |
FACECHAT:「アッシュという男」「人は変われる・・・・かな?」
・いつもの物資補給係の男性に話しかけると、メイスを5本買い忘れたと話す。
今は持ってないから、またの機会にするしかないなあ。
・会議室に入るとテオドーロ市長を交えて会議を開く。
ルーク:単刀直入に伺います。セントビナーを救う方法はありませんか?
テオドーロ:難しいですな。ユリアが使ったと言われるローレライの鍵があれば
或いは・・・・とも思いますが。
ルーク:ローレライの鍵?それは何ですか?聞いたことがあるような、ないよう
な・・・・。
ジェイド:ローレライの剣と宝珠のことを指して、そう言うんですよ。確か、プ
ラネットストームを発生させる時に使ったものでしたね。ユリアがローレ
ライと契約を交わした証とも聞きますが。
テオドーロ:そうです。ローレライの鍵は、ユリアがローレライの力を借りて作
った譜術武器と言われています。
ティア:ローレライの剣は第七音素を結集させ、ローレライの宝珠は第七音素を
拡散する。鍵そのものも第七音素で構成されていると言われているわ。ユ
リアは鍵にローレライそのものを宿し、ローレライの力を自在に操ったと
か・・・・。
テオドーロ:その真偽はともかく、セフィロトを自在に操る力は確かにあったそ
うです。
ティア:でもローレライの鍵は、プラネットストームを発生させた後、地核に沈
めてしまったと伝わっているわ。
テオドーロ:その通り。この場にないものーーーいや、現存するかもわからぬも
のを頼る訳にもいかないでしょう。何より、一度崩落した以上、セントビ
ナーを外殻大地まで再浮上させるのは無理だと思います。
アニス:う〜ん。どうしようもないのかなぁ。
テオドーロ:・・・・いえ、液状化した大地に飲み込まれない程度なら、或いは・・・・。
ルーク:方法があるんですか!?
テオドーロ:セフィロトはパッセージリングという装置で制御されています。パ
ッセージリングを操作して、セフィロトツリーを復活させれば、泥の海に
浮かせるぐらいなら・・・・。
ティア:セントビナー周辺のセフィロトを制御するパッセージリングはどこにあ
るの?
テオドーロ:シュレーの丘だ。セントビナーの東だな。
イオン:そういえばタルタロスからさらわれた時、連れて行かれたのがシュレー
の丘でした。あのときはまだアルバート式封呪とユリア式封呪で護られて
いるからと、心配していなかったのですが・・・・。
テオドーロ:アルバート式封呪はホドとアクゼリュスのパッセージリングが消滅
して消えました。しかしユリア式封呪は、約束の時まで解けないまずだっ
た。
アニス:でも総長はそれを解いて、パッセージリングを操作したってことですよ
ね。
テオドーロ:そうです。どうやったのか、私たちにもわかりません。
ジェイド:グランツ謡将がどうやって、ユリア式封呪を解いたかは後にしましょ
う。パッセージリングの操作は、どうすればいいんですか?
テオドーロ:第七音素が必要だと聞いています。全ての操作盤が第七音素を使わ
ないと動かない。
ガイ:それなら俺たちの仲間には、三人も使い手がいるじゃないか。
ナタリア:私とティアとルークですわね。
テオドーロ:あとはヴァンがパッセージリングに余計なことをしていなければ・・
・・。
ティア:それは行ってみないとわからないわね。
ルーク:セントビナーの東あたりなら、たぶん街と一緒に崩落してるよな。 |
FACECHAT:「シュレーの丘へ」
・少し進んでみて。
ルーク:なあイオン、どこに入口があるんだ?
イオン:普段は譜術によって、入口が隠されているはずです。確か・・・・三つの赤
い譜石と第五音素で施された譜術だったと思います。
ルーク:三つの赤い譜石・・・・?第五音素って、確か火の音素だったよな・・・・。 |
・宝箱から「パイングミ」入手。
・宝箱から「レモングミ」入手。
・三つの赤い譜石にミュウファイアを当てて消すと、入口が現れる。
・入口の前で。
イオン:ここです。間違いありません。
ミュウ:扉が開いてるですの。
ルーク:奥へ進んでみよう。 |
FACECHAT:「創世暦の遺産」
・パッセージリングのある場所へたどり着いて。
ガイ:ただの音機関じゃないな。どうすりゃいいのかさっぱりだ。
ルーク:第七音素を使うって、どうするんだ、これ・・・・。
イオン:・・・・おかしい。これはユリア式封呪が解呪されていません。
ジェイド:どういうことでしょう。グランツ謡将は、これを操作したのでは・・・・。
アニス:え〜ここまで来て、無駄足ってことですかぁ?
ナタリア:何か方法がある筈ですわ。調べてみましょう。 |
・少し奥へ進んでみる。
ルーク:なんだ・・・・?譜陣が三つ・・・・。
ジェイド:これは・・・・。(譜陣のひとつに近づいて)・・・・この三つの譜陣によっ
て、パッセージリングの制御を封じているのだと思います・・・・。
ルーク:じゃあ、この譜陣を何とかすれば良いのか?
ジェイド:恐らくは・・・・。 |
FACECHAT:「恐るべし!ヴァン」
・宝箱から「キュアボトル」入手。
・色の音素を使って封印を解いた先で・・・・。
ルーク:これは・・・・?
イオン:ユリア式封呪を施す封印の一つだと思います・・・・。封印を解呪するため
に、壊してしまいましょう。
ミュウ:ミュウに任せるですの!
・ミュウアタックで壊すと「ユリア式封呪の一つ目の封印を解呪」。 |
・宝箱から「ライトプレート」入手。
・宝箱から「12000ガルド」入手。
FACECHAT:「ジェイド、完全復活!」
・宝箱から「ディネイボトル」入手。
・宝箱から「メジシルト」入手。
・宝箱から「パナシーアボトル」入手。
・宝箱から「カーマインチャンバー」入手。
・宝箱から「スペシフィック」入手。
・宝箱から「バトルガード」入手。
・三つの封印を解呪して、パッセージリングの正面へ戻ると。
ティア:・・・・これでも駄目なのかしら・・・・。(と譜石の前を横切るティアに譜石
が反応する。)
ナタリア:ティア!ちょっとその譜石に近づいてくださる?
ティア:・・・・?いいけど。
・譜石の前に立つティア。
ティア:! (これは・・・・!?)
・譜石の反応に連動して、パッセージリングが起動する。
ジェイド:ティアに反応した?これがユリア式封呪ですか?警告・・・・と出ていま
すね。
イオン:・・・・わかりません。でも確かに今は解呪されています。とにかくこれで
制御できますね。
アニス:(譜石の何かに気づいて)あ、この文字、パッセージリングの説明っぽ
い。
ジェイド:(譜石を見て)・・・・グランツ謡将、やってくれましたね。
ティア:兄が何かしたんですか!?
ジェイド:セフィロトがツリーを再生しないように、弁を閉じています。
ナタリア:どういうことですの?
ジェイド:つまり暗号によって、操作できないようにされているということです
ね。
ミュウ:暗号、解けないですの?
ジェイド:私が第七音素を使えるなら解いて見せます。しかし・・・・。
ルーク:・・・・俺が超振動で、暗号とか弁とかを消したらどうだ?超振動も第七音
素だろ。
ジェイド:・・・・暗号だけを消せるなら、なんとかなるかも知れません。
ティア:ルーク!あなたまだ制御が・・・・!
ルーク:訓練はずっとしてる!それに、ここで失敗しても、何もしないのと結果
は同じだ。
ティア:・・・・そうね。その通りだわ。
ジェイド:第三セフィロトを示す図の、一番外側が赤く光っているでしょう。
その赤い部分だけを削除してください。
ルーク:やってみる。
・暗号の削除に成功すると、パッセージリングが本格的に起動する。
ジェイド:・・・・起動したようです。セフィロトから陸を浮かせるための記憶粒子
が発生しました。
ティア:それじゃあセントビナーはマントルに沈まないんですね!
ルーク:・・・・やった!やったぜ!!(ティアに抱きついて)ティア、ありがとう!
ティア:/// わ、私、何もしてないわ。パッセージリングを操作したのはあな
たよ。
ルーク:そんなことねーよ。ティアがいなけりゃ、起動しなかったじゃねぇか。
それにみんなも・・・・!みんなが手伝ってくれたから。みんな・・・・本当にあ
りがとな!
ナタリア:何だかルークじゃないみたいですわね。
ガイ:いいんじゃないの。こーゆー方が少しは可愛げがあるしね。
ナタリア:あなたはルーク派ですものね。
ガイ:別に違うけどね。ナタリアだって、アッシュ派って訳でもないんだろ。
ナタリア:・・・・私には、どちらも選べませんもの。
アニス:(何かに気づいて)! あーっ!待ってください。まだ喜んでちゃだ
めですよぅ!あの文章を見て下さい!
ガイ:・・・・おい。ここのセフィロトは、ルグニカ平野のほぼ全域を支えてるって
書いてあるぞ。ってことはエンゲーブも崩落するんじゃないか!?
アニス:ですよねーっ!?エンゲーブ、マジヤバな感じですよね!?
ナタリア:大変ですわ!外殻へ戻って、エンゲーブの皆さんを避難させましょう!
ルーク:・・・・ティア、どうかしたか?
ティア:少し疲れたみたい・・・・。でも平気よ。
・ルークが「パッセージコマンダー」の称号入手。
|
FACECHAT:「ティアが心配」
・出口付近で。
ルーク:なあ、思ったんだけどアルビオールの力だけで上にあがれるのか?
ジェイド:タルタロスと同じ要領で、セフィロトの力を利用すればできると思い
ます。
ルーク:(アッシュと繋がっているときに見たあれか・・・・。)
ガイ:そうだな。セフィロトはユリアシティの北東にある。行ってみればすぐに
わかるはずだ。
ルーク:ユリアシティの北東だな。わかった、行ってみよう。 |
・アルビオールで外殻大地に戻ってくると、戦争が始まっているのを目にする。
ナタリア:どうして・・・・!どうして戦いが始まっているのです!?
ジェイド:これは・・・・まずい。下手をすると両軍が全滅しますよ。
アニス:・・・・あ、そうか。ここってルグニカ平野だ。下にはもうセフィロトツリ
ーがないから・・・・。
ティア:これが・・・・兄さんの狙いだったんだわ・・・・。
ルーク:どういうことだ?
ティア:兄は外殻大地の人間を消滅させようとしていたわ。預言でルグニカ平野
での戦争を知っていた兄なら・・・・。
ジェイド:シュレーの丘のツリーを無くし、戦場の両軍を崩落させる・・・・。確か
に効率のいい殺し方です。
ルーク:冗談じゃねぇっ!どんな理由があるのか知らなぇけど、師匠のやってる
ことはむちゃくちゃだ!
ナタリア:戦場がここなら、キムラスカの本陣はカイツールですわね。私が本陣
へ行って、停戦させます!
ティア:エンゲーブも気になるわ。あそこは補給の重要拠点と考えられている筈。
セントビナーを失った今、あの村はあまりに無防備だわ。
アニス:崩落前に攻め滅ぼされるってこと?こわ・・・・。
ルーク:二手に分かれたらどうだろう。エンゲーブの様子を見る班とカイツール
で停戦を呼びかける班と。
ジェイド:・・・・エンゲーブへは私が行くべきでしょうね。マルクト軍属の人間が
いないと、話が進まないでしょう。
ナタリア:私はカイツールへ参りますわ。
イオン:僕はどちらでも構いません。ちょっと考えがあるので。
ガイ:ルーク、おまえはどうする?
選択:「エンゲーブかな」「カイツールだな」
ルーク:カイツールだな。俺だって一応王位継承者だ。なんか役に立つんじゃね
−かな。
ガイ:わかった。なら組み分けはどうしようか。一緒に連れていきたい奴はいる
か?
選択:誰に声をかけますか?「ティア」「ガイ」「アニス」
ガイ:もちろん俺は一緒だよな?よし。やれるだけのことをやろうぜ。
アニス:イオン様は私と一緒に来て下さいね。
イオン:・・・・そう、ですね。
ジェイド:まずカイツール付近でナタリア組を降ろしましょう。その後私たちは
アルビオールでエンゲーブへ向かいます。
ルーク:そうれでいい。みんな、行こう。
組み分け、失敗したかなあ。先回はどう選んだか覚えてないけど、ガ
イよりもアニスを連れてイオンも停戦説得に巻き込むのが本当だった
かもしれない。ま、いっか。 |
ルーク:セシル将軍!
セシル:(軍兵たちに)おまえたちは先に行け!(ルークたちに向き直って)・・
・・これは、ルーク様!それにナタリア殿下も!?生きておいででしたか!!
ナタリア:そうです。私たちは生きています。もはや戦う理由はありません。今
すぐ兵を退かせなさい。
セシル:お言葉ですが、私の一存ではできかねます。今作戦の総大将はアルマン
ダイン大将閣下ですので。
ルーク:なら、アルマンダイン伯爵に取り次いでくれ!
セシル:それが・・・・アルマンダイン大将は大詠師モースと会談なさるため、ケセ
ドニアに向かわれました。
ルーク:ケセドニア!?なんだって戦争中に総大将が戦場を離れるんだよ。
セシル:今作戦は大詠師モースより仇討ちとお認めいただき、大儀を得ます。そ
のための手続きです。
ガイ:ローレライ教団の先頭正当性証明は導師にしかできない筈ですが?
セシル:教団内での手続きについては、我が軍の感知するところではありません。
とにかくアルマンダイン対象が戻られなければ、停戦について言及するこ
とはできかねます。
ナタリア:そんな・・・・。いずれは戦場も崩落しますのよ!
セシル:崩落?
ルーク:アクゼリュスみたいに、消滅するってことだよ!
セシル:マルクト軍がそのような兵器を持ちだしているということですか?
ナタリア:違いますわ!違いますけど、とにかく危険なのです。
セシル:よくわかりませんが、残念ながら私に兵を退かせる権限はありません。
ルーク:だったらアルマンダイン伯爵に聞きに行こう。前みたいにカイツールか
ケセドニアへ船を出してもらってさ。
ナタリア:駄目ですわ、ルーク。我が国のケセドニア港は、バチカル湾側に作ら
れていますのよ。あの時は停戦状態だったからこそ、マルクト側の港を利
用できたのですわ。
セシル:電化の仰る通りです。本来のカイツール・ケセドニア間航路は、アルバ
ート海を通る東回りですから。それに戦時下の海路は危険です。殿下を船
にお乗せする訳には参りません。
マルクト軍兵士:セシル少将。準備完了しました。
セシル:わかった。兵を待たせておりますので、これにて御前を失礼致します。
殿下のことはカイツール港に伝令致しますので、迎えをお待ち下さい。そ
れでは。
ガイ:気をつけて。
セシル:・・・・え? ええ。ありがとう。
・セシルは去っていく。
ナタリア:カイツールに連れて行かれたら、何もできなくなりますわ。
ルーク:陸路でケセドニアへ行くか?
ガイ:冗談じゃないぜ。冷静に考えてみろ。戦場を突き抜けるんだぞ。
ナタリア:それでもアルマンダイン伯爵には会えますわ。私たちが生きているこ
とを知れば、この戦争に意味がないこともわかって下さる筈。
ルーク:ナタリアが行くんなら、俺はナタリアを護るだけだ。
ガイ:やれやれ。俺はしがない使用人だからな。おつきあいしますか。
ルーク:ガイ!俺はそんなつもりじゃ・・・・。
ガイ:バーカ。ちょっとふてくされて言ってみただけだ。それより気をつけてく
れよ。ここで二人が命を落としたら、元も子もないんだからな。
ナタリア:ごめんなさい。よろしくお願いしますわ。
ルーク:よし、行こう。 |
FACECHAT:「戦争が! 〜ナタリアルート〜」
・野営地。
ナタリア:・・・・ようやく野営地まで来ましたわね。
ルーク:ケセドニアまでは・・・・。
ナタリア:まだまだですわ・・・・。
・全員が何かの気配を感じて。
ナタリア:誰かいますの!?
フリングス:私です。
ルーク:フリングス将軍!?どうしてこんな所に!
ナタリア:そうですわ。この辺りにはキムラスカ軍が陣を布いていますのよ!
フリングス:部下が皆さんの姿を発見して、私に報告してくれたのです。
ガイ:将軍自ら偵察とは思えないが・・・・。まさかナタリアを戦いに利用するつも
りじゃないだろうな。
フリングス:どうか誤解しないで下さい。私はあなたたちに危害を加えるために
来たわけではありません。偵察でもない。ただこの戦場を立ち去っていた
だきたいのです。
ナタリア:どういうことですの?
フリングス:このままですと、我々はあなた方を殺さなければなりません。あな
た方はキムラスカ陣営の方ですから。
ナタリア:私たちはこの戦いを終わらせるためにケセドニアへ向かっています。
たとえ危険でも引き返すことはできませんわ。
フリングス:それは無茶です。これから戦いはますます激しくなる。私は部下に
あなた方だけを攻撃しないようにとは言えません。
ルーク:・・・・それはわかってる。俺たちも将軍と戦いたい訳じゃない。これでも
なるべく戦いを避けようとしてるんだ。
フリングス:わかりました・・・・。事情を知るものには、皆さんを攻撃しないよう
通達してみます。ですが・・・・戦いになってしまっても。兵たちを恨まない
でやってください。
ナタリア:私たちのために危険を冒してきてくださったのに・・・・。申し訳ありま
せんわ。
ルーク:だけどこのまま戦争が続けば、外殻大地の崩落でみんな死ぬ。やめさせ
るしかない。そうだろ。
ナタリア:・・・・ええ。明日からもマルクトの方とは争いたくありませんわね。
ルーク:ああ。慎重に移動しよう。戦わなくてすむように。 |
・第二野営地。
ナタリア:・・・・やっと今日の野営地ですのね。
ルーク:ああ。うまくマルクト軍と遭遇せずにこれたな。
ナタリア:この後も願いたいですわ。
ルーク:ケセドニアまであと半分って所か・・・・。
・全員が何かの気配に気づいて。
ナタリア:誰です!?
セシル:セシル少将であります。
ルーク:どうしてここが・・・・。
セシル:部下から、皆さんのお姿を見たけたと報告を受けました。何故このよう
な場所に・・・・。
ナタリア:言った筈ですわよ。この戦いをやめさせるためにも、アルマンダイン
に会うのです。
セシル:無茶です!今ならまだ我が軍の勢力圏です。どうかカイツールへお戻り
下さい。危険すぎます。
ルーク:だめだ。このまま戦争を続ければ、みんな死んじまう。
セシル:我が軍は負けません。
ナタリア:そうではありません。この戦場が危険なのです。このままではキムラ
スカ軍もマルクト軍も消滅しますわ。
セシル:殿下・・・・。私の立場もお考え下さい。
ナタリア:あなたには申し訳ないと思っています。でもこうすることが私の使命
なのです。
セシル:・・・・わかりました。ではせめて護衛をつけさせて下さい。お願いします。
ナタリア:・・・・わかりました。その厚意はありがたく頂戴しますわ。
ルーク:だけどあんまり大勢はいらないぜ。逆に人目を引く。
セシル:はい。了解しました。明日以降、我が軍の一個小隊を皆さんの背後につけ
ます。どうかお気をつけて・・・・。 |
・橋を渡ったところで。
ルーク:またか!
サムス:あ・・・・あなた方は!
ナタリア:私たちを知っていますの?
ルーク:・・・・あ、おまえはセントビナーの救出作戦の時の・・・・。
マルクト兵:サムス!何を戸惑っている!殺せ!
サムス:ですが、この方たちはカーティス大佐と共にセントビナーの住民を・・・・。
マルクト兵:馬鹿者!キムラスカ軍と一緒にいる以上、敵だ!軍法会議にかけら
れたいか!
ナタリア:お、お待ちなさい!
マルクト兵:サムス!行くぞ!
サムス:お・・・・お許しをっ!
・戦闘後・・・・。
ルーク:・・・・そんな!あのときは手を取り合えたのに!どうして!
