● 2024年度のレッスン日記
'24/1/7(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.4b:Adagio M.M ♩=
58
・これは、既にokを頂いた、No.4の変形バージョン
前回のは、3連で歯抜け音列だったが、今回のは、綺麗に音列が32分で4つ並んでいるバージョンなので
こっちの方がやや吹き易い。
スタッカートを綺麗に吹くには、アパーチャを狭めることと、エアージェットがピンポイントでエッジに的確に
当たっていることが大事。
※ 軽くクリアに。けして余計な力は使わない。
今日は4小節ほど丁寧に吹く。
■ Selected
Duets for FLUTE VOLUME U」より
DUETTO
No.U
Based
on Sonata in F, K.376
MOZART作曲
第1楽章 Allgro
resoluto inG
・ピアノソナタをベースに、フルートに適した調に書直した曲らしい。
4ページほどある長目のソナタだが、何とか最後まで完走した。
まあ個人練習で吹いていたので何とかなった。OK
'24/1/21(日)
・レッスン前に、ある友人から送ってもらった、2つの動画を、iPoneで見せてくれた。
未だ95才で活躍している「ペータールーカス・グラーフ」の演奏会の模様を生録したものだった。
曲はバッハの管弦楽組曲と、モーツアルトのアンダンテだった。
姿勢のコントロール(高域に鳴ったら顔を上げる)・腹での支え(常に横隔膜を下に下げる)を
教えられた。
■ ゴーベール作曲 ファンタジー
Moderato quasi Fantasia
・88小節目のメロディから吹く。
下譜例-@にあるように、最低域でひつっこく動めくフレーズは、ブレスマークの所で思い切り息を吸って
一機に吹かないと音が途切れてしまう。
・118小節目からのメロディ
下譜例-Aにあるように、ここは大きくカウントして流れる様に吹く。
'24/1/28(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.4b:Adagio M.M ♩=
58
・A4見開きで、2ページあるが、1ページ目の最後まで吹く。
音が飛ぶし、高域・低域をスタッカートで歯切れよく吹くのが、かなり難しい。
この練習曲を吹く前に、出し易いソの音を使って、以下手書きのようなトレーニングをすると
かなり効果がありそう。(下は元の譜面)
'24/2/4(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.4b:Adagio M.M ♩=
58
・最初から16小節分吹く。
先週より上手く吹けた。
■ ゴーベール作曲 ファンタジー
Moderato quasi Fantasia
・今日のレッスンポイント(割切れないn連符の吹き方)
下譜例の、17連符は、拍子の分子3で割切れない。
8分x3が基本リズムなので、それぞれの8分に対応して、5連符+6連符+6連符という風に
考えて吹くとリズムが、いい加減にならない。
'24/2/11(日)
■ ゴーベール作曲 ファンタジー
Moderato quasi Fantasia
・先週ラフにだが、最後まで吹いたので、今日は、最初に戻って吹いてみた。
※
今日のポイント:ファンタジーな吹き方(テンポを揺らし、大きくカウントして吹く)
例えば冒頭だが、レ・シ・レまでは一本の線で結ぶがごとく滑らかに移行し、最後のレは、テヌートぎみに
少しだけ長く吹く。シ・ミでインテンポ、レ・ド・シ・ラまで一直線に滑らかに繋ぐ。テンポは少し速めて。
次のラに、rit記号があるが、直ぐに遅くしないで、次のミから少しずつ遅くし、ラの装飾が一番遅くなる。
そして最後のミの伸ばしはカウントしないでフェルマータ
'24/2/18(日)
■ ゴーベール作曲 ファンタジー
Moderato quasi Fantasia
・Gに転調したところから、途中Gmに戻り、フィニッシュまで吹く。
Gmのメインメロディに戻ったところで、再びやな最低域でひつっこく蠢く(うごめく)フレーズ
があるが、ここは十分ブレスを取らないと息不足になり、音切れの原因になる。
一気にレミファミレドを繰り返す。
ラフではあるが、この曲は一応okとして、次の曲に移ることになった。
次の曲は、やはりフレンチコンポーザーより、ゴーベールの「ノックターンとアレグロスケルツォ」の予定。
'24/1/28(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.4b:Adagio M.M ♩=
58
・一応最後まで完走。
途中、オクターブ上の音を吹いてしまっているのに自分は気が付かない箇所もあったが、
割と調子よく吹けOKなる。
■ Selected
Duets for FLUTE VOLUME U」より
DUETTO
No.U
Based
on Sonata in F, K.376
MOZART作曲
第2楽章 RONDO
Allgretro graziosso inG
・行進曲風に元気で明るく吹く。
全6ページの長いロンドだが、2ページ分吹く。
中間部にAのように、16分・32分x2の譜割りが出てくるが、ここは16分3連でok。
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
第1楽章:Allegreto
・この曲は、かなり前(23年前)の、2001年に発表会で全楽章吹いたが散々な出来だった。
ロココ文明時代の曲なので、細かい音符での装飾が非常に多い。
最初の33小節だけ吹いた。
久々なので、テンポ感が分らず、アレグレットなので普通より少し速いテンポ感覚で吹いたが、
