法幢寺は今からおよそ430年前の天正13年(1568)
都留市羽根子、長生寺七世廣天源長大和尚により開かれました
十一面観世音菩薩さまは、
救いを求める人々の前に三十三の姿に身を変じて現れて、いついかなる時にもお救い下さいます。
頭上には十一の顔を持ち、頂上に仏面(悟りの表情)前三面が菩薩面(慈悲の顔)向かって左三面が瞋怒面(悪い行いに対して怒りを表す顔)右三面が狗牙上出面(善い行いに対して牙を出して喜んでいる顔)後ろに大笑面(総ての行いに対して笑っている顔)
それぞれの功徳により日頃我々が抱えるさまざまな悩みを解決し救い正しき教えへと導いて下さいます。
十一面観世音菩薩真言
オン マカキャロニキャ ソワカ
お墓参りの際などは、本堂正面にてご本尊様に手を合わせて一礼されてからお墓参りをし、お帰り際にもご本尊様に一礼ご挨拶をされてからお帰り下さい。
ご先祖様や我々をお守りくださっているのはご本尊様です。
涅槃像には目を開いている像と目を閉じている像があります。当山の涅槃像は目を開いておられます。
目を開き最後の説法をされている姿を顕しています。
曹洞宗の経典の中に
「佛垂般涅槃略説教誡経」というお経があります。このお経はお釈迦様の最後の説法を遺誡とし後世に残した経典です。
お釈迦様の入滅(命日)は紀元前383年2月15日、
成道(悟った日)は紀元前428年12月8日、
涅槃像の前で手を合わせてみて下さい、お釈迦様の最後の説法が聞こえて来るような気がいたします。
2,500年も昔に開かれた仏教という教えが、現代に至るまで受け継がれ、時代を超えて今こうして手をわせている私がいる。
ご先祖さまがされてきたように、皆さまもお子様やお孫様に伝えていって頂きたい尊いお教えです。
文字通り安産の神様です。
平成5年に田中靖夫さまを始め多くのお檀家さまのご寄進により再建されました。
大権現とは、仏さまが仮に神さまの姿となり現れた事を示します。
安産の仏さまが神さまのお姿で祀られています。お近くにお産を控えた方やそれを望む方がおられましたら、お参りください。
お札も御座いますので、ご希望の方は寺にお声をおかけ下さい。
お亡くなりになられた子供達を、父母や近しい方々、ご縁があった人々に代わって守り救いを与えてくださる。
水子地蔵さまです。
お参りの際に手を合わせてあげてください。
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