ナタリア:・・・・やはり、このような争いは起こしてはならないのですわ。戦場で
さえなければ、分かり合える人たちですのに!
ルーク:・・・・サムス・・・・。ごめん・・・・。謝っても謝りきれないけど・・・・ごめん・・
・・っ!
ガイ:同じ国の人間を殺すってのは最悪だ・・・・。こんなのはもう願い下げだぜ・・
・・。 |
・第三野営地。
ナタリア:・・・・ここが今日の休憩場所ですわね。
ルーク:ケセドニアまではあと少しだ。
ナタリア:ええ・・・・。
・全員が何かの気配に気づいて。・・・・フリングスとセシルが同時に現れる。
フリングス:・・・・キムラスカ軍!
セシル:マルクト軍かっ!
ルーク:おい、二人ともやめろ!
ナタリア:セシル将軍。剣を収めなさい。この方は私たちに害をなす方ではあり
ません。
セシル:しかし!
フリングス:セシル将軍・・・・?あなたがキムラスカ軍の・・・・。
セシル:貴公は何者だ。
フリングス:・・・・アスラン・フリングス少将だ。
セシル:フリングス将軍かっ!
ルーク:二人とも。俺たちは停戦のためにケセドニアへ向かっている。その俺た
ちの前で戦うことは許さないぜ。
フリングス:そのことで参りました。皆さんの後ろにいるキムラスカの護衛を外
していただきたいのです。
セシル:何を言うか!この先はマルクトの勢力圏だ。私は護衛を増やす許可を受
けに来たのだぞ!
フリングス:この辺りからケセドニア周辺の我が軍には、事情を話してある。ナ
タリア殿下たちだけならお通しするが、キムラスカ軍がついていては攻撃
せざるを得ない。
セシル:そのようなこと、信用できるものか。
ナタリア:待ちなさい、セシル将軍。フリングス将軍は信頼できる方です。
ルーク:それにもしもの時は、俺たちがナタリアを守る。安心してくれ。
セシル:ですが・・・・。
ナタリア:もう決めたのです。
フリングス:もしもの時は、私が自ら命を絶つ。
ルーク:セシル、頼むよ。
セシル:・・・・貴公如きの命でナタリア様の高貴なるお命の代わりになどならぬが、
ここはルーク様に免じて、私が引き下がろう。
フリングス:申し訳ない。
ナタリア:では二人とも、このまま争わず自陣に戻るのです。わかりましたね。
・フリングス、セシルとも帰っていく。
ルーク:明日はマルクト兵が襲ってこないんだな。
ナタリア:だからといって、気を抜いてはなりませんわ。こちらも護衛がいない
のですから。
ルーク:わかってるよ。 |
・神託の盾兵に襲われて。
ルーク:どうして神託の盾の奴らが!
ナタリア:私たちをケセドニアへ向かわせないよう、指令が出ているのではあり
ませんか?
オラクル兵:ここから先は通さぬ!
・戦闘後・・・・。
オラクル兵:来るべき未曾有の大繁栄を・・・・!
ルーク:モースの仕業か?
ナタリア:わかりませんわ。こちらの兵たちの独断かもしれません・・・・。
ルーク:こいつらはこいつらで、預言の通りに生きることが正しいと信じてるん
だな・・・・。
ナタリア:ここにいたら、外殻大地と共に死んでしまいますのに・・・・。
ガイ:教団は預言を守るためにあるんだからな。仕方がないんだろうが・・・・。や
りきれないな。
ルーク:くそっ! |
・第四野営地。
ナタリア:今晩はこの辺りで休みましょう。 |
RPGって兎角勧善懲悪の王道になりがちで、悪を倒して正義を貫くみた
いな感じが多いけど、こういう敵として戦った名もなき戦士のことを考
えるシーンって、大切なんじゃないかな。嫌いだからとか、自分の方が
正義だからとか、自分で理由をつけて、だから殺してもいいんだなんて
それこそやり切れない気持ちになる。現実世界でも考えられないような
理由での殺人事件や第三者として見ればくだらない戦争がなくなること
はないけど、上っ面の報道だけに踊らされずに自分なりに考える人間で
ありたいと思うなあ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/24 (ルークLv.55)
ルーク:やっと到着か・・・・。・・・・戦場を横切るなんて甘かったのかな。
ナタリア:・・・・ですが、それしか手段がありませんでしたわ。こうしている間に
も、外殻大地が崩落するかもしれません。
ルーク:そうだな。俺たちが殺めてしまった人たちへの供養に・・・・。いや、もし
かしたら、供養にはならないかもしれないけど、それでも・・・・。
ナタリア:ええ。アルマンダイン伯爵に会いましょう。
・「スペシフィック」「アップルグミ」入手。 |
・ここで操作がエンゲーブチームに切り替わる。
・ローズ夫人邸にて。
ローズ:大佐!戦線が北上するって噂は本当ですか。
ジェイド:そうたやすく突破されはしないと思いますが、この村がきわめて危険
な状態なのは確かです。
ローズ:どうしたもんでしょうか。グランコクマに避難したくても、もう首都防
衛作戦に入っているらしくて・・・・。
ジェイド:ええ。グランコクマに入ることは不可能です。あの街は戦時下に要塞
となりますから。そもそもこの大陸は危険です。いっそケセドニアまで避
難したいところですね。
ティア:そうね。教団の支配力が強い街だから、戦場に近くても安全だわ。
アニス:あそこは自由商人さんたちの街ですからぁ、安心ですよね。
イオン:ええ。アスターなら受け入れてくれるでしょう。
ジェイド:・・・・とはいえこの街の全員をアルビオールに乗せるのは無理ですね。
かといって徒歩で戦場を移動するのも危険でしょうし。
ローズ:年寄りと子供だけでも、そのアルなんとかで運んでもらえませんか。残
りはここに残って、キムラスカ軍に投降して・・・・。
ジェイド:いえ、それでは崩落の危険がありますので。
ローズ:崩落って・・・・ここがセントビナーやアクゼリュスみたいに消えるってこ
とですか!
ジェイド:残念ですがその通りです。
ローズ:・・・・なら徒歩でケセドニアへ逃げますよ。幸い、橋も直りましたし。
ジェイド:では、こうしましょう。アルビオールはノエルに任せて、私たちは徒
歩組を護衛します。これからエンゲーブの駐留軍に話をつけてきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・老人や子供たちが、ノエルに従ってアルビオールに搭乗。
ジェイド:もしも予定より早く搬送が終わった場合、こちらに来てくれることに
なっています。まあ・・・・期待しない方がいいとは思いますが。
ティア:マルクト軍が兵を貸してくれただけでもマシだわ。背後を気にしなくて
済むから。 |
キムラスカ兵:この先には行かせん!
ティア:待って!私たちは民間人を護衛しています!
キムラスカ兵:何? 民間人が何故・・・・。
オラクル兵:そこの兵士!騙されるな!預言によれば民間人の隊列に敵兵も潜ん
でいる!殲滅しろ!
ティア:待って!話を聞いて・・・・!
・結局戦闘になる。戦闘後・・・・。
ジェイド:やれやれ。最初からこれですか・・・・。
ティア:ダアトが関与していたわ。まさかダアトは、キムラスカに義があると認
めたの・・・・?
ジェイド:一部に負傷者が出たようです。次に攻撃を受けたら、怪我人たちは死
ぬでしょう。
ティア:私、怪我人の手当てをしてきます。
ジェイド:頼みます。民間人を連れているのですから、もっと慎重にいかないと
いけませんね。
あ、やっぱりこっちも戦闘になっちゃいけないんだっけ!?ジェイドに
叱られちゃった。何年ぶりかだから忘れてるなあ・・・・。 |
・第一野営地。
ティア:ここが今日の野営地点ですね。
ジェイド:村人の間に動揺が広がっています。まあこれだけ犠牲が出れば当然で
すが・・・・。死霊使い、地でいくとは情けない・・・・。
ティア:明日からまた頑張りましょう。ところでここは全行程のどの辺りでしょ
うか?
ジェイド:まだ半分にも満たないですよ。
・村人が一人やってくる。
村人:あの・・・・。そちらの軍人さんはタルタロスに乗っていたそうですね。
ジェイド:ええ。タルタロスを指揮していました。何かありましたか?
村人:乗組員にマルコという兵士はおりませんでしたか?
アニス:マルコって大佐の副官さんでしたよねぇ。
村人:副官!そうですか!マルコはそんな出世を!あいつは私らの自慢の息子な
んです!かかあも喜ぶぞ!
ティア:だけど・・・・彼は・・・・。
村人:それで、あいつは今どうしてますでしょうか?この戦いだ。前線に出兵さ
せられたなんてこともあるんでしょうか。
ジェイド:お父様にはお気の毒ですが、息子さんは敵の襲撃を受け戦死なさいま
した。
村人:! い、いつ!?いつですか!この間タルタロスがエンゲーブに来た時は、
あいつも元気で・・・・!
ジェイド:その後です。導師を狙う不逞の輩に襲われ、名誉の戦死をとげられま
した。
イオン:すみません。僕の力が及ばず・・・・。
村人:・・・・そうでしたか。マルコは導師イオンを御守りして・・・・。マルコが生ま
れた時、ローレライ教団の預言士様に言われたんです。この子はいずれ高
貴な方のお力になるって。だから軍人になるように言われて・・・・。・・・・導
師イオンを守った息子は立派です。だけど・・・・だけどあんた人殺しだ!俺
の息子を返せ!!
ジェイド:人殺しであることを否定はしませんよ。私も残念です。
村人:・・・・くそぅ・・・・!
ティア:大佐・・・・。
ジェイド:持ち上げられるのも、罵倒されるのも、親に泣かれるのも、軍人とし
てはよくあることです。お気になさらず。それより今は、エンゲーブの住
民をケセドニアへ送り届けることだけに集中して下さい。 |
・第二野営地。
ジェイド:やっと半分を越えましたね。
・村人男女二人がやって来る。
村人男:すいません。こちらに治癒術師か、或いは傷薬の予備はありませんでし
ょうか?
ティア:私も、一応治癒術師です。
ジェイド:負傷者ですか?
ミリアム:いえ・・・・私が足を痛めてしまって・・・・。
ジェイド:確か女性はアルビオールへ行くようにって伝えましたが。
村人男:俺たちもそう言ったんですがね。ミリアムさん、自分はいいから他の人
を運んであげて欲しいって聞かなくて・・・・。
ティア:そんな・・・・。
ミリアム:いいんです。もちろん私も死ぬつもりはありませんけれど。ただ、私
は主人も子供も亡くしてしまいましたから・・・・。
ジェイド:戦争のせいですか。
村人男:こちらの旦那さんは、アクゼリュスの鉱山で働いてたんだよ。
ミリアム:丁度、息子が主人に会いたいとあの街に滞在しているときに、消滅事
件が起きて・・・・。
ジェイド:お気の毒です。ですが、それならなおのことあなたは生き延びなけれ
ばなりませんね。亡くなったご家族の分も・・・・。
ミリアム:・・・・はい・・・・。
ジェイド:ティア。彼女を頼みます。(マルクト兵に)お二人を隊列にお連れし
なさい。
ティア:・・・・なんて言葉をかけていいのかわかりませんでした。
ジェイド:今ここで真実を告げて、無用な混乱を招く必要はありません。何か説
明が必要なら後日、あの方が村に戻られた時にお話すればいいでしょう。
ティア:きっと恨まれてしまいますね。
ジェイド:仕方ありません。 |
・第三野営地。
ティア:ようやく野営地ですね。ケセドニアはもう目と鼻の先です。
・ミリアムがやって来る。
ミリアム:昨日はありがとうございました。
ティア:あなたは・・・・。
ミリアム:ティアさんのおかげで足の調子がよくて、今日は無理なく歩けました
わ。
ティア:いえ、治癒術師として当然のことです。
ミリアム:ティアさんはダアトの神託の盾騎士団に所属していらっしゃるのよね?
ティア:え・・・・ええ。そうです。
ミリアム:ご両親は心配なさらない?
ティア:・・・・二人とも亡くなりましたから。
ミリアム:あら・・・・ごめんなさい。そうだったの。寂しいわね。
ティア:・・・・いえ・・・・。
ミリアム:そんなことないでしょう?私も主人と息子を失って・・・・心にぽっかり
穴が開いてしまったわ。
ティア:・・・・。
ミリアム:・・・・本当に、預言はいつ戦争が終わると伝えてくれるのかしらね。
ティア:預言は・・・・いえ、預言がどうあろうとも、戦いは終わらせなければなり
ません。
ミリアム:でも預言がまだあと十年続くと詠まれれば、戦いはそれだけ続くでし
ょう?
ティア:・・・・十年続くと読まれても・・・・続かせてはいけないと思います。
ミリアム:・・・・ダアトの方なのに、恐ろしいことをおっしゃるのね。でも・・・・戦
争が早く終わればいいとは、私も思いますわ。とにかくありがとう、ティ
アさん。
・ミリアムは帰っていく。
ジェイド:・・・・意外な言葉を聞きましたね。
ティア:・・・・預言から外れるなんて、本当は怖いんです。でも・・・・真実を知って
しまった以上、預言に依存するのはもっと怖い・・・・。
ジェイド:そうでしょうね。複雑な心境なのは私にもわかりますよ。預言は生活
の一部ですから・・・・。 |
ティア:到着しましたね・・・・。
ジェイド:結局、犠牲者が出てしまいました。大多数が無事だったことは不幸中
の幸いとはいえ・・・・不覚です。
ティア:軍人として力不足を痛感しました。
ジェイド:でも逃げる訳にはいきません。さあ、街へ行きましょう。
・「エーテルスラッシュ」「ライフボトル」入手。 |
・街の中で、二つの班が合流する。
ルーク:・・・・あれは!
ジェイド:ルーク!何故ここに?停戦はどうなったのですか?
ルーク:総大将のアルマンダイン伯爵がモースと会談するって、ここに来てるら
しいんだ。それで追いかけてきたんだけど・・・・。
ジェイド:それで戦場を抜けてきたのですか?危険な選択をしましたね。
ルーク:そっちこそ、てっきりグランコクマへ逃げてると・・・・。
ジェイド:グランコクマは要塞都市です。開戦と同時に外部からの侵入はできな
くなりました。
ルーク:それでケセドニアへ・・・・。
ジェイド:ところで、アルマンダイン伯爵との話は?
ルーク:これからだ。
ナタリア:急ぎましょう。 |
・国境まで来ると、アルマンダイン伯爵とモースに出くわす。
ナタリア:アルマンダイン伯爵!これはどういうことです!
アルマンダイン伯:ナタリア殿下!?
ナタリア:私が命を落としたのは誤報であると、マルクト皇帝ピオニー九世陛下
から一報があった筈ですわ!
アルマンダイン伯:しかし実際に殿下への拝謁が叶わず、陛下がマルクトの謀略
であると・・・・。
ナタリア:私が早くに城へ戻らなかったのは、私の不徳の致すところ。しかしこ
うしてまみえた今、もはやこの戦争に義はない筈。直ちに休戦の準備にか
かりなさい。
ルーク:アルマンダイン伯爵、ルークです。
アルマンダイン伯:! 生きて・・・・おられたのか・・・・!
ルーク:アクゼリュスが消滅したのは、俺がーーー私が招いたことです。非難さ
れるのはマルクトではなく、このルーク・フォン・ファブレただ一人!
ナタリア:此度の戦いが誤解から生じたものなら、一刻も早く正すべきではあり
ませんか!
ルーク:それに、戦場になっているルグニカ平野は、アクゼリュスと同じ崩落・・
・・消滅の危険があるんだ!
ナタリア:さあ、戦いをやめて、今すぐ国境を開けなさい!
モース:待たれよ、ご一同。偽の姫に臣下の礼を取る必要はありませんぞ。
ナタリア:無礼者!いかなローレライ教団の大詠師と言えども、私への侮辱はキ
ムラスカ・ランバルディア王国への侮辱となろうぞ!
モース:私はかねてより、敬虔な信者から悲痛な懺悔を受けていた。曰くその男
は、王妃のお側役と自分の間に生まれた女児を、恐れ多くも王女殿下とす
り替えたというのだ。
ルーク:でたらめを言うな!
モース:でたらめではない。ではあの者の髪と目の色を何とする。いにしえより、
ランバルディア王家に連なるものは、赤い髪と緑の瞳であった。しかしあ
の者の髪は金色。亡き王妃様は夜のような黒髪でございましたな。この話
は陛下にもお伝えした。しっかとした証拠の品も添えてな。バチカルに行
けば、陛下はそなたを国を謀る大罪人としてお裁きになられましょう!
ナタリア:そんな・・・・そんな筈ありませんわ・・・・。
・ナタリアは「偽りの姫君」の称号入手。
モース:伯爵。そろそろ戦場へ戻られた方がよろしいのでは。
アルマンダイン伯:・・・・む、むう。そうだな。
ルーク:おい、待てよ!戦場は崩落するんだぞ!
モース:それがどうした。戦争さえ無事に発生すれば、預言は果たされる。ユリ
アシティの連中は崩落ごときで何を怯えているのだ。
ティア:大詠師モース・・・・なんて恐ろしいことを・・・・。
モース:ふん。まこと恐ろしいのは、おまえの兄であろう。それより導師イオン。
この期に及んで、まだ停戦を訴えるおつもりですか。
イオン:いえ、私は一度ダアトへ戻ろうと思います。
アニス:イオン様!?マジですか!?帰国したら、総長がツリーを消す為にセフィロ
トの封印を開けって言ってきますよぅ!
モース:ヴァンに勝手な真似はさせぬ。・・・・さすがにこれ以上、外殻の崩落を狙
われては少々面倒だ。
アニス:力ずくでこられたら・・・・。
イオン:そうなったら、アニスが助けに来てくれますよね。
アニス:・・・・ふへ?
イオン:唱師アニス・タトリン。ただいまを以て、あなたを導師守護役から解任
します。
アニス:ちょっ、ちょっと待って下さい!そんなの困りますぅ!
イオン:ルークから片時も離れず御守りし、伝え聞いたことは後日必ず僕に報告
して下さい。
・アニス「元付き人」の称号入手。
イオン:頼みましたよ。皆さんも、アニスをお願いします。(モースへ近寄って)
ダアトへ参りましょう。
モース:御意のままに。
・イオンとモースが去る。
ルーク:イオンの奴、何考えてんだ・・・・。
ジェイド:アニスをここに残したということは、いずれは戻られるつもりなので
しょう。それよりーーー。
ナタリア:・・・・私なら、大丈夫です。それよりもバチカルへ参りましょう。もは
やキムラスカ軍を止められるのは父・・・・いえ国王陛下だけですわ。
ティア:それなら国境を越える方法を探さないといけないわ。
ジェイド:ここは国境線上の街です。きっと通り抜けられる場所がありますよ。
ガイ:(ルークに近づいて)ルーク。しばらくはナタリアから目を離すなよ。心
配だ。
ルーク:・・・・ああ。 |
FACECHAT:「ナタリアの秘密」
・酒場に入って、キムラスカ側の扉の前にいる男に話しかける。
ルーク:そこ通れそうじゃないか。
男:ここを通りたいなら合言葉を言いな。
ルーク:んだよ、うぜーな。
男:うざかろうとなんだろうと、知らないなら通せないな。
ウルシー:ぐへへ。合言葉を買わないか?
ルーク:あ!おまえら!
・漆黒の翼、登場。
ノワール:あらん。いつかの坊やたちかい。
アニス:あ・・・・あんたたち!イオン様を誘拐したり、こんなとこでお金儲けした
り、何考えてるのよ!
ノワール:あはん。だってお金が大好きなんですもの。
アニス:私だって大好きよっ!
ガイ:・・・・オイオイ。それより漆黒の翼さんよ。一体いくらで売るってんだ?
ウルシー:六人でがスから・・・・。
ミュウ:ミュウもいますの!
ウルシー:七人でがスから、7000ガルドでやんスな。
ティア:呆れた商売ね・・・・。
(横でルークがミュウの首を絞めている^^;)
ルーク:(ミュウに)アホ。おめーが余計なこと言うから1000ガルド増えたぞ。
ミュウ:みゅうぅぅぅ・・・・。
ヨーク:払うのか?払わないのか?
