● 2024年度のレッスン日記

'24/1/7(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.4b:
Adagio M.M ♩= 58
 ・
これは、既にokを頂いた、No.4の変形バージョン
  前回のは、3連で歯抜け音列だったが、今回のは、綺麗に音列が32分で4つ並んでいるバージョンなので
  こっちの方がやや吹き易い。
  スタッカートを綺麗に吹くには、アパーチャを狭めることと、エアージェットがピンポイントでエッジに的確に
  当たっていることが大事。 
  ※ 軽くクリアに。けして余計な力は使わない。   
  今日は4小節ほど丁寧に吹く。

■ Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.U
  Based on Sonata in F, K.376     MOZART作曲 
  第
1楽章 Allgro resoluto inG
  ・
ピアノソナタをベースに、フルートに適した調に書直した曲らしい。
   4ページほどある長目のソナタだが、何とか最後まで完走した。
   まあ個人練習で吹いていたので何とかなった。OK   


'24/1/21(日)
 ・レッスン前に、ある友人から送ってもらった、2つの動画を、iPoneで見せてくれた。
  未だ95才で活躍している「ペータールーカス・グラーフ」の演奏会の模様を生録したものだった。
  曲はバッハの管弦楽組曲と、モーツアルトのアンダンテだった。
  姿勢のコントロール(高域に鳴ったら顔を上げる)・腹での支え(常に横隔膜を下に下げる)を
  教えられた。

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・88小節目のメロディから吹く。
  下譜例-@にあるように、最低域でひつっこく動めくフレーズは、ブレスマークの所で思い切り息を吸って
  一機に吹かないと音が途切れてしまう。
 ・118小節目からのメロディ
  下譜例-Aにあるように、ここは大きくカウントして流れる様に吹く。


'24/1/28(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.4b:
Adagio M.M ♩= 58
 ・
A4見開きで、2ページあるが、1ページ目の最後まで吹く。
  音が飛ぶし、高域・低域をスタッカートで歯切れよく吹くのが、かなり難しい。
  この練習曲を吹く前に、出し易いソの音を使って、以下手書きのようなトレーニングをすると
  かなり効果がありそう。(下は元の譜面)


'24/2/4(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.4b:
Adagio M.M ♩= 58
 ・
最初から16小節分吹く。
  先週より上手く吹けた。

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
今日のレッスンポイント(割切れないn連符の吹き方)
  下譜例の、17連符は、拍子の分子3で割切れない。
  8分x3が基本リズムなので、それぞれの8分に対応して、5連符+6連符+6連符という風に
  考えて吹くとリズムが、いい加減にならない。


'24/2/11(日)
■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
先週ラフにだが、最後まで吹いたので、今日は、最初に戻って吹いてみた。
  ※ 今日のポイント:ファンタジーな吹き方(テンポを揺らし、大きくカウントして吹く)
    例えば冒頭だが、レ・シ・レまでは一本の線で結ぶがごとく滑らかに移行し、最後のレは、テヌートぎみに
    少しだけ長く吹く。シ・ミでインテンポ、レ・ド・シ・ラまで一直線に滑らかに繋ぐ。テンポは少し速めて。
    次のラに、rit記号があるが、直ぐに遅くしないで、次のミから少しずつ遅くし、ラの装飾が一番遅くなる。
    そして最後のミの伸ばしはカウントしないでフェルマータ  


'24/2/18(日)
■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
Gに転調したところから、途中Gmに戻り、フィニッシュまで吹く。
  Gmのメインメロディに戻ったところで、再びやな最低域でひつっこく蠢く(うごめく)フレーズ
  があるが、ここは十分ブレスを取らないと息不足になり、音切れの原因になる。
  一気にレミファミレドを繰り返す。

  ラフではあるが、この曲は一応okとして、次の曲に移ることになった。
  次の曲は、やはりフレンチコンポーザーより、ゴーベールの「ノックターンとアレグロスケルツォ」の予定。


'24/1/28(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.4b:
Adagio M.M ♩= 58
 ・
一応最後まで完走。
  途中、オクターブ上の音を吹いてしまっているのに自分は気が付かない箇所もあったが、
  割と調子よく吹けOKなる。

■ Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.U
  Based on Sonata in F, K.376     MOZART作曲 
  第
2楽章 RONDO Allgretro graziosso inG
  ・
行進曲風に元気で明るく吹く。
   全6ページの長いロンドだが、2ページ分吹く。
   中間部にAのように、16分・32分x2の譜割りが出てくるが、ここは16分3連でok。

   

■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
この曲は、かなり前(23年前)の、2001年に発表会で全楽章吹いたが散々な出来だった。
  ロココ文明時代の曲なので、細かい�音符での装飾が非常に多い。
  最初の33小節だけ吹いた。
  久々なので、テンポ感が分らず、アレグレットなので普通より少し速いテンポ感覚で吹いたが、
  実際は、8分音符1拍で取る位で吹く。まあそうしないと装飾的フレーズを吹くのがキツクなるということもあるが・・・
  また長いフレーズ感を頭に置いて吹かないと曲が流れない。


'24/3/10(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.5:
Allegro animato. M.M ♩= 120
 ・
Dmajorの練習曲だが、細かいコードチェンジを繰返しながら進行して行くので、曲の構成を
  理解してないとスムーズに吹くのが難しい。
  例えば、下Aの譜例のように、一見風変わりなフレーズと感じる小節があるが、
  骨格の音がどこにあるかがアナライズ出来れば、それに対する変奏と考えて吹くことで、指が回り易くなる。
  ここは、♭ラ・ファ・レ・♭シ・♭シ---(2拍)/ レ・♭シ・ファ・レ・ソ----(2拍)が骨格と考える。


'24/3/17(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.5:
Allegro animato. M.M ♩= 120
 ・
一応最後まで完走した。okになる。
  Dから、Bmに転調した時、その調のメロディックスケールがそのまま奏される場面がある。
  やはりスケール練習は大事だと感じた。

■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
少し時間が余ったので、ちょっとだけ吹いてみた。
  ピアノ伴奏が、8ビートなので、これに乗って吹けるとよい。


'24/3/24(日)
■ 
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.U
  Based on Sonata in F, K.376     MOZART作曲 
  第
2楽章 RONDO Allgretro graziosso inG
  ・
第2主題から最後まで吹く。
   途中、Gから短い間、短調に移調する場面がある。モーツアルトの短調と言われるらしい。
   その変化を感じて吹けるとよい。
   この曲はOKになる。
   これでこのシリーズのデュエット曲は全て吹き終えた。

■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.6:
Moderato.. M.M ♩= 96
 ・
細々とした装飾音(前打音・ターン・シェーク)の練習曲だが、かなりの難易度と感じた。
   下譜例Aの手書きメモのように、解釈すればよいが、8分の中に、5連の装飾を入れるので、かなり速く指を
  動かさないといけない。
  指を大きく上げないように!!
  また替え指を使うなどの工夫が必要。


'24/3/31(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第1楽章:Allegro con gusto
 ・
このデュエット集のNo.1の、1,2楽章は、35年前の大昔に発表会で、2ndパートを吹いたが、あまりに昔のこと
  なので、どんな感じの曲だったか全く覚えてない。
  とりあえず最初のリピートのところまで吹いてみた。
  ト長調の曲で比較的吹きやすかったので何とか、2ndが合わせてくれて無事吹き終えた。

■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.6:
Moderato.. M.M ♩= 96
 ・
8分音符後半にある8分音符のターンであるが、オンザビートでターンを入れるより、最初のターンの音を
  前に出して(前から盗む)吹いた方が違和感なくスッキリ吹ける。


'24/4/7(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.6:
Moderato.. M.M ♩= 96
 ・
最初の、ちょっとおどけた祭りの踊りぽい主題の曲は、まあまあ最後まで完走。
  次は、piu lento con addandono(次第に遅く思うがままに)を途中まで吹く。
  譜面に束縛しないでokということなのだが、こんだけしっかりと記譜されているので・・
  出来るのはテンポを揺らすこと位か・・・
  吹くと、とても優雅できれいな曲。
  
 ・譜例Aのトリルは、ブリチャルディキーを使い、♭ラの運指から、左中指をトリルすればok


'24/4/14(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.6:
Moderato.. M.M ♩= 96
 ・
piu lento con addandono(次第に遅く思うがままに)の部分を吹いた。
  一応完走した。この曲はokになる。

