● 2018年度のレッスン日記
'18/1/7(日)
今年の初レッスン
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第1楽章 Andante(moderato)
・レッスンの前に、呼吸についての話になる。
フルート奏者にとって呼吸(ブレス)の問題は永遠のテーマと言ってよいと思う。
吸う時よりも吐く時の方が問題になる場合が多い。
吸う時は、まあ腹式呼吸を使う。
やや体を斜めに前に倒し、口と鼻から息を吸うが、この時、横隔膜(筋)を下に下げる。
すると肺が膨らむので気圧が下がり、外気が自然に、肺の中に入る。
この時は、肺の下部に入っているが十分息を吸えている時は、背中に入る感覚があるという。
体を起こす時に、もう一度素早く息うと、下部にあった息が肺全体を満たすらしい。
吐く時は、下に下げた横隔膜が、上に上がらない(緩まない)ように腹筋を使うことになるが
これはスポーツ選手が使うのと違う部分の腹筋らしい。
この横隔膜を息が出ている間、極力緩めない(徐々に緩める)ことが長息の秘訣らしいが、
それがなかなか難しいのである。
・ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」だが、やはりフランスの作曲家の曲は飛躍が多く難しい。
アドバイスを幾つか頂いたので覚え書きしておく。
@ 7小節付近
符点16分と32分のシャフルパターンを正確に。
まずは、8分取りで吹けば、長さの関係が良く判る。
次に譜面通リ、4分取りで。
さらに、流れ重視で、2分取りで吹けるように練習。
A 26小節付近
ここから装飾音と、トリルが連続するが、まずは、骨組みを理解し、無しで、大きな流れ
で吹いてみる。
そうすると、中間に出てくる、16分のアルペジオは、流す感じで軽く吹けばよいことに気付く。
B 36小節付近
pから始まるドルチェなフレーズ。
ここは高域#ソに向かって、レガートに吹くと良い。
またビブラートも大事。
'18/1/14(日)
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第1楽章 Andante(moderato)
・テーマが終わってからの、最初の中間部。
ちょっと、おどけた感じの、19小節目のフレーズだが、1拍目最後の、32分ファは、次の、レに向けて
素早く連結しないと、何というか、躍動感が出ない。
ただここは低域での動きなので、発音が遅れる傾向にあるが・・・
ここから細かい譜割りのフレーズの連続だが、最初のテーマのテンポを維持して吹くこと。
'18/1/21(日)
■ デュエット曲
「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.4:第1楽章 Largo
・去年から何度かレッスンを受けた曲であるが、ゆっくりしたテンポで、大きく2拍取りにして
リズムを取るのが結構難しくて、出来は△ということで保留になっていた。
一人で吹く分には問題無いのだが、2ndが入ると、相手の音を聞き過ぎて、カウントが
疎かになることがある。
2拍取りと言っても、1拍の中に常に、8分が3つ鳴っていることを感じて、それに乗って吹くと
比較的、上手く行く。
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第1楽章 Andante(moderato)
・メインテーマを大きく感じてスイングする感じは、結構出てきたと思う。
今日もテーマが終わってからの、最初の中間部の話になる。
トリルよりも、後半の装飾付き16分が大事。
装飾音は、インザ・ビートで素早く。
'18/1/28(日)
■ 練習曲
ドゥルーエ
フルートのための25の練習曲より
No.25:Allegro(16分単位の、リズムバリエーションの練習曲
変ロ短調(B♭m/b mol)の練習曲)
・下譜例の通リ、シャフルのリズムパターンを主題として、16分を最小単位とした、歯抜けパターン(A、B)+
通常の8分パターンを吹き分ける練習のようだ。
Bは、スタッカートで吹けば形になる。
Aが難しいが、4つ目の16分と次の16分が短く連結するように吹くと良い。
・Dは、中域から低域への移行パターン。
フルートの低音は鳴りにくいが、力を抜いて決して押さえつけず、音が出たら最後まで、その唇のまま
再度探らないで吹くのがコツ。
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第1楽章 Andante(moderato)