選択:「高いよ・・・・」「わかった」
ルーク:高いよ・・・・。
ガイ:そうだな。大体馬鹿正直に払うこともないと思うぜ。
アニス:ここはまだマルクトですよねぇ?大佐、捕まえちゃって下さいよぅ。
ジェイド:・・・・だそうです。ここを通してくれるのなら、見逃してあげてもいい
と思うのですが。
ヨーク:お言葉ですがね、ダンナ。あんたらがあっしら平民を苦しめる戦争をお
っぱじめたから、あっしらはそいつを利用して金儲けさせて貰ってるんで
さぁな。
ナタリア:・・・・それもそうですわね。ここはお金を払って・・・・。
ティア:ナタリアらしくないわね。戦争があろうとなかろうと、判事を行うのは
個人の道徳に因る筈よ。
ナタリア:それは・・・・そうですけれど・・・・。
ジェイド:では憲兵を呼んできましょう。
ノワール:待ちな。・・・・いいだろう。あんたたちを通してやるよ。その代わり、
このことは誰にも言うんじゃないよ。戦争で国境を封鎖されて、困った挙
げ句にここを通る連中もいるんだからさ。
ルーク:ありがとう。 |
FACECHAT:「漆黒の翼」
・アスターの屋敷に寄ってみる。
アスター:これはルーク様!ナタリア様も!お二方とも亡くなったとの噂が飛び
交っておりましたから、こうして再開できて幸せでございますよ。ヒヒヒ
ヒヒ。
ジェイド:実はあなたに頼みたいことがあるのですが。
アスター:エンゲーブの住民を受け入れることでしたら、先ほどイオン様から依
頼されました。ご安心を。
ルーク:よかった・・・・。
ジェイド:助かります。ありがとう。
アスター:どういたしまして。イヒヒ。 |
・ありじごくにんに「ミラクルグミ」「パナシーアボトル」「リンゴ」を渡すと
「シーブズマント」入手。
・街から出ようとすると、キムラスカ兵が飛び込んでくる。
キムラスカ兵A:大変だ!ザオ砂漠が・・・・。
キムラスカ兵B:・・・・何!わかった。ここは封鎖しておく。
ティア:このままじゃ進めないわ・・・・。とりあえず、アスターさんの家に行って
みましょう。
ルーク:そうだな。 |
・アスターの屋敷で。
ルーク:ところでザオ砂漠で何かあったのか?
アスター:これはお耳が早いことで・・・・。ちと困ったことになっております。地
震のせいか、ザオ砂漠とイスパニア半島に亀裂が入って、この辺りが地盤
沈下しているのです。
アニス:それって、もしかしなくても!
ティア:ケセドニアが崩落してるんだわ・・・・!
アスターの部下:戦局報告です!11時32分、キムラスカ軍がエンゲーブに到達し
ました!
ジェイド:やれやれ、移動しても残ってもエンゲーブの住民は危険にさらされる
運命だった・・・・。そういうことですか。
ティア:ノエル・・・・間に合ったかしら。
アスター:ご苦労。引き続き状況を監視せよ。今しがた、ケセドニアが崩落する
と仰いましたが?
ルーク:アクゼリュスやセントビナーと同じことが起きてるってことだよ!
アスター:何ということだ・・・・。ここは両国の国民がすんでいる街。この戦時下
では逃げる場所がない。
ガイ:この辺りにもパッセージリングがあって、ヴァン謡将がそれを停止させた
ってことか?
ナタリア:それならザオ遺跡ですわね。イオンがさらわれた・・・・。
ルーク:くそ、どうする?今からでもセフィロトツリーを復活させれば・・・・。
ジェイド:いえ、それは無理だとテオドーロさんも言っていました。ですが・・・・。
アニス:大佐!何か考えがあるんですか!?
ジェイド:いえ、ツリーは再生できなくても、セフィロトが吹き上げる力はまだ
生きている筈です。それを利用して、昇降機のように降ろすことはできな
いかと。
ティア:パッセージリングを操作できるでしょうか。
ジェイド:こればかりはわかりません。
ルーク:行くだけ行ってみよう。このままだと崩落を待つだけだろ!
アスター:お話が見えないのですが・・・・。
ルーク:ケセドニアの消滅を防ぐ方法があるかも知れないんだ。
アスター:どういうことです?
ガイ:実は・・・・。(これまでの経緯を説明する。)
アスター:・・・・魔界ですか。にわかには信じがたい話です。しかしどのみち、私
たちにはあなた方を信じるより他に方法はない。住民への通達はお任せ下
さい。ケセドニアをお願いします。
ルーク:よし、ザオ遺跡へ行ってみよう!
・出口へ歩き始めるメンバーたち。ナタリアだけが動かない。
ルーク:・・・・ナタリア。
ナタリア:え?あ、ああ。はい。行きますのね・・・・。
ルーク:その・・・・元気出せよ。まだモースの言ったこと、本当かどうかもわから
ないんだし。
ナタリア:ええ・・・・。わかっていますわ。大丈夫です・・・・。 |
FACECHAT:「ザオ遺跡へ」
・キムラスカ側の町の出口で。
キムラスカ兵:アスター殿から話は聞いています。お気をつけて。
・一行が歩き出すと、ルークにアッシュからのメッセージ。
(アッシュ:・・・・おい、聞こえるか。レプリカ!)
ルーク:・・・・いてぇ・・・・!
(アッシュ:砂漠のオアシスまで来い。話がある。)
ルーク:・・・・オア・・・・シ・・・・ス?
(アッシュ:そうだ。わかったらさっさと来い!)
・ルークの頭痛が治まって。
ガイ:また例の頭痛か?確かアッシュの声が聞こえるんだったな。
ルーク:・・・・ああ。俺、あいつのレプリカだから。
ナタリア:アッシュ・・・・!アッシュは何て言っていましたの?
ルーク:え・・・・うん・・・・。砂漠のオアシスへ来いって。話があるってよ。
ティア:兄さんが裏で糸を引いているんじゃないかしら。
ジェイド:それはどうでしょう。一概にヴァンの味方とは考えにくい。
ルーク:オアシスへ寄ろう。アッシュの話を聞いてからでも、セフィロトの制御
は間に合う筈だ。 |
FACECHAT:「アッシュからの呼びかけ」
・泉の近くにいるアッシュに話しかける。
アッシュ:やっと来たか・・・・。
ルーク:話ってなんだよ。
アッシュ:何か変わったことは起きていないか?意識が混じり合ってかき乱され
るというか・・・・。
ルーク:はぁ?意味わかんねぇ・・・・。おまえが俺との回線を繋いでこなければ、
変なことは起きねぇし・・・・。
アッシュ:・・・・そうか。
ナタリア:アッシュ。何かありましたの?どこか具合が悪いとか・・・・。
アッシュ:・・・・別に。
ガイ:おい、それだけかよ。
アッシュ:・・・・エンゲーブが崩落を始めた。戦場の崩落も近いだろう。
ティア:そんな!
ナタリア:このままでは戦場にいる全員が死んでしまいますわ!
アッシュ:馬鹿野郎。ここにいたらおまえも崩落に巻き込まれて死ぬぞ!
ナタリア:そんなことわかっています。ですから私たちはセフィロトの吹き上げ
を利用して、ケセドニアを安全に降下させるつもりですの。
アッシュ:・・・・そんなことができるのか?
ジェイド:さあ?
アッシュ:食えない野郎だ。もし今の話しが本当なら、同じ方法で戦場も降下さ
せられるんじゃないか?
ティア:でもシュレーの丘に行くのが間に合うかどうか・・・・。
アッシュ:間に合う。そもそもセフィロトは、星の内部で繋がっているからな。
当然、パッセージリング同士も繋がっている。リングは普段、休眠してい
るが、機動さえさせれば、遠くのリングから別のリングを操作できる。
ジェイド:ザオ遺跡のパッセージリングを起動させれば、すでに起動しているシ
ュレーの丘のリングを動かせる?
アッシュ:・・・・ヴァンはそう言っていた。
・アッシュは歩き始める。
ナタリア:アッシュ!どこへ行くのですか。
アッシュ:俺はヴァンの動向を探る。奴が次にどこを落とすつもりなのか知って
おく必要があるだろう。・・・・ま、おまえたちがこの大陸を上手く降ろせな
ければ、俺もここでくたばるんだがな。
ナタリア:約束しますわ。ちゃんと降ろすって!誓いますわ。
アッシュ:指切りでもするのか?馬鹿馬鹿しいな。
ナタリア:アッシュ・・・・!
アッシュ:世界に絶対なんてないんだ。だから俺はあの時・・・・。・・・・俺は行くぞ。
おまえらもグズグズするな。 |
FACECHAT:「アッシュの言葉の意味は?」
FACECHAT:「再びザオ遺跡」
・遺跡に入ってすぐ。
アニス:パッセ〜ジ〜リング〜♪パッセ〜ジ〜リング〜♪
ナタリア:緊張感が皆無ですわね。
ガイ:はは、いいじゃないか。・・・・それより、アッシュの言葉をそのまま信じて
大丈夫なのか?
ナタリア:アッシュのことを信じられませんの?
ガイ:いや。ただ罠じゃないかと思うことはある。
ティア:確かに・・・・可能性は否定できないわ。
ジェイド:パッセージリングの性質を考えても、情報は正しいものだと思います
よ。ただし、彼なりの目的と意図があり、私たちを利用しているのは確か
ですがね。
ルーク:・・・・今は外殻大地を無事に降ろすことだけを考えようぜ。それにアッシ
ュだって、外殻大地を消滅させようなんて考えてない筈だ。
ティア:そうね・・・・。こうしている間にも事態は進んでいるんだものね。
アニス:どうしたの〜?ちゃっちゃと終わらせよ〜。
ガイ:はは・・・・。アニスみたいにしているのが、今は一番なのかもな。 |
・橋にな差しかかったところで、地震のような揺れに襲われる。
アニス:はうっ!?
ルーク:橋が揺れてる?
ティア:・・・・橋だけじゃないわ。この地下都市全体が揺れているみたい。
ジェイド:・・・・微弱ですが、譜術を感じますね。
ティア:私は感じられませんが・・・・。
ガイ:罠か? それとも・・・・。
ナタリア:敵ですの?
ルーク:だとしても進むしかない。せめて慎重に行こうぜ。
ジェイド:おや、あなたらしからぬ台詞ですねぇ。
ルーク:うるせっ。
ガイ:帰りに橋がなくなってる・・・・なんてのはごめんだがな。
アニス:やなこと言わないでよ〜!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・そこから少し先へ進んだところで再び揺れに襲われる。
ルーク:な、なんだ!?地震!?
ジェイド:違います。これは・・・・。
ティア:危ない!
・敵が現れる。
ジェイド:来ますよ!
・ティランピオンと戦闘。・・・・戦闘後。
ガイ:こいつは一体・・・・?
ティア:創世記の魔物じゃないかしら。以前ユリアシティにある本で見たことが
あるわ。ただ、こんなに好戦的ではなかったと思うけど・・・・。
ナタリア:ここは以前神託の盾の六神将が来ていましたわね。彼らが刺激したの
では?
ルーク:遺跡を守ってるだけかも知れないぜ。
アニス:なんでもいいよぅ。とにかくもうこんなのが出てこないことを祈るって
感じ。
ジェイド:同感ですね。では行きましょうか。 |
・宝箱から「パイングミ」入手。
・パッセージリングが見下ろせる橋の上で。
アニス:ほわ〜、ひろ〜い!たっか〜い!
ルーク:・・・・。
ティア:どうしたの、ルーク。
ルーク:こんな物の上に暮らしてたなんて、信じられねーやと思って。
ティア:でも、これが事実よ。人間は自分の範囲にあるものしか目に入らないの
ね。
ジェイド:・・・・しかし好奇心、知識欲は時として要らぬ事実を人に突きつける。
ガイ:外殻大地と同じだな。
ナタリア:それでも私たちは見てしまったのですから、現実から逃げる訳にはま
いりませんわ。
ルーク:・・・・急ごう。崩落は俺たちを待ってくれねぇんだ。 |
・宝箱から「7650ガルド」入手。
・宝箱から「レモングミ」入手。
FACECHAT:「いつまで歩けば良いのかな?」
・パッセージリングの前で、譜石がティアに反応する。
ティア:・・・・よかった。ここでも私に反応してくれたわ。
アニス:(ジェイドに)やっぱり総長が封じてますか。
ジェイド:そのようですね。しかし・・・・セフィロトが暴走・・・・?
ルーク:なあ、赤いところを削り取るんだよな。
・一つの作業を終えて。
ルーク:この後は?
ジェイド:ああ、はい。光の真上に上向きの矢印を彫り込んで下さい。
ティア:私が代わりましょうか?
ジェイド:いえ。強引に暗号を消去していますから、通常の操作では書き込みが
できません。ルークの超振動で、無理矢理に削っていかないと・・・・。次に
命令を記入しますが、古代イスパニア語は・・・・わかりませんよねぇ?
ルーク:当たり前だろっ!
ジェイド:わかりました。今使っているフォニック言語でお願いします。文法は
ほぼ同じですから、動くでしょう。
ルーク:なんて書くんだ?
ジェイド:ツリー上昇。速度三倍。固定。
ルーク:わかった。
ガイ:うまくいったみたいだな。
アニス:でもまだエンゲーブが・・・・。
ジェイド:続いて第四セフィロトから第三セフィロトに線を延ばして下さい。
あとは第三セフィロトに先程と同じことを書き込んで下さい。
ルーク:第三セフィロトってのがシュレーの丘なんだな。やってみるよ。
・ケセドニア崩落のイベントムービー。
ジェイド:・・・・降下し始めたようですね。念のため降下が終了するまで、パッセ
ージリングの傍に待機していましょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・しばらく時を経て。
ジェイド:完全に降下したようです。パッセージリングにも異常はないですね。
ルーク:よかった。・・・・へへ、何かうまく行きすぎて拍子抜けするぐらいだな。
アニス:あんまり調子に乗らない方がいいんじゃないですかぁ?
ルーク:・・・・う、それはそうかも。
ガイ:お、しおらしいな。
ルーク:調子に乗って、取り返しのつかねぇことすんのは・・・・怖いしさ。
ティア:・・・・。
ルーク:ティア。んな顔しなくても俺、もう暴走しねーって。
ティア:ううん。そうじゃないんだけど・・・・。
アニス:きっと疲れたんだよ。なんだかんだで降下に丸一日以上かかってるもん。
・突然、ティアが倒れる。
ルーク:(ティアに駆け寄って)おい、大丈夫か!?
ティア:ごめんなさい、大丈夫よ。
ガイ:・・・・。
ティア:体調管理も出来ないなんて、兵士として失格ね。
ナタリア:兵士とかそんなことを気にするより、もっと体の心配をなさい。本当
によろしいんですの?
ティア:(立ち上がりながら)あ、ありがとう。でも本当に平気よ。
ジェイド:それなら外に出ましょう。魔界に辿り着いているのか、確認した方がい
いですから。
・歩き始める一行にジェイドとガイが遅れて。
ジェイド:・・・・弊害が出ていると考えるなら、原因を探った方がいいですよ。
ガイ:え? ああ・・・・そうだな。 |
・宝箱から「ウイングボトル」入手。
FACECHAT:「降下作戦大成功!」
・遺跡から外へ出て空を見上げて・・・・。
ルーク:間違いなく、魔界だな・・・・。
アニス:でも、ここからどうやって外殻に戻るの?
ガイ:そうか。アルビオールはまだ戻ってなかったな。
ジェイド:合流場所はケセドニアです。ノエルの腕なら、降下中の大陸にも着陸
できたとは思いますが・・・・。
ティア:とりあえずケセドニアに行ってみましょう。 |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/25 (ルークLv.58)
・ケセドニアに入るとすぐに、ノエルが走り寄ってくる。
ノエル:皆さん! ご無事でしたか!
ルーク:そっちこそ!いつケセドニアに着いたんだ?
ノエル:この辺りが降下する少し前です。
ティア:エンゲーブのみんなは?
ノエル:無事にここまで運び終えました。
アニス:よかった〜。お疲れさま♪
ジェイド:到着早々申し訳ありませんが、飛んでもらうことはできますか?
ノエル:もちろんです。私はアルビオールで待機しています。準備ができ次第い
らして下さい。
・ノエルがアルビオールへ戻っていく。
ガイ:外殻へ戻るのか?
ジェイド:少し気になることがあるので、魔界の空を飛んでみたいんですよ。
ルーク:何が気になってるんだ?
ジェイド:・・・・確証のないことは言いたくありません。
アニス:大佐がこう言う時は、何か嫌なことがある時ですよねぇ・・・・。
ルーク:わかった。とにかく飛んでみよう。 |
FACECHAT:「アッシュの事」
最近のルークの頭痛はアッシュとの繋がりによるもので、以前のような
幻聴は聞こえなくなったなあという話。オアシスでのアッシュの「頭が
かき乱される」という発言が気になっているみたいだなあ。
・マルクト側にいる御者に話しかける。
御者:やあ、あんたたちか。また馬車を利用するかい?
ルーク:すいません。前に馬車代として渡したペンダントは、グランコクマのど
こで売ったんですか?
御者:ああ、あれか。防具屋にライズって細工師がいてね。そいつが買い取って
くれたよ。
ルーク:ありがとう。
ティア:ペンダントって私の・・・・?どうしたの、急に・・・・。
ルーク:うん、ちょっと。後でグランコクマに行ったら、ライズって人を捜して
みようぜ。
ティア:? ええ・・・・。 |
ルーク:うわっ、あのセフィロトツリーおかしくないか?
アニス:まぶしくなったかと思ったら消えかかったり・・・・。切れかけの音素灯み
たい。
ジェイド:やはりセフィロトが暴走していましたか・・・・。パッセージリングの警
告通りだ。
アニス:セフィロトの暴走?
ジェイド:ええ。恐らく何らかの影響でセフィロトが暴走し、ツリーが機能不全
に陥っているのでしょう。最近地震が多いのも、崩落のせいだけではなか
ったんですよ。
ティア:待って下さい!ツリーが機能不全になったら、外殻大地はまさか・・・・。
ジェイド:パッセージリングが耐用限界に到達と出ていました。セフィロトが暴
走した為でしょう。パッセージリングが壊れればツリーも消えて、外殻は
落ちます。そう遠くない未来にね。
ルーク:マジかよ!ユリアシティの奴らはそのことを知っているのか?
ティア:お祖父様は、これ以上外殻は落ちないって言ってたもの・・・・。知らない
んだわ。
ガイ:なあ。ケセドニアもセフィロトの力で液状化した大地の上に浮いてるんだ
よな?なら、パッセージリングが壊れたら・・・・。
ジェイド:泥の海に飲み込まれますね。液状化した魔界の大地が固形化でもする
なら話は別ですが。
ナタリア:そもそも、障気の汚染と液状化から逃れるために外殻大地を作ったの
でしょう?外殻大地を作った人々すら、大地の液状化に対して何もできな
かったのに・・・・。
ルーク:なあ、ユリアの預言にはセフィロトが暴走することは詠まれてないのか?
暴走するには理由があるだろ。対処法とか預言にないのかよ。
ティア:残ってるとしても、お祖父様では閲覧できない機密情報じゃないかしら。
アニス:・・・・イオン様なら。イオン様なら・・・・ユリアシティの最高機密を調べる
ことができると思う・・・・。
ルーク:本当か!?
アニス:うん。だって導師だし・・・・。
ルーク:だったらダアトへ向かおう!何か対処方法があるかも知れない!
ナタリア:でも戦争を止めるためにバチカルへ行くというのはどうしますの?
ティア:戦場が降下したのなら、戦争どころではなくなっていると思うわ。
ナタリア:・・・・ええ、そうだといいのですが。 |
・キムラスカ兵に暴力を振るうマルクト兵に対して。
セシル:やめろ!
マルクト兵:うわっ!
セシル:ダアト条約を忘れたか!捕虜の扱いもまともにできない屑共め!
