HDDレコーダーで録画した番組をPCのHDDに退避したりしているうちに、 またHDDの容量が不足するようになってきた。 80GBのHDDを購入したときは、もうこれで十分と思っていたが、 人間というのは空間を埋め尽くしたくなる動物らしい。
さて、HDDは順調に高密度化が進んでいて、 だいたい1万円前後の製品がコストパフォーマンスが高いように思う。 現在だと160GBクラスのHDDが1万円で購入できる。
ところが、大きなHDDを搭載しようとすると、容量137GBのところに壁があるらしい。 管理領域のビット数の影響で、137GB オーバーのHDD (Big Drive) を扱うには、 ドライバ等がそれに対応する必要がある。
私の使用しているマザーボード Abit ST6 の場合は、 BIOS の更新によって対応していることがわかった (参照)。
st67t.exe Bios Issue Date:2002/02/05
BIOS ID: 7T
2. Support up to 137GB HDD and above.
最新のBIOSをダウンロードして、フラッシュを更新する。
通販で購入した HDD が到着したのでさっそくインストールする。 ところが Windows 2000 の「管理ツール→コンピュータの管理」でディスクを見てみると、 128GB しか認識されていない。
ここによると、 Intel Application Accelerator (IAA) で比較的簡単にbig driveに対応できるとある。 さっそくインストールしてみると、どうやら160GB全体が認識されるようになった。
とりあえず使えるようになったのだけれど、気になるのでもう少し調べてみた。 Maxtorのサイトによると、 big driveに対応した windows の service packを適用した後に、 レジストリを設定して機能を有効にしなくてはならないらしい。
選択肢 1
OSをWindows 2000のService Pack 3以降か、 Windows XPのService Pack 1以降にアップグレードしてください。 そして、Maxtor Big Drive Enablerを http://www.maxtor.com/en/support/downloads/big_drive_enabler.htm から、ダウンロードしてください。 このソフトウェア・パッチは、大容量ディスクサポートのためにWindowsのレジストリを更新します。
本家 Microsoft のサイトでも、 該当の文書を発見した。
48 ビット LBA ATAPI のサポートが正しく機能するためには、以下の条件を満たしている必要があります。
- コンピュータに 48 ビット LBA 対応の BIOS がインストールされている
- コンピュータに 137 GB 以上の容量のハード ディスクが搭載されている
- Windows レジストリの次のレジストリ サブキーの EnableBigLba レジストリ値を 1に変更するか、 またはこの値を追加することにより、サポートを有効にしている
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\atapi\Parameters
やはり service pack を適用するだけではなく、レジストリの操作が必要らしい。 これを行なえば、IAAをインストールするまでもなかったか。
2002年11月にラジェンダを購入し快調に使っていたが、 ここのところバッテリの持続時間が極端に短くなってきた。
ドライバーで電池蓋を外して、電池を取り出してみる。 電池の型名が CGA-1/105A とわかったので、 さっそく google で検索してみたが、売っているところが見つからない。
メーカーのサイトを見ると、次のように書かれている。
Q. BE-500の充電式バッテリは自分で交換できますか?
A. できません。弊社サービスでの交換 (有償) となっております。
調べると、電池代約3,800円と技術料3,000円、あわせて6,800円かかるということがわかる。 こんな安いPDAの電池交換に6,800円も使ってられない!
しかしさらに調べると、秋葉原のヒロセ無線前にカシオの露店が出ていて (このへん)、 そこで電池を売っているらしい。 これなら電池代だけでOKだ。
近くへいったついでに秋葉原まで足を伸ばし、電池を買ってきた。 税込み3,937円。なんなく交換完了。
ちなみに、上記の露店ではラジェンダ本体を9,800円くらいで売っていた。電池代が高く感じる…