|


令和5年1月1日(日) |
|
新年のご挨拶 
|
理事長 秋山 糸織 |
謹んで新春をお祝い申し上げます。
おでかけサービス杉並は、2022年も積極的な取り組みを行ってまいりました。「移動サービス」、ちょっとした困り事をお手伝いする「NEKOの手サポート」、外出の相談窓口「杉並区外出支援相談センターもび~る(区受託)」、でかけたくなる場所としての「ゆうゆう桃井館・ゆうゆう善福寺館(区受託)」、「けやきの見える家」。これらの「部門間交流」を計画に盛り込み、さまざまな場面で学びあい、新鮮な気づきを持ち帰って日々の仕事に磨きをかけました。法人のめざす「誰もが自由に外出でき、安心して暮らし続けられるまちづくり」を共有した1年でした。
法人が活動を始めた2005年から、外出をめぐる状況は刻々と変化してきましたが、今、これまでにない形の波がきていると感じた年でもありました。
3月より「杉並区地域公共交通計画」を策定する会議に委員として、福祉交通を必要とする方の声を届ける機会をいただきました。交通は100年に一度の転換期といわれ、脱炭素化の取り組みとして車の燃料をガソリンから電気や水素等へ切り換える流れが推進されていきます。カーシェアリングの普及、高齢者の運転免許返納等によるマイカー所有率の低下。ドライバー不足の補充や、安全のための自動運転車両の導入の加速など。先のことと思っておりましたが、そう遠くない未来に大きな変化が続くと予測されています。その時におでかけサービス杉並ができることは何か。利用してくださる皆様との日々に向き合いつつ、さらにこれまでとは違う発想をもって臨まなければならないと身の引き締まる思いです。
本年もメンバー一同、一層の努力をしてまいりますので、どうぞ皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

|

|