マルクト兵:うるさい!キムラスカ軍の奴らは、黙って地面に落ちた残飯でも食
ってりゃいいんだよ!
セシル:貴様!
・そこへフリングスが走ってきて、セシルの手を取る。
セシル:は、放せ!
フリングス:そうはいきません。彼は私の部下です。
セシル:マルクト軍は最低限の礼儀すら知らないのか!その兵は、我々の食べ物
を床に投げ捨て、這いつくばって食べろと言ったのだぞ!
フリングス:それでも、彼は私の部下です。−−−ディラック!その者をハイデ
スの営倉へ連れて行け。
マルクト兵:フリングス将軍、自分は何も・・・・!
フリングス:私が何も聞いていなかったと思うか?敵の将軍に対し、残飯を食え
と言い捨てるのは、我がマルクト軍の品位を落とす行為だ。おまえの言い
分は、後ほど取り調べで聞いてやる。連れて行け!(セシルに向かって)
セシル将軍、私の部下が失礼しました。部下の失態は私の責任です。どう
かお許し頂きたい。
・二人、しばし無言で見つめあう・・・・。
セシル:・・・・も、もう結構だ。
・セシルが去っていく。
フリングス:カーティス大佐!皆さん!
ルーク:フリングス将軍!今の騒ぎは・・・・。
フリングス:お恥ずかしいところをお見せしてしまいました。障気に包まれてい
るこの状態に、部下たちが浮き足立っていて・・・・。ところで皆さんならご
存じありませんか?この国は一体どうなってしまったというのでしょうか?
ジェイド:そうですね。説明しておきましょう。ここでは何ですから、ローズ夫
人のお宅を借りましょうか。
・ローズ夫人邸に移動して。
フリングス:なるほど。ではルグニカ大陸が魔界に移動してしまったということ
ですか・・・・。信じ難いことですが、確かに斥候に出した兵の報告と今のお
話は一致します。
ジェイド:何かあれば、陛下にお伝えしておきますが。
フリングス:今のところは大丈夫です。
ガイ:なぁ、セシル将軍に会っていかないか?将軍が生きてることを、本国に知
らせた方がいいと思うし。
ナタリア:あら、そうですわね。でも・・・・。
フリングス:構いませんよ。話は通しておきます。
ルーク:ありがとう! |
・宿屋/道具屋に入るとセシルがいる。
セシル:これは!ナタリア殿下!それにルーク様も!
ナタリア:セシル。一体何故捕虜に?
セシル:いえ、それは・・・・。
キムラスカ兵:将軍は自分を助けようとして下さったのです。
ルーク:おまえを助ける?
キムラスカ兵:戦場にいる時、突然大地震が発生して、私は地割れに飲み込まれ
そうになりました。それを将軍が助けようとして・・・・。
セシル:私とこのハミルトン上等兵は、大地の亀裂で孤立してしまいました。そ
れをあのフリングス将軍が・・・・助けてくれて・・・・。
ガイ:無事でよかったです。
セシル:・・・・恥ずかしい話です。敵将に命を救われるとは。
ナタリア:そのようなことをいうものではありませんわ。
ルーク:そうだ。キムラスカのみんなにセシル将軍のこと伝えておくけど、何か
伝言はないか?
セシル:殿下たちに伝言をお願いするのは気が引けますが、よろしければアルマ
ンダイン伯爵に私の無事とお詫びをお伝え下さい。アルマンダイン伯爵は
恐らくカイツールにおられると思います。
ルーク:父上には・・・・いいのか?
セシル:・・・・は、はい。
・宿屋を出たところに、フリングスがやって来る。
フリングス:もしや、カイツールへお向かいになりますか?
ルーク:そのつもりだけど。
フリングス:それでは伝言をお願いできませんか。ノルドハイム将軍がグランコ
クマに戻られた後崩落が始まった為、今では自分がここの総大将となりま
した。そこで一時的に休戦を申し入れたいのです。
ナタリア:よい考えですわ。
フリングス:もしそれが受け入れられるのであれば、カイツールにて捕虜交換を
と考えています。
ガイ:セシル将軍を解放してくれるんですか。
フリングス:無論です。
ジェイド:・・・・あまり賛成しませんが。
フリングス:大佐ならそう仰ると思いました。ですが、あの方は人質には不向き
です。
ジェイド:甘いですねぇ。
アニス:いいじゃないですか。敵の将軍を飼っておくほど、物資がないってこと
ですよぅ。
フリングス:聡明なお嬢さんですね。それでは、よろしくお願いします。
・フリングスが去って行く。
アニス:はわ〜聡明だって!フリングス将軍はお金持ちですか?
ジェイド:そうですね。それなりだとは思いますが、ちょっと遅かったですねぇ。
アニス:何が遅かったんですか?
ジェイド:いえいえ。こちらの話です。 |
・キムラスカ側でアルマンダイン伯爵と話す。
アルマンダイン伯:休戦ですか・・・・。そうですな。この状況ではそれも仕方あり
ますまい。さっそく準備を進めます。このようなことにご足労頂き、誠に
ありがとうございました。
ナタリア:このお話、フリングス将軍に伝えなくてよろしいのでしょうか。
アルマンダイン伯:無論、使者は我が軍から送ります。これ以上ナタリア殿下に
ご迷惑をおかけしては・・・・。
ルーク:なら、もしもエンゲーブへ行くついでがあったら伝えてやろうよ。それ
でいいだろ?
ナタリア:そうですわね。 |
・宿屋でセシルに話しかける。
セシル:私は、大きな怪我も無かったのですが・・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ローズ夫人邸にて。
フリングス:そうですか。それではこちらもさっそく捕虜交換の準備を進めます。
ありがとうございました!
ティア:・・・・外が騒がしいわ。
ミュウ:魔物の気配がするですの!
ジェイド:気になります。いってみましょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・外へ出ると、マルクト兵が魔物と戦っている。
ルーク:これは・・・・!
ティア:助けましょう!
・セシルも駆けつけて魔物討伐に加わる。
フリングス:セシル将軍!
セシル:・・・・これで貸し借りは・・・・ナシだ・・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・魔物討伐を終え、再びローズ夫人邸に集まる。
フリングス:(セシルに)どうして宿を出られたのです。危険ではありませんか。
セシル:この街が魔物に落とされれば、宿に隠れていても意味がない。それに私
は軍人だ。危険を避ける訳にはいかない。
フリングス:あなたは将官なのですよ。二等兵を助ける為に危険を冒したり、敵
将を助ける為に無茶をするのは・・・・。
セシル:貴公こそ、敵である私たちを助ける為に、地割れで取り残された危険な
場所へやってきたではないか。
フリングス:あれは・・・・。
セシル:敵将である私を信じ、自由を与えたり・・・・。・・・・貴公は馬鹿だ。
フリングス:・・・・お互い様です。
ガイ:・・・・出るか。
アニス:・・・・だね。
ナタリア:あら、どうしてですの。
アニス:にっぶいなー、もー。とにかく出るの。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・二人を残してローズ夫人邸を出て。
ルーク:なあ。だけどあの二人、敵同士だろ。
ジェイド:どちらかが軍を辞めれば見込みがない・・・・訳でもないと思いますが。
ナタリア:え?まあ!あの二人、お互いを意識しておりましたの!?
アニス:・・・・ナタリアって、女とは思えぬ鈍さだ。
ガイ:途中から、空気が違ってたもんな。
ティア:(気がつかなかった・・・・。)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・宿屋で。
セシル:アスラン・フリングス・・・・あのような者がいるというのか、マルクトの
軍人にも・・・・。 |
・入ると捕虜交換が始まっている。
ルーク:そうか。今日が捕虜交換の日だったのか。
アルマンダイン伯:ナタリア殿下。ルーク様。この度の戦は、無事一時休戦の運
びとなりました。
ナタリア:そのようですわね。あとは全ての外殻大地が降りるまで、マルクトと
手を携え生きのびるのです。
ルーク:俺たちも頑張るから。
アルマンダイン伯:わかりました。よろしくお願い致します。
セシル:私はカイツールの軍港におります。どうか後ほど・・・・。
アルマンダイン伯:セシル少将!
セシル:は、はい!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・フリングスに話しかける。
フリングス:・・・・ジョゼット・・・・。
ガイ:ジョゼットってセシル将軍の名前だったな。
フリングス:! は、はい。そのようですね。あの、私はここの被害状況を調べ
てからエンゲーブへ引き上げる予定ですが、皆さんは・・・・。
ジェイド:私たちは外殻大地を降下させる作業がありますから、こちらのことは
あなたにお任せします。
フリングス:わかりました。皆さんもお気をつけて。
・フリングスが去って行く。
アニス:むむむ。せっかく面白くなりそうだったのに、このまま終わっちゃうの
かな。
ルーク:何が?
アニス:敵同士の禁じられた恋だよ。
ティア:禁じられてはいないと思うけど・・・・。
ガイ:そういやセシル将軍、俺たちに用事があるみたいだったな。いいのか?
ルーク:そうだな。カイツール軍港か・・・・。後で行ってみるか。 |
・キムラスカ軍基地でセシルに会う。
セシル:皆さん!来て下さってありがとうございます。
ルーク:何か用があるんだろ。
セシル:・・・・はい。申し訳ないのですが、この短刀をマルクトのフリングス将軍
に渡してほしいのです。
・「セシルの短刀」入手。
ナタリア:まあ・・・・。あの、それは・・・・。
ガイ:ナタリア。俺たちが口を挟むことじゃないと思うよ。
ルーク:何だ?何がだ?
ティア:短刀を渡すことに何か意味があるの?
アニス:ああ、ティアは魔界育ちだっけ。
ガイ:ルークは知る訳ないか。
ジェイド:女性から男性に短刀を渡すのは絶縁の証です。
セシル:・・・・よろしくお願いします。 |
・ローズ夫人邸でフリングスにセシルの短刀を渡す。
フリングス:これは皆さん。せっかく来ていただいたのですが、私はこれからエ
ンゲーブの住民と話し合いを持つ為に、ケセドニアへ向かわなければなら
ないのです。
ルーク:あの・・・・フリングス将軍・・・・。
ジェイド:セシル将軍から渡すように言われました。さあ、ルーク。
ルーク:(・・・・よくさらっとそういうこと言えるよな、こいつ。)
・フリングスに短刀を渡す。
フリングス:! これは・・・・。ジョゼット・・・・。・・・・。すみません。少し待って
いただけますか。
・「フリングスの手紙」を預かる。
フリングス:申し訳ありません。その手紙を彼女に・・・・セシル将軍に渡してもら
えませんか?
ルーク:・・・・わかった。
マルクト兵:フリングス将軍!時間です!
フリングス:わかった。・・・・それではみなさん、よろしくお願いします。 |
・キムラスカ軍基地にて。
セシル:皆さん・・・・。
ルーク:探検を渡したら、これを預かりました。
セシル:・・・・アスラン・・・・。・・・・申し訳ありません。もしも、もしもよろしけれ
ば、私をケセドニアのアスター邸に連れていってもらえませんでしょうか?
ガイ:フリングス将軍に呼ばれているんですね?
セシル:・・・・はい。やはり自分の口でお断りしたほうがいいようです。
ルーク:・・・・わ、わかった。
セシル:それでは私は、アルビオールで皆さんをお待ちしています。
・セシルが退室する。
ルーク:なんかどんどん面倒なことになってる気がするぞ。
ナタリア:でもお互い真剣なのですわ。協力してあげませんと。
ティア:協力って、どちらに?どう協力するの?
アニス:だよねー。
ナタリア:それは・・・・そうですわね・・・・。
ジェイド:まあ、深入りせずに適当にお茶を濁しておきましょう。どうせ当人同
士にしか結論を出せないことです。
ガイ:あんたはホントに、何でも淡白だよなぁ・・・・。 |
・アスターの屋敷にて。
フリングス:ジョゼット!
セシル:アスラン・・・・。
アスター:皆様、お待ちしておりました。実は今し方フリングス将軍と話し合い
まして、エンゲーブの住民を少しずつ村に戻そうと思っています。
ジェイド:なるほど。食糧問題の緩和ですか?
アスター:はい。エンゲーブが機能するようになれば、少しはマシになるかと。
フリングス:エンゲーブにはセントビナーの住民も一部避難していました。うま
くいけば、セントビナーも機能するかもしれません。
ナタリア:よい考えですわ。障気の問題が気にはなりますけど。
ティア:それだけは魔界にいる限り、どこにいても変わらないわ。
フリングス:はい。それに街機能が回復すれば、カイツールにも物資を援助でき
るかもしれません。あの・・・・それで・・・・。
ガイ:・・・・二人で話すことがあるんでしょう?俺たちは失礼します。
アニス:ええーっ。
ガイ:ええっ、じゃないだろ。行くぞ。
・二人を残して全員が退室する。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フリングス:来てくれてありがとう。
セシル:私は・・・・。私は駄目なのだ。私の一族はキムラスカ王国に借りがある。
だから、私がセシルの家名を背負ってのし上がるには・・・・。
フリングス:下世話な噂なら、私も耳にしたことがある。
セシル:なら・・・・!
フリングス:それが事実であろうとそうでなかろうと、あなたの美徳には何も関
係ない。預言に詠まれた私の花嫁は、あなただと私は思うのです。
セシル:でも私はファブレ公爵と・・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・画面変わって、外から扉に張り付いて聞き耳を立てるルークとアニス。
ガイ:いい加減にしろよ、二人とも。
ティア:立ち聞きなんて最低だわ。
ナタリア:二人とも恥を知りなさい!
ルーク:だってさ、心配だからさ・・・・。
アニス:私は野次馬根性です♪
ジェイド:気持ちは分かります。
ガイ:おいおい、たしなめろよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・再び室内の二人。
フリングス:私はあなたの気持ちが変わるのを、いつまでも待っています。失礼。
・フリングスと入れ替わりに一行が室内へ。
アニス:それで結局どうなったんですか。
セシル:・・・・指輪を渡されました。彼の母親の形見の品だそうです。
ナタリア:まあ!結婚を申し込まれましたのね!
ガイ:何を戸惑っておられるんですか。
ルーク:そうだよ。・・・・受けた方がいいよ。なんとなく・・・・。
セシル:・・・・いえ。やはりこれは受け取れません。
ティア:どうしてですか。
セシル:彼は敵国の軍人です。それに私にはセシル家を復興させる責務がござい
ます。これは・・・・皆様からフリングス将軍へお返し下さい。
・「形見の指輪」を渡される。
ルーク:え!いや、だけど・・・・。
セシル:・・・・お先に失礼いたします。ありがとうございました。
・セシルが退室。
ルーク:・・・・俺、一応王位継承者なんだけどな。
ナタリア:・・・・王族は民に尽くすのが仕事ですわ。
ルーク:・・・・あーあ。フリングス将軍受け取ってくれるかなぁ。もうめんどうく
さくなってきた。
アニス:いやー、燃え上がってきたよ!
あはは。ルークがσ( ̄ren ̄)の気持ちを代弁してくれてる・・・・。あち
こち回らされて、正直このイベント面倒くさくなってきた(笑)。外殻
大地すべてが崩落の危機にある時に、なんでお前ら二人のためにこん
だけ時間割かなあかんねん!_( ̄▽ ̄)ノ彡☆ばんばん! |
・フリングス将軍に話しかける。
フリングス:彼女から指輪を返すように言われたんですか?
ルーク:・・・・う・・・・。そうなんだけど・・・・。
フリングス:いえ。私はそれを受け取ることはできません。私の気持ちを受け入
れてもらえなくても、私はいつまでも待つつもりなんです。その指輪は彼
女に渡して下さい。
ルーク:なぁ・・・・一言言っていいか?俺、あんたたちの伝言役じゃないんだけど。
フリングス:も・・・・申し訳ありません・・・・。
ティア:でも、本当にどうするの?このままセシル将軍のところに行っても、受
け取ってくれるかどうか・・・・。
ガイ:何度も通うしかないんじゃないか?
ルーク:・・・・はあ・・・・。気長に行くか・・・・。
ジェイド:人の恋路に首を突っ込むものではありませんねぇ。はっはっはっ。 |
・キムラスカ軍基地にて。
セシル:・・・・指輪はお預かりできません。
ガイ:どうして頑なに拒むんですか?フリングス将軍は、気持ちを受け入れても
らえなくても構わないから、持っていてほしいと仰っています。
アニス:・・・・だけどさ、正直、好きでもない男からそんなものもらってもキッツ
イよね?
セシル:嫌いな訳ではありません!
アニス:あれれ・・・・。
セシル:・・・・ご存じない方もおられるかもしれませんが、我がセシル家は、爵位
を取り上げられ断絶した家なのです。私はセシル家を復興させる為、軍に
入りました。
ナタリア:そういえばそんな話も聞きましたわね。詳しいことはお父様も教えて
下さらなかったですけれど・・・・。
ガイ:セシル家はキムラスカを裏切った売国奴として、社交界から追放されたん
だよ。
セシル:その通りです。私の伯母のユージェニーは、マルクトの伯爵家へ輿入れ
しました。その後戦争が起きた時、伯母はキムラスカを裏切ったと汚名を
着せられ・・・・ですから、フリングス将軍のお気持ちは嬉しいのですが、私
はマルクトに嫁ぐ訳にはいかないのです。 |
・物資調達係の男性に「メイス×5」を渡す。
FACECHAT:「汗くさい?」
・宿に泊まると、超振動訓練イベント。
ティア:いつもの特訓はどうする?あなたはもう最低限の制御はできるみたいだ
けど・・・・。
ルーク:最低限だろ。だからまだ続けるよ。
ティア:わかったわ。行きましょう。
・今回は街の外へ出て特訓。
ルーク:やった!
・魔物が現れる。
ティア:あ・・・・危ない!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・ティアのリグレットとの回想。
リグレット:・・・・危ない!
・ティアに襲い掛かった兵士をリグレットが体を張って止める。
ティア:・・・・きょ・・・・教官・・・・。
リグレット:隙を見せるな。隙を作る時は敵を誘い込む時だけだ。
ティア:教官!お怪我を!
リグレット:・・・・大したことはない。それよりおまえに怪我はないか?
ティア:は、はい!でもどうして神託の盾騎士団の兵が・・・・。
リグレット:ヴァン総長に敵対する改革派の急先鋒だろう。馬鹿な奴だ。こんな
ことをしても何も変わらない。
ティア:教官・・・・。だけど殺すなんて・・・・。
リグレット:ーーー甘いなティア。おまえが正式な神託の盾騎士団の団員になれ
ば、戦場に出て行くこともある。敵を見逃せば、そのツケは自分の命で払
うことになる。
ティア:・・・・それが軍人の仕事なんですね。
リグレット:それが嫌なら、最初に閣下がおまえを止めたように、軍人になろう
とは思わないことだ。戦わずとも閣下のお力になれることはある。
ティア:・・・・は・・・・はい・・・・。
リグレット:ーーー・・・・改革派に飾り物の頭を作った方がいいか。
ティア:教官?何か仰いましたか?
リグレット:いや、なんでもない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・現実へ。先程ティアが倒した魔物の子供たちが倒れた親のところにに集まっ
てくる。
ルーク:これを見てくれ!
ティア:ここに巣を作っていたのね・・・・。
ルーク:まだ息があるんだろ?
ティア:ええ。気絶しているだけよ。
ルーク:じゃあ、あいつを回復してやってくれよ、ティア。それで俺たちはここ
を離れよう。
ティア:ルーク・・・・。そうね。そうしましょう。
こんなところにも戦いの中の優しさの種のようなエピソードが盛り込
まれてますねえ。このゲームのこういう細かい作りは好きだなあ。結
構考えさせられたり、ハッとしたりするシーンがあるんだよなあ。 |
・神殿の入口へ行くと、人だかりができている。
巡礼者A:いつになったら船を出してくれるんだ。
巡礼者B:港に行ったら、ここで聞けと追い返されたぞ!
トリトハイム:ルグニカ大陸の八割が消滅した!この状況では危険すぎて、定期
船を出すことはできぬ!
