Part1.
Part2. Part3. |
さて、ここからがやっとこのページの本題です。幸か不幸か初めて見たミジンベニハゼがニコノスマクロで撮れてしまいました。「なぁんだ、ニコノスでいけるじゃん」とタカをくくってしまうのも仕方ないですね。わたしもはじめはそう思いました。
ところが、ハウジング(まぁ60mmですけれど)ですらなかなか近寄らせてくれないことも多く、やはりあいつは普通じゃなかったという現実を思い知らされたのでした。
しかし、最近になってようやくニコノスマクロでも撮れそうな個体が相次いで見つけることができました。そこで、そのときの撮影風景なぞをハウジングで撮って見ましたのでそれをご紹介したいと思います。 |
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![]() ニコノスマクロでミジンベニハゼを撮ってみよう! YS30 |
まず、一番大事なことは、ニコノスの接写枠などにおびえない強気な個体を見つけることです。
臆病かどうかは簡単に見分けられます。近づいていき、ミジンベニハゼがいったん穴の中に引っ込んでもすぐまた穴から顔を出してくれれば第一段階突破です。ニコノスの撮影準備をしましょう。中間リングははじめのうちは1:2や1:3くらいの撮影倍率のもののほうがピントが合いやすいのでおすすめです。あと、接写枠の縦方向にのびている枠ははずせたらはずしましょう(SEA&SEAのは外せます)。
あ、すみません、いい忘れてました。ここでもそうですが、私がニコノスマクロと言っているのは純正の35mm/F2.5レンズにSEA&SEAなどからでている中間リングをセットしたものです。純正の接写装置よりも接写倍率が高いのでエビ・カニなどの小物の撮影にはうってつけです。また、YS30をホットシューアームにつければ取りまわしがよく、最小の撮影機材となります。 |
さぁ、それではゆっくり、ゆっくりと接写枠を近づけていきましょう。注意することは体ごと持っていかずに腕をのばしてカメラを缶に近づけることです。また、引っ込んでいる間に接写枠を缶の下にすべりこませておきハゼにその環境に慣らせるというのも手でしょう。
しばらく時間をかければ右の写真のように2匹が出てきてくれることでしょう(もちろん個体差はありますが...)。 |
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