隅田川七福神めぐり
東京都の東部の墨田区は、隅田川・荒川・中川の河川に挟まれています。
隅田川に関連する史跡や行事も多く、区民愛唱歌は、隅田川を唄った滝廉
太郎作曲の「花」です。その隅田川沿いにある「隅田川七福神」をご紹介し
ます。
恵比寿、大黒神、布袋尊、弁財天、福禄寿、寿老神、毘沙門天と七体の神
仏聖人が組み合わされ、七福神として瑞祥の象徴となったのは、室町時代
以降です。隅田川七福神めぐりのように、新春、その年の幸福を願って七
福神を巡拝する信仰行事の形ができあがったのは、町人文化が深く社会に
根を降ろした江戸時代の終わり頃になってからでした。
隅田川七福神は、墨田区無形民俗文化財です。
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