巡礼者C:嘘をつくな!そんな訳がないだろう。
トリトハイム:嘘ではない!ルグニカ大陸の消滅によって、マルクトとキムラス
カの争いも休戦となった。とにかくもっと詳しい状況がわかるまで、船は
出せぬ。
巡礼者A:ルグニカ大陸って言えば、世界で一番でかい大陸だ。それが消滅したな
んて・・・・信じられん!
巡礼者B:どうなってるんだ、世界は・・・・。
・巡礼者たちは諦めて下がっていく。
ガイ:この状況で戦いを続けるほど、インゴベルト陛下も愚かじゃなかったって
ことだな。
ナタリア:ええ、それだけが救いですわ。
ルーク:でも、このことがもっと大勢の人に知られたら、大混乱になるな・・・・。
ティア:この先どう対処するかがわかれば、それも抑えられる筈よ。
ジェイド:そういうことですね。イオン様に面会しましょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・教会の中へ入って。
ガイ:イオンはどこにいるんだ?
ジェイド:ご自身の私室ではありませんか?
ティア:でも導師のお部屋は、教団幹部しか入れないわ。鍵がわりに譜陣が置か
れていて、侵入者対策になっているの。
アニス:そんなときは、導師守護役のアニスちゃんにお任せ♪
ルーク:元、だろ。
アニス:ぶー。「元」だけど、ちゃんとお部屋に続く譜陣を発動する呪文、知っ
てるモン。
ルーク:譜陣ってとなりの部屋にあったやつだろ?
アニス:そゆこと。さ、いこ〜。 |
FACECHAT:「為政者としての義務」
国を治める者としての才覚ねえ。現状、麻○さんも頼りないけど、民○
党の連中は輪をかけて抜けてるし・・・・(笑)彼らも、時にはこういうゲー
ムでもプレイして、為政者としてのあり方を真剣に考えてくれるといい
がなあ・・・・。
・譜陣の場所からワープする。
アニス:これこれ。えっと・・・・「ユリアの御霊は導師と共に」。
ルーク:うわっ、消えた!
ティア:ユリアロードと同じ原理よ。心配しなくていいわ。
ルーク:よし・・・・行くか。 |
○イオンの私室
ルーク:イオンの奴、どこに行ったんだ。
・扉の向こうで足音が聞こえる。
ティア:しっ、静かに。誰か来るわ!
アニス:ヤバ・・・・。ここは関係者以外立ち入り禁止だよぅ!
ガイ:隠れよう!
・全員隣の部屋へ隠れる。やって来たのはモースとディスト。
モース:ふむ・・・・。誰かここに来たと思ったが・・・・気のせいだったか。
ディスト:それより大詠師モース。先ほどのお約束は本当でしょうね。戦争再開
に協力すれば、ネビリム先生のレプリカ情報を・・・・。
モース:任せておけ。ヴァンから取り上げてやる。
ディスト:ならばこの「薔薇のディスト」、戦争再開の手段を提案させていただ
きましょう。まずは導師イオンに休戦破棄の導師詔勅を出させるのがよろ
しいかと。
モース:ふむ。導師は図書室にいたな。戻り次第、早速手配しよう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・扉の向こうで聞いていた一行。
ジェイド:・・・・今の話しを聞くと、モースとヴァンはそれぞれ違う目的の為に動
いているようですね。
ルーク:ああ、なんかディストが自分の目的のために、二人の間でモウモリにな
ってるって感じだった。
ジェイド:モースは預言どおりに戦争を起こしたいだけ。ではヴァンの目的は?
ティア:外殻大地を落として、人類を消滅させようと・・・・。
ジェイド:私には、あの人がそんな意味のない殺戮だけを目的にしているように
は見えません。モースの方が目的が明快なだけに、脅威は感じない。
ガイ:なら、まずは明快な敵の方を片づけようぜ。インゴベルト陛下にモースの
言葉を鵜呑みにしないよう進言して、戦争を再開させないように・・・・。
ナタリア:・・・・でも、私の言葉を・・・・お父様は信じて下さるかしら。
ルーク:ナタリア!当たり前だろ!
ナタリア:・・・・私、本当の娘ではないのかも知れませんのよ。
アニス:も、もーっ!その時はその時だよ!それより図書室に行こっ! |
○図書室
イオン:皆さん!?どうしてここに・・・・。
ルーク:イオン、外殻大地が危険なんだ!だから教えてくれ!ユリアの預言には
セフィロトの暴走について詠まれてなかったのか?
・イオンに状況説明があって。
イオン:・・・・なるほど。それは初耳です。実は、僕、今まで秘預言を確認したこ
とがなかったんです。
アニス:え!?そうなんですか?
イオン:ええ。秘預言を知っていれば、僕はルークに出会った時、すぐに何者か
わかった筈です。アクゼリュスのことも・・・・回避できたかも知れない。
ルーク:・・・・。
イオン:・・・・ですから僕は秘預言を全て理解するためにダアトへ戻ったんです。
ナタリア:でもその秘預言にセフィロトの暴走のことは・・・・。
イオン:ええ、詠まれていなかった筈です。念のため、礼拝堂の奥へ行って調べ
てみましょう。
ルーク:礼拝堂の奥? なんで?
イオン:譜石が安置してあります。そこで預言を確認できますから。
アニス:イオン様!それはお体に障りますよぅ!
イオン:止めないで下さい、アニス。必要なことなのですから。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○礼拝堂の奥・譜石の前
イオン:この譜石は、第一から第六までの譜石を結合して加工したものです。導
師は譜石の欠片から、その預言を全て詠むことができます。ただ量が桁違
いなので、ここ数年の、崩落に関する預言だけを抜粋しますね。
ND2000。ローレライの力を継ぐ者、キムラスカに誕生す。其は王族に連
なる赤い髪の男児なり。名を聖なる焔の光と称す。彼はキムラスカ・ラン
バルディアを新たな繁栄に導くだろう。
ND2002。栄光を掴む者、自らの生まれた島を滅ぼす。名をホドと称す。
この後、季節が一巡りするまで、キムラスカとマルクトの間に戦乱が続く
であろう。
ND2018。ローレライの力を継ぐ若者、人々を引き連れ鉱山の街へ向かう。
そこで若者は力を災いとし、キムラスカの武器となって街と共に消滅す。
しかる後にルグニカの大地は戦乱に包まれ、マルクトは領土を失うだろう。
結果キムラスカ・ランバルディアは栄え、それが未曾有の繁栄の第一歩と
なる。
・膝を折るイオン。
アニス:イオン様!
イオン:・・・・これが第六譜石の崩落に関する部分です。
ガイ:やっぱりアクゼリュス崩落と戦争のことしか詠まれてないな・・・・。
ルーク:もしかしたら、セフィロトの暴走は第七譜石に詠まれているのかも知れ
ないな。
ティア:ーーーローレライの力を継ぐ者って、誰のことかしら。
ナタリア:ルークに決まっているではありませんか。
ティア:だってルークが生まれたのは七年前よ。
ジェイド:今は新暦2018年です。2000年と限定しているのだから、これはアッ
シュでしょう。
ティア:でも、アクゼリュスと一緒に消滅する筈のアッシュは生きています。
アニス:それ以前に、アクゼリュスへ行ったのはルークでしょ。この預言、おか
しいよ。
ガイ:確かにアッシュも後から来たが、奴はあの時点で聖なる焔の光と呼ばれて
た訳じゃないしな。
ティア:ユリアの預言にはルークがーーーレプリカという存在が抜けているのよ。
ルーク:それってつまり、俺が生まれたから預言が狂ったって言いたいのか?
ティア:・・・・ルーク?
・そこへ神託の盾騎士団の連中が入ってくる。
オラクル兵士:見つけたぞ、鼠め!
アニス:ヤバ・・・・!
イオン:皆さん、逃げて下さい!アニスも!
ジェイド:アルビオールへ戻りましょう。 |
○町の入り口
・モースとオラクル兵が待ち構えている。
ティア:大詠師モース。もうオールドラントはユリアの預言とは違う道を歩んで
います!
モース:黙れ、ティア!第七譜石を捜索することも忘れ、こやつらとなれ合いお
って!いいか、ユリアの預言通りルークが死に、戦争が始まれば、その後
繁栄が訪れるのだ!
ディスト:(呪文の詠唱に入っているジェイドに)抵抗はおやめなさい、ジェイ
ド。さもないと、この女の命はありませんよ。
・ディストはノエルを人質にとっている。
ディスト:はーっはっはっはっ!いいざまですね、ジェイド。
ジェイド:お褒めいただいて光栄です。
ディスト:誰も褒めていませんよ!
ルーク:俺たちをどうするつもりだ。
モース:バチカルへ連れて行く。そこで戦争再開のために役立ってもらうのだ。
ディスト:連れて行きなさい! |
○バチカルへの船内
ナタリア:ノエルは大丈夫でしょうか。
アニス:ダアトは宗教自治区だもん。むやみに殺されるようなことはないと思う
けど・・・・。
ガイ:俺たちはどうなるんだ?
ジェイド:ルークは処刑されるのでしょうね。預言通りにするために。
ルーク:・・・・その方がいいのかもな。
ティア:ルーク、何を言ってるの!
ルーク:だってそうだろ。俺が生まれたから、この世界は繁栄の預言から外れた
んだ。だから預言にないセフィロトの暴走も起きたんじゃないか。
ガイ:おまえ、何言ってんだ。
ルーク:そうとしか思えないよ。それにティアだって言っただろ。ユリアの預言
には俺が存在しないって。
ティア:(立ち上がって)馬鹿!
ルーク:ば・・・・馬鹿とはなんだよ!
ティア:私はただ、あなたがユリアの預言に支配されていないのなら、預言とは
違う未来も創れるって言いたかっただけよ!
ルーク:・・・・ティア・・・・。
ティア:あなた、変わるんじゃなかったの!?そんな風にすぐ拗ねて!もう勝手に
したらいいわ!
ルーク:ティア・・・・ごめん・・・・。
ティア:・・・・。
ルーク:・・・・ごめん・・・・。 |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/26〜27 (ルークLv.58)
○ナタリア私室
・ルークとナタリアの二人だけがいる。
ルーク:・・・・みんなと離ればなれにされちまったな。
ナタリア:これからどうなってしまうのでしょう・・・・。
・アルバインが兵を連れて入ってくる。
アルバイン:キムラスカ王女の名を騙りしメリル、並びにファブレ公爵の子息の
名を騙りしルーク。
ナタリア:メリル・・・・?何を言っているの?
アルバイン:王国はそなたらから王位継承権を剥奪する。またアクゼリュスにて
救援隊を惨殺せし罪も重い。
ナタリア:な、何を言っているのです!違いますわ!そんなこと、私は・・・・!
アルバイン:あなたも一応は王族として育てられた。せめて最後は潔く、自決な
さい。
・兵が毒入りのカップを二人の前へ持ってくる。
アルバイン:苦しまぬよう、との陛下のご配慮だ。
ナタリア:毒・・・・!
・ここでティアの譜歌が聞こえてくる。
アルバイン:・・・・な、何事・・・・だ・・・・?
・アルバインと兵が倒れ、ティアたちが入ってくる。
ティア:間に合ったわね。
ルーク:ティア!みんな!どうしてここに!
ガイ:牢に入れられてたんだが、思いがけない助力があってね・・・・。
アニス:説明は後で!早く逃げようよ!
ナタリア:お待ちになって!お父様に・・・・陛下に会わせて下さい!陛下の真意を
・・・・聞きたいのです。
ルーク:俺からも頼む。戦争を止めるためにも伯父上には会うべきだ。
ジェイド:・・・・危険だけは覚悟してください。
ナタリア:・・・・ありがとう。
ルーク:ティア。・・・・船で馬鹿なこと言ったから、見捨てられたと思ってた。来
てくれてありがとう。
ティア:・・・・ば、ばか。
|
○謁見の間
インゴベルト六世:ナタリア・・・・。
ナタリア:お父様!
モース:逆賊め!まだ生きておったか!
ナタリア:お父様!私は本当にお父様の娘ではないと仰いますの!?
インゴベルト六世:そ・・・・それは・・・・。わしとて信じとうは・・・・。
モース:殿下の乳母が証言した。おまえは亡き王妃様に仕えていた、使用人シル
ヴィアの娘メリル。(乳母に向かって)そうだな?
事情を知って見ていると、ここで同席しているラルゴが一行に背中を
向けるんだよなあ。心憎い細かい演出。初見のプレイではなかなか気
づきにくいところだけど。
乳母:・・・・はい。本物のナタリア様は死産でございました。しかし王妃様はお心
が弱っておいででした。そこで私は数日早く誕生しておりました、我が娘
シルヴィアの子を王妃様に・・・・。
ナタリア:・・・・そ、それは本当ですの、ばあや。
モース:今更見苦しいぞ、メリル。おまえはアクゼリュスへ向かう途中、自分が
本当の王女でないことを知り、実の両親と引き裂かれた恨みからアクゼリ
ュス消滅に荷担した。
ナタリア:ち、違います!そのようなこと・・・・!
ルーク:伯父上!本気ですか!そんな話を本気で信じているんですか!
インゴベルト六世:わしとて信じとうはない!だが・・・・これのいう場所から、嬰
児の遺骨が発掘されたのだ!
ルーク:・・・・も、もしそれが本当だとしても、ナタリアはあなたの実の娘として
育てられたんだ!第一有りもしない罪で罰せられるなんておかしい!
モース:他人事のような口振りですな。貴公もここで死ぬのですよ。アクゼリュ
ス消滅の首謀者として。
インゴベルト六世:・・・・そちらの死を以て、我々はマルクトに再度宣戦布告する。
モース:(ディストとラルゴに)あの二人を殺せ!
ディスト:何をしているのです!ラルゴ!他の者の手にかかってもよいのですか?
ラルゴ:・・・・くっ、強引に連れてこられたかと思えば、こういうこととはなっ!
・ここでアッシュが謁見の間に飛び込んでくる。
ディスト:アッシュ!ちょうどいい!そいつらを捕まえなさい!
ナタリア:ル・・・・アッシュ・・・・。
アッシュ:せっかく牢から出してやったのに、こんなところで何をしてやがる!
さっさと逃げろ!
ルーク:おまえが助けてくれたのか!だったらおまえも一緒に・・・・。
アッシュ:うるせぇっ!誰かがここを食い止めなければならないだろう!さっさ
と行け!
ナタリア:・・・・ご無事で!
・ルークたちは逃げ出す。
ディスト:きーっ!裏切り者!
アッシュ:・・・・ガタガタうるせぇよ。おまえだってヴァンを裏切って、モースに
情報を流してるだろうが。
ラルゴ:・・・・貴様!六神将でありながら、総長を裏切っていたのか!
ディスト:私は目的が果たせればいいのです。ヴァンへの忠誠より優先すること
がありますからね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○謁見の間の扉の外
ナタリア:・・・・お父様・・・・。
ガイ:せっかく奴がくれた脱出の機会を無駄にしちゃいけない。わかるよな。
ナタリア:・・・・ええ・・・・。それは・・・・わかります。
ルーク:とにかくバチカルを出よう!この街にいたら、アッシュの厚意が無駄に
なる。 |
○軍事施設への昇降機手前
・昇降機のところにペールがいる。
ペール:ルーク様!ご命令通り、白光騎士団の者がこの先の道を開いております
ぞ。
ルーク:命令・・・・?
ペール:ん?御髪が・・・・?やはり先ほどはカツラを・・・・?
ルーク:(アッシュが手配してくれたのか・・・・。)ありがとう、ペール!おまえ
は逃げろ!
ペール:いえ、ここで微力ながら皆様の盾になります。
ナタリア:危険です!お逃げなさい!
ガイ:心配するな。ペール爺さんは俺の剣の師だ。後は頼むぜ、ペール。
ペール:ガイラルディア様。ご無事をお祈りしております。 |
○軍事施設
白光騎士団の騎士:この場は我らにお任せを!ルーク様、殿下をお願い致します。
殿下は我が国の希望の星です。
ルーク:任せろ! |
○中央広場
・昇降機を降りたところでバチカル兵に囲まれる。
バチカル兵:ええい!待て!逆賊共!
・そこへ一般市民が走ってきて、兵士に抵抗する。
バチカル兵:な、何をする!
バチカル市民A:ナタリア様、お逃げ下さい!
ナタリア:な、何故私を・・・・!
バチカル市民B:サーカスの連中から聞いたんです!姫様が無実の罪で処刑されよ
うとしているって!
バチカル市民A:お顔は存じ上げませんでしたが、上の階から逃げてこられたって
ことは姫様でしょう。
バチカル市民B:さあ、逃げて下さい!
ティア:行きましょう!ナタリア。
ナタリア:え・・・・ええ・・・・。
・バチカルの全市民がナタリアを逃がそうとバチカル兵に抵抗する。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・街の外への橋に差し掛かったところで、ゴールドバーグがやって来る。
ゴールドバーグ:待て!その者は王女の名を騙った大罪人だ!即刻捉えて引き渡
せ!
・そこへまた住民たちが集まってくる。
ナタリア:そうです!みんな、私は王家の血を引かぬ偽者です。私のために危険
を冒してはなりません。どうか逃げて!
バチカル市民C:ナタリア様が王家の血を引こうが引くまいが、俺たちはどうでも
いいんですよ。
バチカル市民D:わしらのために療養所を開いてくださったのはあなた様じゃ。
バチカル市民E:職を追われた俺たち平民を、港の開拓事業に雇って下さったのも
ナタリア様だ。
ゴールドバーグ:ええぃ、うるさい、どけ!
・市民に剣を振るうゴールドバーグにルークが突っ込んでいく。
ルーク:やめろ!
ゴールドバーグ:ええいっ!うるさいっ!
・そこへ再びアッシュが登場。ゴールドバーグを突き倒す。
ルーク:アッシュ・・・・!?
アッシュ:(ゴールドバーグに向かって)・・・・屑が。キムラスカの市民を守るの
が、おまえら軍人の仕事だろうが!(ナタリアに)ここは俺たちに任せろ。
早く行け、ナタリア!
ナタリア:・・・・アッシュ・・・・。
アッシュ:・・・・おまえは約束を果たしたんだな。
ナタリア:アッシュ・・・・「ルーク」!覚えてるのね!
アッシュ:行け!・・・・そんなしけたツラしてる奴とは、一緒に国を変えられない
だろうが!
ナタリア:! ・・・・わかりましたわ!
アッシュ:ルーク!ドジを踏んだら、俺がおまえを殺すっ!
ルーク:・・・・けっ。おまえこそ、無事でな。
バチカル市民F:ザオ砂漠は途中で消失してます!イニスタ湿原へ向かって下さい。
ルーク:わかった。ありがとう。
・橋にいる住民たちからも、ナタリアに熱い声援が飛ぶ。
FACECHAT:「ここから離れよう」
このシーンはよく覚えてるなあ。どちらかというと個人的にはあまり
好きじゃなったナタリアを見る目が少し変わった。少しだけかい!(笑)
ゲームを始めて、最初に心が震えた名シーンでした。
|
ナタリア:・・・・。アッシュは無事でしょうか・・・・。
ティア:大丈夫よ。彼にはキムラスカの人たちも味方をしてくれているわ。
ナタリア:そうですわね。私のために、みんな・・・・。
ガイ:感謝の気持ちは、オールドラントを救うことで表せばいい。今この大地に
危険が迫ってるのを知っているのは、俺たちだけだ。
ナタリア:・・・・ええ。
ルーク:この湿原の先はどこに繋がってるんだ?
アニス:確かベルケンドだよね。
ルーク:ひとまずそこでアッシュと落ち合おう。
ガイ:だがベルケンドはファブレ公爵の領地だ。気は抜けないぞ。
ルーク:わかってる。
ミュウ:・・・・ここの湿原、なんかいやな気配がするですの。
ジェイド:・・・・そうですね。タチの悪い魔物に出会わないことを祈りましょう。 |
・宝箱から「タルワール」入手。
FACECHAT:「ナタリアの今後」
・宝箱から「ナイツヘルム」入手。
FACECHAT:「魅惑の小悪魔、アニスちゃん」アニス:リトルデビっ子
FACECHAT:「お色気作戦!・・・・失敗!?」アニス:子供じゃないモン
・途中まで進んだところで、ジェイドとガイが立ち止まる。
ルーク:どうしたんだ?二人とも。
ガイ:ジェイドが言っていたタチの悪い魔物なんだが・・・・。
ジェイド:やはり、ただの噂ではないようですね。
ルーク:なにか居るって言うのか?