■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第1楽章:Allegro con gusto
 ・この第1楽章も一応だがokになる。


'24/4/21(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
11〜12小節にかけての、装飾的フレーズは、下譜例に朱書きで示した通リ、(1)- (2)- (3)の
  塊りとして感じ吹くと、フレーズが流れる。


24/4/28(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.7-A Major:
Andantino.. M.M ♩= 76
 ・非常に臨時記号が多くて難義な曲の印象を受けるが、基本のコードしか使ってない。
  殆どが、A-E7の2コードで、最後に、A-D-E7- Aとなって終結する。
  その基本コードの間に半音の橋渡しフレーズが存在すると考えれば断然吹きやすくなる。
  この曲は一応OKになる。


24/5/12(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.8-F# Minor:
Andante.con moto. M.M ♩= 84
 ・
冒頭にある「con agitazione」(アジタツィオーネ)とは、"あおりたてる"とか"先導する"という意味。
  実際一貫して6連のリズムで、あおりたててる感じがある。
 <ポイント・メモ>
  @ タンギングと発音のクリアさを目指す。
     よく自分の音を聞くこと。
    A 強く吹き過ぎない。
  B 6連の前半と後半で強弱の変化をつける。

■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第2楽章:Andante con moto
 ・
ゆっくりテンポの、3拍子。
  ダウン・アップでカウント(それぞれ8分に感じる・6/8と等価)するが、この曲、譜割りが細かいので
  結構手こずる。


24/5/19(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.8-F# Minor:
Andante.con moto. M.M ♩= 84
 ・16分3連の末尾の音が短くならないように。(音を飲み込まない)
  1ページ目後半の3段目からは、目まぐるしく半音上がって短調から長調に移調するを繰返す。
  この感じを出せるように。

■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
25小節の、GからDに移調したメロディから吹く。
  特に問題なし。
  その先の43小節のD7のスケールから下降していって、ドの音に戻ってから、Gに移行し
  メインテーマに戻る形になっているので、一瞬浮いた感じになる。


24/5/26(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.8-F# Minor:
Andante.con moto. M.M ♩= 84
 ・
この曲は完走し一応OKになる。
  今日は割と調子よく鳴ってくれた。
  2ページ目はレッスンでは初めて吹いたが、曲の構成が頭の中に入っていたので比較的楽に吹けた。

■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第2楽章:Rond Presto
 ・
前半部分を吹く。
  ダブルタンギングの部分が課題。余り短くなり過ぎない。
  丁度次のアンデルセンの練習課題が、タンギングなので丁度よいタイミングかも。


24/6/2(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.9a-E Major: Allegretto giocoso. M.M = 92
                         
with single tonguing 

 ・
シングルタンギングに特化した練習曲
  スタッカートだが、余り短く吹かない。
  乱暴なタンギングはNG
  クリアなタンギングを目指す。
  とは言ってもなかなか難しい課題ではある。

■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第2楽章:Andante con moto
 ・
ゆっくりテンポの、3拍子。
  やはり、この曲、譜割りが細かいので結構手こずる。
  細かい譜割りの所は問題無いが、4分とか休符のところになると、カウントがいい加減になって
  2ndと合わなくなる。
  こういうゆっくりした曲こそメトロノームが有効になるかも。


24/6/9(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第2楽章:Andante con moto
 ・
この曲一応OKになる。
  <今日のポイント・メモ:符点と復符点の吹き方>
   @ 符点8分      + 16分
     ダウン・0.5アップ   0.5アップ (8分1拍取りだと、D・U・D + Uで把握しやすい)
   A 復符点8分     +   32分
     D・0.5U・0.25U        0,25U (復符点の場合は、後ろの32分と殆ど同時に前の復符点を吹く感覚で丁度良い感じになる。)


24/6/16(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.9a-E Major: Allegretto giocoso. M.M = 92
                          with single tonguing 

 ・
シングルタンギングに特化した練習曲
  
レ#がらみの流れの時、音がボケやすい(抜けた感じになりやすい)ので注意。
  この練習曲一応OKになる。
  次回はこのダブルタンギング版予定。


24/6/23(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.9b-E Major: Allegretto giocoso. M.M = 92
                          with double tonguing 

