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| 平成３０年１０月１３日（土） |
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| おとこのおしゃべり会 |
| 井上 清彦 |
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「おとこだって、おしゃべりがしたい！」 とゆうゆう桃井館の土曜倶楽部の企画の一つとして「おとこのおしゃべり会」は、２０１５年の５月にスタート。毎月第４土曜日に夕方４時半から６時半、お菓子とコーヒー付きで参加費２００円。当日参加も可。
「おんなのおしゃべり」は、よく知られた話だが、おとこだって、本当はおしゃべりしたいのだ。ヨーロッパに行くと、街角で年配の男たちが、小さな卓を囲んで、談笑している風景をよく目にする。
集まったのは、桃井館を自主グループで使用している「おとこの台所教室」、「ダーツであそぼう」などのメンバーや、チラシなどで知った人たち。最低でも１０名は参加してくれる。新しいメンバーが加わると、簡単な自己紹介で会が始まる。８０歳代、７０歳代が中心だった。仕事を続けている人はまれ、殆どはリタイア組。傾聴ボランティアなど、ボランティア活動をしている人が多いのが特徴。
メンバーから話題提供で、戦前の北京中学校の想い出、傾聴ボランティア、紙芝居、犯罪被害者支援の会、などの紹介、短歌を即席で創作、尺八演奏もあった。プロジェクターを使い、相続の話、シニアライフ、海外旅行の紹介などもある。心惹かれた本や、映画（地球交響曲など）、奥様との山歩き、大河ドラマ「西郷どん」情報、地域などの有益情報、なかには体験に基づく医療情報の紹介もあり、参考になる。
あくまでも、時事評論などのワイワイガヤガヤが基本。昨年暮れ、桃井館が休館で、杉並会館マツヤサロンで忘年懇親会を開催、多くのメンバーが集まり話が弾んだ。
今年に入って、メンバーの紹介で、荻窪地域区民センター副会長の方からプロジェクターを使って「荻窪の記憶（大田黒公園周辺１００年の歴史）」の講演、またケア２４清水のケアセンター長から「介護保険制度の仕組み」の講演もあって、いずれも１５名もの出席があった。
もちろん、講師をお呼びするのは、良いテーマが見つかったときだけ、原点は肩肘張らずに、皆で語り合うこと。
杉並区の取材で区のホームページ「すぎなみニュース まちかどＮＯＷ」２７年度４３号（平成２８年１月３１日号）と地域のＴＶに映像が登場したこともある。
ゆうゆう桃井館から まちかどＮＯＷ 平成２８年１月３１日 ＹｏｕＴｕｂｅ
また茅ヶ崎に住む私のクラスメイトは、地元に「おしゃべり会」を発足させたいと見学に来た。感想は「皆さんの知的レベルが高い」だった。その後地元で立ち上げ、順調に進んでいるという。
私ごとながら、今年４月、私の水彩画を出展した展覧会には、「おしゃべり会」のメンバーが、なかには夫妻で足を運んでくれて嬉しかった。
あしかけ４年目、桃井館のスタッフには、いつも美味しい手作りの菓子、飲み物の準備など、お世話になっています。地域の仲間との友情を育む「ふれあいの場」として、これからも活動を続けていきたい。
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