ガイ:かなり昔の話なんだが・・・・この辺りで旅人を襲う凶暴な魔物が居たらしい。
ジェイド:退治しようと何回も討伐隊が組まれたようですが、結局それはかなわ
ず、その魔物が苦手だという花を植えることによって、この湿原に閉じ込
めたと言う話です。
ガイ:ただの迷信かと思ってたけど、さっきの花、見ただろ?どうやら・・・・。
ルーク:マジ話って事か・・・・?
アニス:え〜!もう死んじゃったんじゃない?
ジェイド:だといいのですが・・・・。
・と言ってる傍から巨大な魔物が現れ、全員で逃走する。
ルーク:じょ、冗談じゃねーぞ!
ティア:あの魔物が・・・・さっきの話の・・・・?
ジェイド:あの魔物と戦っても、こちらに利益はありません。それに今の私たち
では、まず倒せないでしょう。戦いを避けて、湿原を抜けるべきですね。
ナタリア:どうして倒せないと言い切れますの?
ガイ:単純な強さだけで倒せるのなら、過去の討伐隊が倒しちまってるって!
ジェイド:そういうことです。今は逃げましょう。ラフレスの花粉が苦手なのは
わかっています。それを利用すれば、湿原を抜けることは可能なはず!
ルーク:わかった!もし追いつかれてもすぐ逃げるぞ!
ティア:了解よ。 |
FACECHAT:「逃げるが勝ち!」
・宝箱から「5600ガルド」入手。
・宝箱から「ミスティックロッド」入手。
試しにと思ってベヒモスと戦ってみたら倒しちゃったけど、倒したこと
にはならないみたいですな。経験地は入手できないし。ふむふむ。
・湿原の中ほどで今度はナタリアが立ち止まる。
ルーク:どうした、ナタリア。
ナタリア:あ・・・・いえ。なんでもありませんわ。
ティア:体調でもよくないの?
・とそこへ、ナタリアとルークたちとの間に割り込むようにベヒモスが現れる。
ナタリア:きゃあっ!?
ティア:しまったわっ!
ルーク:まずい!
・ティアの譜歌にあわせて、ルークがベヒモスに斬りかかる。
ジェイド:アニス!ラフレスの花粉を!
アニス:はいっ!!
・ラフレスの花粉をかけられたベヒモスは退散していく。
ルーク:今のうちにここを離れよう! |
FACECHAT:「怪物の弱点!?」「ナタリアの為にできる事」
・宝箱から「ドレインチャーム」入手。
・宝箱から「ナイツガード」入手。
・奥の方の橋の手前まで来ると、またナタリアが立ち止まる。
ガイ:・・・・ジェイド。休憩!
ジェイド:やれやれ。あなたもお人好しですね。さっきのこともありますから、
周りには気をつけてくださいよ。
ガイ:ああ。こんなところでナタリアが怪我でもしたら、バチカルのみんなが泣
くからな。
アニス:そうだよねぇ。ナタリアって愛されてたんだぁって、びっくりしたもん。
ルーク:ナタリアは公共事業を取り仕切ってるんだ。その収益を病気の人とかに施
したりとか・・・・。尊敬されてんだよ。
ガイ:ルークが王子だったら、ただ王室で贅沢三昧だな。
ティア:為政者も個人の資質が重要ってことね。
ガイ:そう。バチカルのみんなは、キムラスカの王女じゃなくて、ナタリアが好
きなんだよな。
ナタリア:でもお父様は・・・・。
ガイ:陛下がどうしてもキミを拒絶するなら、マルクトにおいで。キミなら大歓
迎さ。
ナタリア:・・・・あなた、よく真顔でそんなこと言えますのね。
ルーク:おーい。ガイにたぶらかされて、マルクトに亡命するなよ!
アニス:それよりインゴベルト陛下に退位してもらって、ナタリアが女王様にな
れば?
ナタリア:・・・・ふふ。・・・・ごめん・・・・なさい・・・・。いやですわ、泣くつもりでは
・・・・。
ガイ:いいんだよ。色々あって、びっくりしたよな。
ナタリア:・・・・ごめんなさい、みんな。もう大丈夫ですわ。ガイも・・・・ありがと
う。
ガイ:ナタリアの笑顔を取り戻す手伝いができて嬉しいよ。
ナタリア://// なんだか照れてしまいますわ。
・感謝の気持ちで歩み寄るナタリアと後ずさるガイ。
ナタリア:・・・・忘れてましたわ。ごめんなさい。 |
○湿原の出口近く
ルーク:なんとか湿原を抜けれそうだな。
・ベヒモスが現れて、またナタリアとルークたちを分断してしまう。
ナタリア:きゃあっ!
ルーク:ナタリア!やばい!あのままじゃやられちまう!
ジェイド:仕方がありません。助け出す間、奴を引きつけましょう。
ルーク:わかった!俺たちが引きつけてる間に助け出してやってくれ!その後、
すぐ逃げるからな!
ガイ:わかってる!まかせとけって!
・戦闘後。
ジェイド:救出できたようです!逃げますよ!
・ティアの譜歌とラフレスの花粉でベヒモスの動きを止める。
ルーク:今だ!(とベヒモスに斬りかかる。)
ガイ:やったか!
ジェイド:とどめは刺していないかもしれませんが、今は十分です!行きますよ!
ルーク:わかった!
・全員で逃げ出す。 |
・ベヒモスから逃げてきて。
ルーク:ふー。なんとか逃げ切れたな。
アニス:ふぁ〜・・・・超やばかった〜。
ガイ:けどベヒモスはほとんど攻撃が効かないって話だったが、ルークの技は効
いていたな。
ナタリア:ルークの超振動が影響しているのかしら。
ミュウ:ご主人様、凄いですの!
ルーク:へ・・・・へへ。ま、まあな。
ジェイド:攻撃が効いていたのは二回ですね。どちらの時もティアの譜歌が発動
中でした。その辺りも考慮した方が良さそうですね。
ルーク:まあ、とりあえずベヒモスはやり過ごしたんだし、街に行こうぜ。
ガイ:そうだな。ベルケンドは山沿いに西へ進んだ所にある。
ルーク:わかった。 |
ベヒモスが邪魔で、取り逃している宝箱があったので、性懲りもなくま
た湿原に入って回収に向かいます。
・宝箱から「ミラージュローブ」入手。
またベヒモスを撃破しましたが、今回は経験地もガルドも入手できたの
で、これでとどめを刺したことになるのかな。
・宝箱から「3200ガルド」入手。
○街の入口
ルーク:とりあえずここまで逃げてきたけど、この後どうする?
ジェイド:そう言えばスピノザという男が、この街でヴァンと組んでレプリカ研
究をしていました。
ティア:兄さんが・・・・。
ジェイド:ヴァンの目的を探るためにも、ちょっと第一音機関研究所のスピノザ
を問い詰めてみませんか。
ルーク:(師匠・・・・。俺を騙して・・・・レプリカを作ろうとして・・・・。何を考えて
るんだ・・・・。)・・・・行ってみよう。 |
・宝箱から「ポイズンチャーム」入手。
○第一音機関研究所前
・一行は兵士たちに囲まれる。
オラクル兵:バチカルでは派手にやってくれたそうですな、特務師団長!
ルーク:・・・・特務師団長?
オラクル兵:ヴァン主席総長がお呼びです!出頭していただきますよ。アッシュ
特務師団長!
ジェイド:ヴァン謡将に会う絶好の機会です。ここは大人しく捕まりましょう。 |
○第一音機関研究所内 レプリカ研究施設奥の部屋
オラクル兵:アッシュ特務師団長を連行しました。
ティア:兄さん!リグレット教官!
ルーク:師匠!師匠はアクゼリュスで俺を・・・・俺を・・・・っ。
リグレット:・・・・とんだ人違いだな。閣下、下がらせますか。
ヴァン:いや、かまわん。
ティア:兄さん!何を考えているの!セフィロトツリーを消して、外殻を崩落さ
せて!
ルーク:そうだよ、師匠!ユリアの預言にも、こんなことは詠まれていない・・・・。
ヴァン:ユリアの預言か・・・・。ばかなかしいな。あのようなふざけたものに頼っ
ていては、人類は死滅するだろう。
ナタリア:あなただって外殻大地を崩落させて、この世界の滅亡を早めているで
はありませんか!
ヴァン:それがユリアの預言から解放される、唯一の方法だからだ。
ジェイド:死んでしまえば預言も関係ないですからねぇ。
ヴァン:違うな。死ぬのはユリアの亡霊のような預言とそれを支えるローレライ
だけだ。
アニス:ローレライって・・・・。第七音素の意識集合体?まだ未確認なんじゃ・・・・。
ヴァン:いや、存在する。あれが預言を詠む力の源となり、この星を狂わせてい
るのだ。ローレライを消滅させねば、この星は預言に縛られ続けるだろう。
ルーク:外殻が崩落して消滅したら、大勢の人が死ぬ。そしたら預言どころの話
じゃなくなっちまうよ。
ヴァン:レプリカがある。預言通りにしか生きられぬ人類などただの人形。レプ
リカで代用すればいい。
ガイ:フォミクリーで大地や人類の模造品を作るのか?馬鹿馬鹿しい!
ヴァン:では聞こうか。ガイラルディア・ガラン・ガルディオス。ホドが消滅す
ることを、預言で知っていながら、見殺しにした人類は愚かではないのか?
ガイ:それは・・・・。
ヴァン:私の気持ちは今でも変わらない。かねてからの約束通り、貴公が私に協
力するのならば喜んで迎え入れよう。
ルーク:かねてからの約束・・・・?ガイ、どういうことだ?
ガイ:それは・・・・。
ヴァン:ガルディオス伯爵家は代々我らの主人。ファブレ公爵家で再開したとき
から、ホド消滅の復讐を誓った同志だ。
・背後で扉の開く音がする。
リグレット:来たようです。
・アッシュが部屋に入ってくる。
ナタリア:アッシュ!
ヴァン:待ちかねたぞ、アッシュ。おまえの超振動がなければ、私の計画は成り
立たない。私と共に新しい世界の秩序を作ろう。
アッシュ:断る!超振動が必要なら、そこのレプリカを使え!
ヴァン:雑魚に用はない。あれは劣化品だ。一人では完全な超振動を操ることも
できぬ。
ルーク:!
ヴァン:あれは預言通りに歴史が進んでいると思わせるための捨てゴマだ。
ティア:その言葉、取り消して!
ヴァン:ティア。おまえも目を覚ませ。その屑と共にパッセージリングを再起動
させているようだが、セフィロトが暴走しては意味がない。
・短刀を抜くティアにリグレットが近づく。
ヴァン:かまわん、リグレット。この程度の敵、造作もない。
ジェイド:ティア。武器を収めなさい。・・・・今の我々では分が悪い。
ガイ:ああ。この状況じゃ、俺たちも無傷って訳にはいかない。たとえ相打ちで
も駄目なんだ。外殻を降下させる作業がまだ残っている。
アッシュ:・・・・ヴァン、ここはお互いに退こう。いいな?
リグレット:よろしいのですか?
ヴァン:アッシュの機嫌を取ってやるのも悪くなかろう。
リグレット:主席総長のお話は終わった。立ち去りなさい。 |
○第一音機関研究所前
ナタリア:アッシュ・・・・。バチカルでは助けてくれてありがとう。
ルーク:そうだ。おまえのおかげだよ。ここまで逃げてこられたのは。
アッシュ:勘違いするな。導師に言われて、仕方なく助けてやっただけだ。
アニス:イオン様が!?
アッシュ:おまえたちに渡すものがある。宿までこい。 |
FACECHAT:「ヴァンの計画」
おおっ!無茶苦茶前向きになったルーク。人はここまで変われるのか。
いや、でもあれだけの罪を背負わされれば、変わることもできるんだろ
うなあ。ティアやガイがいてくれたこともあるけど、ネガティヴじゃな
くポジティヴに変わっていくルークはすごいと素直に思う。まあ、ゲー
ムだからって言っちゃ元も子もないけど、こういうところって結構考え
させられたり、強い気持ちにさせられたり・・・・たかがゲーム、されどゲ
ーム・・・・捨てたもんじゃないですなあ。
FACECHAT:「アッシュと一緒に・・・・」
○宿屋前
ルーク:なぁ、ガイ。あの、さっきの師匠とおまえの話だけど・・・・。
ガイ:ん? ああ、あれか・・・・。
ルーク:おまえがカースロットで俺を襲ったのって・・・・。
ガイ:・・・・そうだな。ヴァンがいったことは本当だ。あいつと俺は同志だった。
だが・・・・今は違う。あいつと俺の目的は違ってしまったからな。
ティア:それを私たちに信じろと?
ジェイド:こちらが疑り深いことはご存じですよねぇ。
アニス:そうそう。
ナタリア:おやめなさい!私たちの誰もがルークを見捨てた時、ガイだけはルー
クを迎えに行きましたわ。そのことまで否定なさいますの?
ジェイド:作戦かもしれませんよ。
ガイ:信じろとはいわないよ。俺をヴァンの回し者だと思うなら、俺はキミたち
と離れる。それだけだ。
ルーク:・・・・俺は・・・・ガイを信じる。
ガイ:いいのか?
ルーク:・・・・だって、俺はガイに信じて欲しいからさ。俺が変わるってこと。そ
れを見てて欲しい。
ガイ:・・・・そうか。
ナタリア:ガイは敵国の人間でありながら、私を力付けてくれましたわ。あれが
私たちを欺く演技だとは私には思えません!
ティア:私はガイを疑ってはいないわ。兄さんがガイを回し者として使うつもり
なら、もっと巧妙に隠す筈だもの。
ジェイド:ええ、それは同感です。儀礼的に疑ってみました。一応ね。
アニス:・・・・そうやって甘くしてると、いつか凄いしっぺ返し食らうよ。ま、私
はいいんだけどね。忠告したし。
ガイ:はは。まあなんでもいいさ。これからも頼むよ。
ルーク:こっち台詞のだよ。ガイ・・・・俺、おまえを信じてるから。
ガイ:・・・・ああ。わかってるよ。 |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/29 (ルークLv.62)
○宿屋
・宿屋にはアッシュとノエルがいる。
ルーク:ノエル!無事だったのか!
ノエル:はい。アッシュさんに助けて頂きました。
ルーク:アッシュに・・・・?
ミュウ:よかったですの!
ノエル:ただアルビオールの飛行機能はダアトで封じられてしまいました。
ティア:どういうことなの?飛べないのならどうやってここに・・・・。
ノエル:水上走行は可能だったので、それでなんとか。
ガイ:そうか。多分浮遊機関を操作している飛行譜石を取り外されたんだな。
ルーク:じゃあそれを捜さないと飛べないのか。
ガイ:ああ。現状では船とかわらないってことさ。
アッシュ:イオンから、これを渡すように頼まれた。
ジェイド:これは創世暦時代の歴史書・・・・。ローレライ教団の禁書です。
アニス:禁書って、教団が有害指定して回収しちゃった本ですよね。
ジェイド:ええ。それもかなり古いものだ。
アッシュ:あんたに渡せば、外殻大地降下の手助けになると言っていた。
ジェイド:ーーー読み込むのに時間がかかります。話は明日でもいいですか?
ガイ:いいんじゃないか?この中でその本を理解できそうなのはジェイドぐらい
だし。
ルーク:頼むよ、ジェイド。
ジェイド:では、また明日の朝。
・「創世暦時代の歴史書」入手。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・一夜明けて、宿屋の寝室。
ルーク:みんな、どこに行ったんだ?
ミュウ:ご主人様が起きないから、お部屋を出て行っちゃったんですの。
ルーク:起こしてくれりゃいいのに・・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
アッシュ:・・・・よくいつまでも寝ていられるな。そのうち脳が溶けるんじゃない
か?
ルーク:・・・・おまえはそのうち口が曲がるんじゃねーの。
ティア:レプリカで世界を作り替えるなんて。兄さんは正気なのかしら・・・・。
アニス:・・・・は〜。総長がこんな所にいたなんて、もー、びっくり。しかも神託
の盾の騎士団員を自分の兵士みたいにしててなんか感じ悪い。
ガイ:ヴァンは俺のお守り役だったんだ。ヴァンの親父とペールがガルディオス
家の剣と盾だったのさ。おまえと俺みたいな感じだよ。
ルーク:ジェイド!何かわかったのか?
ジェイド:はい。魔界の液状化の原因は地核にあるようです。
ナタリア:地核?記憶粒子が発生しているという惑星の中心部のことですか?
ジェイド:はい。本来静止状態にある地核が激しく振動している。これが液状化
の原因だと考えられます。
ティア:それならどうしてユリアシティのみんなは、近くの揺れに対して何もし
なかったのかしら。
ルーク:ユリアの預言に詠まれてねーからとか?
ジェイド:それもありますが、一番の原因は揺れを引き起こしているのがプラネ
ットストームだからですよ。
ルーク:プラネットストームって、確か人工的な惑星燃料供給機関だよな?
ティア:そうよ、覚えていたのね。地核の記憶粒子が第一セフィロトであるラジ
エイトゲートから溢れ出して、第二セフィロトのアブソーブゲートから、
再び地核へ収束する。これが惑星燃料となるプラネットストームよ。
ナタリア:そういえばプラネットストームは、創世暦時代にサザンクロス博士が
提唱して始まったのでしたわね。
ジェイド:ええ。恐らく当初は、プラネットストームで地核に振動が生じるとは
考えられていなかった。実際、振動は起きていなかったのでしょう。しか
し長い時間をかけてひずみが生じ、地核は振動するようになった。
アニス:サザンクロス博士も地核の振動を想定してなかったんですね。
ジェイド:近くの揺れを止めるためには、プラネットストームを停止しなくては
ならない。プラネットストームを停止しては、譜業も譜術も効果が極端に
弱まる。音機関も使えなくなる。外殻を支えるパッセージリングも完全停
止する。
ルーク:打つ手がねえじゃんか・・・・。
ジェイド:いえ、プラネットストームを維持したまま、地核の振動を停止できれ
ばいいんです。
ルーク:そんなことできんのか?
ジェイド:この禁書は、そのための草案が書かれているんですよ。
ティア:ただユリアの預言と反しているから、禁書として封印された?
ジェイド:はい。セフィロト暴走の原因がわからない以上、液状化を改善して外
殻大地を降ろすしかないでしょう。もっとも液状化の改善には、禁書に書
かれている音機関の復元が必要です。この街の研究者の協力が不可欠です
ね。
アッシュ:だがこの街の連中は、みんな父上とヴァンの息がかかっている。
ルーク:・・・・ち、父上ぇ・・・・!?
アッシュ:・・・・なんだ!?何がおかしい!
アニス:へぇ〜。アッシュってやっぱり貴族のおぼっちゃまなんだぁ♪
・アッシュが去ろうとする。
ナタリア:アッシュ!どこへ行きますの!
アッシュ:・・・・散歩だ!話は後で聞かせてもらうから、おまえらで勝手に進めて
おけ!
アニス:ありゃ、怒っちゃった。えへ〜、失敗失敗♪
ジェイド:可愛いところがあるじゃないですか。
ナタリア:もう!彼をからかうのはおやめになって!
ティア:アッシュの言う通りなら、研究者たちの協力を得るのは難しいのでは・・
・・。
ガイ:いや、方法ならある。ヘンケンっていう研究者を捜してくれ。
ルーク:捜してどうするんだ?
