KLセントラルから、今回の宿泊ホテル プリンス ホテル アンド レジデンス(PRINCE HOTEL & RESIDENCE)までは、タクシーを利用することにしました。駅で、タクシー・チケットを購入。
タクシー・チケットには、プレミア(premier)とバジェット(budget)の2種類があります。目的のホテルまで、プレミアでは RM18、バジェットでは RM10 です。
Budget Taxi Stand にいるタクシーに、このチケットを渡して乗ることになります。目的地が券面に印字されていますから、それに従って連れて行ってくれます。
ところが、今回は乗ったタクシーが悪質だった。なんと CROWN PRINCESS というホテルに横づけ、「ここではない。PRINCE だ」と言うと、「ならば、連れて行くが、RM5 払え」と言う。
「それは違うだろう。それはあんたのミスだ。払わない。PRINCESS と PRINCE は違う」、「RM5 はたいした金ではないだろう。払えよ」、「ダメだ。払わない」。
この口論に、我が子は怯え、泣き出す。
夫は、初めは状況を把握できず、無言。CROWN PRINCESS というホテル名を窓から覗いて確認して、論戦に参加。「ここは、PRINCESS だろ。PRINCE じゃない」。
タクシー・ドライバーは、ダッシュボードを叩いて、わめき散らす。「なぜ、5 RM が払えない。たいした金ではないだろう」と言いつつ、乱暴に車を発車。
私は、ここで紙を取り出し、タクシーの番号と名前を控えた。それを見たのか、運転が大人しくなった。演技だったのか。それでも、運転中、バックミラーで私に眼を飛ばしてくる。
それに応戦。日本人を舐めるんじゃないわよ。私みたいのもいるんだから、負けないわよ。
無事に、PRINCE に到着。
さっそく、迎えたドアマンに状況を説明、夫はすばやく子供と荷物を降ろす。ドライバーは、言い分けらしきものをマレー語でドアマンに言って、そうそうに退散。
タクシー・ナンバーは、ドアマンに控えてもらった。さて、この後、どうしよう。腹が立つけれど、時間を無駄したくないし、、、
でも、他の日本人旅行者が被害に遭わないようにすべきだし、、、
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