■補足説明■



 作中で書けなかったことの補足説明です。補足設定を別に書くというのは描写力のなさとか構成力の弱さを披露しているようなものですが、話の筋に関係ないものってどうしても入れにくいし、入れるとまとまらなくなることもあるので難しいです。特に気にならない方はスルーして頂いても大丈夫です。というか、気になっているのは書いてる本人だけかもですが(汗)。



・エレン
 原作よりもちょっと幼いです。幼少期に色々とあったため、許容量を超えてしまい、自分の中の前世の部分を切り離してしまいました。ぼんやりと思い出しかけていたのですが、その際に全部忘れてしまいました。分身が戻ったので今後色々と思い出していくはず。家事能力高いし、生活面においてはしっかりしているけど、実は甘えた。兵長がエレンを甘やかしたのが原因です(生活面での躾はしっかりしていた)。兵長が触れない、話せないもどかしさでスキンシップ過剰でものすごく構ったため、リヴァイ限定でスキンシップ好き。兵長には実際に触れなかったこともあって、今後リヴァイへはベタベタと触っていくことになるので、色々とリヴァイは試されます。


・リヴァイ
 幼い頃から記憶有りで、前世だと理解するのも受け入れるのも早かった。そのためか、基本思考や好みなどは原作リヴァイと離れていません。エレンを探していたらイマジマリーエレンが現れてびっくり。ここで兵長が出来てしまったのは計算外でした。兵長を通じてエレンの状況は把握していたし、兵長とリヴァイはつながっているのでその行動にはリヴァイの意志が反映されています。遠隔操作が出来る訳じゃないので、限りなく同一人物に近い、感覚共有してる別個体な感じです(上手く説明出来ませんが)。住んでいる場所の情報をもっと早くに掴めていたら、と本人は思っています。この先スキンシップ好きなエレンに色々と試されます。


・兵長
 リヴァイの前世の記憶を核とした分身。エレンが呼んでる、行かなければと思って向かったら戻れなくなった。エレンが心配なので戻る気も本人にはありませんでしたが。エレンが幼かったため、恋愛感情よりも父性が勝ってました。エレンを甘やかしたのは、前世の環境が過酷で甘えることが許されなかった少年を、平和になったら甘やかしてやりたいと思っていたから。しかし、現実には触れなかったのでもどかしかった。実はスキンシップ過剰に加えて、話せないので九年で大分表情も豊かになっています。戻るときに手を合わせたのはバトンタッチの意です。任せて戻ったのでリヴァイが言った通りに二度と分離することはないです。


・新兵
 いつの間にか切り離されちゃったエレンの前世の記憶を核とした分身。本体大変だし、戻れないしどうしようと助けを求めていたらリヴァイに巡り合えました。兵長が切り離されちゃったのは彼にも予想外。ずっとリヴァイの傍でエレンを心配する姿を見てきたので、エレンのところに戻った際は早く逢いに行けと思ってました。リヴァイの想いを伝えられたので満足してエレンの中に戻りました。


・ジーク
 前世の記憶はぼんやりとしかありません。何か変な戦いの記憶あるなー、これが前世ってやつ?くらいの感覚。父親とは前世で何かあったみたいだし何か気に入らないし、どうでもいい、でも、弟は可愛いので可愛がりたい。リヴァイが気に入らないのは弟を狙ってるからで彼を覚えているからではないです。リヴァイから敵意を感じるから前世で何かあったのかなとは思ってはいます。


・カルラ、グリシャ、ダイナ
 前世の記憶なし組。性格も容姿もほぼ変わってません。グリシャとダイナが別れたのはお互い嫌いになったからではなく、ダイナが金持ちのお嬢様でその辺でごたごたがあったからです。二人の息子に嫌われていて哀しいグリシャと、息子にちょっかいかけてくんじゃないよ、コラァと威嚇するカルラ。カルラの再婚相手はハンネスさんにしようかと考えたんですが、頼まれた保護者の方がしっくりくるので相手はただのモブで(notモブリット)。



 原作のラストがどうなるか判らないので、平和になったけど、二人は命を落としました、というふわっと設定です。ちなみにイマジナリーフレンドの二人は二人にしか見えていません。リヴァイ側の事情が出てこないのでリヴァイ編書こうかと考えたんですが、ネタがなかった&どうあがいても七度死んだ男のリヴァイ視点と同じような内容になりそうなのでボツになりました。




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