宮田信義。明治28年(1896年)生れ。16歳よりマンドリン・ギターを学ぶ。マンド
リン は、比留間賢八に師事。以降、50有余年プレクトラム音楽を追求してきま
した。
大正6年(1917年)YMCAマンドリンクラブを主宰、東京神田YMCAに於て初
演。以来、NHK全国中継放送、国際放送などで活躍。東京マンドリン宮田楽団
の会長および指揮とその指導に当たってきました。
書籍も教則本、曲集など数多く、特にオデル・マンドリン教則本は大正末、カル
カッシ・ギター教則本は昭和初期にそれぞれ日本で初めて翻訳・出版され多くの
研究者や愛好者に福音をもたらしました。
ハーモニカで有名な宮田東峰の実兄でもあります。
昭和44年(1969年)4月12日ご逝去。
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