d e s i g n    e d u c a t i o n    s t u d y
                                    




デザイン教育研究


子どものデザイン  子どものためのデザイン教育
 


「子ども」と「デザイン」とを結び付ける関係性は,大きく次の2つの方向性に整理することができます。
すなわち,一つは「子どものためのデザイン/ Design For Kids」であり,もう一つは「子どもがデザインする/Kids Design …」です。
「子どものデザイン」概念とは,後者の方向性を子どものための教育において適用していく試みです。

大泉研究室では,過去から現在に至るまでのデザインのあり様を,「子どものデザイン」概念の視角から省察(フィードバック)することから,未来のデザインのあり方を展望(フィードフォワード)するという,「フィードバック・フィードフォワード」による俯瞰的な考察に取り組んでいます。




 『子どものデザイン その原理と実践
 -日本における子どものためのデザイン教育の変遷から展望へ-

 (2017.2 日本文教出版) を上梓しました。




   
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 創造的問題解決を促すデザイン学習プログラムの開発


平成17年度より,文部科学省の科学研究助成費(若手研究・B)の助成を受け,デザイン教育研究に取り組んでいます。
研究課題は『創造的問題解決を促すデザイン学習プログラムの開発』です。大泉はこれまで,造形教育センター(美術教育の民間教育研究団体・戦後の普通教育におけるデザイン・構成教育を支えてきた。)においてデザイン教育研究に関わってきましたが,この機会に自分の専門として深めてみようということで,現在研究の重点の一つになっています。
 
研究計画は click → 



 「子どものデザイン」概念の検討

「子どものデザイン」概念に関する一連の論文は,我国の普通教育におけるデザイン教育の意義を,「子どものデザイン」概念の歴史的変遷に対する分析作業から明らかにしようとするものです。
この研究成果として,下記の論文があります。

 「日本の初等デザイン教育黎明期の概観と本研究の俯瞰」
  論文は click →  

 「間所春による著作分析を通して」
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 「『美育文化』および『造形教育センターニュース』における言説を通して」
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 「図画工作科の教科構造に関する一考察 : 「造形遊び」導入以前の学習指導要領における内容構成の成立過程から」
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 「『子どものデザイン』の教育的可能性に関する試論 : <感覚>と<イメージ>から創造的問題解決へ」
  論文は click → 



 造形実験装置による巡回式ワークショップ・プログラムの開発研究−アートツール・キャラバン−

別ページで紹介している <アートツール・キャラバン> は,子どもに対するデザイン教育の実践として発展させていく見通しをもっています。本研究は,平成21年度より,科学研究助成費(基盤研究C)の助成を受けて取り組んでいます。  click → 


 「デザイン教育」に関する講演関係


 2005.10 
造形教育センター月例研究会 講演
        『子どものデザ
イン,再び』 click → 

 2008.4 造形教育センター月例研究会 講演
        『新学習指導要領について』
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 2012.10.12 日本デザイン学会 教育部会 研究会
        『子どものデザインから』 click → 
        フライヤー →

 その他・・・




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