松戸の畳やさん 恩田畳店へようこそ

Q&A お手入れあれこれ/名称・サイズと歴史あれこれ/ブランドあれこれ
      日常のお手入れ  畳の名称、歴史         畳のブランド品
                               
■日常のお手入れについて

 ・畳の掃除
  掃除機は畳の目に沿ってかけます。
  その後、乾いた布で畳の目に沿って拭きます。
  汚れを見つけたら、酢を入れた水で固く絞った布で拭き、その後よく乾かします。

 ・醤油やソースをこぼしたら
  しみこまないように小麦粉、ベビーパウダー、塩などの粉末をすぐふりかけます。
  この粉末に水分を吸い取らせたら、畳をたたいて粉末を浮き出させます。
  最後に固く絞った布でよく拭いて下さい。

 ・赤ちゃんのおしっこがかかったら
  すぐに小麦粉、ベビーパウダー、塩のいずれかをすぐふりかけ水分を吸い取らせます。
  その後最後に固く絞った布でよく拭き、さらにから拭きしてよく乾かします。

 ・畳が日焼けしたら
  中性洗剤の薄め液で固絞りの布で拭いてください。
  その後、酢を入れたぬるま湯で絞った布で拭いて下さい。その後よく乾かします。

 ・家具の跡がついたら 
  へこんだところに適度に霧吹きをして、ぬれタオルでアイロンを掛けて下さい。
  その後よく乾かします。

■年に2回の手入れについて

 ・畳干し
  よく晴れた日に、部屋の真ん中の畳から持ち上げて外に取り出します。
  このときどこにあったか印をつけておきます。
  ホコリをたたき出したあと、ブロックを台にして4〜5時間干します。
  外で干せなくとも、床から持ち上げて、4〜5時間風を通すだけでも効果がありあます。

■3〜4年後の手入れについて

 ・表替え
  表の色が変って痛みが激しくなったら、畳床はそのままにして畳表だけ取り替えます。
  畳表を裏返してそのまま使用する(裏返し)ことも出来ます。
  畳ヘリが新たらしなりますので、部屋のイメージを一新することができます。

■10〜20年たったら

 ・歩いた時ブヨプヨしてきたら畳床も含めた全体の取替の時です。
  部屋のイメージチェンジをかねて、検討するのも良い機会かと思います。


■畳の名称

 ・畳の名称

  畳は
  ・畳表
  ・畳へり
  ・畳床
  で調整されています。これらを調整の部材として
  ・畳下紙
  ・縫糸
  があります。

 ・畳のサイズ

  畳のザイズは地方により様々です。
  ・江戸間 88.0×176.0×5.5(または6.0)cm 静岡以北で使用が多い
  ・中京間 91.0×182.0×5.5cm          愛知・岐阜・三重で多い
  ・京間   95.5×191.0×5.5cm          近畿・中国・四国・九州で多い

  ・団地間 85×170cm(一定の基準はない)


■畳の歴史

 ・畳は日本生まれの敷物です。
  歴史博物館・時代劇などで、畳に視点を当てて画像を見ると新たな発見です。

  ・古事記の時代
   ・イ草を編んだコモを重ねたものを使ってました。

  ・平安時代
   ・貴族が今の畳の原型を使いはじめました。

  ・鎌倉時代〜
   ・武士の家で部屋全体に畳を敷くようになります。

  ・江戸時代
   ・町人の家に畳が普及し、江戸時代中期には庶民も利用するようになります。
   ・普及が進むにつれて、畳屋・畳職人が活躍してきました。


■畳のブランド

 ・畳表
  ・備後表   広島産
  ・備中表   岡山産
  ・肥後表   熊本産
  ・筑後表   福岡産
  ・土佐表   高知産
  があります。

 ・へり
  ・模様で
   ・繧繝ヘリ(うんげんへり)  古くから宮中で使用
   ・高麗ヘリ(こうらいへり)  古くから寺社・床の間で使用

   ・無地へり
   ・柄へり

   があります。

  ・材質で
   ・絹
   ・麻
   ・綿
   ・化繊
   があります。

 ・床
  ・材質で
   ・藁床(ワラ床) 特級、1級、2級、3級、4級、5級
   ・藁サンド床
   ・建材床
  があります。

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