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生かそう、生かしたい JUNK PC9801

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我が家には、かつてのスタンダードNEC PC9801VX21と6000円で入手したPC9801DSと安価に入手した。
PC9801VX21はごみとするのももったいなくて。
HDDとそのI/Fが有ります。これを何とか使いたいと思い、WEBで色々探した結果情報としては有りました。
以下にトライした結果を示します。皆さんも参考にトライしてみてはいかがでしょうか? 間違いがあったら教えてください。

[ 目次 ]
1)EtherCard(SIC-98-E,CentreCOM)を使って、LinuxのTelnet端末にする。
2)ICMのHDD、HC-100ES、FT-180ES(SCSI)を動かそう
3)手持ちのPC 9801関係のリスト
4)SIC-98-E(Allied Telesis)のEthernetカードの設定(99/11/19)
5)LGY-98(MELCO)のEthernetカードの設定と端末化(99/12/20)

EtherCard(SIC-98-E,CentreCOM)を使って、LinuxのTelnet端末にする。

  1. EthernetカードのジャンパーSW設定。
  2. ドライバ、ソフトの設定。
  3. TCP/IP接続の為の設定。
  4. Ktermの起動と接続
  5. その他
  6. 参考リンク



ICMのHDD、HC-100ES、FT-180ES(SCSI)を動かそう

  1. なれそめ
  2. IFボードの購入
  3. I/FボードとHDDの組み合わせ
  4. IF-2755とICM HC-100ESの設定
  5. IF-2769とICM FT-180ESの設定
  6. PC9801VX21またはPC9801DSのDip-SWの設定
  7. 参考



手持ちのPC 9801関係のリスト

  1. PC9801 ハードウエア・リスト

SIC-98-E(Allied Telesis)のEthernetカードの設定

  1. この情報は、日本 FreeBSDのホームページ(http://www.jp.freebsd.org/)の検索ページにて検索できます。以下に、自分の覚えも意味も含め、概略設定を示します。手持ちの10Base-T、10Base-5の2つのコネクタを有し、チップはDP8390を使用しています。カードのシリアルNo. 000490000003509 Rev.Aです。
    現在、出荷時設定、JP1=0D8000(10110)、JP2=16K、JP3=00D0、JP4=00D0(000)、JP5=INT2、SW=Normalにて使用。
  2. JP1設定(メモリ先頭アドレス設定)
    JP2の設定により、32Kでは、08000Hから0800H幅、16Kでは、080000Hから04000H幅で割り振りが変わります。
    Pin No. = 1011X (18,16,15pinが1、17pinが0)つまり pin No.は 18、17、16、15、14の順。X:設定無関係。
    JP2=32K JP2=16K (1/2) JP2=16K (2/2)
    アドレス Pin No. アドレス Pin No. アドレス Pin No.
    080000 0000X 080000 00000 0C0000 10000
    088000 0001X 084000 00001 0C4000 10001
    090000 0010X 088000 00010 0C8000 10010
    098000 0011X 08C000 00011 0CC000 10011
    0A0000 0100X 090000 00100 0D0000 10100
    0A8000 0101X 094000 00101 0D4000 10101
    0B0000 0110X 098000 00110 0D8000 10110
    0B8000 0111X 09C000 00111 0DC000 10111
    0C0000 1000X 0A0000 01000 0E0000 11000
    0C8000 1001X 0A4000 01001 0E4000 11001
    0D0000 1010X 0A8000 01010 0E8000 11010
    *0D8000 *1011X 0AC000 01011 0EC000 11011
    0E0000 1100X 0B0000 01100 0F0000 11100
    0E8000 1101X 0B4000 01101 0F4000 11101
    0F0000 1110X 0B8000 01110 0F8000 11110
    0F8000 1111X 0BC000 01111 0FC000 11111
    *印は、出荷時設定
  3. JP2(メモリアドレス幅)
    16K側=16K、 32K側=32K(出荷時設定)
  4. JP3(I/O開始位置設定)
    00D0 または 01D0 (出荷時設定は、00D0)
  5. JP4(I/O先頭アドレス設定)
    pin No. = 011 ;A3=0,A2=A1=1(つまり左から A3,A2,A1の順)。*印は、出荷時設定
    JP3 = 00D0 JP3 = 01D0
    アドレス pin No アドレス pin No
    *00D0 *000 01D0 000
    00D2 001 01D2 001
    00D4 010 01D4 010
    00D6 011 01D6 011
    00D8 100 01D8 100
    00DA 101 01DA 101
    00DC 110 01DC 110
    00DE 111 01DE 111
  6. JP5(割り込み設定)
    INT0〜INT6まで設定可能。機盤面に印刷されている。出荷時設定は、INT2(irq=6)。
  7. Hi-Reso/Normal設定 SW
    CRT解像度設定、出荷時設定は、Normal