・カデンツァ部の譜割りはとても細かいが、よく見ると、頭の音が半音で進行しているパターンがメインになっている。
そのことを頭に置いて吹くことが大事。
'18/2/4(日)
■ 練習曲
ドゥルーエ
フルートのための25の練習曲より
No.24:Allegro(音域が広い刺繍音中心の練習曲
ハ長調(C/C durの練習曲)
・今日は、代講の先生によるレッスンとなった。練習曲最後の、Noである。
ハ長調だが、刺繍音と半音進行が、3オクターブに渡って続く、難しい練習曲だと思う。
かなりゆっくり目のテンポにて、音色重視で丁寧に吹く。
速いテンポだと部分的に替え指でないとスピードを上げられないが、今日は通常の指使いのまま吹く。
こんだけ、刺繍音が続くと歌口が不安定になりがちだが、3点支持でしっかりと固定して吹く。
■ デュエット曲
「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.4:第1楽章 Largo+第2楽章 Vivace
・第1楽章
まあ、2拍取りだが、取っている間も、8分3個で、1拍の感覚を失わないでカウントすることが大事。
上手く行くと、そのことをあまり意識することなく、1拍の間に、3個の8分が鳴っている感覚でカウントが出来ている。
デュエットで吹くと非常に美しい曲だと思う。
・第2楽章
Vivaceの曲で、非常に速いテンポが必要だが、少し遅めのテンポで最後まで、デュエットで吹く。
最後ま通しで吹いたのは初めてだが、比較的上手く吹けたと思う。
'18/2/17(土)
※ 今日は、先生の都合で明日本番の為、前倒しのレッスンとなった。
■ 練習曲
ドゥルーエ
フルートのための25の練習曲より
No.24:Allegro(音域が広い刺繍音中心の練習曲
ハ長調(C/C durの練習曲)
・この練習曲集の最後の曲である。
個人練習で何回も吹いて指の感覚は覚えていたので、つまずくところはあったが何とか完走。
自分では、まずまずの出来だったと思う。
途中出てくるスタッカートの音価をどの位にするかは、基本は通常の半分ということだが、曲想によって
判断して吹くことが大事。
この曲の場合は極端に短くすると、変に聞こえるので、普通に吹いた方が効果的かも。
一応この曲集はこれで卒業となった。
■ デュエット曲
「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.4:第2楽章 Vivace
・3/8拍子系で、符点8分+16分3つのパターンを吹く時、最初の、符点8分が長くならないよう注意
すること。時に1拍取りした場合、陥り易いパターン。
'18/2/25(日)
■ 練習曲
ベルビギエ
18の練習曲より
No.1:Allegro
16分主体の滑らかに吹く、ハ長調(C/ C dur)の練習曲、及び、
No.2:Allegro moderato
右手小指・薬指・中指を素早く動かす、イ短調(Am/ A moll)の練習曲
※ 今日から、新しい練習曲集での練習となる。
・大きなスラーで16分が続くが、コード音と関係の無い、装飾的に入っている音(例えば最初に出てくる#ファ)
のところは重くならず軽く吹くと、滑らかに聞こえる。
・結構、低域でアルペジオ的なフレーズが長く続くので、その後の高域の音が出てきた場合、唇が低域に
寄っていると、真面に音がでないことがあるので、そこんとこ注意して吹くこと。
・No2.は少しだけ時間があったので、特徴的なトリルの部分だけを取り出し練習をした。
これは、動きの鈍い、右手小指・薬指・中指の練習。
それぞれの指間隔を広げるのが難しいし、加齢によって、次第に、水かきと呼ばれる部分の筋肉が衰え
指間隔を十分広げられなくなるのが、素早く指を動かす障害になっている。
トリルの部分は実際には上譜例にあるようにターンで吹くが、こんなに速く(64分)は難しいので、5連符で
吹くと良い。
'18/3/4(日)
※ 今日は代講(鈴木先生)
■ 練習曲
ベルビギエ
18の練習曲より
No.1:Allegro
16分主体の滑らかに吹く、ハ長調(C/ C dur)の練習曲
・大きなスラーを滑らかに吹くには、タンギング無しといっても、口の中の舌の位置が変化しないように
注意して吹くことが大事。
・アルべジオが数小節に渡って出てくるが、各コードの響き・音色の変化を意識して吹くこと。
No.2:Allegro moderato
