● 2023年度のレッスン日記

'23/1/8(日)
■ 
デュエット曲
  「Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.V1. Op.101
  Based on Quortet, Op.17,No.6 ハイドン作曲                       
  1楽章:Presto
 ・これはハイドン作曲「弦楽四重奏」が元になっているデュエット曲
  Presto指定だが曲想から言って、そんなに速くなくてOK
  最初から2ページ分まで吹く。
  1楽章は長く後2ページあって2楽章のMenuettoへ移る。
  殆ど初見だったがまあ問題無く吹けた。
  ただ8分の前に付く装飾音は素早く入れ後の8分が短くならぬように注意。

■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.21:
Presto
 ・ニ長調(D major/ D dur)の練習曲
  
最初の21小節位まで吹いてみた。
  途中に出てくる低域#ファ→ #ドの移行運指は、正規の運指では困難なので
  最初から右手小指を、#Cキーにしておく。これで楽になるが、その後は小指を
  元の位置に戻す必要がある。
  ベームの曲は、これがあるからやっかいで難しい。


'23/1/15(日)
■ クーラウ作曲 序奏とロンド OP98a
 ・Introductionから、Rondoに入り、第一主題が終わる、90小節目まで吹いてみた。
  所々、先生のフルートによるピアノパートの伴奏に合わせる練習もした。
  尚、序奏とロンドのカラオケは、ずいぶん前に自前で作成してあるので、来週からでも
  それを活用してみようと思う。
  Rondoの部分は、基本8分系(6/8拍子)のリズムパターンのまま進行するので、そのリズムバリエーション
  に乗っかって旋律が流れる必要がある。

  <注意すべきポイント>
   @ 去年末のレッスンの時も注意されたが、符点4分+8分(タイ連結)の長さを正確に伸ばし、その後の8分2つ
      が短くならないように注意する必要がある。
   A 4分-8分で1拍のパターンも同様で、4分が長く(8分が短く)ならぬように注意する必要がある。
   B 符点8分+16部x3で1拍のパターンも注意。
      これは最初8分1拍取りで正確に吹けば難なく吹ける。
      次に8分x3= 1拍取りにして最初の、符点4分が長く(後の16分x3が詰まった感じに)ならぬよう注意する必要がある。

   ※ 16分x6で1拍のパターンは問題無く吹けている。


'23/1/22(日)
■ 
デュエット曲
  「Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.V1. Op.101
  Based on Quortet, Op.17,No.6 ハイドン作曲                       
  1楽章:Presto
 ・
この曲は2度目のレッスン。
  殆どOKだが、細かい注意を受けた。
   @ 6/8拍子で陥り易いリズム取り
      4分+8分のパターン→ 4分が長く8分が短くならぬように。
   A HAYDNの時代の装飾音の処理は前に出す(前の音符から盗む)

■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.21:
Presto
 ・ニ長調(D major/ D dur)の練習曲
  
13小節から吹き始め、運指(低域#Cを基音として進んで行くパターン)と譜読みが大変な17〜22小節へと
  進み、26小節目間まで吹く。
  今迄、16分x3+16分x3のリズムが27小節目からは、前者の16分x3の末尾の16分と、後者末尾の16分が
  スラー接続された形のリズムに変化する。
  ここはそのスラーの掛かったところを少しアクセントにして吹くとリズムが取り易くなる。

■ クーラウ作曲 序奏とロンド OP98a
 ・15小節のピアノ演奏が終わった後の第2主題が始まる所から、139小節目まで吹いてみた。
  特に問題無しに吹けた。


'23/1/29(日)
■ 
デュエット曲
  「Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.V1. Op.101
  Based on Quortet, Op.17,No.6 ハイドン作曲                       
  1楽章:Presto
 ・下譜例の@だが、1stだけ吹いても全然イメージがつかめない。(混沌と流れる感じしかしない)
  2ndとの絡みで曲が成立している。
  また基本、Dmajorから始まり、Amajorに移調しているが途中でも細かく移調が行われている。
  タイが掛かっている箇所のリズムが正確でないと2ndと合わなくなる。
  掛け合いの場面も多々あるのでよく聞くことも大事。

■ クーラウ作曲 序奏とロンド OP98a

 ・上譜例@のテーマが始まる前のフィルインぽいフレーズの最初の低域ミの音は、あまりにタンギングを
  意識すると出にくい音なので失敗する可能性が高い。
  腹で押す感じで吹くと上手く行く。
  この小節間のフレーズは、結構感傷的な良い感じなので、その雰囲気を出せると良い。

