2001.5.4-6
白川郷・上高地・天竜下り

5/5 Part1

【沢渡バス停から大正池前まで】
アラームを5時にセットしておいたので5時に起きれた。何本ものバスが停留所に入っては出て行った。バスの時刻表ではそれほど本数がないようだったがそれはどうやら松本駅発のバスのようで、沢渡大橋発のバスは4時台から15分〜20分おきに出発しているようだ。6時頃準備を整えて、停留所で駐車料金(\500)と上高地までの往復券(\2000)を購入。6時20分発のバスに乗り込んだ。ここのバス停は「沢渡上」というところらしい。向かいには日帰り可能な温泉があるので帰りに寄ってみよう。中の湯というところから左折すると安房トンネル、直進すると県道上高地公園線となる。上高地公園線はバスやタクーのみ通行可だ。県道に入るとすぐに釜トンネルというのある。狭いトンネルのため信号による交互通行のようだ。かなり待たされて通過。トンネルを抜けると左手にはうっすらと噴煙をあげる焼岳が見えた。大正池では自分を含めてたくさんの人が降りた。


【大正池〜田代橋】
県道から大正池畔におりていく。後に焼岳がそびえていた。立ち枯れの木が点在している。半分ほど砂利に埋もれた看板のそばに新しい看板が立てられており、毎年土砂によって埋もれていっているようだ。焼岳噴火で大正池ができる前、森だったとのことを立ち枯れた木は物語っていた。静かで風もなく、一種異様な雰囲気であるが、この雰囲気がいかにも上高地という感じだ。池自体が浅いせいか波風がほとんど立たず、逆さ焼岳が印象的だった。大正池の上流にあたる方向には穂高連峰が見え、写真で見たことのある山々が見える。周辺の木々は雪解け直後だったせいか、葉をつけておらず、この殺風景さもこの季節ならではだろう。水際ではかなり浅いためか池の底の色に変化がよくわかり、とても面白い。ここで朝飯を食べる。カモもあまり人を恐れず、エサをねだりにくる。大正池で長居をしてしまい、かなり時間をロスしてしまった。池を離れてしばらく林の中を歩き、田代池に出る。後には六百山と霞沢山が見れる。朝方のため、半逆光だった。田代池からしばらく歩くと梓川に出る。やや急な流れのところもあり、焼岳や穂高連峰をバックに撮ったりした。大正池で出てからここまでで1.5kmくらいを1時間かけて歩いた。田代橋付近では穂高連峰と橋を一緒に撮った。



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