 ・
ダブルタンギングに特化した練習曲
 <ポイント>
  @ tuもkuも口の中が変化しないこと。
  A あまり短すぎないこと。du gu du gu位が良いかも
  B アパーチャを狭くし、力を抜く。
 ・一応この課題はokになる。
  しかし常に練習する必要あり。
  この後に、
ハンブルガ・ソナタを吹く。
  ここにもダブルタンギングが出てくるので良い練習になった。
  一応完走した。


24/6/30(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第3楽章:RONDO Allegro moderato
 ・
途中まで吹く。
  符割りが細かく、16分歯抜けのパターンも出てきて、最初は、8分1拍取りでカウントした方が
  合わせ易い。
  それと32分になってからのブレスの場所に苦労する。素早いブレスが必要。
  デュエット曲の中でも難易度は高いと思う。


24/7/7(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.10-c# Minor: Andante assai. M.M = 108
 ・レガートの練習曲だが、調が厄介な上、転調が激しいので、臨時記号の読みが難解な曲でもある。
  下譜例の朱書き部分は、♭で考えれば♭5つの、As-durに転調されていると考えられる。


24/7/14(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.10-c# Minor: Andante assai. M.M = 108
 ・この練習曲の前に、ロングトーンのやり方について話があった。
  どういう音を出したいか、音のイメージを思い浮かべて吹くこと。
  例えば、教会の鐘の音だとか、真っ赤に染まった夕焼けの空とか・・

 ・この練習曲に関しては、やはり譜読みが大変だが、結構、半音進行の箇所が多いので、
  そこをチェックしておくと少しは吹きやすくなる。


24/7/21(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.10-c# Minor: Andante assai. M.M = 108
 ・譜読みが大変だったりの難曲ではあったが、一応になる。


24/7/28(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第3楽章:RONDO Allegro moderato
 ・
このデュエット曲の前に、ハーモニックス状態でのタンギングの練習方法について話があった。
  どの倍音でもよいから選んで、それを最初tuでやり、次にkuでやる。
  口の中の形が変わってしまうと音がひっくり返ったりするのでかなり難しい。
  特にkuの発音の時はなおさら。効果は絶大なはずだが・・・

 ・デュエット曲の方だが、歯抜けの16分で、8分取りで練習してたのだが、今日は通常の4分取りで
  吹いてみた。
  2ndが伴奏に回った時の譜並びがちょっと分かり難い。
  8分がただ並んでいて、それがスタッカートになっていると考えればなんてことない。
  実際の記譜は、8分のところが16分+16分休符で書かれている。


'24/8/4(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
今年の発表会(11/10)の曲だが、23年前のリベンジとして、この曲になる見込み。
  8分の時間制限があるが、一応全楽章としておく。
  駄目なら、1楽章のみを繰り返し有りで予定。
  今日のアドバイスを下記してみた。
   @ 32分の装飾的フレーズは機械的に吹かないこと。
      強弱とフレーズ感を出し表情を付けて吹くこと。
   A 右手に移ってからの低域の音は、その前の音から十分響かせて吹くこと。


'24/8/18(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第2楽章:Prest
 ・
今年の発表会(11/10)の曲だが、23年前のリベンジとして、この曲に決めた。
  8分の時間制限があるが、一応全楽章としておく。
  今日のアドバイス(ダブルタンギングについての練習法)を下記してみた。
   @ 
2楽章に出てくる16分フレーズを使って練習。
      まずは16分を4つに分けてダブルタンギング
   A okなら、16分を2つに分けてダブルタンギング
   B okなら、正規にダブルタンギング(最終的には正規のアーティキレーションで。)

   ※ タンギングするが短くなり過ぎて雑音が混じるのは良くない。
      純粋な音が出ているか?・十分な音価か?をよく聞いくことが大事。


'24/8/25(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
今年の発表会(11/10)の曲だが、23年前のリベンジとして、この曲に決めた・・・
  と思っていたが、今日実際に吹いて時間測定した結果、両楽章では8分オーバーしてしまう事が判明。
  1楽章のみを、繰返し有りで吹いても約9分掛かった。(但し、2回ある繰返しを含めて全て吹いた場合)
  通常は、前半のみ繰返すのが通例らしいので、それで約8分に収まる予定。
  後は、今のテンポ60位を、65位で吹く練習をするとか色々課題は多いが、その方向で本決まりとなる。
  