 ・移調してからのAは、1stが、ゆったりとメロディを奏でている裏で、ピアノは16分の細かい音形
  を弾いているので、正確なリズムキープが必要である。


'23/2/5(日)
■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.21:
Presto
 ・ニ長調(D major/ D dur)の練習曲
  先々週と同じ
13小節目から吹き始め、運指(低域#Cを基音として進んで行くパターン)と譜読みが大変な17〜22小節へと
  進み、26小節目間まで吹いた(先々週はここまでだった)後、リズムが変わる27小節から4小節間吹く。
  この後は最初の部分と同じアーティキレーションのテーマに戻った後、暫くアルペジオフレーズが続き、フィナーレへと進む。
  殆ど後半部分は個人練習でも吹いていなかったが何とか吹けた。
  この練習曲一応OKになる。

 ・13小節目からの、タンギング・スラー x 2のリズムだが、譜面通り、16分 x 3= 半拍 x 2としてリズムを取った場合と、
  8分1拍(16分= 1/2拍)としてリズムを取った場合を比較すると吹いている感覚も聞こえ方も微妙に違うが、
  譜面通リに吹いている。

■ クーラウ作曲 序奏とロンド OP98a
 ・今日は、先週やった245小節の後(246小節目)から最後まで吹く。
  余りというか殆ど後半部は吹いていなかったので、譜読み(特にトリルのところ)
に苦労したが何とか
  吹き切った。
  来週は通しで吹き、上手く行ったら次の曲ということになりそう。
  何にするかは未定。


'23/2/12(日)
■ 
デュエット曲
  「Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.V1. Op.101
  Based on Quortet, Op.17,No.6 ハイドン作曲                       
  1楽章:Presto
 ・
先週と同じ所から最後まで吹く。
  長調から短調に移調し最後は明るく長調に戻り終結する。
  特に問題無くOKになったが、装飾音符の記譜について復習の意味で以下の様な説明があった。
  (これは、アルテ第2巻にも書かれている。)

 <装飾音符の記譜について>
  @ 小さい音符に斜め線が有る場合
     短前打音と言う。
      ・極めて速く打音する。
       殆ど拍と同時で、アクセントは主音にある。
  A 小さい音符に斜め線が無い場合
     長前打音と言う。
      ・主音の前に小さい音符で示される。
       基本は、小さい音符の長さ(4分は1拍・8分は半拍)で打音し、主音の長さは、その分短くなる。

■ クーラウ作曲 序奏とロンド OP98a
 ・今日は、最初から最後まで吹く。
  ほぼOKだったが、もう一度来週やろうと言っていた。
  ※ 小節の頭が4部休符+8分で始まるフレーズが多々出てくるが
     符点4分= 1拍でカウントした場合でも、最初の2個の8分を感じて吹かないとカチッとリズムに合わなくなる。

 ・自作のカラオケ音源が有るのでスタジオ練習の時に使ってみることにした。


'23/2/19(日)
■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.22:
Allegro
 ・ロ短調(B major/ H moll):オクターブ跳躍の練習曲
  
これよりもインターバルの広いダブルオクターブの練習(マルセルモイーズ著)を、
  ずいぶんと長くやっているせいで、割と楽に吹けた。
  ちょっとアパーチャが広いまま低域を吹いた感があって若干粗い感じもあったが、OKになる。

■ デュエット曲
  「Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.V1. Op.101
  Based on Quortet, Op.17,No.6 ハイドン作曲                       
  2楽章:Menuetto
 ・3拍子のメヌエットであるが、3つ一組と考え1小節1拍取りで吹くと乗りが出る。
  そうカウントして吹いてみた。
  これはそう難しい曲ではないのでOKになる。


'23/2/26(日)
■ エネスコ作曲 カンタービレとプレスト
   第1楽章:Andante ma non troppo
 ・21年前に別の先生にレッスンを受け発表会でも吹いた曲。
  バイオリニストであるエネスコが書いたフルート曲であるが、1,2楽章ともに最低域から始まる。
  また非常に情熱的な曲想で、表情をどう音として表現するかが今回のテーマ。
  今日は最初の数小節しか吹かなかったが、その辺に留意しての約1時間ほどのレッスンとなった。

 ・最初の出だしから指が大変。
  下譜例に朱書きで書いたが、♭ラ→ ドの移行は、右小指を離して吹いても問題無いので離す。
  そうするとドへの移行が容易になる。

 ・表情表現については、譜面に細かい指示があるので、そのニュアンスを頭の中に入れて吹くこと。
  これも下譜例に朱書きで示した。


'23/3/5(日)
■ 
デュエット曲
  「Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.V1. Op.101
  Based on Quortet, Op.17,No.6 ハイドン作曲                       
  3楽章:Allegro
 ・ちょっと風変わりな感のある曲想だが、2ndと合わせると、可愛らしい曲になる。
  最初から2ページ分を合わせたが、特に問題無し。

■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.23:
Allegro
 ・ト長調(G major/ G dur):アーティキレーションの練習曲
  
最初の数小節しか練習してなかったが、最後まで完走した。
  今日はアンブシュアの調子が良かった。割と楽に吹けた。
  ただ、フレーズとフレーズを繋ぐ長目のクロマティックスケールの所の吹き方だが、さり気なく
  スムースに吹かないと曲との関連付けが薄れ、聞き手には何を吹いているか判らないという
  ようなことが起きるので注意を要する。
  まあこの曲は、OKになる。


