a b o u t   l a b o r a t o r y
                        



大泉研究室の取り組み 3つのキーワード
 
(2010年8月現在 ・ 暫定版)

 
協働
教育活動は,「理論」と「実践」がかみ合って初めて成立します。教師という職業においても,理論を現場で使える『実践原理』に変形させていく必要があります。
そのプロセスを重視し,学校教育現場との〈協働〉による研究を重視しています。

実践
「授業研究」には様々な目的があります。「@授業技術向上型」「A授業改善型」「B子どもの発見型」などです。
学校教育現場においては,@は教育実習で,Aは現場で一生懸命取り組まれていますが,Bはなかなかその機会がありません。
そこで現在,『AEゼミ(Art Education Seminar)』を立ち上げ,学生とともにいくつかのフィールドで実践に取り組んでいます。

子どものデザイン
子どもにとって「デザイン」って,どんな意味をもつのでしょうか?
方法論ではなく,「生きかた・考え方」に通じるデザイン教育のあり方を追究しています。
それはひいては,造形教育のあり方を再構築することにつながっていくと考えています。例えば,表現と鑑賞の一体化,造形遊び,絵(絵画),立体(彫刻),デザイン,工作(工芸)などといった領域をはじめとした教科の再構造化が促されます。



以下,それぞれの取り組みの具体を紹介します。


 協働 

学校教育現場・行政との協働・研究


年間を通じて,様々な機関と協働して研究に取り組んでいます。


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実践

AE(Art Education)ゼミ での実践


「アート−子ども−社会」,それらをつなぐツールとしての「教育」を対象にして実践的に活動する有志の研究会として,『AEゼミ(art education seminar)』を組織しています。
そこでは,学年を超えて,問題解決的に「つくる」活動が行われています。


  ゼミパンフは      click →
  活動状況は      click →
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子どものデザイン


造形実験装置による
巡回式ワークショップ・プログラムの開発研究


本研究は,教職志望学生が,学校や地域施設,地域イベントや美術館などを巡回して造形ワークショップを実践する「アートラボ・デリバリー」のための教具装置群,すなわち「アートラボ・ツール」を創案・製作し,それらによって環境構成された実践プログラムを開発することを目的としています。
さらに学生と「アートラボ・デリバリー」の実践を展開し,それに参加する子どもたちの活動様相を分析・考察することにより,ワークショップ実践の教育的意義を子どもの視点から検討するとともに,子どもの造形活動の個別具体的な在り様に対する学生の理解を促し,教員としての資質の向上を図ります。
平成21年度においては,研究・実践体制を確立し,「アートラボ・ツール」創案に向けた基礎的理論枠組みの構築を目指す。さらに「アートラボ・ツール」の創案・製作と調査実践による改善と拡充を図りました。
平成22年度においては,様々な〈場/機会〉における実践を展開することを通して,ワークショップの現代的意義を分析しようとしています。

(平成21年度〜23年度 科学研究費補助金・基盤研究(C))

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創造的問題解決を促すデザイン学習プログラムの開発


「子どものデザイン」概念を,戦後日本の美術教育史,デザイン教育史から検討し,それを現代デザイン理論と結びつけることにより,新たなデザイン教育を構想し,その学習プログラムの開発に取り組みました。
(平成17年度〜19年度 科学研究費補助金・若手研究(B))

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デザイン教育史研究



21世紀に入り,デザインは「モノ」中心から「人間」中心へと急激に変容しています。しかしながら,普通教育におけるデザイン教育は旧態依然としている現状があります。すなわち,日本の高度成長を支えた「モノ」に付随するデザインの有り様が,今や環境破壊やグローバル・マーケティングによる人間不在の論理を生み出したとして省察されるに至っていますが,普通教育におけるデザイン教育は,未だポスター製作や平面構成といった「作品づくり」に終始している状況が認められるのです。
この原因は,昭和30年代以降の教育において,「モノ」中心的な考え方に基づくデザイン教育が多くの問題を抱えながらも強引に推し進められた経緯にあり,したがって,その経緯を描き出すことで,デザイン教育の課題と展望について考察することができるのではないかと考えました。そこで現在,戦後日本の普通教育におけるデザイン教育史に関する研究に取り組んでいます。

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