実際は、8分音符1拍で取る位で吹く。まあそうしないと装飾的フレーズを吹くのがキツクなるということもあるが・・・
また長いフレーズ感を頭に置いて吹かないと曲が流れない。
'24/3/10(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.5:Allegro
animato. M.M ♩= 120
・Dmajorの練習曲だが、細かいコードチェンジを繰返しながら進行して行くので、曲の構成を
理解してないとスムーズに吹くのが難しい。
例えば、下Aの譜例のように、一見風変わりなフレーズと感じる小節があるが、
骨格の音がどこにあるかがアナライズ出来れば、それに対する変奏と考えて吹くことで、指が回り易くなる。
ここは、♭ラ・ファ・レ・♭シ・♭シ---(2拍)/
レ・♭シ・ファ・レ・ソ----(2拍)が骨格と考える。
'24/3/17(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.5:Allegro
animato. M.M ♩= 120
・一応最後まで完走した。okになる。
Dから、Bmに転調した時、その調のメロディックスケールがそのまま奏される場面がある。
やはりスケール練習は大事だと感じた。
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
第1楽章:Allegreto
・少し時間が余ったので、ちょっとだけ吹いてみた。
ピアノ伴奏が、8ビートなので、これに乗って吹けるとよい。
'24/3/24(日)
■ Selected
Duets for FLUTE VOLUME U」より
DUETTO
No.U
Based
on Sonata in F, K.376
MOZART作曲
第2楽章 RONDO
Allgretro graziosso inG
・第2主題から最後まで吹く。
途中、Gから短い間、短調に移調する場面がある。モーツアルトの短調と言われるらしい。
その変化を感じて吹けるとよい。
この曲はOKになる。
これでこのシリーズのデュエット曲は全て吹き終えた。
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.6:Moderato.. M.M ♩=
96
・細々とした装飾音(前打音・ターン・シェーク)の練習曲だが、かなりの難易度と感じた。
下譜例Aの手書きメモのように、解釈すればよいが、8分の中に、5連の装飾を入れるので、かなり速く指を
動かさないといけない。
指を大きく上げないように!!
また替え指を使うなどの工夫が必要。
'24/3/31(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
No.1- 第1楽章:Allegro con gusto
・このデュエット集のNo.1の、1,2楽章は、35年前の大昔に発表会で、2ndパートを吹いたが、あまりに昔のこと
なので、どんな感じの曲だったか全く覚えてない。
とりあえず最初のリピートのところまで吹いてみた。
ト長調の曲で比較的吹きやすかったので何とか、2ndが合わせてくれて無事吹き終えた。
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.6:Moderato.. M.M ♩=
96
・8分音符後半にある8分音符のターンであるが、オンザビートでターンを入れるより、最初のターンの音を
前に出して(前から盗む)吹いた方が違和感なくスッキリ吹ける。
'24/4/7(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.6:Moderato.. M.M ♩=
96
・最初の、ちょっとおどけた祭りの踊りぽい主題の曲は、まあまあ最後まで完走。
次は、piu lento con addandono(次第に遅く思うがままに)を途中まで吹く。
譜面に束縛しないでokということなのだが、こんだけしっかりと記譜されているので・・
出来るのはテンポを揺らすこと位か・・・
吹くと、とても優雅できれいな曲。
・譜例Aのトリルは、ブリチャルディキーを使い、♭ラの運指から、左中指をトリルすればok
'24/4/14(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.6:Moderato.. M.M ♩=
96
・piu lento con addandono(次第に遅く思うがままに)の部分を吹いた。
一応完走した。この曲はokになる。
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
No.1- 第1楽章:Allegro con gusto
・この第1楽章も一応だがokになる。
'24/4/21(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
第1楽章:Allegreto
・11〜12小節にかけての、装飾的フレーズは、下譜例に朱書きで示した通リ、(1)-
(2)- (3)の
塊りとして感じ吹くと、フレーズが流れる。
24/4/28(日)
■ 練習曲
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
No.7-A Major:Andantino.. M.M ♩=
76
・非常に臨時記号が多くて難義な曲の印象を受けるが、基本のコードしか使ってない。
殆どが、A-E7の2コードで、最後に、A-D-E7- Aとなって終結する。
その基本コードの間に半音の橋渡しフレーズが存在すると考えれば断然吹きやすくなる。
この曲は一応OKになる。