令和３年１２月８日（水）

運転協力員講座

野口　恭子

今年も、すぎなみ地域大学の「福祉車両運転協力員講座」が開かれました。この講座は杉並区と杉並福祉有償団体連絡会が連携して開催しており、私たち福祉有償運送団体にとって、なくてはならない講座です。 　 現在杉並区には地域型の福祉有償運送団体が６団体ありますが、どこの団体も運転協力員の高齢化が進んでおり、次の新たな担い手を育てていかなければ、増え続ける利用者に対応していく事ができません。毎年、この講座を修了した方々が活躍してくれる事で日々の運行を続けることができています。感謝です。 　 福祉車両の運転協力員として活動するためには、国土交通大臣の認定を受けた機関が実施する８時間に及ぶ座学と実技のカリキュラムを修了する必要がありますが、すぎなみ地域大学では、さらに独自のプログラムを組んでおり、区の移動困難者の現状報告や、区内活動団体の運転協力員、実際の利用者などと直接話し合える時間を設けており、活動のイメージができると好評です。 　 今回は１１月の日曜日の３日間にわたる講座でしたが、お天気にも恵まれ１１名全員が無事修了証を手にすることが出来ました。