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四季の香り 写真集 1〜4

2012.11.14 東京都 8期 三坂
撮影:2012年10月21日
撮影場所:東京・調布市
【四季の香り 40】
神代植物園・ダリア園@
神代植物公園は、東京都調布市にある東京都立の植物公園で、園内には約4,500種類、10
万株の植物が植えられているそうです。
ダリアは、メキシコ、グァテマラ原産のキク科で、地下に肥大化した根(塊根)があります。ダリアは
もともと高地に咲く花で極端な低温や高温に弱く、日本では初夏と初秋に美しい花を咲かせます。


 

2012.11.06 東京都 8期 三坂
撮影:2012年10月21日
撮影場所:東京・調布市
【四季の香り 39】
神代植物園・バラ園B
神代植物公園は、東京都調布市にある東京都立の植物公園で、園内には約4,500種類、10
万株の植物が植えられているそうです。
バラ園では春と秋にバラフェスタが開催され、夜のライトアップやコンサートなどさまざまなイベン
トが催されて、香りのコーナー、巨大輪コーナー、お祝い・喜びの各コーナー、国際バラ新品種入
賞花の展示コーナーなどがあります。


ピンクのバラの花言葉は、≪上品・気品・しとやか・暖かい心 等≫

2012.10.26 東京都 8期 三坂
撮影:2012年10月21日
撮影場所:東京・調布市
【四季の香り 38】
神代植物園・バラ園A
神代植物公園は、東京都調布市にある東京都立の植物公園で、園内には約4,500種類、10
万株の植物が植えられているそうです。
バラ園は、今が見頃を迎えています。神代植物公園のバラ園は、昭和34年にロサンゼルスから
送られたバラの約80品種が元になっており、現在も13品種が現存しているそうです。


黄色いバラの花言葉は、≪あなたを恋します・不貞・嫉妬・薄らぐ愛情 等≫

2012.10.24 東京都 8期 三坂
撮影:2012年10月21日
撮影場所:東京・調布市
【四季の香り 37】
神代植物園・バラ園@
神代植物公園は、東京都調布市にある東京都立の植物公園で、昭和36年10月20日に開園
しました。園内には約4,500種類、10万株の植物が植えられているそうです。特にバラ園は
都内最大で409品種5,100株が植えられています。


赤いバラの花言葉は、≪情熱・愛情・あなたを愛します 等≫

2012.03.12 東京都 8期 三坂
撮影:2012年3月6日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 36】
福寿草が咲きました
今年は例年になく、厳しい寒さが続く冬でした。その終わりを告げるかのように、今年も福寿草
が咲きました。『四季の香り 』 第1回に掲載した福寿草ですが、春の便りとしてこの時期の楽
しみです。


          【福寿草】
          金鳳花(きんぽうげ)科  学名:Adonis amurensis
          Adonisとはフクジュソウ属、amurensisとはアムール川流域の黒竜河(中
          国北東部)。Adonis(アドニス)は、ギリシャ神話に登場するイノシシの牙
          に突かれて死んだ青年の名前に由来。傷から出た血のように赤い花に
          たとえた。欧州産の本属のものは黄色ではなく赤い花だそうです。

2012.01.27 東京都 8期 三坂
撮影:2012年1月10日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 35】
蝋梅(ろうばい)
一昨年植えた苗木がこの冬に花を咲かせました。まだ高さは60pほどですが、強い香りがその
存在を感じさせます。名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解されやすいのですが、ロ
ウバイ科ロウバイ属です。


             【蝋梅】 ロウバイ科ロウバイ属
               学名:Chimonanthus (チモナンサス)はギリシャ語の
                   「Chimon(冬)+anthus(花)」が語源。
               開花時期  12/25頃〜3/15頃 お正月頃から咲き出しま
                       す。花の少ない季節に咲くうれしい花で、とてもよ
                        い香りです。
               中国原産、日本には17世紀頃に渡来しました。
               花やつぼみから抽出した蝋梅油を薬として使用します。油に
               は抗菌効果や膏炎症効果、皮膚の再生効果があるそうです。
               種子には毒性があります。

2012.01.16 東京都 8期 三坂
撮影:2012年1月10日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 34】
万両
万両(まんりょう)の赤い実は、冬枯れの庭に彩りを添えてくれます。
野鳥がタネを運ぶため、いつのまにか地面から生えてきます。