右手小指・薬指・中指を素早く動かす、イ短調(Am/ A moll)の練習曲
・最初の8小節を見てもらった。
低域のターン音をはっきり出すためには、メロディ音の中域の音の唇(アンブシュア・アパーチャ)で
低域を吹くとよい。
何時ものことだが、低域だからといって、アパーチャが開き過ぎると締まった低音は出ないし、中域以上に飛躍
した場合、音が真面にでないことがある。
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第1楽章 Andante(moderato)
・中間部の前まで見て頂く。
全体に、強弱のメリハリを付けて吹くと良い。
クレッシェンドの先がピアノの指示になっている個所がある。
ここは、クレッシェンドしていって急に静かな感じで吹く。
'18/3/11(日)
■ 練習曲
No.2:Allegro moderato
右手小指・薬指・中指を素早く動かす、イ短調(Am/ A moll)の練習曲
・トリル(ターン)の部分だが、速度を上げる対策として、ミ・ファ・ミ・#レ・ミの頭のミを、トリルの前の音に
吸収させ、ターンとしては、ファ・ミ・#レ・ミだけにすると断然吹きやすくなる。
例えば、8分1拍で説明すると、ラ:符点8分+ミ:16分(最初の主音ラに吸収)+ターン1拍分:ファ・ミ・#レ・ミ
・この練習曲は、16分でのオクターブ飛躍があったり結構唇が疲れる練習曲だが、まあまあの出来でOKになる。
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第1楽章 Andante(moderato)
・市販のカラオケCDに合わせて吹いてみた。
最初のテーマは、ピアノのベースラインに乗って吹くと良い。
・ピアノの伴奏パターンを覚えておくと良い。
まあ現在、MIDIデータ打ち込み中なので、その点は助けになっているが・・・
例えば下譜例のような個所→ コードトーン+(フルートソロ)+8ビート
'18/3/18(日)
■ 練習曲
No.3:Allegro
種々のアーティキレーション+突然5連符、へ長調(F/
Fdur)の練習曲
・なかなか変化に富んだ練習曲だと思う。
下譜例の、9小節目から長々と続く、3対1のアーティキレーションだが、初めは良くても
途中から、3対1の、3が16分でなく3連符になりがちなので、音価正しく均等に吹くこと。
'18/3/25(日)
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第2楽章 Allegro(scherzando)
・譜例@の冒頭のテーマは、歯切れの良いスタッカートが長く続く。
ここだけ吹くなら結構速く吹けるが、タンギングで歌口っが不安定にならぬよう唇の安定化に注意。
速くなっても良い音色で吹くことを忘れずに。
またここのテンポ設定は、Aの変奏部を余裕を持って吹けるスピードに設定しないとズッコケルので
そんなに早くは出来ない。
'18/4/1(日)
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第2楽章 Allegro(scherzando)
・下譜例は後半部に出てくる、クロマティック・スケールの連続部で難関の一つである。
@の例は、3/8拍子で、32分休符の後から半音階が始まる。(@は完全な半音階ではない)
この休符の長さを正確に。
Aの例は始まりの音が半音ずつ上がっていく半音階が3回繰返されるパターン。
始まりが、16分2つで途中は16分3連、このまま最後の#ファに向かって上昇。(最後は32分で連結)
この最後の#ファが綺麗な音で吹けるよう練習すること。
'18/4/8(日)
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第2楽章 Allegro(scherzando)
・中間部のテーマ・変奏部
テーマは大きなスラーになっているが、中の音は適時タンギングすること。
変奏部は主音からミに落ちる時の音色が綺麗に響いているか確認しながら、息のスピードを落とさず
細かいターンの音も綺麗に吹くこと。
・後半部-1
まず、3回出てくる半音的フレーズのところだけ音の繋がりに注意して練習。
全体を吹く時も音価が短くなり過ぎないように、丸い音色を心掛けること。
・カデンツァ部
半音進行の主音を長く。主音の前の音を主音に繋げて吹く。
そして次第に速くすると感じが出る。
18/4/29(日)
■ 曲
ガンヌ: 「アンダンテとスケルツォ」
