パワーポイントで写真や図を駆使しながらの屋良さんの講演は大好評でした。「沖縄の地政学的重要性」「海兵隊=抑止力」論のウソが、わかりやすい言葉で、徹底的に暴かれました。講演動画のライブ配信という、画期的な試みもありました。(講演要旨はこちら。主催者の責任でまとめました)
講演の前に、東村・高江の米軍ヘリパッド建設問題を扱ったDVD「やんばるからのメッセージ」(10分。高江住民の会の比嘉真人さん製作)を上映し、沖縄防衛局による建設工事強行が伝えられていた7月上旬に、住民の会の呼びかけに応えてゲート前監視行動に参加したメンバーが現地の状況を報告。会場アンケートでも「高江のヘリパッド問題は初めて知った」という感想が多く寄せられました。7月30日現在、工事強行の動きはありません。
講演と質疑の後、沖縄講座も参加している基地撤去をめざす県央共闘会議篠原事務局長から連帯挨拶を受け、集会アピールを採択して終了。屋良さんを囲んでの懇親会でおそくまで意見交流しました。