             【万両】  藪柑子(やぶこうじ)科
               学名:Ardisia crenata
               Ardisiaはヤブコウジ属、ギリシャ語のヤリ先が語源です。
               crenataは円鋸歯状の意味です。
               万両の花は7〜8月頃に咲き、12月頃から冬にかけて実が赤
               くなります。正月の縁起物に多く使われています。

2011.08.23 東京都 8期 三坂
撮影:2011年8月17日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 33】
チグリジア (タイガーリリー) (虎百合)
中心部の模様がとても特徴的なチグリジア。虎百合(タイガーリリー)とも呼ばれていますが、虎と
言うより、豹柄ですね。


             【チグリジア】 別名:タイガーリリー、虎百合
               アヤメ科  原産地:メキシコ、グァテマラ
               学名:Trigridia pavonia  開花時期:7〜8月
               ラテン語のチグリス(トラ)に由来し、花の中心にトラ柄のような
               模様がでる姿にちなんでいます。

2011.07.27 東京都 8期 三坂
撮影:2011年7月21日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 32】
パイナップルリリー (ユーコミス)
夏に小さな花が花茎に沿って穂状にたくさん付き、てっぺんの葉が帽子のようでパイナップルの
ような姿をしているとてもユニークな植物です。 パイナップルリリー(ユーコミス)と呼ばれています。


             【パイナップルリリー】 別名:ユーコミス
               ユリ科(ヒアシンス科)  原産地:中央アフリカ
               学名:Eucomis autumnaslis
               Eucomisはギリシア語で「美しい頭の毛」という意味です。
               開花時期 7〜8月

2011.07.16 東京都 8期 三坂
撮影:2011年7月9日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 31】
モントブレチア 姫檜扇水仙
もともとはフランスで交配によって造られた園芸品種です。
和名の姫檜扇水仙は、葉の基部が”ひおうぎ”に似ていること、水仙のような球根があることか
ら名前が付けられたそうです。


             【モントブレチア】 和名:姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)
               あやめ科、クロコスミア属   原産地:南アフリカ
               学名:Crocosmia×crocosmiiflora
               履歴:1880年頃、フランスで品種改良が進められた。
               クロコスミア・ポットシとクロコスミア・アウレアとの交雑種。
               花言葉:良い便り、楽しい想い出、陽気、清楚な人。

2011.05.21 東京都 8期 三坂
撮影:2011年5月6日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 30】
アヤメ
菖蒲と書いてアヤメともショウブとも読みます。我家のアヤメは丈が 20〜40cmで小さめの種類
です。いずれ劣らぬ美しさを例える「いずれがあやめかきつばた」という言葉があるように、区別
の難しいアヤメ、ハナショウブ、カキツバタですが、花びらの基のところが、花菖蒲は黄色、カキ
ツバタは白、アヤメは網目状の模様で区別できます。


             【アヤメ】
               あやめ科  学名:Iris sanguinea
               Iris はギリシャ語で「虹」の意味、sanguinea は血紅色の意味
               です。乾いた土に生え、湿地には向きません。

2011.05.15 東京都 8期 三坂
撮影:2011年5月6日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 29】
ミヤコワスレ(都忘れ)
「ミヤコワスレ」を育てることは、以前から試みていたのですが、どうもうまくいまず、半年で枯ら
してしまう事が続いていました。今回は、やっとうまくいって越冬することが出来ました。


             【ミヤコワスレ(都忘れ)】
               菊科、学名 Gymnaster savatieri
               別名:野春菊(ノシュンギク)、東菊(アズマギク)
               和名の由来:承久の乱に佐渡に流された順徳天皇が、この花
               を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとされています。
               花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」等。

2011.05.07 東京都 8期 三坂
撮影:2011年4月28日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 28】
もっこうばら
我が家の垣根は「べにかなめもち」です。私の面倒見が悪い為、3年前にその「べにかなめも
ち」を、4〜5本枯らしてしまいました。そのままではカッコ悪い為、その空間に「もっこうばら」を
植えました。その「もっこうばら」が今年満開になりました。
色は「白」と「黄色」がありますが、華やかさは「黄色」の方が上ですね。


