NEKOの手サポーター 体験記!
「NEKOの手」のサポーターとして1年と少し・・・。今年5月現在までに3名の方のサポートを経験しました。
定期的なサポートはお二人で、Aさんは月2回お話し相手(傾聴)、Bさんは月3回散歩の付添です。どちらの方も基本的に1時間です。
Aさんは高齢の女性で、炊事・洗濯も極力ご自分でしようと毎日努力されています。読書は大好きとお聞きしたので、図書館で「大活字本」の小説などを4~5冊借りて、Aさん宅に預けて帰ります。次に訪問した時、「おもしろかった!」と言ってもらえると、嬉しくなります。
Bさんは軽い認知症の女性なのですが、外に出るのに毎回私がBさんに「ご近所を案内して欲しい」とお願いする形で出発しています。公園やお寺の境内で季節の草花を見てのなんでもない会話です。握手して笑顔で「また来ます。今度も案内よろしく!」。お別れする時のほうがBさんは笑顔いっぱいです。
あとお一人のCさんは、今のところ1回限りの外出のお手伝いでした。Cさんは杖歩行の方で、居住している近くの郵便局・銀行・整骨院の3カ所に立ち寄りながらの歩行のサポートでした。雨の日でしたから特にゆっくりと、また滑りやすい歩道上のマンホールがいかに沢山あることとか、注意すべきことを私自身が初めて学びました。
このNEKOの手サポーターを引き受ける前の私の生活を考えると、現在は毎日メリハリが付いて良かったと思っています。
(中馬 陽子)
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