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ベッリーニ

 

 3314

3314 Vincenzo Bellini(1801 - 1835)  Elenco delle Opera Teatrali  2004・10・13入手 楽器

 

 

のカデンツ

 

ベッリーニは シチリア生まれの 19世紀ロマン派の作曲家 

33歳という若さで この世を去ったので その作品は ほぼ10作ほどのオペラだけ。

このカードを入手したとき どこかちょっと ショパンに似てるな、と思ったのですが

ベッリーニは ショパンにも 大きな影響を与えたようです。

↑ このカードは 彼が作曲した 10作品のオペラの名がすべて 

10本のリボンに書き込まれています。

代表作は なんといっても 右側真ん中にある 『ノルマ』

その第一幕第一場で 歌われる ソプラノのベルカント唱法のアリア 『清らかな女神よ』 は

ベッリーニの最高傑作 とされています。 

ベッリーニの肖像画の後ろに Casta Diva という文字がみえますが

それが アリア 『清らかな女神』 です。

 

 


 

 

<追記>

↓ こちらは 19世紀 スウェーデンの歌姫と讃えられた 

ソプラノ歌手 ジェニー・リンド が描かれたカードです。

なぜ ここに登場したかというと

彼女は 今 ベッリーニのオペラ 『ノルマ』 の舞台を終え

盛大なカーテンコールを受けているところなのです。

 

6922

6922 Princess Eugenie:   Homage to Jenny Lind after her last performance (Bellini's "Norma")
at the Royal Opera, Stockholm, April 12th 1848.  2012・7・1入手 
オーケストラ   

 

 

熱狂的な 雰囲気が 伝わってきますね。

 これは 1848年4月12日 ストックホルム王立オペラ劇場での 

彼女の最後の舞台公演の様子。

きっと すばらしい Casta Diva を聴かせてくれたのでしょう。

 は ストックホルム音楽博物館を訪れて 

初めて この 『スウェーデンのナイチンゲール』 と呼ばれた

ソプラノ歌手 ジェニー・リンドのことを 知ったのですが

実は このカードは その音楽博物館ではなく 

ストックホルム王宮のブティックで 見つけました。

なぜ王宮ブティックに 置いてあったかというと 

 この絵を描いたのは 

その当時の スウェーデン王室のプリンセス Eugenie妃 だったから。

ジェニー・リンドは 国中の人に 愛されていたのですね。

 肖像画でみると たいへん美しい女性だったようで

19世紀 最高のソプラノ歌手の一人 と讃えられ 世界中で活躍したそうですが 

  まだ若くして 突然 惜しまれつつ引退してしまったのだそうです。

 

 


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