             【もっこうばら(木香薔薇)】
               バラ科  学名:Rosa banksiae
               Rosa (ローザ)はギリシャ語の「rhodon(バラ)」やケルト語
               の「rhodd(赤色)」が語源。
          4月から5月頃に咲く花で八重咲き。江戸時代から栽培され
               ています。枝にはバラ特有のとげがありません。かすかない
               い香りがしますが、花の名前「木香」はここから来ています。

2011.04.28 東京都 8期 三坂
撮影:2011年4月22日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 27】
もくれん
"もくれん"(木蓮)は、昔、花がランに似ていることから "もくらん"(木蘭)と呼ばれていたそうで
す。今では、ランよりもハスの花に似ているとして"もくれん"(木蓮)とされています。


             【もくれん(木蓮)】
               モクレン科  学名:Magnolia liliflora
               Magnolia は18世紀のフランスの植物学者の名にちなん
          でいます。 liliflora は ユリ(lilium)のような花。
               原産地は中国。外側は赤またはピンク色、内側は白。
               外側と内側のコントラストが美しい。

2011.04.22 東京都 8期 三坂
撮影:2011年4月16日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 26】
チューリップ
10年ほど前に植えたっきりで、水遣りしか面倒を見てこなかったのですが、昨年秋に植え替え
をし肥料を施したところ、今年はすっかり元気になりました。植物は正直ですね。


             【チューリップ】
               ユリ科  学名:Tulipa gesneriana
               原産地はトルコのアナトリア地方とされ、トルコ国内の宮殿(ト
               プカプ宮殿)やモスク(ブルーモスク)に貼られたタイルに描か
               れています。生産地はオランダが有名で、各国に輸出されて
               います。 トルコからオランダに伝わったのは16世紀頃です。

2011.04.18 東京都 8期 三坂
撮影:2011年4月5日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 25】
たちつぼすみれ
春は花の季節です。幾つもの花が咲き始めています。
たちつぼすみれは、山から里まであらゆる所に繁殖するそうです。今年の庭のたちつぼすみれ
は、やたらと増えました。昨年の夏に水遣りを欠かさなかったことが良かったのかもしれません。


             【たちつぼすみれ(立壷すみれ)】
               菫(すみれ科)  学名:Viola Grypoceras
               Viola は「紫の」という意味。Grypoceras は曲がった角の意味。
               花の形が大工道具の「墨入れ」に似ていることによっています。
               木や石に直線を引くときに、墨糸を用いる墨壷という大工道具を
               「墨入れ」と呼びますが、この「すみいれ」の呼びがしだいに「すみ
               れ」になったそうです。

2011.04.11 東京都 8期 三坂
撮影:2011年4月7日
撮影場所:東京・新宿
【四季の香り 24】
薄紅色の春風 その2
新宿御苑は江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地です。
1879年(明治12)に新宿植物御苑が開設され、宮内省が管理していましたが、戦後は一般に
公開されています。イギリス風庭園には、ピクニックを楽しむ家族連れやグループが花見を楽し
んでいます。1300本の桜からは春の香りがします。


 

2011.04.10 東京都 8期 三坂
撮影:2011年4月7日
撮影場所:東京・新宿
【四季の香り 23】
薄紅色の春風 その1
やっと東京の桜も満開だそうで、新宿御苑に行ってきました。
東京都新宿区にある新宿御苑は桜お花見スポットとして有名です。約65種1300本の桜はほぼ
満開の状態です。花見客でかなりのにぎわいでした。


 

2011.04.08 東京都 8期 三坂
撮影:2011年3月29日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 22】
れんぎょう一輪
7年前 レンギョウの苗を買って庭に植えました。勢いがよく、元気に枝を伸ばしていたのですが、
狭い庭には大きくなりすぎて不向きでした。伸びた枝を剪定した結果、勢いのない木になってしま
いました。でも毎年かろうじて花をつけています。


             【れんぎょう(連翹)】
               モクセイ科  学名:Forsythia suspensa
               Forsythia は19世紀初頭にイギリスの王立植物園の監督官
               を務めた園芸家ウィリアムス・フォーサイスに因んでいます。
               suspensa は枝が「垂れる」の意味です。