  今日のアドバイスを下記してみた。
   @ メインテーマはフレーズが長いので、十分ブレスをして対応。
      16分後半で息を取る時は、すばやく。

  今日は音色自体は何時もより艶っぽい感じで出ていた。
  また細かい32分フレーズも割と調子良く吹けた。


'24/9/1(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
中盤に出てくる再び主題に戻る部分のブレス位置だが、朱書きの通り、2小節前の16分休符の所で
  十分ブレスすること。主題は息長く吹く。



 ・最終小節付近のフレーズは単純に4分音符で書かれているが、装飾音(コード音)を入れて
  カデンツァ風に吹くとよい。二コレ参照。


'24/9/8(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
冒頭部で細かい指摘を受けた。
  朱書き部参照のこと。


'24/9/15(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
冒頭部の32分フレーズ、よく聞いて一つ一つの音が豊かに鳴っているか確認すること。
  それには最初はテンポを落として十分練習する必要がある。
  尚、来週は休講。


'24/9/29(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
先々週の続き。
  個人練習の時に設定した♩=50よりも遅い、♩=88(♪=44)で
冒頭部の32分フレーズを吹く。
  とにかく一音一音の音量に注意し、気が抜けた音にならないように練習。
  そして強弱(緩急)付けてフレーズを十分歌う事。


'24/10/6(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
今日は後半を吹く。
  32分の長いフレーズが2回出てくるが、以下の点に注意。
   @ 息を無駄に使わない。
   A 常にお腹の態勢を整える。(横隔膜を下に下げる)
   B 休符の所で十分息をとる。
   C 32分が密集している場所のブレスは、音をしゃくって、ブレスの時間を盗む。

  今日は、音が綺麗に鳴っていた。


'24/10/13(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
今日は自作の伴奏midi音源を使って最初、通しで吹く。演奏時間は、約7分20秒
  そんなに悪くはなかったが、2回の繰返し有りで吹いたせいもあり、後半少しバテテやや緊張感が途切れた。
   @ 16分の所でブレス後の音の発音が、ぼけることなく明確に!!
   A 後半少しバテテやや緊張感が途切れる事への対策
      ・長い休符(と言ってもこの曲は4分休符が最長だが・・)のところで十分ブレスをして顔を起こすなど態勢を
       立て直すとよい。
      ・常に腹が下に下がってることが重要


'24/10/20(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
今日も自作の伴奏midi音源を使って最初、通しで吹く。
  そんなに悪くはなかった(特に豊かに響いていて音色は良かった)が何点か注意点有り。
   @ この曲いきなり始まるので、ピアノに吹き始めの合図を適格に行う必要がある。これも練習の一つ。
   A 4分音符のタイが16分位伸びてしまうことがあり、辻褄で次の16分3連フレーズが走り出す。タイミング注意。
   B 4分休符の所で曲の流れを止めないで、次のフレーズに入るべくブレス等十分準備する。
   C 繰返すが、常に腹が下に下がってることが重要


'24/10/27(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
1回目のピアノ合わせの日
  最初テンポについての打合せなく始めたので、ピアノの人の伴奏テンポが、かなり遅く
  何時もの感じで吹けなかった。最後まで完走したが、10分以上掛かった。
  2回目からは先生が途中まで指揮してくれたので何時ものテンポで、8分位で完走した。(最終的には4回ほど吹いた)
  本番も、前の人のテンポ感のままピアノのテンポが遅くなることも考えられるので、ブレスの時
  十分腹を下に下げた状態を維持し、たくさん息を入れることが必要と思う。
  今日のポイント整理(まあ今迄何度も言われていることではあるが・・・)
   @ 繰返すが、常に腹が下に下がってることが重要
   A 全音域で音が豊かに鳴っているかを確認(@が重要)
   B 細かい32分音符フレーズは、そんなに問題なく吹けているが、音が鳴り難い高音域のファ#が出てくる
      32分音符フレーズの連続は、何時吹いても問題ない状態まで十分練習する必要があると感じた。