第1楽章 Andante(moderato))
・ アドバイスを幾つか頂いたので覚え書きしておく。
@ 7小節目の、16分と32分のシャフルパターンの後の、8分が短くならないように。
A テーマが終わってからの、最初の中間部。
ちょっと、おどけた感じの、19小節目のフレーズだが、符点8分のトリルの長さを正確に。
B Cadenzaは譜面に書いてあるが、リズムとテンポに変化をつけて感じを出すとよい。
18/7/29(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルートとハープのコンチェルトより」
第2楽章 Andantino
・4月に指の不調があり気がめいっていたせいもあって約3ヶ月の間、日記が飛んでしまった。
そのせいで、6月の発表会は出なかった。
リハビリも兼ねて最近はモーツァルトの歌曲集とか軽い感じの曲を吹いていた。
先週あたりからこのフルートとハープのコンチェルト第2楽章
Andantinoを吹いている。
スローな3拍子だが、とても美しい曲である。
譜読みで先生から一つヒントを頂いたのでここに、覚え書きしておく。
下譜例のように48小節目の譜であるが32分の装飾音が並んでいるが、ここは手書きで示したように、
ターンで吹く。
またこの場合のミの音は小指を離してもかまわない。
18/8/5(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルートとハープのコンチェルトより」
第2楽章 Andantino
・オーケストラ版カラオケCDに合わせて吹いてみた。
個人練習の時のテンポよりやや速めに設定されているせか、時々歌い過ぎて遅くなり伴奏と
合わなくなる部分もあったが、楽しく吹けた。
まだ指の方は不完全なので途中でややおかいくなる時も数回あったが、その後の補正が
出来る様にはなった。
18/8/19(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルートとハープのコンチェルトより」
第2楽章 Andantino
・最初、音慣らしということで、モーツァルトの「魔笛」からのデュエットアレンジの楽譜を吹いてみた。
何度か吹いたことがあったので、まま先生の2nd FLと合わせることが出来た。
さて本題だが、今日もオーケストラ版カラオケCDに合わせて吹いてみた。
このカラオケ伴奏CD、音は良いのだが、前半と後半で、ややテンポが揺れる。
後半速めになるが、自分は気分が乗ってきて、歌い上げたいので遅めになって合わなくなったりする。
指の方だが、吹いている内に徐々に調子が出て来たように感じる。
18/8/26(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルートとハープのコンチェルトより」
第2楽章 Andantino
・代講の先生によるレッスンになった。
モーツァルトらしく美しく吹く?ポイントを幾つか列記してみた。
@ 符点8分の後に、16分x1又は、32分x2のパターンが頻繁に出てくるが、後半の、16分x1又は、32分x2の
位置を正確に。自分はより後ろ気味になってしまうので気持ち前に出して、音価が短くならないようにする。
A 高域のファとかドは、鋭くなりがちな音なので、自分の意識の2割りかた力を抜いて(但し、お腹の差さえは必要)
やさしくタンギング("du")して吹くと良い。
18/9/2(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルートとハープのコンチェルトより」
第2楽章 Andantino
・先生のFLをバックに合わせみた。
先生はよくピアノパートをフルートで吹いてくれて、アンサンブルすることがある。
この曲にも、だいぶ馴染んできたので、ごく自然に吹けるようになったと思う。
次から、モーツァルトの協奏曲
1番:KV313より第2楽章か、協奏曲
2番:KV134より第2楽章
をやる予定。
18/9/16(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.314より」
第2楽章 Adagio
・これも、ゆっくりな楽章で、非常に美しい曲だと思う。
装飾音が頻繁に出てくるが、あまり速くしない。
16分主体なゆえ、8分が速くなりがちになるので注意。
18/9/23(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.314より」