2011.03.13 東京都 8期 三坂
撮影:2011年3月10日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 21】
梅一輪
こよみの上では春ですが、真冬の寒さが続いています。庭の梅の木にやっとちらほら、花が咲
き出しました。この梅の木は6月に実がなりますが、その収穫量は年にムよってラがあります。
昨年、一昨年は2年続けてまったく実を付けませんでした。
花は沢山咲いているのですが。どうもその原因は昆虫(ミツバチ)にあるようです。最近ミツバチ
を見かけません。そこで今年は、私が梅の木に登り、綿棒でミツバチの代わりに受粉させること
にしました。6月にはたして何個実を付けるでしょうか。


 

2010.08.03 東京都 8期 三坂
撮影:2010年7月23日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 20】
アシダンセラ
アシダンセラの花言葉は"純粋な愛"です。においグラジオラスと呼ばれ、ほのかな芳香がします。


             【アシダンセラ】
               あやめ科  学名:Gladiolus callianthus
               グラジオラス属
               開花時期  4月〜9月頃
               原産地 エチオピア
               乳白色の5枚の花びらが付き、それぞれの花びらの付け根
               には、目の様な茶褐色の斑が入ります。

2010.07.29 東京都 8期 三坂
撮影:2010年7月23日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 19】
グラジオラス
グラジオラスの花言葉は、"情熱的な恋" "密会"だそうです。後ろから、ラテン音楽が流れてきそう
です。小ぶりの花が美しい。


               【グラジオラス】
                 あやめ科  学名:Gladiolus
                 グラジオラス属
                 開花時期  6月〜8月頃
                 原産地 地中海沿岸・南アフリカ、Gladiolus はラテン語で
                 「gladium (剣、小刀)」が語源。葉がとがった剣形をしている
                 からのようです。長い穂先に上から下までズラッと花を咲
                 かせます。
                 日本には明治時代に渡来し、唐菖蒲と呼ばれました。

2010.05.22 東京都 8期 三坂
撮影:2010年5月13日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 18】
ジャーマンアイリス
雨にぬれるジャーマンアイリスです。
日本でアヤメ属の代表を花菖蒲とすると、欧米の代表はジャーマンアイリスです。花菖蒲と異なり、
乾燥した土地を好むので手軽に栽培できます。

     
         【ジャーマンアイリス】
           文目(あやめ)科  学名:Iris germanica (ジャーマンアイリス)
           Irisは「アヤメ属」、germanicaは「ドイツの」、Iris はギリシャ語で
           「虹」の意味。
           地中海地方原産、古くから勇気や知恵の象徴とされています。
           紀元前1500年頃のエジプトのファラオ(王)の墓石には、この
           ジャーマンアイリスの絵が彫られているものがあるようです。

2010.05.14 東京都 8期 三坂
撮影:2010年5月12日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 17】
3年前の春、庭に藤の苗木を植えました。 その藤の木が大きく成長して、今年初めて花をつけまし
た。 この日はちょうどクマ蜂が蜜を集めに飛び回っていました。

 

                  
           【藤】
             豆科  学名:Wisteria floribunda
             Wisteriaは「フジ属」、floribundaはたくさんの花をつけるの意味
             Wisteria(ウィステリア)は19世紀のアメリカのフィラデルフィアの
             有名な解剖学者
             開花時期  4月〜5月
             日本原産、紫色の花が幹の方から先端に向かって咲き進む。
             つるは他の木などに「右巻き」に巻きつき、とても強く、古墳時代
             の巨大な石棺も木ぞりに載せて、藤縄で運んだらしい。

2009.06.05 東京都 8期 三坂
撮影:2009年5月14日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 16】
スノーフレーク(鈴蘭水仙)
スズランのような花と水仙のような葉をもつ「スノーフレーク」。
庭で勝手に増えていく。 生命力(生き残り力)は強力らしい。

       

                       
           【鈴蘭水仙】
             彼岸花科  学名:Leucojum aestivom
             Leucojum (スノーフレーク属)
             aestivomは「夏の」、Leucojum(レウココム)はギリシャ語で「白いスミレ」
             を意味するらしい。
             開花時期  3月10日頃〜4月末頃
             スノーフレークとは「小雪のかたまり」といった意味。

2009.05.01 東京都 8期 三坂
撮影:2009年4月23日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 15】
鈴蘭 (スズラン)
梅の木の下に鈴蘭(スズラン)が群生しています。今がちょうど見ごろです。ミツバチが来ていたので
写真を撮ろうと狙ったのですが動きが早く逃げられてしまいました。

