退任の挨拶
4年間続けてきた運行員を9月中旬でやめることにしました。
車好きの私が定年退職後に抵抗なく取り組める活動を探していたところ、福祉車両の運行をしている「おでかけサービス杉並」があることを知り、参加させていただきました。
この活動には、サラリーマン時代とは全く違った人間関係がありました。
自分から積極的に話しかけたりすることが苦手な方だった私は、運行員を始める前は、利用者さんとのコミュニケーションがうまくできるか心配しました。いざ始めてみると自分でもびっくりするほど会話をしていて、これまでと違う自分を見つけたようでした。
運行員を続けていた間、私が心を痛めたのは、高齢者ドライバーの事故が増え続けていることでした。そして自分もその高齢者の一人なのだということを自覚したとき、不測の事故で利用者さんにご迷惑はかけたくないという気持ちを強く持つようになりました。
これが活動をやめようと決めた大きな理由です。
この間、運行手配などのサポートを続けてくださった野口さんはじめ事務局の皆さん方にお礼申し上げます。
これから、NEKOの手サポートの登録は続けますが、何か新しい活動も見つけるつもりです。
皆様のご活躍をお祈りします。

運転協力員 鈴木 則男