'23/3/12(日)
■ エネスコ作曲 カンタービレとプレスト
   第1楽章:Andante ma non troppo
 ・一応部分的ではあるが、通しで吹いた。
  
表情表現については、譜面に細かい指示があるので、そのニュアンスを頭の中に入れて吹くこと。
  またダイナミックスの変化も結構激しい(mP< sf等)ので、生き生きとした表情表現を目指して吹くと良い。
  これも下譜例に朱書きで示した。


'23/3/19(日)
■ 
デュエット曲
  「Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.V1. Op.101
  Based on Quortet, Op.17,No.6 ハイドン作曲                       
  3楽章:Allegro
 ・後半、Amajorに移調した所から最後まで吹く。
  特に問題無しだが、下譜例Aの、アルペジオ風フレーズだが、ここはちょっと吹きにくかった。
  朱書きのようなコード進行になっているので、これを頭に入れて吹けば運指が楽になる。
  この曲はokになる。

■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.24:
Vivo
 ・ホ短調(E minar/ E moll):跳躍の練習曲
  後半、E minarから、E majorに移調する手前まで吹く。
  オクターブ以上の急激な下降跳躍なので非常に難しいが、今日はアンブシュアが比較的安定していたのか、
  結構、楽に吹けたと思う。


'23/4/1(土)
■ エネスコ作曲 カンタービレとプレスト
   第1楽章:Andante ma non troppo
 ・今日のレッスンは、先生の都合で1日前倒しとなった。

  今日は表情の付け方中心のレッスンとなった。
  また連譜とか、32分音符・64分音符のジェットコースター的フレーズを吹く時のアドバイスも受けた。
   @ 5連と6連が混在しているフレーズでは、割切れる6連(3+3)をカウントの基準にして、5連を吹く時は、
      3+2と考えて吹くと良い。
   A 64分の下降音階的フレーズは、8個1固まりに区切って吹くと吹きやすくなる。


'23/4/9(日)
■ 
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  
FROM DUETTO No.W
   Wilhelm Friedemann BACH作曲                      
  
Presto  冒頭部分

 ・
W.F.BACHは、バッハの長男。
  全体的にバロック的な雰囲気を感じさせないちょっと風変わり(モダン)な曲と感じた。
  3連中心のリズムなので、符点8分+16分の所のリズムは、3連リズムに置換えて吹く。
  まあ何とか完走しOKとなる。

■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.24:
Vivo
 ・ホ短調(E minar/ E moll):跳躍の練習曲
  後半、E-Durに移調した所から最後まで吹く。
  分散和音で展開する箇所は割合容易に吹けるが、音が飛んでいると速く吹くのが難しくなるが、何とか吹けた。
  あと、3連リズムを常に頭に刻んでおかないと、音符が空いた(符点4分・4分)時に譜読みの勘違いで音長ミスを招く。
  まあこの曲も一応OKになる。
  これが最後の練習ピースだが、未だ難題のNo.1が残っている。(当初No.1は抜かして、No.2からスタートしている。)


'23/4/16(日)
■ オーミングアップ
 ・今日は代講の先生によるレッスンとなった。
  唇周辺の筋肉のトレーニングとして、ハーモニックスを行った。
  ハーモニックスは、基音から第1倍音〜 第n次倍音と順に吹いた後に、逆に下降するパターンも試した。
  下降の方が格段と難しくなるが、(特に下の方の倍音に戻った時)何とか吹けた。
  後、全て倍音をつかってスケールを吹くのも試した。

■ Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.T
  Based on Sonata in B, K.378     MOZART作曲             
  第
1楽章 Allegro moderato

 ・
原曲はバイオリン・ソナタ K.378。
  
1楽章の最初のリピートの所まで吹いた。
  初めて合わせたが、音色がマッチしてたせいか綺麗に響いていたと思う。


'23/4/23(日)
■ 練習曲
  ベーム 24のカプリスより
  No.1:
Vivace.
 ・ハ長調(C major/ C dur)の練習曲
  
最後に残してあったNo.1を吹いた。
  最初の数小節しか練習していなかったが、一応最後まで吹いた。
  低域でうごめくフレーズが多いので、指も唇も大変だが、このところハーモニックスをやっているおかげか、割と楽に
  音が出ていたように思う。

 ・中間部にちょっと怪しげな響きのコード進行のところがある。
  減音程が使われている。
  コード進行は、たぶんD♭dim(C#dim)→ G7の繰返し。
  指も大変だが、おもしろみのあるフレーズである。

 ・後半部だが、ここはコードチェンジ無しで、Cのまま終わりまで進行する。
  ただ、拍の前の音が必ず1音高い音になっている。
  そこにアクセントを付けて吹くと吹きやすい。
 