●5)LGY-98(MELCO)のEthernetカードの設定と端末化(99/12/20)

  1. LGY-98のはじめに
    MELCO製のC-BUS用のEthernetカードで、FreeBSD(98)などでGENERICのカーネルでも動きます。また、DOSでKermitを使いターミナル化しTelnetなどを利用できます。以下に、カードの設定と、Kermitでの設定を紹介します。
  2. ドライバなどの情報
    MELCOのホームページに、ドライバ、設定プログラムが有りますので、Downloadします。ファイル名は、LGY98_.EXEです。自動解凍で、WIn95、DOS、などようのファイルが現れます。
    (1)LGYSETUP.EXE :カードのIRQ、I/OAddなど設定、 (2)/PKTDRV/LGYPKT.COM :Kermit用のドライバ(3)MELCHK.EXE : 設定確認用プログラムを使います。
  3. IRQ、I/O Addの設定
    LGYSETUP.EXE を実行し、 INT=2 (IRQ=6)に、I/O Address=0x00D0(デフォルト)に設定します。自分の場合は、これでうまくいきました。 確認は、MELCHK.EXEを起動して、設定値の確認をしてください。
    他のカードとINT、I/Oaddが衝突していると、プログラムがうまく動かないかも知れません。その時は、他のカードをぬいて衝突を避け、設定します(少なくとも現状の設定は変更する必要が有ります)。
  4. Kermitを使ってTelnetで端末化
    Kermitは、本ページの「EtherCard(SIC-98-E,CentreCOM)を使って、LinuxのTelnet端末にする。」の項を参照してください。PD.EXEの代わりに、LGYPKT.EXEを実行するだけですが。
    必要なファイルは、(1)MSVP98.EXE、(2)LGYPKT.COM(SIC-98-EのPD.EXEに変わるものとなる) を用意。MSVP98用に、設定ファイルを作る。
    MSKERMIT.INI ファイルに以下を書き込む
    set tcp/ip address 192.168.10.98 ・・・自分のアドレス(各自変更)
    set tcp/ip subnetmask 255.255.255.0 ・・・ネットマスク(このままで可能)
    set tcp/ip broadcast 192.168.10.255 ・・・ブロードキャスト・アドレス(アドレス255以外は変更必要)
    set tcp/ip domain pc98.test.co.jp ・・・自分の属するドメイン設定(ホスト名+ドメイン名?)
    set tcp/ip gateway 192.168.10.1 ・・・なければ、サーバーアドレス?
    set tcp/ip primary-namserver 192.168.10.1 ・・・なければ、サーバーアドレス?

    以下、DOS(5.0以上)コマンド上で
    >LGYPKT 0x60 6 0x00d0<cr> ・・・を実行(0x60は論理割り込みレベル、0x60-x080の間、6=IRQ、0x00d0=I/Oadd)
    >MSVP98.EXE を実行すると、kermitが実行されコマンド受け付け状態となる。(?でhelpが出る)
    >set port tcp/ip 192.168.10.1<cr> ・・・繋げる相手のアドレスを入れる
    >connect<cr> ・・・決まり文句
    >login: xxxx ・・・サーバーからの応答xxxxにログイン名を入れる。
    >password: yyyy ・・・パスワードの入力。(以後、うまく行けばTelnetが実行できます。)
    うまく行かない場合は、MSPV98.INIの設定内容等を確認してください。また、server側でpingコマンドでつながっているか確認してください。(ping <pc98のアドレス、この例では192.168.10.98><cr>で正常な応答があればOK)
    以上。


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    Last-Madified: Nov.,20 '99