LE-DCの製作


各地の第3セクターで走っている、LE-DCに挑戦します。初めての真鍮フルスクラッチで対応する事にしました。第1作は試作を兼ねて、 名鉄のキハ30を選びました。窓が少なく、塗装も簡単と思われたからです。実車を調査できなかったため、ネットで写真を探し、他の LE-DCの資料を使って製作しています。今回製作予定の中で唯一の縮小断面で、手摺が全て埋め込みタイプであることから、車体は最も 手間が掛かることに作り始めてから気が付きました。楽なのは塗装だけかも・・・・他に15mのアケチ12や18mの北条鉄道のフラワ2000-1等を 製作したいと思っています。

CADで展開図を書き、真鍮板に貼り付けたところです。下穴が小さいのは折損の元ですので、もう少し 大きくしたいのですが、ボール盤が無いので・・・・ 順調に窓抜きも終了しました。折り曲げて、R部分は短冊で誤魔化す予定です。でも、どうやって曲げる つもりなのでしょうか?1箇所曲げたら次はくわえられない事態に・・・・
角のRを小さく修正したり、屋根中央部が盛り上がったりするトラブルを何とか修正して、箱組をようやく 終了しました。 西武の電車のように、腰の部分に補強があることが判り、0.1mm燐青銅板で補強を表現。前面Hゴムを0.2mm 洋白板から切り出して貼り付けました。
片側にある乗務員用ステップは梯子の片側を埋め込んだ構造です。 乗務員扉の両側の手すりは埋め込まれています。O.4mm×2枚のスペーサーを入れた板に取り付けます。扉も O.2mm+0.4mmで製作してあります。
貫通扉付近も厄介な構造です。塗装後に接着する方向で考えています。 ライトケースベースは1mm真鍮板から切り出しました。塗装後に、レンズをはめこんだアルミ枠を接着する予定です。2mmの貫通孔をあけてあり、導光材を通すことができます。


LEDC2に続く
作品紹介入口に戻る
トップページへ戻る