永田久美子さん講演会の報告
8月26日付けのブログでご案内をしました永田久美子さんの講演会、「認知症になっても、わたしはわたし!」を、9月13日に西荻地域区民センターで行いました。
当日の朝は、かなりの雨が降り参加者の出足を心配しましたが、会場が一杯となる83名の方に参加いただき、認知症に対する関心の大きさを改めて実感しました。
永年認知症に向き合ってこられた永田さんのお話は大変分かりやすく、且つ実際的な内容のものでした。
医療や介護に頼る以前に、地域を含めた周囲の人たちの認知症に対する理解と、当事者に対する暖かい接触や支援がとても大事であること、そして何よりも認知症を患った当事者が閉じこもることなく、楽しく活動的な生活を送ることが対処療法としても大変有効であること、そのことを元気なうちから意識し「備えておく」ことが大事であることなどを学習できた時間となりました。
講演会終了後はグループに別れ、熱のこもった参加者同士の意見や感想の交換が行われました。多くの参加者が、“地域のささえあい”の重要性を改めて認識した今回の催し、参加をいただいた方々と共にまた一つ、活動の環をつくり拡げていきたいと思っています。
(樋口 蓉子)
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