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平成28年8月17日(水) |
「NEKO(ネコ)の手サポーター養成講座」報告
8月6日(土)15名の参加者を迎え養成講座を開きました。
まずは、私たちはなぜこの活動を始めたのか、そして現在どのような事にどれくらい利用されているかについて、3年半の活動の報告をした後、今後の社会状況について話が進みました。
配布の資料をもとに、超高齢化社会への突入や検討されている介護保険制度の改定により、ますますネコの手サポートのような専門職に頼らないサービスが必要とされ、それには地域力(ご近所みんなの力)の涵養(水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること)が大事だということ。
専門職を頼ることは、みんなの力を削ぐ結果になるかもしれない。大きなことはできなくても、地域や自分たちでできる“ちょっとしたこと”を専門職に任せてしまうことは勿体ないのではないかということが話されました。
また、実際の活動での「サポーターの心得」や、参加したサポーターの体験談の発表なども行い、具体的な現場の話を聞くことができました。
今私たちはサポートする側ですが、近い将来にはサポートを受ける側になります。その時には、遠慮するのではなく上手にサポートを受けられたらいいなと思います。
あなたも是非サポーターになって、将来の“助けられ上手”になりましょう。
(野口 恭子)
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