「けやきの見える家」で 遠足に出かけました・・・ 「オープンリビングけやきの見える家」に通ってこられる方々の中には身体的問題などから、一人での遠出は難しいという方もおられます。 “みんなで遠足に行こう!”、そんな企画が持ち上がり、遠くではないけれど、でもそんなに簡単には行けない所、ということで練馬区の石神井公園を遠足場所に選びました。 事前にスタッフによる2回の下見を行った後、10月25日、参加者14名に7名のスタッフが同行して西荻窪駅を出発。昼食用のお寿司のお弁当を抱え、5台のタクシーに分乗して石神井公園の「ふるさと文化館」へ向かいました。 石神井公園はその昔、太田道灌と戦って敗れた豊島氏の居城のあった場所、そんな説明をスタッフから受けた後、一同「三宝寺池一周」の散策に出かけました。 メタセコイヤの巨木が立ち、カモが遊ぶ三宝寺池は野趣に溢れ、まるで人里離れた山の湖に来たような雰囲気です。 自然と数名単位のグループに別れ、よく整備された木道をそれぞれに語らいながらゆっくりと歩き、一人の落伍者もなく三宝寺池を完歩、「ふるさと文化館」に戻ってお弁当を楽しみました。 午後は同館の裏手にある古民家「内田家住宅」を見学し、帰路はまたタクシーに分乗して、参加者それぞれのご自宅近くまでスタッフが見送りをしました。 「来たいと思っていたけれど、なかなか来られなかった」と言う方。「みんなで歩くと、普段見えないものが見えてくる」とおっしゃる方。それぞれに半日の遠足を楽しんでいただけたようです。またやりましょうね! (樋口 厚)
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