楽器工房
3205
3205 2002 Nippon Gengakki Co.Ltd 2004・7・23入手 楽器
のカデンツ
↑ は友人 YT から 提供してもらったカードですが
裏面に 何も この絵の説明が書いてありませんでした。
この白服白帽子のおじいさん
右手でフラスコを掲げ その中の液体をみつめたりして
一体 何してるの?
毒薬でも調合しているのかしら とずーっと思っていました。
左手にヴァイオリンを持ち 室内にも弦楽器がいろいろあるのですが
なにか雑然と とり散らかっていて このおじいさんの雰囲気とあいまって
どことなく怪しげなムードが漂う カードでした。
7年ほど経って
は 弦楽器の聖地 クレモナの ストラディヴァリアーノ博物館を訪れ
たくさんのストラディヴァリウスが展示してある部屋の一角をみて
目が点になりました。
なんと そこに この絵が飾られているではありませんか!
2011年6月撮影
え〜〜〜?
なぜ この毒薬おじいさんの絵が こんなところに???
一瞬 思考回路がこんがらがってしまいましたが
すると この白服白帽子のおじいさんって
もしかしたら ストラディヴァリ なの?
じゃ かかげているフラスコの液体って ニスとか なんですか?
それならそれで 早く教えて!
カードに何も書いてないんですもの、すっかり誤解していました(汗)
お見逸れいたしまして たいへん申し訳ございませんでした。
あなたさまこそが
かの有名な名器の製作者 ストラディヴァリさま なのですね。
・・・・・
↓ これは19世紀に描かれた アントニオ・ストラディヴァリの絵。
着ているものが がらっと変わりました(笑)
というか 白服のほうも あれは ロングエプロンだったようですが。
ちなみに ストラディヴァリは 1644年生まれ 1737年に亡くなりました。
8139
8139 Cremona ART AND MUSIC
G, SCARATTI Antonio Stradivari Dipinto, Fine XlX
secolo
2015・5・26入手 楽器
せっかくなので 他の楽器工房のカードも ご覧いただきましょう。
Otto Mockel at his waokshop
ということですので ここは Mockel さんの弦楽器工房ですね。
5745
5745 Otto Mockel (1869-1937)
Olgemalde von Fritz Tennigkeit Berlin 1935
Staatliches institut fur Musikforschung Preubischer Kulturbesitz, Berlin 2009・1・31入手弦楽器
デューラーの木版画
これは リュートの製図作成のために角度を測っているところでしょうか?
5743
5743 Hoizschnitt A.Durer Lautenkonstruktion
Der Zeichner mit der Laute, Holzschnitt(1525)
von Albrecht Durer(1471-1528) MUSIKINSTRUMENTEN-MUSEUM Berlin
2009・1・31入手 リュート
↓ こちらは 現代 クレモナを代表する Bottega Bissolotti ビソロッティ工房 の面々です。
5498
5498 Bottega Bissolotti Da
sinistra / from the left Maurizio, Vincenzo, Francesco, Marco
Vinicio
2008・10・21入手 入手弦楽器
チェロをもって座っている方が この工房の主
現代の偉大な弦楽器製作者であり 指導者でもある
フランチェスコ・ビソロッティ氏です。
後方の三人は 彼の息子さんであり 後継者の
マウリッツイオ ヴィニチェンツォ マルコ・ヴィニーチェ 各氏。
後ろの像は おそらく ストラディヴァリ かも。
写真ものですが 独断でエントリー!
↓ これは おまけ。
アンティークの額縁や弦楽器などを 修復しているようなので
楽器工房ではなく 古物商でしょうか。
5454
5454 FIRMIN, CLAUDE (1864-1944)
Interieur d'um Reparateur d'objets d'art
Musee Calvet -
Avignon 2008・10・10入手 楽器