jun のアイスランド旅行記


jun のアイスランド旅行記 (1/3)




SQ318便SQ318便 1日日 大阪(SQ973便)→ シンガポール シンガポール友人宅泊
2日目 シンガポール(SQ318便)→ ロンドン(FI453便)→ アイスランド レイキャビック泊
3日目 アイスランド スーパージープツアー参加 レイキャビック泊

ロンドン・トランジットビッグベン 「げっ、またやられたぁっ!」

シンガポールを朝9時ちょうどに飛び立ち、途中ロンドン乗り継ぎ含めて23時間。はじめてアイスランドの地を踏んだ第一声。

ちなみに、前回南アフリカのヨハネスブルグに着いたときの第一声は、、、

「げっ、やはりやられたぁっ!」

アフリカの代理店が航空会社にお金を払ってないため、私の名前はリストにあるが、発券できないとのこと。 すかさず国際電話で交渉した未、直ちにやりますと、待たされること4時間。

シンクヴェトリル レイキャビック ビッグベン さて、今回はシンガポールとの時差が8時間、この日は1日が32時間と長く、ヒースローから飛び立つ頃には、シンガポール時間にすると翌日の朝5時すぎ。 フラフラでやっと乗り込んだ飛行機は、自分の席か確認することなく、眠りに陥る。途中機内食だからといって、体を揺さぶりに来たのを夢の中でかすかに覚えているが、目は開けられなかった。

ケブラビック国際空港に着くも、どうやって入国審査を通過したか覚えていないが、何かしら質問されたような気が。

「昨日の朝ごはんは何を食べたか?」

こんな質問されるはずないっか。 とにかく月面を歩いているような無重力の世界であった。

その熟睡状態の中で、空港で自分の荷物が出てこない夢を見た。が、それが数分後に事ではなく、現実となっていることに気がついたことで深い眠りから覚めた。なんと目覚めの悪い起き方か…… このまま寝ぼけたまま、シャトルバスに適当に乗って、ゲストハウスに着き寝なおしたかったのだが。

ロスバゲレポートを作成してもらっているうちに、最終のシャトルバスが出てしまい、空港で両替した3万円の半分近くが、タウシ一代として消えてしまったことでさらにもう一度目が醒めた。 さすがに、あとで航空会社に請求しようとレシートをもらっておいたことからして、すっかり目が覚めていたようだった。

手編みセーターセーター 前の晩、空港でフリースを借り、朝は朝でゲストハウスの主人から、アイスランド産のあったかいセーターを借りる。 なんと着心地のいいセーターか。この時点で、自分にセーターを買って帰ろうと思った。

ラングヨークトル氷河ラング氷河 スノースクーター ロスパゲのことなどすっかり忘れ、スーパージープツアーに参加。レイキャピックの市内から数キロ走るうちに、道のない悪路となる。 大げさかもしれないが、45度くらい傾いているような斜面をジープは登り、窓ガラスからは、澄み切った空以外何も見えなかった。

何度も何度も頭を天井にぶつけながら、はじめてとまったところは、360度視界が広がる山の上だった。真下にレイキャビックの可愛い街が見える。そしてどこまでも続く大西洋が見渡せる。

「東京見える?」

ってガイドに聞いたら、天気のいい日は南極まで見えるとかわされた。

レイキャビック郊外の火山 また、反対方向には、噴火の煙がいくつもたなびいている。 全く音のない世界、まるで同じ地球とは思えないような光景が、どこまでもどこまでも続いている。地形は全く異なるが、半年前のアフリカ・ナミブ砂漠を思い出した。


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