ショパンのピアノ曲
4603
4603 Arman (ne
en 1928) Chopin's Warterloo 1961 186 x 302 x
48 cm
Morceaux de piano fixes sur panneau de bois Centre Georges
Pompidou
Muaee national d'art moderne, Paris; Achat, 1979
2007・11・4入手 ピアノ
のカデンツ
ショパンを描いた絵画(しかも楽器あり) は なかなか入手できないので
仕方なく ↑ こちらのカードを ご紹介しようと思います。
ポンピドーセンターの この作品の題名は
『ショパンのワーテルロー』
現代美術は まったく お手上げなので なにか参考資料はないかと検索した結果
高階秀爾著 『20世紀美術』 ちくま学芸文庫 1993年発行 に
たどりついたのですが 内容は ちんぷんかんぷん。
そのうち 理解できるようになる日が来るかもしれないので
とりあえず この作品の関連個所を 抜粋引用させていただくと
1960年代後半から 今日の時点にいたる四半世紀のあいだにも
現代美術は 絶え間なく新しい試みを企て 多様な変貌を示してきた。
1950年代が 『アンフォルメル絵画』 や 『アクション・ペインティング』 に代表される
抽象主義の時代であったとすれば
1960年代には それに対する反発が アメリカにおいてもヨーロッパにおいても
明確なかたちで登場してきた時代と言ってよい。
それは一方では 『ポップアート』 や 『新しい写実主義』 の流れとなり
他方では 『オップ・アート』 『ハード・エッジ派』 『ミニマム・アート』 などの動きとなってあらわれた。
・・・・・・・・・・・
ヨーロッパにおいても アンフォルメル派の抽象主義に対して
内面の直接の表白や激しい身振りの軌跡より もっと冷ややかに
現実の ものの世界への復帰ないしは利用を 試みる傾向が明らかになってきた。
グループとしてまとまった運動としては
1960年ミラノにおいて フランスの批評家ピエール・レスタニーの主唱のもとに集まった
『新しい写実主義』の仲間たちを挙げることができよう。
最初にそれに加わった芸術家のなかには
・・・・・
破壊した楽器の断片を集めたりする 『集積』 の手法を徹底して利用した
ニース生まれのフランス系アメリカ人 アルマン ( ↑ 4603のカードの作者)
・・・・・・
などが加わった。
彼らの仕事は そのひとりひとりの多様性にもかかわらず
きわめて平凡な身辺の日常的オブジェを材料として
それを変形させ 変貌させ さらには破壊することによって
いっそう そのオブジェ性を際立たせ
同時に そこに芸術家の意図をも 表現するという点で
共通するものを持っている。
『アンフォルメル絵画』 や 『アクション・ペインティング』 によって
現実否定の方向に大きく振れていった芸術は
『ポップアート』 や 『新しい写実主義』 とともに
逆の方向へ はっきり転換したのである。
題名が なぜ ショパンのワーテルロー なのかは わかりませんでしたが
このカードについては このくらいにして
ここからは ショパンのポップなカードを ご覧いただきましょう。
ショパンの肖像画と 自筆のサインと楽譜と 鍵盤を コラージュしたカード
246
246 Michel Tanelian Frederic
Chopin(1810 - 1849) Cartes d’Art
1999・10・8入手 ピアノ
5763
5763 ショパン Chopin(1810
- 1849) 『革命』の舞台 ワルシャワ
月に浮かぶ街は廃墟めいて見えた 堀内誠一 2009・2・3入手 ピアノ
8101 8279
8101 ショパンとサンド/楽しくやりましょ! OZAWA Kazuo/Potosu Shuppan 2015・5・2入手 ピアノ
8280 ショパン/おたまじゃくしは・・・ OZAWA Kazuo/Potosu Shuppan 2015・7・19入手 ピアノ
↓ 作曲家コーナー で おなじみの イジー・ヴォトルバのカード。
このシンプルモダンなデザインが一目で気に入り
以来 ヴォトルバさんの大ファンになりました。
ちょっとショパンの顔はへんですが(笑)
2590
2590 JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ (シルクスクリーン) 2003・3・28入手 ピアノ
それでは ヴォトルバさんデザインの ショパンのピアノ曲を 一挙大公開!
もう笑ってしまうくらい 楽しいカードたちです。
↓ プレリュード(前奏曲) 雨だれ ・・・窓の外は雨
2811
2811 JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ (シルクスクリーン) 2003・10・23入手 ピアノ
↓ 練習曲 作品10−3 別れの曲
3071
3071 JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ (シルクスクリーン) 2004・2・4入手 ピアノ
↓ ワルツ6番 子犬のワルツ
30737546
3073 JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ (シルクスクリーン) 2004・2・4入手 ピアノ
7546
JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ La
Folle Jpurnee
1946年12月8日チェコ共和国プラハ生まれ。1970年プラハ建築大学卒業。
絵画 グラフィックデザイン イラストレーションなど幅広い分野で活躍。
イラストレーション関連の受賞歴も多く 2011年には絵本 BALETnas
bavi 『子供のバレー』が
イタリアのボローニャ国際児童図書展で受賞。
日本では 2005年愛知万博チェコパピリオンの公式ポスターのデザイン
また2005年より現在にいたるまで
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのイメージ・イラストデザインを担当している。
2014年にはプラハの国立劇場で公演され チェコテレビでも放映される
『子供のためのオペラシリーズ』 の舞台デザインとイラストを手掛ける。
2015.5.16入手 ピアノ
↓ ポロネーズ6番 英雄
3071
3071 JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ (シルクスクリーン) 2004・2・4入手 ピアノ
↓ 幻想即興曲 作品66
6230
6230 JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ (シルクスクリーン) 2010・5・22入手 ピアノ
↓ タランテラ 変イ長調 作品43
7927
7927 JIRI VOTRUBA イジー・ヴォトルバ (シルクスクリーン) 2014・11・17入手 ピアノ
/ポストカード音楽会 /作曲家コーナー 楽器ジャンル 画家索引 参考文献一覧