       

                       
         【鈴蘭】
           百合(ゆり)科  学名:Convallaria keiskei
           Convallaria(コンバラリア)はラテン語で「谷間のユリ」の意味です。
           開花時期  4月20日頃〜5月15日頃
           英国やフランスでは5月1日がスズランの日だそうで、この日にスズラ
           ンの花束を贈るそうです。贈られた人には幸せが訪れるので結婚式に
           は花嫁に贈ります。
           花はとても美しいが有毒です。牛や馬に食べられずに残るため、牧草
           地に群生していたりします。

2009.03.21 東京都 8期 三坂
撮影:2009年2月20日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 14】
赤・白 つばき 2態
我が家の庭に咲く'つばき'は、花びらが野鳥に突かれ傷だらけになります。
その為写真撮影には向きません。そこで考えた方法は、開花直前のつぼみの付いた枝を切り、
花瓶に生けて開花を待って撮影するというやり方です。

       

                       
         【椿】
           椿(つばき)科  学名:Camellia japonica (藪椿)
           Camellia は17世紀のチェコスロバキアの宣教師『Kamell カメル』の名
           にちなんだもの。椿はカメルが18世紀に東洋からヨーロッパにもたらし
           たことで広まりました。英名でも「カメリア」と呼んでいます。
           開花時期 1月25日頃〜5月10日頃
           日本特産 (藪椿) 一般に「椿」といったら薮椿を指すようです。
           「古事記」では"都婆岐"(つばき)、 「日本書紀」には"海石榴"(つばき)
           字ので表現されて、 "椿"の字は「万葉集」で初めて登場します。
           この「椿」の字は日本で作られた字(春に花咲く)で、古代の日本人は
           冬も緑色の椿の葉に霊力を感じたらしい。

2009.02.16 東京都 8期 三坂
撮影:2009年2月10日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 13】
ナルシストな水仙
立春を過ぎてもう春ですが、「春は名のみの、風の寒さや・・・・・」 ですね。(早春賦より)例年より
早い春一番が数日前に吹きましたが、まだまだ寒い日が続いています。


         【水仙】
           彼岸花科  学名:Narucissus tazetta var chinesis
           Narucissusはスイセン属、tazettaは小さなコーヒー茶碗、chinesisは
           中国の意味です。開花時期  12月15日頃〜4月20日頃、地中海沿
           岸原産、平安末期に中国から渡来。漢名の「水仙」を音読みして「す
           いせん」になった。漢名は「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、
           水にあるを水仙」という中国の古典から.。きれいな花の芳香がまるで
           「仙人」のようなところから命名されました。学名でもある「ナルシサス」
           はギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして
           毎日見つめ続けたら、いつのまにか1本の花になってしまった。「ナル
           シスト」の名はここからきています。

2008.12.22 東京都 8期 三坂
撮影:2008年12月1日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 12】
南天の赤い実
我が家の庭では古くからある木で、冬の庭を明るくさせます。


          【南天】
            目木科  学名:Nandina domestica
            漢名の「南天燭」を略して「南天」。「なんてん」は南天を音読みした
            ものです。実を乾燥させたものには「せき」止めの効き目があるそ
            うです。有名なものに喉あめがあります。また、福寿草の花と南天
            の実のセットにして『難を転じて福となす』という縁起物の飾り付け
            にもされています。

2008.12.20 東京都 8期 三坂
撮影:2008年12月1日
撮影場所:東京・杉並
【四季の香り 11】
千両の赤い実
植えた記憶は無いのですが、薄暗い裏庭に自然に生えてきました。
野鳥が種子を運んだのでしょうか? これぞまさしく「天からの恵み」。


            【千両】
              千両科、学名 Chloranths glaber
              冬、特にお正月の生け花や寄せ植えなどに良く使われます。
              常緑低木で冬でも葉が青々しているので、赤い実が暖かみを
              感じさせます。千両は江戸時代後期までは「仙蓼」の字で表現
              されました。千両の実は12月29日の誕生花。 花言葉は「富、
              財産」です。

