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畳の構造・材料

畳は畳床たたみどこ(土台部分)・ 畳表たたみおもて (表面ひょうめんの部分)・ 畳縁たたみべりの三つに 分けられます。

畳床
・わら床
    
吸湿性・保温性がある。ダニの発生に悩まされる事や重いことが短所。
・オールボード床
   
細かく砕いたチップを圧縮したもの。
断熱性があり、害虫が発生しにくい。
軽く、コストが安いが、ワラ床と比べて耐用年数が短い。
 
・ボード床(発砲スチロールサンドイッチタイプ)
ボード床の間に発泡スチロールを挟んだもの。
断熱性があり、害虫が発生しにくい。
軽く、コストが安いが、ワラ床と比べて耐用年数が短く、
リサイクルに課題があり、古床処理代が高い。
畳表
・い草の表
    
い草の太さが均一で色が良く、変色や傷の少ないものが良い。
い草の根元と先端を除いた真ん中の部分を多く使用した畳表が上質で、
目が詰んで美しく丈夫です。
・和紙の表
   
い草に比べて、害虫・カビが発生しにくい。
ほとんど色あせ・変色することなく、キズや摩擦などの耐久性が約3倍です。
ワラ床には、デコボコしてしまい不向きです。

畳の効用

空気をきれいに
畳表には空気中に含まれる有害な二酸化窒素を吸着し、半分以上を
無害な一酸化窒素に還元してくれる作用があります。

保温・断熱
い草の断面はスポンジのようになっており、その中に空気が
入っているので適度な温度を保ちます。

湿度調節
い草の畳表やワラ床には吸放湿機能があり、空気中に湿気が多いと吸い
乾燥すると水分を放出してくれるので自然に湿度調節出来ます。

他にも
弾力性に優れています。
吸音性があります。



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