● 実験テーマ38
「自作オシロ_V3のバージョンアップ」
※ 131125
一部修正更新
(小規模VUPです。電圧レンジを追加しました。)
■ 2013.9.4
・この前の、実験テーマ37をやっていて、10Vp-p〜20vp-pの
サイン波を観測する時に、今迄の自作オシロ_V3には、5.0V/D
レンジが無かったので、目盛丁度に波形レベルが合わず、
使いにくさを感じたので、5.0V/Dを追加することにしました。
・このオシロは、入力アッテネータ(ATT)と、2nd
OPアンプの
GAINの組合せで、電圧レンジを選べるようになっている関係で
5.0V/D時の、ATT値で、GAINを1倍から、5倍に設定変更する
だけで、今迄無かった、1.0V/Dも得ることができるので
1.0V/Dも追加しました。
・主な改造箇所は以下の通りです。
@ IC5の、マルチプレクサを、4052から、4051に変更
(1 対 4 x 2→ 1 対 8 x 1に変更)
A ATT比= 1/33.3を得るための抵抗(5.1k+470Ω)を追加
(右写真で、縦実装になっている抵抗が、それです。)
B ATT-Cの、セレクト信号を追加
・まずは、新プロジェクトとして扱うため、
V3.1オシロとしての回路図を、水魚堂で作成しました。
・改造部品は極僅かなのだが、抵抗とか大量にストックしている
わけではないので、必要な部品を、マルツに手配することにしました。
■ 2013.9.5
・ソフトを変更→ コンパイルOK
・早速パーツが届いたので、ユニバーサル基板を改造しました。
マルチプレクサの、4052と、4051は、見かけ上は、殆どピンコンパチに見えるのだが
細かいところで微妙にピン配置が異なっており、ことのほか、改造には手間取り
ました。
■ 2013.9.6
・デバッグ開始
なんだか、ATT切替えがおかしい。
ATT-Cを追加したのだが、どうも、ATT-CのポートRB8が入力になっているようだ。
オープンドレイン出力設定にはしたが、TRIS設定を出力にしてなかった。
いつものボンミスである。
この修正で、各レンジうまく動くようになった。
<最終回路図>
・こちらから、どうぞ→ 「Scope_V3.1_デジタル部回路図」
「Scope_V3.1_アナログ部回路図」
・131127
修正更新→ 「Scope_V3.1 アナログ部回路図」の一部を修正し、置換えました。
その背景・理由については、実験テーマ36の、冒頭(2013.7.30)の朱書きコメント
を、参照してください。
<最終ソース>
・こちらから、どうぞ→ Scope_V3.1_Soft_Ver1.03.c
※ 尚、この他に、QVGAグラフィックライブラリ(colorlcd_libdsPICVH.c,
colorlcd_libdsPICVH.h, ASCII12dot.h)
と、タッチパネルライブラリ(Touch_XT2046_Lib.c,
Touch_XT2046_Lib.h)が必要ですが、
それらは、実験テーマ31、33に公開済なので、そちらを参照してください。
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