あなたの周りに、「おでかけサービス杉並の移動サービスの運転協力員になってみたい」「車の運転で地域の役に立ちたい」と考えている方はいませんか?その方に薦めていただきたいのが、毎年開かれている、すぎなみ地域大学の「福祉車両運転協力員講座」です。
今年度は10月18日・25日・11月1日に11名の受講者で開催されました。国の定めたカリキュラムに基づき、法律や利用者を理解した上での安全な運転・介助について学び、最終日には福祉車両を使った運転と車いす介助などの実技もあります。実技に利用する車両や車いすは、区内で移動サービスを行う6つの団体が協力して準備しています。
今回、カリキュラムを工夫して、団体の利用者、運転協力員の方々と一緒に話し合うテーブルトークの時間を設けたところ、各テーブルでとても会話が盛り上がり、時間が足りないくらいでした。受講者のみなさんに、それぞれの団体の雰囲気がよく伝わったようです。
修了後、それぞれの団体に登録して地域でいきいきと活躍していただけることを期待します。また新しい人と人との出会いがあるのでしょう。楽しみです。
<すぎなみ地域大学>
地域活動に必要な知識・技術を学び、仲間を拡げ、地域に貢献する人材・協働の担い手として活躍する仕組みとして2006年より杉並区が開催している講座です。

段差のある場所の移動体験と階段での車いすの移動体験の様子
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