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玉置浩二の世界



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 このジャンルに玉置浩二を入れるのは、ちょっと異質な感じを受けるかもしれません。ほとんどがインストであるのに、彼だけ歌物ですし。おまけに、ブルースやジャズ-ロックとも違います。それにもかかわらずここに入れるのは、彼の声の響きにとても惹かれるからです。
 1980年代初頭に安全地帯がブレークし、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。当時、安全地帯がTVやラジオに登場しない日はありませんでした。私は安全地帯のファンと言うわけではなく、彼らには無頓着であったと思います。けれども、北海道の某所で、安全地帯の活動が休止してから、彼のソロ・コンサートを見てからのことです。私は玉置浩二の声がとても好きになりました。ちょうどアルバム「カリント工場の煙突の上に」の直後であったと思います。
 そのライブは、自分から見たいと思ったのではありませんでした。誘われるままに見に行ったのです。しかし、行ってよかったと思いました。金髪に染めた玉置浩二が、私の目の前、2〜3メートルのところで歌ったのですから。
 彼を二度目に見たのは、地元旭川の鷹栖(たかす)メロディ・ホールでした。とても音響のよい、小さなホールです。私もその頃旭川に住んでいて、自宅から自動車で10数分のところでした。私はこのライブで、一気に玉置浩二の声に取りつかれてしまったような気がします。彼が確か37歳のときで、NHKでもその模様が放送されたかと思います。
 そのアンプラグド・ライブの彼の声は、心理学で言うと反射のレベルのものでした。脊髄がギクッとなり、身体に直接彼の声が浸透したのです。これは、ものの譬えではありません。反射的に自分の背骨が反り返るのを感じたのです。感動のライブでした。あのような声の響きをもつ歌手は、私にとって他にはあまりいません。以後、玉置浩二の音を追うようになりました。
 2010年、安全地帯が「完全復活」しました。私も札幌公演のライブを見に行きました。けれども、今年はいろいろと話題が絶えないようです。しかしながら、私は玉置浩二の声に惹かれております。生き様も含めて、これからも彼の声、アルバムを追って行こうと思っています。以上、札幌・江別の「のっぽろカウンセリング研究室」でした。


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All I Do

あこがれ

カリント工場の煙突の上に

LOVE SONG BLUE

T

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GRAND LOVE

ワインレッドの心

ニセモノ

スペード

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ゴールデン☆ベスト 玉置浩二 アーリー・タイムズ・プラス

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LIVE!! 「今日というこの日を生きていこう」

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