NetBSD/mac68k
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ＮｅｔＢＳＤ/mac68kにsambaをインストールするぞ

NetBSD 1.3.*/mac68kをベースとしたシステムの活用のトライ・メモです。。
過去の遺物、Mac IIsiと中古で買ったCentris650を使ったUNIXシステムの構築メモ。

Mac IIsiは５年ほど前に購入、この時はもうＩＩｓｉに取って末期で、在庫処分直に有りました。しかし、本体8MBメモリ、200MB HDD
68030/20MHz（ciの廉価版）で２０万以上しました。それを思えば、中古で98年に買ったCentrisは68040/25?で本体、CRTセット
で5万円はよかった。そんなマシンを活用使用と以下の事を行いました。

準備（必要なファイルなど）
- Unix User誌の付録 97/9の付録CD-ROMに入っている、samba-1.9.16p11.tgz を使いました。
  これ以降でもそれほど変わっていないでしょうから、インストールは同じと考えてく下さい。
- または、SAMBAのホームページ（日本語）、で最新のものを入手しましょう。
NetBSDへのsambaソースの転送
- 方法：
- １）CR-ROMから直接読み出す。MacにCR-ROMが付いていてmountできることが必要。
- ２）Win95と NetBSDが Ethernetとつながっているときは、Win95からCutftpなどのwin95のツールを使って
  NetBSDにftpで転送。私の場合設定が悪いようでftpが拒否されてしまいました。
- ３）Linux、FreeBSDなどPC-UＮＩＸがつながっているのであれば、ＰＣからNetBSDへftpで転送。
- 私は、PC上で解凍（gzip -d ）して３）の方法で行いました。
解凍、展開
- 適当なところに、ソースを展開します。
  %gzip -d samba-1.9.16p11.tgz （解凍してあれば不要）
  %tar tvf sam*tar （で内容確認できます）
  %tar xvf samba-1.9.16p11.tar （で展開、sambaというディレクトリができます。）
Makefileの編集
- samba-1.9.16p11/source/Makefileを vi などで編集します。
- 文字コードフラグ
  FLAGSM = -DKANJI=\"euc\" （\はバックスラッシュにです）
- OSタイプフラグ
  FLAGSM = -DNETBSD -DSHADOW_PWD
  LIBSM = -lcrypt
  のコメント#が付いているで取る。
- samba関係のファイルは、/usr/local/sambaにできます。いやなら、
  BASEDIR = /usr/local/sambaを編集してください。
- 以上編集して完了。
make、インストールをするぞ！
- コンパイルは
  %make （だけでＯＫ！）
  エラーなどメッセージが出ていなければｏｋ
- 次に、インストール
  %su （スーパーユーザーになる）
  %passwd: *****（パスワードを入れる）
  #make install （インストールする、bin,manがインストールされる）
  --->binのみインストールは make installbin、 manのみは make installmanです。
  --->INSTALLなどの readmeファイルに載っています。
smb コンフィグファイルの作成
- /usr/locao/samba/lib/smb.confファイルを以下の様な内容を作る
  #vi smb.conf などで作成
  ----テストよう smb.confの内容-----
  workgroup = WORKGROUP
  [homes]
  guest ok = no
  read only = no
- 参考：私が設定している smb.conf 。（個人で使っているので、セキュリティは考慮していない。）
  ;Temporary File Space
  [global]
  workgroup = WORKGROUP
  ; coding system = EUC
  password level = 8
  status = yes
  dead time = 360
  guest ok =yes
  guest account = nobody
  log file = /var/samba/log.%m
  log level = 1
  ;
  [tmp]
  comment = Temporary Directory
  path = /tmp
  read only = no
  public = yes
  --- 中略 ---
  [sidos]
  comment = samba Work directory
  path = /home/sidos
  ; create mode = 0775
  read only = no
smb.confパラメータのテスト
- #/usr/local/samba/bin/testparm を実行し、エラーメッセージが無ければＯＫ
- このような項目が出ればconfファイルの記述はＯＫ
  Load smb config files from /usr/local/samba/lib/smb.conf
  Loaded services file OK.
  Press enter to see a dump of your service definitions
  Global parameters:
  debuglevel: 1
  syslog: 1
  syslog only: No
  protocol: 5
  security: 0
  printing: 0
  ---中略----
  Service parameters [IPC$]:
  comment: IPC Service (Samba 1.9.16p11)
  path: /tmp
  status: No
  このような項目が出ればＯＫ
smbd、nmbdのセット
- /etc/services に以下の内容を書き込む（同じ内容があれば書き込み不要）
  netbios-ssn 139/tcp
  netbios-ns 137/udp
- /etc/inetd.conf ファイルに以下の内容を書き込む
  netbios-ssn dgram tcp nowait root /usr/local/samba/bin/smbd smbd
  netbios-ns dgram udp wait root /usr/local/samba/bin/nmbd nmbd
- /usr/local/samba/bin/rc.samba に以下の内容をつくると起動に便利です。
  #! /bin/sh
  /usr/local/samba/bin/smbd -D
  /usr/alocal/samba/bin/nmbd -D
  これを実行属性にする。
  #chmod +x rc.samba
- デーモンの起動
  #sh rc.samba
  を実行して、手動で起動する。また、システム立ち上げ時に自動起動するなら
  /etc/rc.local に、以下のように書き込むといいでしょう。取りあえず動いています。
  if [ -f /usr/local/samba/bin/rc.samba ]; then
  echo ' Starting Samba 1.9.16b.11 (win-server)... ';
  /usr/local/samba/bin/rc.samba
  fi
共有のテスト
- /usr/local/samba/smbclient -L locaahost
  または，
  /usr/alocal/samba/bin/smb.client '\\apples\homes'
  \\はスラシュ、applesはホスト名、homesはサービス名（smb.confに書いた[ ]の名前）
  を実行して、以下のような項目の応答するか見る。出ればＯＫ
- 私のケース（テストようの smb.confと異なる）
  Added interface ip=192.168.10.33 bcast=192.168.10.255 nmask=255.255.255.0
  Server time is Fri Feb 26 21:03:52 1999
  Timezone is UTC+0.0
  Domain=[WORKGROUP] OS=[Unix] Server=[Samba 1.9.16p11]
  
