令和５年１０月７日（土）

今年も「仲間とつくろう　おとこの台所＆ウォーキング」 が始まりました

理事　樋口　蓉子

杉並保健所の「認知症予防教室」の一環としてのこの「おとこの台所」も、私たち「おでかけサービス杉並」が区より受託して、なんと！　15年目になりました。 　 6月の国会では「認知症基本法」も成立し、今や、認知症になってもその人らしく希望を持って生きられる社会をめざそうという、『新しい認知症観』が提唱される時代となっています。とは言え、認知症にならない予防も大事であることには変わりはありません。 　 という訳で、この教室は計画力やエピソード記憶、注意分割機能を鍛えるための教室です。男性限定の、いわゆる料理教室とは違う、自分たちで献立やレシピを検討し、買い物もし、調理をする・・・という、自発的な脳を鍛える活動です。そして認知症予防に効果的なウォーキングの習慣化も図ります。9月から11月一杯迄毎週水曜日、全12回という、結構ハードなスケジュールです。 　 今年は65歳～85歳の8名が集まっています。仕事を終えて、のんびりも良いけど少し刺激を求めて、人と話したい、そんな参加動機の方も。料理経験は、少しは・・・という感じでしょうか。 　 そして、第１回目の料理は、炊き込みご飯・豚汁・酢の物に挑戦して美味しく楽しくできたと満足気でしたよ。あと調理は4回、どんな料理が登場するでしょうか、私たちも楽しみです。ウォーキングカレンダーに毎日記録をつけて、報告もし合います。 　 最初は見ず知らずの、地域の人付き合いには不慣れな高齢の！　男性たちが、だんだんお互いを知り合い、親しくなって自主グループに成長されていく姿を見させて頂くのは、私たちにとってもとてもやりがいのある楽しい活動になっています。一緒に頑張りましょう！！ 　 ＜追記＞ これを読んでくださった方、来年は参加されませんか？！