 ・この練習曲は一応OKになる。 230514
  来遊から練習曲は、アンデルセン OP.15をやることになった。


'23/5/14(日)
■ エネスコ作曲 カンタービレとプレスト
   第2楽章:Presto
 ・音楽作り(表情表現)等についてアドバイスがあったので、
下譜例に朱書きで示しました


'23/5/14(日)
■ エネスコ作曲 カンタービレとプレスト
   第2楽章:Presto
 ・
中間部から後半にかけて少し吹いた。
  印象に残ったアドバイスを下譜例に朱書きメモしといた。


'23/5/21(日)
■ 
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.T
  Based on Sonata in B, K.378     MOZART作曲             
  第
1楽章 Allegro moderato

 ・
1楽章の最初から、Gm(短調)に転調した数小節まで吹いた。
  特に問題無し。
  この曲、Cから始まって、G→ Gm→ Dm→ ・・・と転調が頻繁に行われているので、その響きの
  変化を感じて吹くと良い。


'23/5/28(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.1:
Allegro moderato. M.M ♩= 112
 ・ハ長調(C major/ C dur)の練習曲
  
下譜例は、今日吹いた部分を示す。
  このようなアルペジオ的フレーズが、コードチェンジしながら進行する。
  A4で2ページあるが、最初にこの練習曲の構成を理解しておくと、吹き易くなる。
  この冒頭のフレーズが途中で2回ほど、導入部の減音階的フレーズの後に再度登場してくる形になっている。
  とは言っても低域が頻繁に出てくるなど難易度は高い。
  コード進行を覚えてしまえば、さらに吹き易くなると思う。


'23/6/4(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce 及び、第3楽章 Allegro
 ・そろそろ発表会(10月29日)の曲を決めないと・・・
  今のところの候補曲は、このBWV1032か、クーラウの序奏とロンド。
  たぶんこのBWV1032になる見込み。
  ちょっと吹いてみた。

 ・調べると、この曲はずいぶん前(2017年7月)にレッスンを受けていた。
  発表会で吹いたバッハのソナタは、BWV1030だけで、この後、このBWV1032のレッスンを受けている。
  
第2楽章 Largo dolceは、Amの哀愁を帯びたいい感じの曲
  第3楽章 Allegroは、Aの明るい曲想

 ・このソナタも、BWV1030と同様「フルートとオブリガード・チェンバロの為のソナタ」という形式で書かれているので
  双方、絡み合いながら進行する。
  
 ・第2楽章での注意点としては、タイが付いている音が長くならない様にしないと、裏で細かく16分で動いている
  ピアノと合わなくなるという点。(結構このパターンが頻繁に出てくる。)


'23/6/18(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第3楽章 Allegro
 ・発表会(10月29日)の曲は、大変だけどこれに決まり。演奏時間は約10分になる見込み。
  尚、今年はコロナも一段落したので時間制限は無くなった。

 ・ポイントのみメモしとく。
  ピアノとの絡みで、同じようなメロディを追いかけっこしているような小節が、2度ほど出てくる。
  下譜例の、@とAを参照の事。



  先々週も書いたが、タイがついている音が伸びてしまうと、もうそこで曲がバラケテしまうので注意を要する。
  出来れば大きく1小節1拍取り(符点4分取り)でカウントしたいところだが、ここだけは、8分取りにした方が安全だと考える。


'23/6/25(日)
■ 
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.T
  Based on Sonata in B, K.378     MOZART作曲             
  第
1楽章 Allegro moderato

 ・1楽章のGm(短調)に転調した
ところから最後まで吹く。
  最後の2ページ程は、殆ど初見状態だったが何とか合わせて吹けた。
  次回は、2楽章の予定。

■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.1:
Allegro moderato. M.M ♩= 112
 ・ハ長調(C major/ C dur)の練習曲
  
一応最後まで吹けた。
  唇の調子は良かった。
  次回は、No.2-Amの予定。


'23/7/2(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.2:
Moderato. M.M ♩= 100
 ・イ短調(A minor/ A moll)の練習曲
  20小節ほど吹く。
  16ビートの練習曲。8分+16分+16分のパターンと、16分x4のパターンが連結されて
  出てくるが、16分x4のパターンが速くならぬよう注意すること。

 ・下譜例の朱書きで示した部分は、半音階ではない。
  #レ〜 シまでは、#5つの、 Bmajorスケールである。

■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第3楽章 Allegro
 ・一応最後まで吹く。
  低域で吹くケースが多いので、中域・高域に移った時にアパーチャが緩み過ぎていると締まった音にならない。
  今日もハーモニックスは調子良かったが、油断すると唇のコントロールが甘くなる時が、たまにあるような気がする。
 ・今年はコロナも一段落したので時間制限は無くなったと思っていたが、案内をよく読んだら、8分の制限は
  変わってなかった。但し先生と出演者だけでなく、お客さんも入れるそうだ。
  と言う訳で、3楽章はやや速めに、♪= 152程度で吹くことになった。