2008.12.12 東京都 8期 三坂
撮影:2008年11月21日
撮影場所:東京・高尾山
【四季の香り 10】
高尾山の紅葉 その3
高尾山の山腹には真言宗の高尾山薬王院有喜寺があります。この飯縄権現堂は都の重要文
化財に指定されています。山頂には展望台や高尾ビジターセンターがあります。山には、キャン
プ場やバーベキュー場もあるので、家族連れも沢山訪れます。

薬王院の見事な紅葉
 

2008.12.11 東京都 8期 三坂
撮影:2008年11月21日
撮影場所:東京・高尾山
【四季の香り 9】
高尾山の紅葉 その2
高尾山は関東山地の東縁に位置する山のひとつで、首都圏の代表的な観光地です明治の森高
尾国定公園に指定されいて、幾つものハイキングコースがあります。
標高599mで、ケーブルカーやリフトがあり、登山は小さな子供でも楽にできます。年間250万人
もの人が訪れる山で、世界一登山者の多い山だそうです。

 

2008.12.10 東京都 8期 三坂
撮影:2008年11月21日
撮影場所:東京・高尾山
【四季の香り 8】
高尾山の紅葉 その1
高尾山へ紅葉を見に行ったのですが、平日にもかかわらず人、人、人。中高年のリタイヤ組で、
新宿駅のホームから、車内、ケーブルカー、登山道、山頂、そば屋さんまで全て満員でした。し
かし、絶好の晴天にめぐまれ、赤や黄色の葉が鮮やかに輝いていました。

                          山頂からは遠く富士山が望めました。


 

2008.06.17 東京都 8期 三坂
撮影:2008年6月10日
撮影場所:東京 杉並
【四季の香り 7】
百合(アジアティック)
昨年5月ポルトガルを旅した折、ホテルのとなりのスーパーで見つけた球根を庭に植えてみまし
た。草丈は昨年は30cm、今年は50cmになりました。日本でも手に入るものらしいですが、スー
パーで見たときは珍しく感じたので買ってしまいました。
おかげでスーツケースの中に、球根についていた土が拡がって苦労しました。「アジアティック」は
交配を重ねてつくられた品種。NHK「趣味の園芸」6月号の表紙を飾っている花です。

       【百合】(アジアティック)
         百合(ゆり)科、学名は、いっぱいあります。
         開花時期は、6月1日頃〜 8月末頃。中国と日本は百合の宝庫といわれ
         ている。欧米では百合は格別に好まれ、日本の百合を外国に紹介したの
         は江戸末期に来たシーボルトです。持ち帰った百合の球根が、ロンドンで
         は高値で競売されたらしい。

2008.06.15 東京都 8期 三坂
撮影:2008年6月3日
撮影場所:東京 杉並
【四季の香り 6】
紫陽花(あじさい)二態
赤みの紫陽花と白いガク紫陽花です。
梅雨に入りました。雨には紫陽花が良く似合います。
         
      【紫陽花】(あじさい)
        雪の下科  学名:Hydrangea macrophylla form. macrophylla(紫陽花)、
                    Hydrangea macrophylla form. normalis(萼(がく)紫陽花)
        Hydrangea:アジサイ属 、macrophylla:大きな葉の、normalis:通常の、正規の、
        Hydrangea(ハイドランジア)は、ギリシャ語の「hydro(水)+ angeion(容器)」が
        語源。大量の水を吸収し蒸発させる性質から(諸説あり)
        開花時期は、6月1日頃〜 7月15日頃。ちょうど梅雨時期と重なります。 紫
        陽花は日当たりが苦手だそうです。
        本来の「紫陽花」とは、唐の詩人の白居易さんが命名した別の紫の花のことで、
        平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が今の紫陽花にこの漢字をあてたた
        め、誤用が広まったらしい。でもいい雰囲気の漢字です.。
        中国では「八仙花」または「綉球花」と呼んでいます。

2008.06.01 東京都 8期 三坂
撮影:2008年5月13日
撮影場所:東京 杉並
【四季の香り 5】
紫蘭(シラン)
「ね〜、この花の名前なんて言うの?」
「知らん」
「・・・・・・・・・・」
「シラーケ」