第2楽章 Adagio
・オーケストラ版カラオケCDに合わせて吹いてみた。
個人練習の時のテンポよりやや速め(楽譜の指定は、Andante
ma non troppo ♪=108)
に設定されているせか、装飾音付き4分の後の、8分4個に入るのが遅くなったり、
ブレス後の16分に乗り遅れて伴奏と合わなくなる部分もあったが、楽しく吹けた。
この辺の、60以下のテンポは、少しのテンポ変化にも対応できるように、日々の練習が必要だと
改めて思った。
18/9/30(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.314より」
第2楽章 Adagio
・遅いテンポの曲、特にモーツァルトの曲を吹く時は、単に音の並びを忠実に吹いても曲にならない。
音の変化が不可欠。
ベターに何時も同じ強めの音量で吹くのではなく、波が寄せて、引いてを繰返すような抑揚が大事。
18/10/7(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.314より」
第2楽章 Adagio
・代講の先生によるレッスンになった。
幾つかポイントを・・
@ 音量より、2割り方、息の量を少なくして、響きと音色(柔らかさ)を重視して吹けば、それなりの
音量で聞こえると思って吹くとよい。
A スラーのところは、音の繋がりに気をつかって。
B ゆっくりしたテンポで、4分1拍でカウントした場合の、符点8分+16分のシャフルパターンで
後半の、16分の位置に注意。時々8分位置になってしまうことがある。
頭の中で、16分4つでカウントできるとよいのかも。
18/10/14(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.314より」
第2楽章 Adagio
・ピアノ伴奏の、コード変化を理解すると、旋律を吹く時の、抑揚の付け方のヒントになる。
不安定な響きのディミニッシュコード(減3和音)が効果的に使われていたりする。
'18/10/21(日)
■ デュエット曲
@ 「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.4:第3楽章 Gratioso
・指の調子も回復傾向にあるので、今日から通常メニューに戻ることになる。
但し、まだ音符の混んでいる速目の曲は、吹けないことは無いが 多少無理があるので、遅めの楽章を
選んで吹くことになる。
まずは今迄の続きで、この曲から。
特に問題のない、緩やかなテンポの、3拍子。綺麗な曲で優しめの感じ。
A 「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.5:第1楽章 Sicilliano
・シチリアーノ
最初の数小節だけ吹く。
2つの特徴的な、リズムパターンが出てくるので正確に。
一つは、最初の符点8分が、休符になっているパターンで、2つ目は、休符になってないパターン。
シチリアーノのリズムパターンは、ター・タ・ター
末尾の、8分が短くならぬよう注意。
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.313より」
第2楽章 Adagio
ma non troppo
・テンポは非常にゆっくり。
8分を1拍に数えて速めにカウントした方が、途中64分音符が出てくるので、吹きやすい。
64分音符のところは、旗を一つ取って、32分として読めばよい。(32分=16分2個分)
'18/10/28(日)
■ デュエット曲
「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.5:第1楽章 Sicilliano
・何故か、替え指を思い違いして吹いていた。
レ-#ド-レのパターンだが、#ドの時、右手は、レの運指のまま、左手は通常通リ、全指離すが、
親指を離さないで吹いていた。
これだと少し力が入ると音がかなりかすれる。出ないことはないが、まともな音は出ない。
指が気になっている昨今なので精神的に気持ち悪い。
だけど、正しい替え指で吹いたら問題無い音色で吹けたのでほっとした。
また、久々に楽器を定期整備に出した。
4Fの修理室で見てもらったら、バッド破れ掛け(左手Bキー)が見付かった。
また、頭部管内の汚れが酷く、音色に影響するので、磨いてもらうことにした。料金は、ポイントで賄えるのでGOOD!!