'23/7/9(日)
■ 
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.T
  Based on Sonata in B, K.378     MOZART作曲             
  第
2楽章 A
ndante sostenuto
 ・Am(短調)に転調した
ところまで吹く。
  メロディ系と、伴奏系のリズムパターンが異なるので、吹く前から不安感があったが、
  吹き始めたら、そんな気にする程では無く、綺麗にハモッテいた。
 ・この曲やたらと細かい装飾音を多用しているので慣れるまでちょっと大変そう。
  遅いテンポの中で細かい音形に乗る練習にはなる。

■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo de dolce
 ・最初のデュエットで時間を取られてしまったので、ほんの数小節しか合わせられなかった。
  ゆっくりテンポの注意点として、だんだんとさらに遅くならぬようにインテンポを守る事。
  というかあまり遅いテンポ設定にしない方が良いかも。


'23/7/16(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.2:
Moderato. M.M ♩= 100
 ・イ短調(A minor/ A moll)の練習曲
  相変らず
16分x4のパターンが速くなりがちだったが、何とか最後まで完走。
  この練習曲は一応OKになる。

■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第3楽章 Allegro
 ・
ポイントのみメモしとく。
  ピアノとの絡みで、同じようなメロディを追いかけっこしているような小節が、3度ほど出てくる。
  ここは、大きく符点4分1拍で取るが、頭の中では8分1拍で細かくカウント感じて吹かないと
  ピアノに引きずられる可能性がある。(譜例は、230618の記事を参照の事)


'23/7/23(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第3楽章 Allegro
 ・ポイントのみメモしとく。  
  下譜例の通リ、2度ほどシンコペーション・フレーズが出てくる。
  細かく16分で進行している所は、符点4分1拍で大きくカウントしてもズレることはないが、
  このように小節間で間延びしているところでは、短くなったり長くなったりしがち。
  ここは、8分1拍取りした方が安全。


'23/7/30(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第3楽章 Allegro
 ・
ピアノのバックで、長目(2小節)のトリルをしている個所が、3度ほど出てくるが、ここは
  8分1拍取りでカウントした方が安全。
  16分主体のフレーズは、大きく1小節1拍(符点4分1拍)でカウントしても問題無い。
  随所随所切替えてカウントする方針でいる。


'23/8/6(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce
 ・3拍以上の伸ばしの有る小節が頻繁に出てくる。
  集中してカウントを忘れずに!!
 ・最後の2小節は特にリタルダンドしない。
  最終小節はピアノのメロディ主体で終わるので、それに合わせてミの伸ばしをすれば良い。
  その前からリタルダンドはしない。
  ニコレのCDのテンポだと、3分06秒

  第3楽章 Allegro
 ・一応先生のフルートによる伴奏パートと一緒に最後まで通しで吹く。
  テンポは、ニコレのCDより遅め。
  この曲とにかく音の密度が濃く長いので、後半ちょっとバテテ息が十分に出ていなかった。
  腹筋の強靭さなどタフさが必要と感じた。
  先週言われたことは、ほぼクリアしてた。
  ハーモニックスを一息で吹く練習を繰返しするといいかも。
  それと集中力をもたせる訓練も必要。
  とにかくバッハの曲はパワーを吸取られる感じがする。
  
ニコレのCDのテンポだと、4分37秒
    今回の発表会の時間制限は8分なので、この位のテンポで吹かないとオーバーする。


'23/8/20(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第3楽章 Allegro
 ・ポイントのみメモしとく。  
  
@ ♪ ♪ ♪ -> ラのトリルは、上のシから、シラ#ソラ -> 2箇所出てくる。
    #ソ ラ シ
  A バッハの曲は特にアーティキレーションを明確に吹くこと。

 ※ 今日は割と先生のフルートによる伴奏パートとほぼ合わせることが出来た。
    個人練習の成果が出たと言って良い。


'23/8/27(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce
 ・先生が、iPoneで検索した、この楽曲のカラオケ音源に合わせ吹いてみた。
  まあテンポはラルゴなので問題無い。
  <注意点>
   @ ピアノのメロディの裏で長い伸ばし(中域e音)を吹いている箇所は、アパーチャを高域を吹く時のように
      狭めて省エネ奏法で吹くと良い。
   A 低域に長く漂っている箇所が多いので、中域に移った時に、そのままのアンブシュアだと
      音がボケる危険性がある。

  第3楽章 Allegro
 ・この楽章のカラオケもあったが、ややテンポが速いので、使うは断念した。(来週自作のカラオケを持参する予定)
  そこで今日は、メトロノームを使って吹くことになった。
  と言っても普段私がやっている方法とは違う先生独自の方法で行った。
  それは、メトロノーム出力をアンプで増幅し大きな音で鳴らすというもの。
  本体の音量だと細かい部分で合っているのか否かの判断が、あいまいになりかねるからだ。
  ドラムスの隣で吹いているような感覚になる。
  いきなり速いテンポからでなく、少し落としたテンポから練習することになる。(この曲はとにかくピアノと合わせるのが大変)
  最終目標は、152bpmだが、132, 138. 144, 152bpmと少しずつアップさせながら吹く練習をしてみる。

