各種記録


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☆アナログテレビのデジタル化(2011.7.24)

  本日、7月24日は、アナログテレビが見られる最終日だということである。以下に記すのは、地上デジタル化の善悪についての高尚な議論ではなく、私的な記録である。自宅には2台のテレビがあり、1台はデジタルテレビなのだが、私の自室にアナロクテレビがあり、画面の左下に、見ることができる日数があと何日というように表示されていた。そこで、7月17日に近所の家電量販店に出かけ、チューナーのあるなしについて聞いたところ、ないという。遅かったかと思ったが、今の時期ではやむを得ないかと思った。7月19日に横浜駅に行く用事があり、駅近くの電気店に入り、テレビコーナーを見ると、チューナーを売っている。ただし、そこにあるのはみな見本で、大部分は売り切れ、品切れであった。一つだけ買うことが可能なチューナーがあったが、約12,000円であった。この製品は在庫もあるということだった。インターネットで検索した安価なチューナーと比べると2倍以上の価格だが、購入した。なお、この価格にはビーキャスカードの購入料金が含まれており、このカードをチューナーに差し込まないとテレビは映らないということである。

 帰宅後、アンテナの同軸ケーブルをチューナーに取り付け、チューナーとテレビを画像と音声のケーブルで繋ぎ、ビーキャスカードを差し込むと、アナログテレビにデジタルの映像がくっきりと映った。取り付ける前には半信半疑だったのだが、チューナーは確かに機能した。取り付け方法も簡単である。こんなことなら、安価なチューナーがたくさん出回っていたらしい時期に、買っておくべきだったと思った。なお、自室のアナログテレビはBSも映る機能があるが、アンテナと繋いでおらず、見ていない。チューナーはBSにも対応可能だということである。

 チューナーの先にはアンテナがあるのだが、集合住宅のアンテナ対応は難しい。デジタルアンテナは地デジ化以前からたいていついている。そのアンテナを利用すると映る家と映らない家が出てくる。同じ電波をキャッチしても、強度が場所によって変わってしまうようである。私のところにも何とかならないかという相談が来ているのだが、個別に自分で対応してもらうしかない。相談してくるのは知り合いである。相談を受けて、私も集合住宅のアンテナにつき、メーカーや販売店にも相談し、実際にアンテナを見たりしたのだが、大規模工事をしない限り、安価な値段で全体を改善する方法はなさそうであった。なお、家電量販店では光ファイバーの利用による受像を勧めているように見受けられた。この方法は家庭でパソコンを使用し、インターネットを利用している人たちにとっては比較的に安価で便利であるが、テレビだけのためだと安価とはいえなくなるようである。