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.313より」
第2楽章 Adagio
ma non troppo
・先週よりかなり上手く吹けたが、後半の譜読みが今一。
もう少し情緒面を表現出来れば尚良し。
'18/11/11(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.313より」
第2楽章 Adagio
ma non troppo
・14小節付近の、美しいフレーズを吹く。
なるべくフレーズの区切りを長く取って、ブレスの回数は少な目に出来るとよい。
滑らかに柔らかく優しい感じが出せるとよい。
・21小節目から出てくるスタッカートは、極端に短くしないこと。
'18/11/18(日)
■ デュエット曲
「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.5:第2楽章 Andante
・ちょっと「小さい秋見つけた」のメロディに似ている感じの曲
特に問題はないが、なにせ初見だったもので、臨時記号の譜読みミスが数か所あった。
'18/11/25(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.313より」
第2楽章 Adagio
ma non troppo
・オーケストラ版カラオケCDに合わせ吹いてみた。
テンポは、かなりゆっくり。
結構、息が大変な個所あり。
一応、カデンツァを除いて、最後まで吹いた。
今日は、音色については調子よく、よく響いていて気持ち良く吹けた。
'18/12/2(日)
■ 練習曲
No.4:Allegro
種々のアーティキレーション+突然6連符、ニ短調(Dm/
D moll)の練習曲
・久々に、ベルビギエの練習曲に戻る。
これは初のレッスンだが、最近個人練習では、ちょっと指の調子が戻ってきたので、練習
していた。
ゆっくり目のテンポで途中まで吹く。
譜は込んでいるが、飛躍がないので、そんなに難しくはない。
しかし、譜例下の、1つズレのアーティキレーションのリズムには注意を要する。
1つズレ頭の音がテヌートになっているので、弾んだ感じになるが、ここは等しい音価で
吹くように。
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.313より」
第2楽章 Adagio
ma non troppo
・オーケストラ版カラオケCDに合わせ吹いてみた。
今回のCDは、テンポが遅めで息が大変な部分あったが、そんなに問題なく吹けた。
・装飾音の長さについて、素早く付ける部分と、主音の半分の長さで長目に付ける部分の
箇所についてアドバイスを受けた。
'18/12/9(日)
■ 練習曲
No.4:Allegro
種々のアーティキレーション+突然6連符、ニ短調(Dm/
D moll)の練習曲
・リズム癖がついているのか、先週の、1つズレ・スラーのリズムが、最初は良くても、途中から跳ねた感じ
になってしまう。
このリズムは、裏拍から表拍へ向かうスラーである。
しかし、開始の音は、タンギングから始まりなので、次の小節の頭からは、スラーの後ろの音になって
タンギング無しになる。
つまり、タ・タア・タア・タア・・・ のリズムを感じ、かつカウントしてないと駄目。
ポイントは、アの所を、アクセントにして吹くとよい。但し、タンギングは禁止。
また、8分取りで吹くと、リズムが刻みやすくなり、吹きやすくなる。
最初は、8分取りで十分練習いた方がよさう。
・新しい次の曲として、メルカダンテの、協奏曲から、2楽章をやる予定。
'18/12/16(日)
■ 曲
W.A.モーツァルト: 「フルート協奏曲
第1番 ト長調 KV.313より」
第2楽章 Adagio
ma non troppo
・今日は、代講の先生によるレッスンになった。
・先生のピアノ伴奏で吹いてみる。
今日は、全般的に、気負いが無く(というか意識的にそうしてみた。)運指も音も安定していた。
いくつかポイントを・・・
@ 最初の、soloパート
ラ|ラレシラ・・・から始まるが、レの音はラの上にフワッと浮いたイメージで、あまり強く吹かない。
A 64分音符のタイミング注意
B シ-#ドのトリルについて
低域の場合: 右手・人差し指をトリルまたは、正規の指使いで。私の場合は、前者の方が、音程がよい。
中域の場合: トリルキーを使う。
'18/12/23(日)
■ 練習曲
No.4:Allegro
16分の連続・8va飛躍+3連の優しいメロディ、変ロ長調(B♭/
B dur)の練習曲
・大きなスラーの中で、滑らかに歌えれば良いが、なかなかそうはいかない。
ゆっくり目のダブルタンギングで、ダアダア吹くと、自分の音を良く確認しながら吹けるので
細かい音でも、一音一音綺麗に吹きやすくなる感じがする。
■ デュエット曲
「テレマン作曲 2本のフルートのための6つのソナタ
OP.2」より
No.6:第1楽章 Affettuoso
・#4つなので、譜読みに注意。
特に、レに#を付けるのを見損ねて吹いている個所があったが、1人で吹いている時は
それでも、それなりに聞こえていたので、間違いだと思わなかった。
先生との、デュエットで、響きがおかしかったので気が付いた。
下譜例の、4小節目が、その個所。
それでも、この曲はokになる。
※ 今年もこれで、最終レッスン。
4月に指の不調があり、発表会を断念など、不本意な年であったが、リハビリの甲斐が有り、
今では、80%がた回復したと思っている。