料理を学びながら、認知症予防!
杉並区認知症予防教室
『仲間とつくろう おとこの台所&ウオーキング」
樋口 蓉子
認知症は、誰でもなりうる病気です。高齢者人口が増え続ける中、認知症の方も増え続けます。“認知症になっても安心”のまちづくりを進めるとともに、やはり予防も大事です。
杉並区では、10年前から区の施策として「認知症予防教室」を実施しています。認知症予防に効果的と言われる、パソコン、旅行、読み聞かせ、園芸、そして料理の5つのプログラムと、有酸素運動としてウオーキングを組み込んで、NPO法人などに委託しています。
私ども、おでかけサービス杉並も、「料理」、それも「おとこの料理」を受託してきました。
料理は生活の基本。“男子厨房に入るべからず”は昔のこと。今や男性も、これからの超高齢社会を生きていくためには料理は必須です。
この教室では、班に分かれて、
①献立を考える ②レシピ(作り方)を検討 ③買い物 ④調理 ⑤試食 ⑥片づけ
を行います。このことで、計画力・エピソード記憶・注意分割機能が鍛えられ、認知症予防に効果を発揮します!
終了後は自主グループになり、仲間づくり。料理は勿論、時には飲み会や散策・旅行など積極的に活動されています。10年間で10の自主グループが誕生!
今年度は
日程 : 9月6日から12月13日までの、毎週水曜日 計15回
時間 : 9:30~12:30(日によって若干異なります)
会場 : 杉並保健所 調理は井草地域区民センター&セシオン杉並の料理室
費用 : 食材費(5回分)として2500円
どうぞ、ご参加ください!!
7月19・20日、杉並区役所ロビーで5つの教室・自主グループのパネル展示・紹介が開催されます。どうぞお立ち寄りください。
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