  ・中域から低域に下降していった時のタンギングが暴れない事。
  遅いテンポにしてテヌート気味にタンギングをしてみる。 腹も使って切る。
  そうすれば速いテンポにした時に丁度良い長さのタンギングになる。


'23/9/3(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce
 ・自作のカラオケ伴奏に合わせて吹いてみた。
  ラルゴだが、やや速めのテンポでトータル演奏時間=3分00秒
  今日の調子は、いきなり吹いた割りには、音も良く出てて調子良かった。
  注意すべき点は、休符の後のフレーズの頭が若干遅れることがある位だった。

  第3楽章 Allegro
 ・
自作のカラオケ伴奏に合わせて吹いてみた。
  テンポは目標の♪=152bpmより少し遅い144bpmで
トータル演奏時間=5分00秒(2楽章とトータルで8分)
    最初は先生と一緒に最後まで吹いてみた。
  伴奏より、持たれ気味になると絶対合わない。
  ピアノ伴奏を先導する位のテンポの切れが必要。
  注意すべきワンポイントメモを以下譜例に示した。
  赤線で示したフレージングなので注意すること。
  各フレーズの終わりで軽くプレス。


'23/9/10(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce
 ・
注意点を列記
  @ ブレスは瞬時に、たくさん(腹の支えを常に意識)
    そうしないと次の頭が遅れる。
  A 以下譜例のトリルについて



    最初のトリル(手書きの波マークに縦線)は、1回のトリルで、下を潜る。つまり、#ド・シ・#ド
    ちなみに、縦線が無いと、上を潜る。つまり、レ・#ド・レ
    次のトリルは、全打音を含めて全て8分で分解して、♪ ♪ ♪ ♪ と考え、2,3目の、1拍分が
    トリルとなるように吹けばよい。

  第3楽章 Allegro
 ・
注意点を列記
  @ テンポが速いので常に集中してカウントを!!
  A ブレスの時間も短くなるので、さらに腹の支えは重要
  B 後半の一部(178〜 180小節)であるが、アーティキレーションを変更した。


'23/9/17(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce
 ・注意点を列記(今日は代講の先生によるレッスンとなり、一部ピアノ伴奏してくれた)
  @ 
遅いテンポなので、8分1拍でカウントしても、構わないが、あまりにも杓子定規に吹くと
     曲の流れが滞るので、大きな拍を感じることも大切。
  A 低域から中域に移った時、余りにもガナルのはまずい。響きに重点を置くこと。

  第3楽章 Allegro
 ・
注意点を列記
  @ アーティキレーションを明確に、ハキハキと吹く
  A アクセントの位置に注意。頭の場合と、お尻の場合がある。


'23/9/24(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce
 ・注意点を列記
  @ 8小節〜 9小節にかけての、長いミの伸ばしの所は、カウントだけでなく、ピアノの16分フレーズを聞いて
     合わせる事。自分だけのリズム(カウント)だけに合わせても相手がいる事なので・・・
  A ただ小節単位で、音を並べて吹ていたのでは、フレーズの流れが止まってしまうので、どこに向かって
     吹いているかを意識してフレージング感を大切に吹く事。

  第3楽章 Allegro
 ・
注意点を列記
  @ カウントを取る時に、3/8(♪♪♪)拍子の刻みが、途中で速くなる時があるので注意する事。
  A 後半の一部(168〜 169小節)であるが、アーティキレーションを変更した。


'23/10/1(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce
 ・注意点を列記(自作のカラオケに合わせて吹く)
  @ 特に問題点(指摘事項)は無く上手く吹けた。

  第3楽章 Allegro
 ・
注意点を列記(自作のカラオケに合わせて吹く)
  @ 16分x8で、頭が16分休符になっているパターンが多く出てくる。
    ここは、8分取りでカウントした方が安全。
    符点4分取りだと、16分休符を正確に感じるのが難しくなる。(慣れかもしれないが・・)
    これは、タイで連結されている16分も同様で、ここは16分ぶんだけブレスして裏拍から出るようにするとズレない。

  A 冒頭はピアノの前奏が、8小節あって、その後にフルートがメロディを吹き出す。
     そこと似ているのだが、後半にも同じようなパターンが出現する。
     209小節からピアノの間奏が形を少し変えて、6小節間あり、途中から割り込むようにフルートがメロディを吹き出す。
    この違いを把握してないと間違いを犯す。今日はここで一瞬止まってしまった。


'23/10/8(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce 及び
、第3楽章 Allegro
 ・今日はピアノ合わせの1回目
  最初は緊張で、途中喉がカラカラになったり、ツバが過剰に出るなどして吹きずらくなったが、
  そんなに悪くは無かった。

