PHOTO GALLERY 6-16-5  京都57 洛西あたり Top に戻る
 
57 西芳寺(苔寺)1他 苔寺2に続く   京都1目録の戻る

京都市西京区松尾にある「苔寺」。この名称は通称であり、本来は「西芳寺(さいほうじ)」と言います。
古都京都の文化財、として、また、世界遺産として登録されている苔寺は、伝承によると、現在西芳寺のある地には、飛鳥時代に
第31代、用明天皇の皇子である「聖徳太子」の別荘があり、太子が作ったという「阿弥陀如来像」が祀られていたそうで、後に  
別荘から寺院へ と改め「西芳寺」と名付けたそうです。
 夢窓疎石の作庭で、上段の枯山水と、下段の池泉回遊式庭園の
2つから成っていた。 境内北方には上段の枯山水庭園の石組みが残り、この部分には夢窓疎石当時の面影が残って
いると思われる。 西芳寺が、苔寺と呼ばれるほどに苔に覆われたのは、江戸時代以降だそうです。元々、地下水位が高く
湿った土地だったところに、洪水などが起こり荒廃し、そのまま放置されたことから、一面苔に覆われてしまったそうです。  
 西芳寺の拝観に際し、先ず、本堂で行われる宗教行事、例えば般若心経の写経を行う。写経し終わると願い事
        を書き、本尊の前に奉納する。 この宗教行事が終わると庭園の拝観ができる。
今は全て事前予約制をとっている。    
                                       

西芳寺本堂 
 
少庵堂茶室から庭園の眺め

6月 梅雨の時期が ベストシーズン
 
 
今の時期(撮影時 3月中旬) 冬枯れ? 色鮮やかではない 
 

湘南亭茶室 
苔と一口に言ってもいろいろな種類があるようで、この前後4枚の写真でもそれぞれ風情
が違っています。6月の梅雨の時期が一番良いと言うことです