ミーントーンの和音と比べ5度も完全な純正になるので、一際5度の音もはっきりして安定感があります。うなりが全くない響きは本当にきれいでまとまっていて、ヴェルクマイスターやミーントーンの同じハ長調の和音と比較しても、かなり違いはわかります。普段、平均律のうなりのあるにぎやかな響きに慣れているということは、かなり純正の響きとは離れた響きに浸っているといえるでしょう。  本文に戻る