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札幌|のっぽろカウンセリング研究室
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短期療法の包括的研究


短期的なカウンセリングの研究をしています。このカウンセリングを受けるためには、いくつかの条件にご承諾していただく必要があります。必ずこちらのPDFをお読みください。ここでは大まかなものを示します。


1.自分自身のご相談に限ります。また、「落ち込む」「不安だ」「心配だ」「イライラする」など、気分や感情のコントロールがうまくいかないことがある人を主な対象とします。

2.性別、年齢は問いません。

3.いま現在その他の医療機関を利用していないこと。通院したことがあっても、少なくとも三カ月以上経過していること。

4.最初にお会いする時から最後のカウンセリングのあいだVTRに撮影し、その音声と映像を研究目的・教育目的で使用することをお認めいただけること。映像はモザイク処理して表情が分からないようにしますし、プライバシーにかかわる具体的内容が話されている場面は音声をカットします。

5.申し込み後こちらから電話で連絡しますが、その時に住所をお知らせいただけること。もしもそのお電話で初回の面接を行うことになった場合、来談前に心理テストのセットを郵送しますので、自宅で毎日それに回答してください。そして、初回面接のときに、それを持参していただきます。(その意味で、ご家族に秘密で来談される方にはお勧めできません)

6.料金は無料です。菓子折りなどのお礼も一切お断りします。

7.カウンセリングの効果研究の資料とするため、10~20分程度で済む心理テストを、初回面接、二カ月後、三か月後の三回行います。

8.医学的な治療は行いません。たとえば、自分のことは一切考えたくない、うつを直したいだけという方は、医療機関をご利用ください。自分のことをじっくり振り返ってみたい、自分はこのままではいけないなど、心理面の相談に限ります。

9.このカウンセリングが終わった後は、継続カウンセリングへの移行はありません。完全に時間制限となります。終了後もカウンセリングをお求めの方はご自分で探していただくか、私から他の相談機関をご紹介いたします。ただし、単発のカウンセリングであれば、お受けする場合があります。

10.カウンセラーとしての職業倫理・研究倫理を順守してリサーチを行います。相談者が望む以上のことは決して行いませんし、相談者に二次的外傷を与えるようなハラスメント行為のないよう十分に注意いたします。すべては説明と合意のもとで行われます。また、このカウンセリングを行うことが不適切と判断された場合には、初回面接の時点でお断りするか、カウンセリング進行中であればすぐに中止するか、他の方法によるカウンセリングに切り替えます。たとえば、万が一、相談者の方がつらくなるだけで、このカウンセリングではまったく回復が見込めないと判断された場合などです。カウンセリングを途中で中止するときには十分に話し合って、次のケアにすぐ移行できるように配慮いたします。

11.カウンセリング終了後の話ですが、研究データを分析する段階から私以外の共同研究者が加わる場合があります。守秘義務のある心理学者や心理士などです。共同研究を行う際には、研究者間でデータを共有することになりますが、相談者の個人名や住所などの個人を識別する情報は私以外には秘匿されます。

以上。


(2018年4月1日から)


お申し込み・問い合わせはこちらの予約・問い合わせページを御覧ください。

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