Photo gallery 7-8−4 東京散歩 東京散歩1の目録に戻る Topに戻る
蔵前界隈 浅草1に戻る 淺草2に戻る 浅草3に戻る 次深大寺あたりに続く
蔵前・榧寺 今から4百年程前、隅田川のほとりに、樹齢1000年の榧の大木が立っていた。そこには小さな庵があり、僧が毎日村人たちと念仏をしていた。 ある日山伏がやって来て、榧の実を賭けて碁の勝負をし、榧寺の僧が負け、山伏は榧寺の榧の木の本体を、遠江(伊豆半島)の秋葉山に移してしまった。 秋葉山の榧の木は、たくさんの実をつけた。 その後、山伏は榧寺にやってきて、実は秋葉大権現という火の神だと告白し、榧の実のお礼に、このお寺 を火事から守る約束をした。そこで浄土宗の立派な寺が建てられた。 |
||
榧寺の境内にある小庭園 「榧寺縁起絵巻」が、墨田区の指定文化財として残 されているが、江戸時代の国学者・石川雅望の書い た榧寺縁起に栗原信充が描いた絵をもとにして記述 され、寺宝として今に残されているという。 |
高村光雲作という「厄除地蔵尊」などがあるという、「飴な め地蔵尊」は、永井荷風の「日和下駄」で、榧寺には「虫 歯に効験のある飴なめ地蔵尊」と紹介している。 本来は、百日咳の平癒を願いお供えした飴を舐めると いう。言い伝え。 |
|
蔵前神社 勧進大相撲発祥の神社 古典落語ゆかりの神社
始まりという由緒ある神社。大関谷風や関脇小野川が、寛政年間には、大関雷電な どの名力士も当社境内を舞台に活躍していたという。 |
||
境内ある「福徳稲荷神社」 |
||
更に、当社は古典落語「元犬」 (もといぬ)や「阿武松」(おうのまつ)の 舞台ともなっており、 ← 「元犬」像が落語愛好家 によって奉納建立されています。 |
||