宮田俊一郎先生です。
多分16歳前後だと思われます。
丸刈りで、名札には"東京都"と書いてあります。もし、16歳
だとすれば昭和16年です。
この年に太平洋戦争が始まりました。まだ戦争初期なので、
生活にも余裕がある頃なのでしょう。ネクタイをされています
ね。
その後徴兵され、海軍の衛生兵をされていたそうです。泳ぎ
が得意でなかったそうで、ご自分で ”泳げない水兵”と言っ
て、笑っていらっしゃいました。
NHK連続テレビ小説「純情きらり」はこの時代なのでしょう。音
楽を愛する少女が好きなピアノで身を立てたいという望みを
戦争によって断ち切られようとする時、様々な人と出会い、励
まされるという話なのです。この中のバックミュージックとして、
俊一郎先生作曲の『想い出』がかかった時があったようです。
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