ガイ:後のお楽しみ♪さ。
|
FACECHAT:「ティアの秘密」
FACECHAT:「解決の糸口」
○第一音機関研究所 レプリカ研究施設
ヘンケン:知事たちに内密で仕事を受けろと言うのか?お断りだ。
キャシー:知事はともかく、ここの責任者は神託の盾騎士団のディストよ。ばれ
たら何をされるか・・・・。
ガイ:へぇ、それじゃあこの禁書の復元はシェリダンのイエモンたちに任せるか。
ヘンケン:な、何!?イエモンだと!?
キャシー:冗談じゃないわ!またタマラたちが創生暦時代の音機関を横取りする
の!?
ヘンケン:・・・・よ、よし。こうなったらその仕事とやら、引き受けてやろうじゃな
いか。
アニス:何々?なんでおじーさんたち、イエモンさんたちを目の敵にしてんの?
キャシー:イエモンと私たちは、王立大学院時代から音機関研究で争ってる競争
相手なの。
ヘンケン:俺たち「ベルケンドい組」は、イエモンたち「シェリダンめ組」に99
勝99敗。これ以上負けてたまるか!
ルーク:おい、ガイ。おまえ、これ知ってたのか?
ガイ:音機関好きの間では有名なんだよ。「い組」と「め組」の対立。
ヘンケン:しかし俺たちだけではディストに情報が漏れるかも知れない。知事も
抱き込んだ方がいいだろう。
ティア:でも私たちは知事に追われる立場です。
キャシー:大丈夫。知事の説得は私たちに任せてちょうだい。
ヘンケン:よし、行くぞ。キャシー!
・ヘンケンとキャシーは張り切って知事の説得に向かう。
ナタリア:・・・・行ってしまいましたわ。
ジェイド:やれやれ。では作戦の説明は、知事の前で行いましょう。 |
○ベルケンド知事の屋敷
ビリジアン:ルーク様!
・身構えるルークたち一行。
キャシー:安心しなさい。知事は協力してくれるそうよ。
ビリジアン:私はファブレ公爵のご命令通り、ルーク様とナタリア様を捜してい
るが見つからない。それだけです。よろしいですな。
ヘンケン:よく言う。禁書の内容に興味津々だったくせに。
ジェイド:結構です。では簡単に今までのことをご説明いたしましょう。さあ、
ガイ。
ガイ:俺かよ!?まあいいや・・・・。
・ガイによって、これまでの経緯が説明される。
ビリジアン:なるほど。大変な話だ。にわかには信じがたい・・・・。
キャシー:何言ってるの。現にルグニカ大陸が消滅してるじゃない。
ヘンケン:まずは地核の振動周波数を計測する必要があるな。
ルーク:地核の振動周波数って、どうやって調べるんだ?
ジェイド:パッセージリングからセフィロトツリーへ計測装置を入れればわかる
と思います。ですから、まだ降下していない外殻大地のセフィロトへ行く
必要がありますね。
ミュウ:シュレーの丘もザオ遺跡も魔界ですの。
ティア:ユリアシティで、お祖父様に聞きましょうか?
ナタリア:魔界に行くのなら、アルビオールの飛行機能を取り戻さなければいけ
ませんわね。
ルーク:そうか。今は飛べないんだったな。どうする?ユリアロードを使うか?
アニス:だったらダアトに行こうよ。もしかしたら、イオン様がセフィロトの場
所を知ってるかもだし。
ルーク:そうだな。どのみちセフィロトの入り口はダアト式封呪で封印されてる
んだ。イオンも連れて行かないと。
ヘンケン:計測装置に関しては、こちらで復元しておく。
ガイ:頼むぜ。その間に俺たちはダアトへ行こう。 |
○ベルケンド知事の屋敷前
・表へ出たところで、扉に聞き耳を立てていたスピノザが走り去るのを見る。
ルーク:・・・・な、なんだ?
・追いかけようとするとアッシュが現れる。
アッシュ:今スピノザが逃げていったぞ。
ヘンケン:スピノザが?何をしていたんだ?
ジェイド:・・・・今の話しを立ち聞きして、通報しようとしているのでは。
キャシー:スピノザはそんな男じゃないわ!
アニス:人は見かけによりませんよ。
アッシュ:・・・・何か聞かれては困る話しをしていたのか?
ナタリア:ファブレ公爵やヴァンには内密で、禁書の音機関を復元させるんです
のよ。
ルーク:その間に俺たちは、イオンを連れてくるんだ。
アッシュ:? ・・・・とにかくスピノザを捕まえておけばいいんだな。俺が奴を捜
しておく。
ナタリア:アッシュ!私たちに協力してくださいますのね!
ルーク:それなら、一緒にスピノザを捜そうぜ!
アッシュ:か、勘違いするな!俺もスピノザには聞きたいことがある。そのつい
でに手伝ってやるだけだ。おまえたちと・・・・レプリカ野郎と馴れ合うつも
りはないっ!
ルーク:何言ってんだよ!どこに逃げたかわからないんだぜ。それに乗り物だっ
て必要だろ!
アッシュ:黙れっ!おまえたちはさっさとイオンを連れて来ればいいんだよ。
・アッシュが立ち去る。
ルーク:あったまきた!あいつより先に、スピノザを見つけてやる。
キャシー:そんな風に言うのはおやめなさい。今の子、イエモンの若い頃に似て
るわ。きっと本当は一人で寂しいのよ。
ヘンケン:ふん。なおさらいけすかん。いいか、ルーク。スピノザは船で国外へ
逃亡する筈だ。あいつより先に見つけるんだぞ!
ルーク:当然。
ティア:・・・・言っておくけれど、イオン様を連れてくることの方が大事よ。
ルーク:う・・・・うるせぇな!ダアトに行くついでに、ちょっと他の街に立ち寄っ
て調べる分にはいいだろ?
ジェイド:やれやれ。変なところで負けず嫌いですねぇ。
選択:ダアトへ向かいます。パッと行きますか?「はい」「いいえ」
|
FACECHAT:「アッシュには負けねえ!」
○集会所前
イエモン:スピノザ!?ふん!あーんな偏屈男、ここに来ようものなら叩きだしと
るぞい!
ティア:スピノザは国外へ逃亡したという話だわ。
ジェイド:追いかけるにしても、ここは的外れですねぇ。
ルーク:そうか・・・・。仲間を頼ったのかなとか思ったんだけど。
イエモン:奴は仲間なんかじゃないわい! |
○街の入口付近
・アッシュとウルシーが話をしている。
ウルシー:奴はここで手紙を書いた後、グランコクマ行きの船に乗ったらしいで
すぜ。
アッシュ:手紙・・・・?誰宛だ?
ウルシー:それが、もう貨物船に乗せられちまって、わからないんでゲスよ。
アッシュ:ちっ。わかった。おまえはベルケンドでノワールと合流しろ。
ウルシー:合点で。
・ウルシーが去って行く。アッシュがルークたちに気づいて。
アッシュ:・・・・まだこんなところをうろついているのか。いい加減にしろ!ナタ
リア!おまえもだ!早くダアトに行け!
・アッシュが去って行く。
ルーク:怒鳴らなくたっていいと思うけどな。
ティア:・・・・そうね。怒鳴りたいのはこっちだわ。
ルーク:・・・・う、うん。ごめん・・・・。
ガイ:とか言って、あれはグランコクマへ行く目だぜ。
ジェイド:そうかもしれませんね。
アニス:イオン様に会えるのいつなんですかぁ〜、も〜・・・・。 |
○宿屋前の橋の上
・アッシュとヨークが話をしている。
ヨーク:仲間が港を押さえてる。船が到着したら例の場所へ誘導する。
アッシュ:よし。これで捕まえられるな。
ルーク:なんだよ・・・・。結局あいつに負けたのか・・・・。
アッシュ:勝ち負けの問題か、劣化野郎!
ルーク:・・・・劣化劣化言うな!
ナタリア:そうですわ、アッシュ。少し言葉が過ぎますわ。
アッシュ:・・・・ふん。おまえまでそいつの肩を持つのか。
ナタリア:そんなこと言ってませんわ!
ジェイド:やー、楽しい痴話喧嘩中すみませんが、そろそろダアトに行きませ
んか?
アッシュ:・・・・だっ、誰が痴話喧嘩だっ!
ナタリア:そ、そうですわ!
ジェイド:なんでもいいですが、もうスピノザは見つかったんですし、後はアッ
シュに任せましょう。
ティア:そうね。
ガイ:(ルークに)はは。まだスピノザを見つけられなかったこと、むくれてる
のか。
ヨーク:じゃあここまで頑張った坊ちゃんにいい物をやろう。
・「漆黒の翼バッチ」入手。
ルーク:なんだこれ?
ヨーク:こいつを持ってれば、俺たちの仲間が助けてくれる。暇な時にでも試し
てみな。
ルーク:まあ、いいや。もらっておくよ。
アニス:これでやっとダアトですねぇ。あちこち引きずり回されて、もうくたく
たですよぅ。
ルーク:悪かったな、アニス。みんなもごめん。
ジェイド:ではダアトへ行きましょうか。 |
○集合商店
・ライズに話しかける。
ライズ:俺がライズだが、何か用かい?
ルーク:前に辻馬車の御者からペンダントを買わなかったか?三カラットくらい
のスターサファイアがはめ込まれてる・・・・。
ライズ:ああ。あれなら確かに俺が買い取ったよ。
ルーク:それを買い戻させてくれないか。あれは元々彼女のものなんだ。
ティア:ルーク・・・・。
ライズ:そりゃ構わないが、俺も商売だからな。色を付けさせてもらうぞ。
100000ガルドだ。
ティア:ルーク!いいわ。
ルーク:平気だよ。100000ガルドぐらいなら、父上に言えば・・・・。
ティア:私が困るわ。それにあなたのお父様のお金は、あなたのお父様とお母様
のお金でしょう?
ルーク:そりゃ・・・・俺は、本当の息子じゃないけど・・・・。
ティア:そうじゃないわ。たとえあなたでもアッシュでも。ファブレ家の資産は
公爵のものであって、あなたたちのものではないということよ。
ルーク:だけど・・・・あれ、大事なものだったんだろ?
ティア:ええ、それは・・・・。でも・・・・。
ライズ:おいおい。どうするんだい?100000ガルド払う気になったのかい?
選択:「売ってくれ!」「ちょっと考えさせてくれ」
ルーク:それを売ってくれ!
ティア:ちょ、ちょっとルーク!
ライズ:毎度あり〜♪
・「ティアのペンダント」入手。
ルーク:ほら。これ、大切なものだったんだろ。
ティア:でも・・・・。ううん、ありがとうルーク・・・・。
ライズ:じゃあ俺はこれで失礼するよ。
ティア:・・・・本当に・・・・良かった・・・・。
ルーク:あのさ、ティア。どういういわれのものか、聞いてもいいか?
ティア:母の・・・・形見なの。
ルーク:! ・・・・そんな大事なものだったのか。あの時、俺、ホントに酷いこと
言ったんだな。ごめん・・・・。
ティア:いいのよ。だって・・・・あなたはこうしてペンダントを取り戻してくれた
じゃない。ルーク、本当にありがとう!
ルーク://// べ、別に・・・・そんな・・・・礼を言われるようなコトしてねーしっ。
それより行くぞ!
・走り出すルーク。
ミュウ:ご主人様照れてるですの。やっぱりご主人様はホントは優しい人ですの!
ティア:・・・・ええ、そうね。思慮が足りないところもたくさんあるけれど・・・・
優しいところもたくさんあるわね。(ルーク・・・・。) |
アニス:やったー。教会が見えてきましたヨー♪
ティア:ここまでくるのに時間がかかったわね。
ジェイド:誰かさんが寄り道好きでしたから。
ルーク:おまえらイヤミ過ぎだ。
ナタリア:でも本当のことですわ。
ガイ:そうそう。かばってはやれないぜ。
ミュウ:かばえないですの。
ルーク:おまえまで言うな! |
○教会前
ルーク:今度はモースたちに捕まらないようにしないとな。
ナタリア:モースはきっとまだバチカルにいる筈ですわ。
ジェイド:そうですね。でも六神将がここに残っているかも知れません。
ティア:気を引き締めていきましょう。
アニス:・・・・ごめん。パパ、ママ。
ルーク:ん?パパ?パパって言ったか?
アニス:う、ううん。パパたちに聞けば、六神将がどうしてるかわかるかもなぁ
・・・・って。
ガイ:そうか。アニスの親はここに住み込んでるんだったな。
ルーク:よし、話を聞いてみよう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○教会内 アニスの両親の部屋
オリバー:やあ、アニス!聞いたよ。イオン様からお仕事を命じられて、頑張っ
ているそうじゃないか。
アニス:パパ、ママ。六神将の奴ら、どうしてるか知ってる?
パメラ:まあまあまあ。そんな言い方よくないわよ。アニスちゃん。
アニス:ぶー。
オリバー:あはははは。アニス、ふくれっ面しちゃ駄目だぞ。
アニス:そんなことより、六神将とか大詠師モースは?何してんの?
オリバー:モース様とラルゴ様、ディスト様はキムラスカのバチカルに行かれた
よ。
パメラ:リグレット様はベルケンドを視察中よ。
オリバー:シンク様はラジエイトゲートに向かわれたな。
パメラ:アリエッタ様は、アブソーブゲートからこちらに戻られるって連絡があ
ったわ。
ルーク:お、ちょうどもぬけの殻だな。
ティア:今のうちにイオン様を連れ出しましょう。
ナタリア:そうですわね。
ジェイド:イオン様はどちらにいおいでですか?
パメラ:先ほどまで図書室においででしたけど、そろそろお部屋に戻られるお時
間だと思いますよ。
ガイ:よし。イオンに会いに行こうぜ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○イオンの私室
イオン:皆さん!ご無事でしたか!
ルーク:イオンがアッシュを寄越してくれたおかげでな。
イオン:いえ、アッシュが迅速に動いてくれたからですよ。ところで何故またこ
こに戻ってきたんですか?
アニス:イオン様の力が必要なんですよぅ。
ジェイド:詳しい説明はガイがします。
ガイ:・・・・また俺ですか。
・ガイがイオンに経緯を説明する。
イオン:地核の振動周波数測定ですか。僕が知っているセフィロトというと、ア
ブソーブゲートとラジエイトゲートですね。そこならすでにダアト式封呪
を解放させられました。
ジェイド:そこはプラネットストームの発生地点と収束地点ですから、計測には
適さないでしょう。
ルーク:じゃあどうするんだ?ユリアシティで話を聞くなら、ユリアロードを使
うか飛行譜石を取り戻さないと。
イオン:残念ですが、飛行譜石はディストが持ち去ってしまったようです。ここ
にはありません。
ナタリア:困りましたわね。他にセフィロトの場所は知りませんの?
イオン:確証はありませんが、タルタロスでリグレットがこんなことを言ってい
ました。橋が落ちているから、タタル渓谷のセフィロトは後回しだ、とか
・・・・。
ガイ:そういえば確かに、イスパニア半島にもセフィロトがあるって勉強したな。
ティア:タタル渓谷にはフォンスロットに群生しやすいセレニアの花も咲いてい
たわ。
イオン:行く価値はあると思います。ただ、そこはまだダアト式封呪を解いてい
ません。僕がここですべきことは終わりましたから、皆さんにご協力しま
すよ。
ルーク:助かるよ。一緒に行こう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○教会出口近く
・ルークが例の頭痛に襲われる。
ルーク:いってぇ・・・・。また・・・・。
ティア:ルーク、大丈夫!?
(アッシュ:・・・・やっと届いたか!出来損ない野郎。)
ルーク:(アッシュ・・・・か・・・・。)
(アッシュ:悪い知らせだ。スピノザが手紙で、地核静止の計画をヴァンに漏ら
したらしい。六神将に邪魔されて、スピノザを奪われた。)
ルーク:(なんだと!)
(アッシュ:大した情報を持たないスピノザを、力ずくで奪ったんだ。奴ら、地
核を静止されたら困るのかもしれない。)
ルーク:(ヘンケンさんたちは?このままじゃ師匠たちに・・・・。)
(アッシュ:安心しろ。二人はシェリダン行きの貨物船に乗せた。測定器はあっ
ちで受け取れ。)
ルーク:(おまえはどうするんだ。)
(アッシュ:俺は地核振動の意味を探りつつ、引き続き、スピノザを捜す。おま
えたちと連絡を取り合うのはここまでだ。)
ナタリア:ルーク!アッシュは何と言ってきたのです!?
ルーク:・・・・スピノザが俺たちの計画を、ヴァン師匠に知らせたらしい。ヘンケ
ンさんたちはシェリダンへ逃げたって。
ジェイド:しくじりました。私の責任だ・・・・。
ガイ:アンタのせいって訳でもないだろ。
ジェイド:立ち聞きに気づかなかったのは、気を抜いていたからです。
ナタリア:アッシュは?
ルーク:もう連絡はしないってよ。また独りで動くつもりなんだろ。
ナタリア:・・・・そう・・・・ですか・・・・。
ガイ:さあ、六神将に知られたなら長居は無用だ。・・・・ナタリアも、いいね?
ナタリア:・・・・え、ええ。大丈夫ですわ。
ティア:じゃあ私たちはシェリダンへ行けばいいのね。 |
○街の出口付近
パメラ:あらあらあら、アニスちゃん。アリエッタ様が戻っていらしたわよ。
アニス:うげ!まず・・・・。
パメラ:確かアリエッタ様を捜していたのよねぇ?皆さんがいらしたこと、お伝
えしておきましたよ。
アニス:ぎゃー!ママ!なんてことすんのっ!
・アリエッタがやって来る。
アリエッタ:ママの仇!
アニス:ちょっと、根暗ッタ!こんなトコで暴れたら・・・・。
アリエッタ:アニスなんか大嫌いッ!ママたちの仇、取るんだから!いけぇっ!
ジェイド:アニス!イオン様を!
アニス:はいっ!
アリエッタ:イオン様は渡さないんだからっ!
パメラ:イオン様!危ない!
・パメラはイオンを庇って魔獣の攻撃を受けて倒れる。
パメラ:きゃあっ!
イオン:パメラ!
アニス:ママ!?
ジェイド:(アリエッタの後ろに回り込んで)さあ、お友達を退かせなさい。
アリエッタ:う・・・・!だけど・・・・。
イオン:アリエッタ!パメラを巻き込むのは筋違いでしょう!
アリエッタ:・・・・イオン様・・・・。みんな、やめて・・・・!
・魔獣がアリエッタの指示に従って退く。
ジェイド:ナタリア!パメラさんを。
ナタリア:わかりましたわ!
パメラ:イオン様・・・・怪我は・・・・。
イオン:僕なら大丈夫です。ありがとう、パメラ。
パメラ:イオン様を護れたなら本望です・・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○ガイの過去の記憶
???:ガイ!危ない!ガルディオス家の跡取りを護れたなら本望だわ・・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ガイ:・・・・思い・・・・出したっ!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○教会内 アニスの両親の部屋
オリバー:おかげさまで、パメラの火傷はほぼ治癒したようです。
ナタリア:間に合ってよかったですわ。
イオン:僕のために・・・・すみません、パメラ。
パメラ:恐れ多いことですわ。それよりガイさんのお顔の色が優れなかったよう
ですけれど、大丈夫でしょうか?
アニス:もう!死にかけたのはママの方なんだよ。
オリバー:ママなら大丈夫だから、ガイさんのところに行ってあげなさい。仲間
なんだろう?
アニス:・・・・わかったけど。でも無理しないでよ。
ティア:ガイなら礼拝堂よ。行きましょう。
ルーク:・・・・うん。パメラさん、お大事に。
パメラ:ありがとうございます。 |
FACECHAT:「アリエッタの強襲」
○礼拝堂
ジェイド:パメラさんは?
ルーク:もう大丈夫みたいだ。
アニス:アリエッタの奴は?
ジェイド:イオン様に言われた通り、トリトハイム詠師に引き渡しておきました。
まあ、六神将の誰かが戻ってくれば、すぐに解放されるでしょうが。
アニス:ったく、あの根暗女・・・・。
ルーク:ガイは・・・・大丈夫なのか?何か思い出したみたいだったけど・・・・。
ガイ:・・・・ああ。すまないな。あんな時に取り乱して。
ティア:何を思い出したか、聞いてもいいかしら。
ガイ:俺の家族が・・・・殺されたときの記憶だよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○ガイの過去の記憶
マリィ:いいですか、ガイラルディア。おまえはガルディオス家の跡取りとして
生き残らねばなりません。ここに隠れて。物音一つたてては駄目ですよ。
ガイ:(暖炉の中に隠れている)姉上!