 ・注意点を列記
  @ ブレスは瞬時に、たっぷりと取る事。
  A テクニカルなことは置いといて音楽のことだけを考えて吹く。
  B 常に腹を下に下げる。


'23/10/15(日)
■ 曲
  J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce 及び
、第3楽章 Allegro
 ・今日はピアノ合わせの2回目
  2楽章は、ほぼ問題無し。
  3楽章は以下の注意点を参照のこと。(今日はピアノとのタイミング的な問題は特に無かった)

 ・注意点を列記
  @ ブレスは瞬時に、たっぷりと取る事。これ大事!!
  A 曲が長いので、途中で息が浅くなって、音が十分響かなくなるが、短い休符のところでも
     腹を下に下げて口から瞬時に息を取る事。
  A 所々に、長目の休み小節がある(と言っても殆ど無いが)ので、そこで態勢を立て直すと良い。


'23/10/22(日)
■ J.S.バッハ: 「ソナタ イ短調・イ長調 BWV1032」
  第2楽章 Largo dolce 及び
、第3楽章 Allegro
 ・今日は、発表会の日。
  コロナが5類に移行後、感染者が減少してきた事もあり、規制が解除され今回は通常の態勢に戻った。
  
出番を待ち、出番になったら客席から舞台へ上がるスタイルから、出番の2〜 3人前になったら、
  舞台袖の控室に用意されたスチール製の椅子に座って出番を待つスタイルに戻った。
  やはり、出番直前の、前の人が舞台で演奏している音を聞いている時が、一番緊張する。

  出番は、33人中の26番目で、14:30の集合で、15:00位の本番となった。
  舞台袖の控室に移る前までは、他のレッスン室で、殆ど休み無しに音出しをしていた。
  ちょっと吹き過ぎかなとも思ったが・・(体力を消耗するのが、やや気にはなった。)
  複数人が同時に吹くこともある為、集中して音出しすることは難しい環境ではある。
  
控室での調子は割りと良かった。今迄で1番良かったかも。

 ・さて本番の出来だが、緊張(上がり)による弊害(ブレスが深く取れない等)はあったが、
  2楽章は、細かいミスはあったが本番でこれだけ出来れば良いレベルで吹けたと思う。
  特に、練習中に時々起きていた、レの運指の時、右手小指の位置が微妙にズレて他のキーに触れ
  音が痩せる事があったが、それは本番では起こらなかった。
  それと、長いミの伸ばし(10拍)が途中で途切れることもあったが、ブレスが上手く行き本番では
  これもクリアした。
  表情付けも上手く出来たと思う。

  3楽章だが、ピアノ合わせの時より、8小節間の前奏のテンポ設定が遅かったので最後まで乗れなかった感があるが、
  何とか無事完走した。
  後半のピアノの長目(6小節)の間奏が上手く聞き取れず、割り込むタイミングが後ろにズレてしまったが
  構わず割り込んで吹いたのが良かったのか、ピアノの人もフォローしてくれ合わせてくれたので助かった。
  途中で萎えて止まってしまうことは何とか避けられたので良かったと思う。
  とにかくこの曲は、ブレスするのに必要な時間が短く、十分に多くの息を吸うのが難しくなる。
  苦しいながらも後半近くまで進んで、途中何度か、音の輝きが、くすむ場面もあったが、後半部の割込みの当たりからは
  唇も何とか復帰し、低域も無理なく吹け、高域のミに移ってからも綺麗に鳴ってくれた。
  終わりまで、無駄な力も抜け上手く吹けたと思う。


'23/10/29(日)
 ・今日は、先週の発表会の話題で盛り上がり、レッスンは残り時間で、ちょっとだけ
  以下のヂュエットを、約3ヶ月ぶり(7月9日以来)に吹いて終わった。
  
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.T
  Based on Sonata in B, K.378     MOZART作曲             
  第
2楽章 A
ndante sostenuto

 ※ 本番の緊張を和らげるには、場数を踏んで慣れることしかないようだが、現状そういう機会は
    この発表会しかないので難しい。

 ※ 来週から曲は、またフランス物に戻って「ゴーベールのファンタジー」を吹くことになった。


'23/11/12(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.3:
Allegro con brio. M.M ♩= 69
 ・ト長調(G major/ G dur)の練習曲
  20小節ほど吹く。
  
下譜例で赤丸で示した音が、メロディになっているので、その音をテヌートぎみに吹いて、他の音は
  控え目に吹くと良い。

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
余った時間で少しだけ吹く。
  最初に出てくる15連符は、8+7に分けて考え、吹くと良い。


23/11/19(日)
■ 
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.T
  Based on Sonata in B, K.378     MOZART作曲             
   (1) 第
2楽章 A
ndante sostenuto
    ・
後半部分を吹く。
     遅いテンポの中で細かい音形に乗る必要があるし、メロディ系と、伴奏系のリズムパターンが異なるので、
     やや吹きにくい感はあるが、引きずられないように注意して吹けば何とかなる。
     この曲は一応okになる。

