(2013年5月30日)
宇宙物理学者でインフレーション宇宙を真っ先に発表した佐藤勝彦教授が昨年11月28日にNHK教育テレビで次のように語っている。
私たちの常識では、太陽と地球の間には重力が働いて互いに引き合っており、この力が遠心力とうまくつり合っているので、地球が軌動を描いて回っていると理解しがちだ。ところがアインシュタインは、太陽の巨大な質量のために、太陽の周りの空間が曲げられており、そのへこみにそって地球が進んでいると考えた。つまり重力とは、空間が曲がることによって生まれる運動なのである。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/17_einstein/index.html
つまり、アインシュタインは次の事に気が付いたのだ。
1)
軌道を回る宇宙ステーション内が無重力状態にあるのは重力と遠心力(慣性力)が釣り合っているからではない。
2)
重力とは物体に運動(加速度運動)をもたらす。
(了)
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