'24/11/3(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
2回目のピアノ合わせの日
  今日は最初から、お互いのテンポ感が合い、制限時間ギリギリの8分10秒位で完走した。
  今日のポイント整理
   @ 最初の4小節の出来いかんで、その後の出来が左右される。出だしを十分練習せよ。
   A 32分音符フレーズは、前半4つは弱く、後半4つを強く吹くと、弱・強の連続になり流れる感が出る。
   B 繰返すが、4分休符の所で曲の流れを止めないで、次のフレーズに入るべくブレス等十分準備する。
   C 繰返すが、常に腹が下に下がってることが重要


'24/11/10(日)
■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第1楽章:Allegreto
 ・
発表会当日
  
午前の部の6番目の出番。
  私所属のクラスでは、午前中の出番は私一人だったので、音出しの控室も一人貸し切り状態だった。
  何時もは複数人が音出しするので、落着いて音出しする環境ではなかった。
  という訳で、落着いて音出し出来たのはラッキーだったと思う。
  さて調子はどうだったかと言うと、控室も本番も良かったと思う。
  本番も目立ったミス無く、音も十分響いて綺麗だったので気持ちよく吹けた。
  先生の評価も好評だったが、最後の終わりのシの音程がやや低かったと言っていた。
  最後の最後で疲れが出た感じではあった。


'24/11/17(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.11-B Minor: Allegro non troppo. M.M = 116
 ・跳躍を滑らかに吹く練習曲
  中域のシから高域の#ファ等の跳躍を滑らかに吹くのは、そう簡単ではない。
  ハーモニックスの要領で唇の形の変化だけで、出来るだけ無理押ししないで吹くと良い。

■ エマニエル・バッハ作曲 ハンブルガ・ソナタ
   第2楽章:Rond Presto
 ・
時間制限で発表会では吹けなかった第2楽章を久々に吹く。最初だけだが・・・
  以下に冒頭の装飾音の処理(奏法上の注意)について朱書きで示した。


'24/11/24(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第3楽章:RONDO Allegro moderato
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久々のデュエット
  譜読みが、ままならなかったが何とか最後まで吹いた。(合わせた)
  この曲、音符が空いている小節では、4分取りにし、混んでいる小節では、8分取りにチェンジ
  して吹けると、2ndと合わせ易くなる。


'24/12/1(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.1- 第3楽章:RONDO Allegro moderato
 ・
この楽章一応OKになる。
  次回は、No.2-第4楽章:Adagio

■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.11-B Minor: Allegro non troppo. M.M = 116
 ・跳躍を滑らかに吹く練習曲
  
16分の第3音を、しっかり吹くこと。(弱くならない)
  今日も最初の16小節位しか吹かなかった。


'24/12/8(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.11-B Minor: Allegro non troppo. M.M = 116
 ・ベース音と導音を意識して吹くと曲が流れる。
  今日は最後まで完走。調子は良かった。
  OKになる。


'24/12/15(日)
■ クーラウ 3つのデュエット Opus80より
   No.2- 第4楽章:Adagio 及び第5楽章:Allegro con brio
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第4楽章:Adagio
  減和音と時々非協和音を使用した何か不思議な雰囲気(響き)を持つ曲。
  まあ一応okになる。

 ・第5楽章:Allegro con brio
  最初の22小節くらいを2NDと合わせて吹いてみたけど、後半の16分のタンギングが
  結構大変。まあ形にはなったが・・・(下譜例には出てない。)


'24/12/22(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  
No.12-G# Minor: Presto molto. M.M = 138
 ・#5つの嬰ト短調の関係でダブルシャープが頻繁に出てきて譜読みがやや面倒。 
  冒頭のadirato(アディラート)は怒ったようにという意味。
  アーティキレーションがスタッカートになっているが、短過ぎないように。
  スタッカートで吹いても、長い音で吹いた時の良い音色を崩さないこと。

 ※ 今年も、これで年内のレッスンは終了。来年の初レッスンは、2025年1月12日(日)です。


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