   (2) 第3楽章 RONDO Allgro molto inC
    ・冒頭に出てくる、3/8拍子のトリルが曲者。
     最初のトリルは、8分取りで考え、ソラソラソラソ#ファソという具合に吹く。(装飾音入り)

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
譜面上に出てくる表情指定語の意味について説明があった。
   Assez lent:十分に遅く
   en animant peu:次第に速く(accal.とほぼ同意)
   a un temps:1拍取り
   pressez un pew:速く
   tres leger:とても軽く
   calme, mais bien expressif:静かに、しかし、よく表情付けて

 ・Assez lentの部分を吹く。
  ここは6/4拍子になっている。
  普通に吹けば良いが、以下のように考えてカウントすると、より流れがスムースになる。
   @ 4分が6つ並ぶので、3+3と考え、1小節2拍でカウントする。
   A 3/2拍子・2+2+2と考え、1小節3拍でカウントする。


'23/11/26(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.3:
Allegro con brio. M.M ♩= 69
 ・
後半唇が疲れてきて制御が思うように出来なかったが、仕切り直しでokが出た。
  この曲は一応okになる。

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
plus viteの部分を吹く。
  ちょっと風変わりに聞こえるフレーズだが、以下譜例に朱書きしたように考えると、少しは吹き易くなるだろう。
  後、装飾音は譜面だと主音の後ろに掛けるように書いてあるが、次の音に掛ける感覚で吹くと良い。


23/12/3(日)
■ 
Selected Duets for FLUTE VOLUME U」より
  DUETTO No.T
  Based on Sonata in B, K.378     MOZART作曲 
  第
3楽章 RONDO Allgro molto inC
  ・この3楽章、
Allgro molto部と、後半の、Allegro assai部が連結された構成になっている。
   一度Allegro assai部で落着くが、続けて、TempoT(
Allgro molto)に戻って終結する。
   装飾音の処理が、ちょっとやらしかったが他はそうでもなく、この曲は一応okになる。

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
先週の続きで、32小節目〜 42小節目まで吹く。
  この部分は、かなりテンポを動かしてアドリブ感覚で吹くようなフレーズになっている。
  かちっとしたメロディでなく、オブジェという感じ。


'23/12/10(日)
■ オーミングアップ
 ・ロングトーン
  中音の任意の音で吹く。
  最初は、どうしても吹き過ぎて無駄な息の量が多く雑音が多くなる。
  少し抑え気味にセーブし、お腹(重心)を下に下げてビブラートを付けて吹く。
  この方のが音量というか、豊かな響きの音になる。

 ・ハーモニックス
  高次に移行するに従って、唇にかなり力が入るが、息圧を上げるにはある程度はしょうがない。
  だがこのレベルを出来るだけ下げて(出来るだけ楽に)高次倍音を出せるようになるのが目標。

■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.4:
Adagio M.M ♩= 58
 ・5〜6度の音間隔がある音列をスタッカートで吹く練習曲
  スタッカートは、puという風に発音するつもりで軽くタンギングするとソフトなタッチになる。
  この時、上唇はエッジの近くに寄る感覚になる。(吉田雅夫先生の、教えらしい)

 


'23/12/17(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.4:
Adagio M.M ♩= 58
 ・
今日は、先生のレッスンの前に、控室が空いていたので、ハーモニックスと、この曲の吹き込みが
  結構いい具合に出来たので(唇の調子は良かった)、何とか最後まで完走し、この曲はokになる。

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
下譜例の通り、速いテンポの曲想(3/8拍子)の所から吹いてみた。
  高域から低域にスケールダウンするフレーズは、低域になるにつれ腹を下に下げる感覚で吹くと
  上手く行く。


'23/12/24(日)
■ 練習曲
  
アンデルセン 24の練習曲 OP.15より
  No.4b:
Adagio M.M ♩= 58
 ・
これは、既にokを頂いた、No.4の変形バージョン
  前回のは、3連で歯抜け音列だったが、今回のは、綺麗に音列が32分で4つ並んでいるバージョンなので
  こっちの方がやや吹き易い。
  スタッカートを綺麗に吹くには、アパーチャを狭めることと、エアージェットがピンポイントでエッジに的確に
  当たっていることが大事。
  今日は半分ほど吹く。

■ ゴーベール作曲 ファンタジー
   Moderato quasi Fantasia
 ・
下譜例の97小節と98小節のリズムの取り方だが、基本3/8拍子なので1小節1拍取りでカウントする。
  97小節は普通に♪♪♪に乗って吹けばよいが、98小節の8連符は、半拍の中に4つ入れて吹けばよい。
             - 3 -

※ これで今年のレッスンは全て終了した。
   今年1年で、だいぶ唇のコントロールのコツが掴めてきた。
   来年は、苦手な早いパッセージのタンギングが上手く出来るするように練習に励みたい。


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