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作曲家　アラカルト

3143

3143 　Micehl Tanelian 　Classics of tne Music　　Editions CARTES 　D'ART　 MT.124　　２００４・４・１６入手　楽器

のカデンツ

↑　こういうのを　アラカルトカードというのかどうか　 わかりませんが

まあ　作曲家を列挙しているカードの　特集です。

これはパリにある　カルトダール社のカードで　

コレクション開始とほぼ同じ頃　

日本でも出回り始めたものだったかと思います。

　初めて発見したお店には　パリの人気のカード　入荷しました！！　という

キャプションがついていましたっけ。

たくさんの作家さんの　おしゃれで　可愛くて　ユーモアがあって　

ちょっとエスプリのきいたカードたち。

当時はまだ　めずらしかったカルトダール社のカード

そのお店をチェックするのは　なによりの楽しみでした。

いつか　パリのドラゴン通りにあるという　憧れのカルトダール本店を訪ね

日本には来ていない　ありとあらゆる山のようなカードたちを　この目でみたい！

と　夢みていました。

奇しくも　パリに住むことになり　まっさきに

そのドラゴン通りのカルトダール　を訪れたのですが

とっても　こじんまりした普通のお店で　

なんとも　いかにも　そこはパリ！

びっくりするほどの量のカードが　整然と並んでいるわけでもなく

　作家さん別に　在庫がきちんと管理されているわけでもなく

歴代の作家さんたちのカードが　すべて網羅されているわけでもなく

店頭に並んでいるのは　日本でも見たことのあるものも多い。

　　期待を完全に裏切られて　拍子抜けしましたが

それでも　あきれられるほど　何度も何度も通い続けました。

あ　そうそう　作曲家　アラカルトカード　の話でした。

このカードには　それぞれ　作曲家の生没年と　代表作が　添えられています。　

バッハは　『ミサ曲ロ短調　　トッカータとフーガ』

ベートーヴェンは　『第九の　歓喜の歌』

シューベルトは　『未完成交響曲』

ハイドンは　『交響曲と　オラトリオ』

リストは　『ハンガリー狂詩曲』

ショパンは　『バラード　プレリュード　ノクターン』

ヴィヴァルディ　は　お決まりの　かつらに赤服　ヴァイオリン　で　　『四季』

モーツァルトは　『魔笛』

↓　こちらは　小沢一雄さんの　作曲家アラカルトカード

それぞれ　お誕生日が添えられています。

　　8281

8281 　作曲家のハッピーバースデー　　OZAWA Kazuo/Potosu Shuppan 　　２０１５・7・１９入手　ピアノ

　　8282

8281 　酔う作曲家たち　　　OZAWA Kazuo/Potosu Shuppan 　　２０１５・7・１９入手　ピアノ

↓　こちらは　

ラ　フォル　ジュルネ　オ　ジャポン　『熱狂の日』音楽祭　10周年記念のカード。

ラ　フォル　ジュルネ　という音楽フェスティバルは　

フランスのナントで　年一度　開催されるクラシック音楽の祭典だそうです。

1995年に創設され　創設者の　ルネ・マルタン氏が　芸術監督。

日本でも　2005年以来　毎年ゴールデンウィークに　東京で開催されるようになり

2008年からは金沢　2010年からは　新潟　大津　

2011年からは佐賀県　鳥栖でも　開催されているとか。

ラ　フォル　ジュルネ　オ　ジャポンのイメージイラストを　

10年間ずーっと手掛けてきたのが　イジー・ヴォトルバ氏。

10周年記念の2014年は　作曲家たちが　バースデーケーキでお祝いです。　

　７５４２

７５４２　　　　JIRI VOTRUBA　　イジー・ヴォトルバ　1946年12月8日チェコ共和国プラハ生まれ。1970年プラハ建築大学卒業。
絵画　グラフィックデザイン　イラストレーションなど　幅広い分野で活躍。　イラストレーション関連の受賞歴も多く
2011年には　絵本　『子供のバレー』　がイタリアのボローニャ国際児童図書展で受賞。
日本では　2005年愛知万博チェコパピリオンの公式ポスターのデザイン　
また　2005年より現在にいたるまで　ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのイメージイラストを担当している。
2014年にはプラハの国立劇場で公演され　チェコテレビでも放映される『子供のためのオペラシリーズ』の舞台デザインとイラストを手がける。
2014・7・19入手　宴祭り踊り

では　who is who ?

↑　ピンクのピアノの上に　寝そべっているのは　モーツァルト。

左側の　水色の上着はべートーヴェン　その後ろは　シューベルト　までは　OKですね。

ここからは　あちこちの　ヴォトルバさんのイラストを参考に　推理してみましょう。

↓　鍵盤柄の　マフラーは　リストか？

ショパンか？

どうやら　ショパンのようですね。

↓　その横の茶色の上着にひげの男性は　白鳥の湖の　チャイコフスキー

↓　葉巻をくわえ　クリーム色の上着の胸元に赤い花をさしているのは　

どなたでしょうか？

ラヴェル　かな？　

前年2013年の　この音楽祭のテーマが　『パリ至福の時』　だったようですから。

↓　右側で　タクトを振っているのは　ブラームス。

きみどりの上着のヴァイオリンは　お約束ポーズのヴィヴァルディ。

↓　その前の茶色のひげの男性は　ドヴォルザークです。

チャイコフスキーと　間違えないように（笑）

その横で　面長でフルートを抱えている方は　どなたでしょう？

この2014年のテーマは　『アメリカの20世紀の音楽家たち』　ということですから

もしかしたら　ガーシュイン　かも？

　そして　おしまいは

右側一番前で　黒シャツで両手を挙げている方　

この　ラ　フォル　ジュルネの　創設者＆音楽監督の　

ルネ・マルタン氏です。

　←　ラ・フォル・ジュルネ・イン金沢の　サイトからお借りしました。

そして　2015年の　ラ　フォル　ジュルネ　オ　ジャポン　のイメージイラストは　

ヴォトルバさんに代わり　　↓　松本里美さんが　担当されたようです。

　　8131

8131 　松本里美　法政大学哲学科/セツ・モードセミナー卒業　　ウィンドウ・ディスプレイなどの立体制作。
キネティック・アーティスト　ロックバンド”サボテン”での活動を経て　１９９５年より　銅版画家。
２０１０年ギャラリーハウス　MAYA　『装画を描くコンペティション』　審査委員
２０１３年　　工房　inJelly Factory 設立　２０１４年三越美術逸品会版画招待作家。表参道画廊　伊東屋　伊勢丹　他個展多数。
版画展示企画　Eqip　メンバー。『英国フード記　AtoZ』　『スウェーデン民話名作集』　『英国男子制服コレクション』　他　挿画。
２００７年ソロアルバム＆画集　『Bronze & Willow』　ジパングレーベル　　
紅茶アドヴァイザーとしてオリジナルティーも制作販売している。　Art Print Japaｎ　
２０１５・５・１２入手　アンサンブル

パイプオルガンを弾いているのは　バッハ

横で　立って聴いているのが　ヘンデル

ヴァイオリンは　ヴィヴァルディ

青服で　楽譜をもっているのは　スカルラッティ

そして　紫色の服は　ペルゴレーシ　という人で　ナポリ派オペラの作曲家だそうです。

この2015年のテーマは

『パシオン　　ルネサンス期から現代まで　恋と祈りといのちの音楽』　

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