  Server=[localhost] User=[miti] Workgroup=[WORKGROUP] Domain=[WORKGROUP]
  注）テストようsmb.confでは、Uer=[homes]となると思われる。
  
  Sharename Type Comment
  --------- ---- -------
  IPC$ IPC IPC Service (Samba 1.9.16p11)
  miti Disk samba Work directory
  si Disk samba Work directory
  sidos Disk samba Work directory
  tmp Disk Temporary Directory
  注）テストsmb.confでは、homesが存在する。
  
  This machine has a browse list:
  
  Server Comment
  --------- -------
  APPLES Samba 1.9.16p11
smb.conf設定のTips
- loginのパスワードを必要とする（ネットワークの割り当てによりloginできる）
  [miso]
  comment = sno sono kono
  path = /home/miso
  read only = no
  guest ok =no
- 誰でも読み書きできるようにする
  [uxdos]]
  comment = daredemo iiyo
  path = /home/pubdos
  read only = no
  public = yes
  そして、#chmod a+w /home/pubdos でRW可能としておく
- その他はwebのsambaの日本語マニュアルを参照のこと
Windows側の設定（自分の場合）
- コントロールパネル-->ネットワーク-->ユーザー情報-->ワークグループ：WORKGROUP
- コントロールパネル-->ネットワーク-->TCP/IP、NetBUI、IPX/SPXが設定して有ります。
  よくわかっていなのでこうなっています。
最後に
- 非常にいいかげんですが、ＩＮＳＴＡＬＬのreadmeの参考まで。間違いがあったら教えてください。修正します。
  皆さん頑張って下さい。

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Madified:May.,15'2000