マリィ:しっ!キムラスカ軍が来たようです。静かになさい。いいですね。
ファブレ公爵:女子供とて容赦はするな!譜術が使えるなら十分脅威だ!
キムラスカ兵士:そこをどけ!
マリィ:そなたこそ下がれ!下郎!
キムラスカ兵士:ええいっ!邪魔だ!
マリィ:きゃあーーーっ!!
ガイ:姉上!
・暖炉から出てきたガイを自分の体で包み込むように倒れこむマリィ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・場面は現実世界。
ガイ:斬られそうになった俺を、姉上がかばってくれた。姉上だけじゃない。メ
イドたちもみんな俺をかばおうとして・・・・。いつの間にか、俺は姉うえた
ちの遺体の下で、血塗れになって気を失っていた。ペールが助けに来てく
れた時には、もう俺の記憶は消えちまってたのさ。
ジェイド:あなたの女性恐怖症は、その時の精神的外傷ですね。
ガイ:情けないねぇ。命をかけて守ってくれた姉上の記憶を「怖い」なんて思っ
ちまうとは・・・・。
ルーク:そんなことねぇよ。おまえ、子供だったんだろ?軍人が攻め込んできて、
目の前でたくさんの人を殺されて。怖いって思うの当たり前だよ。
ナタリア:そうですわ。それなのに私、あなたが女性を怖がるのを面白がってい
ましたわ・・・・。ごめんなさい。
アニス:・・・・ごめんなさい。 ティア:私も謝らないといけないわ。本当にごめんなさい。
ガイ:・・・・ははっ、何言ってるんだよ。そんなの俺だって忘れてたんだ。キミた
ちが謝ることじゃないだろ。気にしないでくれ。
ジェイド:ガイ、気分は?もう動けますか?
ガイ:もちろん。
ジェイド:なら、そろそろダアトを離れましょう。また六神将と鉢合わせては具
合が悪い。
イオン:そうですね。確かシェリダンへ向かうんでしたよね。
ガイ:ああ。俺のことより、ヘンケンたちが心配だ。
ルーク:ガイ、無理するなよ。
ガイ:全然してねぇよ。行くぞ。 |
FACECHAT:「ガイの過去」
○集会所横
ノワール:あらん、坊やたち。
ルーク:お、おまえっ!漆黒の・・・・。
ウルシー:よく会うでゲスな。ま、アッシュの旦那に協力してると、あんたたち
に関わるんでゲスが・・・・。
ナタリア:アッシュとあなた方はどういう・・・・。
ヨーク:金で雇われてるだけさ。
ノワール:妬かないのよ、お嬢ちゃん♪
ヨーク:さっき、ベルケンドの研究者をここへ運んだところだ。
ノワール:アッシュ坊やをあんまりカリカリさせないでネ♪こっちがとばっちり
喰うのよん♪
・漆黒の翼の面々は去ってゆく。
ルーク:・・・・なあ。俺たちすっかり馴れ合ってるけど、捕まえなくていいのか?
ティア:でもアッシュに雇われているんでしょう?それなら、ナタリアを逃がす
ため、バチカルで市民を扇動してくれたサーカスの人間って、多分彼らよ。
アニス:なんだかんだで、あの年増に助けられてるんだよねぇ。
ジェイド:仕方ありませんねぇ。今回も見逃してあげましょうか。 |
FACECHAT:「漆黒の翼・・・・」
○集会所前
タマラ:おや、あんたたち!
キャシー:聞いたかしら?スピノザのせいで・・・・。
ルーク:ああ、話は聞いてるよ。
ガイ:キャシーさんは・・・・怪我もないようですね。ご無事で何よりです。
キャシー:あ、あら、イヤだわ。こんないい男に心配されるなんて・・・・。
タマラ:なんだい、キャシー。隅に置けないねぇ。
ガイ:・・・・いや、そういう訳じゃ・・・・。
ティア:ところでお二人はここで何を?
キャシー:ああ・・・・。ちょっと「い組」と「め組」の対立に嫌気がさしてね。
タマラ:入ればわかるよ。 |
○集会所
ヘンケン:・・・・そんな風に心が狭いから、あのとき単位を落としたんだ!
イエモン:うるさいわい!そっちこそ仲間に売られたんじゃろが!文句を言うな
ら出て行け!
アストン:そうじゃそうじゃ!(ルークたちに気づいて)おや、あんたたち!
ヘンケン:おお!振動周波数の測定器は完成させたぞ。
アストン:わしらの力を借りてな。
ヘンケン:道具を借りただけだ。
ガイ:元気なじーさんたちだなぁ・・・・。
ティア:皆さん落ち着いて。喧嘩はやめて下さい。
ジェイド:測定器はお預かりします。
イエモン:話は聞いたぞい。振動数を測定した後は、地核の振動に同じ振動を加
えて、揺れをうち消すんじゃな?
ヘンケン:地核の圧力に負けずに、それだけの振動を生み出す装置を作るとなる
と、大変だな。
アストン:ひっひっひっ。その役目、わしらシェリダンめ組に任せてくれれば、
丈夫な装置を作ってやるぞい。
ヘンケン:360度全方位に振動を発生させる精密な演算機は、俺たちベルケンド
い組以外には作れないと思うねぇ。
イエモン:100勝目を先に取ろうって魂胆か?
ナタリア:睨み合ってる場合ですの!?このオールドラントに危険が迫っているの
に、い組もめ組もありませんわ!
イオン:そうですよ。皆さんが協力してくだされば、この計画はより完璧になり
ます。
アニス:おじーちゃんたち、いい歳なんだから仲良くしなよぉ。
イエモン:・・・・わしらが地核の揺れを抑える装置の外側を作る。おまえらは・・・・。
ヘンケン:わかっとる!演算機は任せろ。
ルーク:よーしっ。頼むぜ「い組」さんに「め組」さん。
ティア:私たちはタタル渓谷へ向かいましょう。
・「振動周波数の測定器」入手。 |
FACECHAT:「「め組」と「い組」」
○入ってすぐ
ルーク:前に来たときには、セフィロトらしい場所はなかったと思ったけどな。
ティア:あの時は夜だったから、見落とした場所があるのかも知れないわ。
アニス:あれぇ?夜中に二人でこんなトコにきた訳ぇ?あ〜やし〜い♪
ナタリア:・・・・んまあ、ルーク!あなた、ティアとそんなことになっていました
の!?
ルーク:ちょ、ちょっと待て!なんでそうなってんだよ!そうじゃなくて、前に
バチカルから飛ばされた時に・・・・。
ティア:ありえないから。(歩き出すティア。)何してるの?行きましょう。
ルーク:・・・・なんかむかつく。
ガイ:きっつー・・・・。
ジェイド:そうですねぇ。
ガイ:楽しそうだな、大佐。
ジェイド:ええ、楽しんでます。
ガイ:・・・・嫌な奴。 |
FACECHAT:「始まりの場所」
・宝箱から「パープルリボン」入手。
・宝箱から「カーマインチャンバー」入手。
・宝箱から「シルクハット」入手。
・宝箱から「レモングミ」入手。
○丘の上の花畑
ルーク:昼間は咲いてないんだな。
ティア:ええ。セレニアは夜に咲く花だから。
ルーク:・・・・なんか、ここの景色と同じだな。同じ場所に立ってるのに、あの時
と今じゃ俺、違ってるんだなって。
ティア:・・・・成長した?
ルーク:したと思うか?
ティア:ええ。
ルーク:マジで!?
ティア:人間って毎日細胞が新しく生まれ変わるから。・・・・冗談よ。さ、行きま
しょう。
ルーク:おまえさ、ちょっとジェイドに似てきたぞ。 |
・宝箱から「パイングミ」入手。
・宝箱から「7500ガルド」入手。
○上流の川を渡った先
アニス:あ〜〜〜っ!?
ティア:どうしたの、アニス。
アニス:あれは、幻の「青色ゴルゴンホド揚羽」!捕まえたら、一匹あたり400万
ガルド!!
ガイ:おーい、アニス。転ぶぞ。
アニス:あのねっ!私のこと子ども扱いするのはやめてくれないかなぁ。
・ここで突然の地震。
アニス:きゃっ!?
・足を踏み外して、崖から落ちそうになるアニス。
ティア:アニス!
・駆け寄るティアとガイ。ティアに続いてガイもアニスの手を掴む。
ティア:ガイ!?
ガイ:・・・・くっ!
・二人でアニスを引き上げることに成功する。
アニス:ティア、ガイ・・・・ありがとう。
ティア:私は・・・・。それよりガイ、あなた・・・・。
ガイ:・・・・さわれた・・・・。
ミュウ:ガイさん!頑張ったですの!
ルーク:よかったな、ガイ!
ナタリア:偉いですわ。いくら過去のことがあっても、あそこでアニスを助け
なければ見損なっていました。
ガイ:・・・・ああ、そうだな。俺のせいでアニスに大事がなくてよかったよ。
アニス:や〜ん、アニスちょっと感動♪
ジェイド:ガイはマルクトの貴族でしたねぇ。きっと国庫に資産が保管されてい
ますよ。
アニス:ガイ♪いつでも私をお嫁さんにしていいからね♪
ガイ:・・・・遠慮しとくわ。 |
FACECHAT:「克服ガイはナイスガイ」
・宝箱から「パナシーアボトル」入手。
○ミュウアタックで岩を壊した先の洞窟
アニス:あ、あれって・・・・。
ルーク:ザオ遺跡でも見たな。確か音素が集中してるフォンスロットだっけ。
ミュウ:ここにもあったでのー!
ジェイド:ええ。高濃度の音素です。
ティア:このあたりだと第三音素かしら。
ジェイド:ええ。そうでしょうね。
ルーク:(ミュウに近づいて)おい、ミュウ。今回はどうなんだ?
ガイ:確かソーサラーリングに譜が刻まれるんだったな。
ミュウ:みゅううぅぅ。来ーーーたーーーでーーーすーーーの!!
・ミュウが耳を羽根のように羽ばたかせて浮かび上がる。
アニス:・・・・と、飛んでる。
ルーク:すげぇっ!
ティア://// かわいい・・・・。
ミュウ:ご主人様!ボク、飛んでるですの!やったですの!
ルーク:なあ、ちょっと掴まらせ・・・・。へ?
ナタリア:まぁ。
ガイ:はは、なんだか絵になるな。
・見ると、ティアがミュウに掴まって浮いている。
ルーク:ティア!ずりーぞ!
ティア:ご、ごめんなさい。だけど・・・・楽しい。
アニス:いいなー!私も!私も!
ナタリア:私も飛びたいですわ!
ミュウ:みゅううぅぅぅ・・・・。
ガイ:・・・・おいおいかわいそうだろう?
ジェイド:いいんじゃないですか?あれはいじられて伸びる性格ですよ。
ガイ:・・・・何がのびるんだよ、何が。
・「ミュウウィング」習得。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○少し奥へ進んだところ
ルーク:なぁ、ミュウのさっきのやつ・・・・。
ミュウ:ミュウウ・・・・。
アニス:ミュウウイングですの!
ミュウ:みゅうぅぅぅぅ・・・・。
ルーク:・・・・それって、どういう時に使えばいいんだろうな。
ガイ:飛べる高さも今ひとつだし、使いどころが難しいな。
ミュウ:みゅうぅぅ・・・・。
ティア:だ、大丈夫よ、ミュウ。かわいいし、楽しいし・・・・。
ルーク:(何かに気がついて)なあ、ミュウ!ここで飛んでみろよ。
ミュウ:は、はいですの!ご主人様。
・ミュウウイングを使って天上のスイッチを押すと、奥の扉が開く。
ジェイド:なるほど。
ナタリア:開きましたわ。
ミュウ:やったですの!ミュウ、役に立ってるですの!
ナタリア:こういう使い道もありますのね。
アニス:ルークって、何気にミュウの扱いがうまいよね。 |
・宝箱から「ナイツワンド」入手。
・宝箱から「ライフボトル」入手。
・宝箱から「ウイングボトル」入手。
戦闘は完全オートでおまかせしてるんだけど、飛んでる相手に対して
魔神拳を放ったり、鋭招来を3度も重ねがけしてる間に仲間が敵を殲滅
してたりと結構お間抜けな姿をさらすルークもいるんだよなあ。
・宝箱から「ナイツローブ」入手。
・宝箱から「6000ガルド」入手。
○渓谷をさらに上へ進んだ場所
ルーク:あれ、なんかいるぜ。魔物か?
ミュウ:みゅう〜!みゅみゅう!
・魔物が鳴き声をあげる。
ジェイド:この鳴き声は・・・・。
アニス:ユニセロス!
イオン:古代イスパニア神話に出てくる「聖なるものユニセロス」ですか?
アニス:そうです!幻のユニセロスですぅ!捕まえたら5000万ガルドは堅いです
よっ!
ジェイド:ユニセロスは清浄な空気を好む魔物です。街に連れ出したら、死んで
しまうかも知れませんよ。
アニス:・・・・あう・・・・。
ミュウ:それにユニセロスさん、なんだか苦しんでるみたいですの・・・・。
ガイ:苦しんでる?一体・・・・。
ティア:何かがくるわ!
ジェイド:まずい!後ろです!
・ユニセロスが暴れる。
ルーク:うわっ!ユニセロスってのは凶暴なのかよ!?
アニス:そんな筈ないよぅ。すっごく大人しくて、人を襲ったりしない筈だよっ!
ナタリア:また来ますわ!
ティア:とりあえず、気絶させて様子を見ましょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・戦闘後。
ティア:(ユニセロスに)傷を癒すわね。
ジェイド:しかし、この後どうするのですか?目を覚ませば、また襲ってくるか
も知れませんよ。
ルーク:ミュウに話をさせようぜ。
ミュウ:はい、ご主人様!ボク、頑張るですの!
・ユニセロスが起き上がる。
ミュウ:みゅう、みゅみゅみゅう〜!みゅうみゅう!
・ユニセロスが大人しくなる。
ミュウ:・・・・ユニセロスさんは、障気が嫌いなんですの。それで、障気が近づい
てきたから苛ついて、思わず襲ってしまったそうですの。
ルーク:障気?この辺に障気なんて出てないぜ。
ミュウ:でもユニセロスさんは、ティアさんが障気を吸ってるって言うですの。
ティア:!
ジェイド:思い当たる節があるのですか?
ティア:い、いえ・・・・。
ジェイド:・・・・。
ガイ:よくわからないな。ティアが魔界生まれだってことに関係してるのか?
・ユニセロスは走り去って行く。
ルーク:あ、いっちまったぜ。
ミュウ:今のはティアさんへのお礼ですの。怪我を癒してくれて、ありがとうっ
ていってたですの。
ティア:そう・・・・。
ナタリア:ユニセロスは何か勘違いをしていたのですわ。誤解が解けて、ティア
にお礼を言ったのでしょう。
ルーク:そうだな。よかったな、ティア。蹴られなくて。
ティア:・・・・。
ルーク:そ、そんな顔するなよ。冗談だって。 |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
2009/04/30 (ルークLv.64)
○セフィロトへの扉前
イオン:ここは僕が開きます。
・扉を開いたイオンは倒れそうになる。
アニス:イオン様、大丈夫ですか?
イオン:・・・・ええ、ちょっと疲れただけです。
ナタリア:そういえばパッセージリングを起動させる時、ティアも疲れるみたい
ですわね。創世暦時代の音機関や譜術には、そういう作用でもあるのかし
ら。
イオン:そんなことはないと思いますが・・・・。
ティア:イオン様、こちらで休まれますか?
イオン:いえ、行きます。
ルーク:無理すんなよ。きつけりゃ、声かけろよ。
イオン:ありがとう、ルーク。
|
・宝箱から「メジアルカ」入手。
FACECHAT:「二千年の時を超えて」
○少し奥へ進んだところで
・足元を揺さぶる地震が起きる。
ルーク:またどこか落ちたのか!?それとも・・・・。
ジェイド:ええ。セフィロトの暴走による、ツリーの機能不全かもしれません。
ナタリア:先ほどの地震といい、頻繁ですわね。
ガイ:地震が起きると、ここが空中だってことを思い出して嫌な気分になるな。
ティア:早く安心できる大地に戻したいわね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・音叉をミュウアタックで叩くと奥の扉が開く。
ルーク:音叉を叩いたら、脇にある丸いのが光ったぜ?
ティア:ええ。それに反応して扉も開いたわ。どうやら音叉の音にこの球体が反
応して、球体が光ることで扉が開くようね。 |
○パッセージリング
・譜石にティアが近づくが、反応はない。
ガイ:ティアが近づいても反応しないってことは・・・・。
イオン:シュレーの丘の時と同じですね。ユリア式封呪が解呪されていないよう
です。
ルーク:しゃーねぇ。調べてみるしかねぇな。ちょっと、かったりぃけど・・・・。 |
・宝箱から「ミラージュミトン」入手。
・宝箱から「アクアマント」入手。
○パッセージリング
イオン:ユリア式封呪は解呪されたようですね。これでティアが近付くと反応す
るはずです。
ガイ:今後もこういうことがあったら、周りの仕掛けを確認してみた方が良いか
もな。
・ティアが近付くと譜石が反応して、パッセージリングが起動する。
ティア:兄さんは、ここには来ていないのね・・・・。
ナタリア:それならここのパッセージリングは、第七音素さえ使えれば、誰でも
操作できるのかしら。
ジェイド:いえ、操作盤が停止しています。多分、シュレーの丘やザオ遺跡で、
ヴァンのしかけた暗号を無視してパッセージリングを制御した結果、並列
で繋がっていた各地のパッセージリングが、ルークを侵入者と判断して緊
急停止してしまったのでしょう。
ガイ:じゃあ制御は出来ないのか?
ジェイド:まあ、ルークの超振動でこれまでと同じように、操作盤を削っていけ
ば動くと思います。
ルーク:力技って訳か。で、俺は何をしたらいいんだ?
ジェイド:振動周波数の計測には、特に何も。ですが、今後のことを考えると、
外殻降下の準備をしておいた方がいいでしょうね。
ルーク:なんか書けばいいんだろ?
ジェイド:第四セフィロトと、ここーーー第六セフィロトを線で結んで下さい。
第五セフィロトは迂回して。そこはアクゼリュスのことですから、連結し
ても意味がない。第三セフィロトと第一セフィロトも線で結んで下さい。
第六セフィロトの横に「ツリー降下。速度通常。」と書いて下さい。それ
から「第一セフィロト降下と同時に起動」と。
ルーク:これって、なんて意味なんだ?
ティア:第一セフィロトーーーつまりラジエイトゲートのパッセージリング降下
と同時に、ここのパッセージリングも起動して降下しなさいっていう命令
よ。
ジェイド:こうやって、外殻大地にある全てのパッセージリングに同じ命令を仕
込んでおくんです。で、最後にラジエイトゲートのパッセージリングに降
下を命じる。すると外殻大地が一斉に降下する。
ガイ:なるほど。大陸の降下はいっぺんにすませるってことか。
ルーク:納得。あとは地核の振動周波数だな。
アニス:大佐、どうやって計るんですかぁ?
ジェイド:簡単ですよ。計測器を中央の譜石にあてて下さい。
ガイ:俺がやろう。
・ガイが測定器を譜石に当てると「ポーン」と音がする。
ガイ:これだけか?
ジェイド:はい。
アニス:つまんなーい。なんか拍子抜けだよぉ。
ジェイド:楽しませるための計測ではありませんからね。
イオン:では、シェリダンへ戻りましょう。 |
FACECHAT:「さあ、シェリダンへ!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
|
おっさんの採点表 (あくまで個人的感想です) |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− |
気付いた点など |
・ワールドマップ移動時の視点変更がもう少し早く動いてくれるといいかな。移動速
度に視点変更が追いついてこないのは、少しイライラします。 |