       【紫蘭】(シラン)
         蘭科  学名:Bletilla striata、Bletillaは、シラン属で、striataは、しま模様が
         あるの意。Bletilla(ブレティラ)は、スペインの薬剤師の「Blet さん」の名前に
         ちなんだそうです。開花時期は、4月20日頃〜 6月5日頃。群生しているさ
         まは見事。少し湿ったところに生える。紫色の蘭であることから、この名に
         なった。球茎は「白及根(はくきゅうこん)」といい、止血、あかぎれ、ひびに
         薬効がある。変種で、白花や斑入りのものもあるらしい。

2008.05.11 東京都 8期 三坂
撮影:2008年5月5日
撮影場所:東京 杉並
【四季の香り 4】
西洋オダマキ(苧環)
赤、黄、白の三色
一昨年の春にギリシャを旅行した折、花屋さんの店先で見つけた種の袋の写真が素敵だった
もので、つられて買いました。秋に蒔いて昨年と今年の春、花をつけました。名前は知らなかっ
たのですが「オダマキ」というそうです。日本のものは漢字で「苧環」と書きます。大きさは一回り
こぶりです。ヨーロッパに分布するものは「西洋オダマキ」といって一回り大きく花もスマートです。


           
        【西洋オダマキ】
         金鳳花(きんぽうげ)科  学名:Aquilegia flabellata (苧環)
         Aquilegia(アキレギア)は、同じラテン語の「aquila(鷲)」が語源。曲がった
         距(きょ)の部分が鷲(わし)の爪に似ていることから付いた。開花時期は、
         4/1頃〜5/15頃。花の形がかわっていておもしろい。下向き。「苧(お)」
         という繊維を、中を空洞にして丸く巻き付けたもの(苧玉(おだま))に花の形
         が似ているところから。"苧(お)、玉(たま)、巻き(まき)"が「苧環」という漢字
         で「おだまき」と呼ばれるようになった。色はいろいろある。よく見るのは青紫
         のもの。

2008.04.27 東京都 8期 三坂
撮影:2008年4月17日
撮影場所:東京 杉並
【四季の香り 3】
ブルーベリーの花
白く小さい花が垂れ下がるところは、スズランに似ています。
夏になると濃い青紫色の実がなり収穫するのが楽しみです。この実をジャムにしてヨーグルトに
入れると、鮮やかな赤紫色に変わり美味しいです。今はミツバチなどの虫たちが花の蜜を求め
て足しげく通っています。

      【ブルーベリー】
       学名:Vaccinium
       ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に分類される北米原産の低木性果樹です。
       その果実がエレガントなブルーになり収穫されることからブルーベリーと呼ば
       れています。成熟した果実は、濃い青紫色になりますが、これは、アントシア
       ニン色素と呼ばれ、水溶性の色素です。このアントシアニン色素が、眼によい
       効果があると最近一躍注目を浴びています。

2008.04.06 東京都 8期 三坂
撮影:2008年4月3日
撮影場所:東京 杉並
【四季の香り 2】
満開の花海棠(はなかいどう)
春本番を迎えて、いろいろな花がいっせいに咲き出しました。庭の花海棠が満開です。

      【花海棠】(はなかいどう)
        薔薇(ばら)科  学名:Malus halliana
        Malus:リンゴ属、Malusとはギリシャ名の「malon(リンゴ)」が語源。
        開花時期は、4月5日頃〜4月20日頃。春の代表花の一つ。
        中国原産で江戸時代初期に日本に渡来した。それより前の15世紀に渡来
        した実の大きな「実海棠(みかいどう)」に対して、花が美しいので「花海棠」
        と命名された。中国では、牡丹(ぼたん)とともに最も愛好される。花の色が
        なんとも美しい。開花前の赤い蕾が垂れ下がる姿も個性的でいいですね。

2008.03.06 東京都 8期 三坂
撮影:2008年3月2日
撮影場所:東京 杉並
【四季の香り 1】
春一番 福寿草
我が家の庭では、毎年この季節になると最初に咲く花です。
昔は母が、この福寿草の新芽が落ち葉を破って出てくるのを楽しみにしていました。

      【福寿草】
        金鳳花(きんぽうげ)科  学名:Adonis amurensis
        Adonisとはフクジュソウ属、amurensisとはアムール川流域の黒竜河(中国北
        東部)Adonis(アドニス)は、ギリシャ神話に登場するイノシシの牙に突かれて
        死んだ青年の名前に由来。傷から出た血のように赤い花にたとえた。欧州産
        の本属のものは黄色ではなく赤い花だそうです。

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